サブカルチャーマシンガン

自分だけの「好き」を貫く為のブログ。

marble LiveTour2015『キミと僕の扉』@神戸 クラブ月世界 15.2.7

2015-02-10 | LIVE
先週の土曜日、marbleのライブを観に関西は神戸まで遠征して来ました。超久々の遠征ですよ!!








今回どうしてもこのライブに行きたかった理由が二つあります
一つは、この月世界というライブ会場は個人的に特別な思い入れがありまして
初めて遠征した時に訪れた会場でありその時のmarbleのライブが物凄く鮮烈だったんですね
「LIVE!!LIFE!!」の時に涙を流しながら歌うmiccoさんを観ていちファンとしてジーンと来たものです
要するにファン的にはある種の聖地・・・と言っては大げさかも、ですが「ここでやるなら必ず見たい」と思わせる場所
そして思わせるだけのパフォーマンスをして来た、って事なんですね。だから、活動休止前に観ておきたかった。

もう一つは、今回のツアーはリクエストライブだと言う事
つまりはきっとこの場所でしか聴けないであろう曲もある(はず)と思った訳で
休止前最後のツアーという事もあり一曲でも多く今のmarbleの音に触れて置きたかったから・・・なのでした
もっと単純な言い方をすると、ただただ色々な曲を聴きたいよね、っていう(笑
そして実に数年ぶりの遠征を決断したわけです。

セットリストに関しては久々の曲、あまり演ってない曲も多くかなり満足出来ました
盛り上がりも十分で感傷的・・・というよりはもっと笑顔で、パワフルさを前面に押し出したライブだったと思います
名曲のオンパレード状態でしたが、これらの曲をまだまだ響かせて欲しいのでこの「続き」を
またこの場所で、また違った構成で響かせてくれる日を個人的に楽しみにしています
思い出の場所で感傷に振り切らない逞しいライブを観れて、幸せでした。










さて、随分久々の遠征です
まず翌日が日曜という事もあり帰りは夜行バスと決めていたんですが
行きも夜行バスだと体力的にしんどいのでここは飛行機で短時間で行く事に
何気に飛行機に乗るのは超久々だったのでそれだけでも行く前からドキドキしていました
まあ国内なのでそんなに意気込む事もないと思いますが(笑

始発で成田空港を目指し、
ちょっとギリギリだったけど搭乗準備を済まし出発、
今はウェブでチェックイン出来るし作業も実にスムーズだしでホントに素晴らしいです
気が付けばあっという間に関西空港に到着していて、もっと利用した方がいいな。と個人的に(笑

関西に着いてから、どこか観光に行こうかな~と思ったけど
今回はなんか街をブラブラ歩いたり、適当に食事したりネカフェで休憩してる合い間に時間が過ぎて行った感じでした
ただ、以前は値段を気にして食べなかった神戸牛を今回は食す事が出来ました(笑)。
ある意味4年越しの念願、でした
何度も来てる所為か、正直遠征と言えども少し懐かしさすら感じられるのは気の所為ではないんでしょうね
もしmarbleが活動再開してまた数都市でツアーを行ったらその時こそ色々と遠征したいです(ここ数年は遠征してなかったので)
その土地その土地の雰囲気や名物を味わいながらライブを観る・・・のもこれはこれで楽しいな。と改めて思いました。

自分はと言えば、横浜育ちで今は人生の半分以上千葉で暮らしてる、関東的な人間なので
西日本の風景や空気に触れるのは兎角新鮮で言葉づかいに至っては半分くらい別世界ですよね
でもそういうのもまた遠征の醍醐味だよなあ、、、って思いつつ懐かしの月世界で開演まで待ちました。



一曲目は、二人だけで「violet」、
そしてアコギ一本だけなのにカラフルさも感じさせるギターの音色が心地良かった「アネモネ」、と
清廉とした空気を携えて始まりました 「violet」の神妙でありながら限りなく温か味が拡がっていく感覚は恍惚的でした
あのグッドメロディを再び生で味わえた事に感激しつつ、情感溢れる「アネモネ」の後は「凛」とジーンと来るようなラインナップを展開
ドラマティックでこれまたシックな「smile」を響かせた後に、自分もツイッターでリクエストさせてもらった「空中迷路」が始まりました。
人によって評価も違うでしょうけど、自分はこの「空中迷路」のメロディが一番美しくてグッと来るなあ。とずっと思っていて
それをね、活動休止前の最後のツアーで聴けた。って事自体が物凄く感無量でしたよ
だってハマったきっかけの曲ですもん。
そりゃ嬉しいさ!って事で
miccoさんのきれいで意志のこもった歌声とポストロックにも通じるバンドサウンドに兎角骨抜きにされていました
特に二番目のサビの「夢を浮かべて見ているよ」って部分に個人的にめちゃくちゃグッと来てしまって
相当の音楽的オルガズムを感じつつやっぱり最高に素敵な楽曲だな~、とこの曲への想いも新たに出来ました。
ありがとうございました。


新譜から「サイダー水に浮かんで消えた。」をしっとりと披露された後
これまたこのシングルのタイミングで(関西にツアーに)来たんだよな~と実に当箱にピッタリな「ゆらり、ふわり、君となら」を熱量たっぷりに繰り出す
そういう思い出と相俟って、かつて以上に表情豊かに進化した(歌に於ける)色の付け方も手伝って聴いてて泣きそうな気分でしたね
この曲はゆったりと聴ける素養がありながらメロも歌にもドラマが感じられるのが素晴らしいですね
そんな流れの中時折力を込めてこれまた思い出の曲「幸せは星の上」、
更に星つながりで「流星レコード」、
また更に星つながりで「星屑Tears」とこの辺のセットリストの美しさもまた良かったなあ。と思いつつ
これまた個人的に思い出深い楽曲である「青空loop」をタオル回し付きで披露、
この曲の

輝いている瞳のruby

って情景が真っ直ぐ浮かぶフレーズが大好きなのですよ
こう・・・夏の暑い日なんだけど、どこか鮮烈な印象も残す日を彷彿とさせるというか。
この日は結構歌詞が飛んじゃってたみたいなんですけど、それでもmarbleでも随一のキラーチューンであり
miccoさんのソングライティングも素晴らしい楽曲なんでこの日聴けて本当に良かったです
飛び跳ねるようなビートもまた気持ち良かった。

そのまま近年を代表するキラーチューン「水彩キャンディー」を矢継ぎ早に繰り出す
イントロの時点で場が盛り上がるレベルの代表曲に仕上がっている安定感が光っていて素敵でした
そのくらいに堂々とした佇まいの「水彩キャンディー」にタフさを感じつつ、
ある種のハイライトでもあった名曲「朝はやってくる、short filmのように。」が演奏されました。

この曲に於けるバンドの熱量、及び個人的な熱量は半端ではなく
miccoさんの歌いこなしっぷりもさることながら菊池さんのエレキギターもまた攻めまくってて
ちょっと感傷的な歌詞の内容も手伝って聴きながらまたも泣きそうな状態になってしまってました
多分演奏、歌自体のクオリティはこの日でもトップクラスに決まってたんじゃないかな~、と思いつつ
自分の背中を押してくれるようなパフォーマンスにも仕上がってて正直ありがたかった
なんか自分的に完全に歌と曲とシンクロ出来たかのような気持ち良さがありました
miccoさんも特に気持ち良さそうに歌われてたのが印象的でしたね。


久々の「puzzle」で会場をダンスホールに変えつつ、アッパーなビートが兎角気持ち良い仕上がり
そして「夢ぐも」と序盤とはうって変ってロックモードに突入、しつつ
「さくらさくら咲く」と更に高まるテンション、
会場の一体感、
エネルギーの放出もどんどんとボルテージを上げて行く中
「Lingering Fizz」という超鉄板曲にてまるでパンク・アーティストのような凄まじい盛り上がりを演出!
この曲でもって月世界をmarble色に、“誰もを参加者へ”変えて行く様は実に感動的でありました
本当に今のmarbleにとって間違いなく武器であり思い出メイカーとして鳴り響いて来てくれた尊い楽曲だと思います
会場は椅子ありで割と広々としてるんですけど、それを感じさせないくらいの一体感でもって会場を自分達色に染め上げていましたね。

その勢いのままに最後は新譜から「白と黒」、
決意と覚悟を感じさせる歌と音で最後は新譜から、っていうのもmarbleらしくて素敵でした
前曲の一体感も手伝って程良く音源以上の熱さが伝わって来るパフォーマンスが心地良かった。
そんなタフでありながら時に繊細に駆け抜けたライブも終了、
残るはアンコールのみ・・・になりました。


そのアンコール前にファンによるバースデーケーキが寄贈、
そう、この翌日の8日がmiccoさんのバースデーであり
実は去年の7日も新宿でmarbleのバースデーワンマンを観ていたのでした
おめでとうございます!!

そんな空気感を引っ張りつつレア曲である「思い出探し」を歌われたんですがこれがまたしっかりと想いが伝わる丁寧な歌唱でして
ある意味この選曲自体もバースデーのタイミングにはピッタリだったんじゃないか、と思えるミラクルが生まれていました
例えこの先違う道を辿ったとしても、
再び巡り合った時に昔の嬉しい出来事、楽しい出来事を思い出を探すかのように話合えれば、
そんな時がまた来るといいね。そんな願いも込めつつ・・・だったと思います
本当に素敵な一曲でした。この曲も聴けて間違いなく良かった。

思い出の曲「LIVE!!LIFE!!」は神戸では絶対聴きたかった一曲なのでまたこの場所で聴けて感無量でした
あの時は感極まって泣きながら歌われてましたけど、そのリベンジを果たすかのように元気一杯で弾けるような歌声を披露されていました
おセンチさを引っ張りだす必要もなくそこには今を全力で駆け抜けるmarbleとバンドメンバーの姿があって、すっごく眩しい仕上がりでしたね。
最高のライブをどうもありがとうございました!!
そしてリクエストライブだったので素敵な曲をリクエストしてくれた皆さまにも感謝。
(ちなみに「LIVE!!LIFE!!」はmarbleの記事等によく反応を下さるきょむりんさんのリクエストだったんです。この場を借りてお礼を。)

ちなみに、予定外のダブルアンコールまでも敢行(!)
二人でデビュー曲である「芽生えドライブ」を丁寧に歌って本当に終了、
marbleは基本的にアンコールは1回のみなんで物凄く貴重な体験だった気がする
菊池さんが「歌える?」とmiccoさんに確認を取ったり結構生々しいやりとりが観れました(笑
これが俗に言う「本当のアンコール」ってやつですね。感謝。










セットリスト

1.violet
2.アネモネ
3.凛
4.smile
5.空中迷路
6.サイダー水に浮かんで消えた。
7.ゆらり、ふわり、君となら
8.幸せは星の上
9.流星レコード
10.星屑Tears
11.青空loop
12.水彩キャンディー
13.朝はやってくる、short filmのように。
14.puzzle
15.夢ぐも
16.さくらさくら咲く~あの日君を待つ 空と同じで~
17.Lingering Fizz
18.白と黒

アンコール
19.思い出探し
20.LIVE!!LIFE!!

ダブルアンコール
21.芽生えドライブ








終わった後は夜行バスの時間が迫ってたのでそのままトンボ返りで幕張まで
本当はもっと色々話したかったりしたのですが、こればっかりは仕方ない
京都まで行って幕張行きのバスに乗車、
体力を消耗してたのでグッスリ眠れましたね(笑 海浜幕張駅付近に着いた時は正直クタクタ状態でした。
でも色々と経験出来たし間違いなく思い出に残るライブだったしで個人的に大満足でした。
また、あの箱でライブが観たいので今後も二人の活動を応援していければ、と。

正直言って想像以上に素敵なライブだったんですが、
実はまだ今週末の日曜日に東京公演が残っています
marbleのライブは繊細な部分も刺激的な部分も両方楽しめる良い塩梅のライブだと思ってるので
ご興味があればまだチケットの残っている昼公演など参加してみてはいかがでしょうか。
という事で久々でドキドキだった遠征ライブもこれにて本当に終了(自分にとってはレポするまでがライブ 笑)
また月世界で好演してくれたmarbleとサポートメンバー、スタッフの皆さん、一緒に盛り上がったお客さんやリクエストしてくれた方々
そしてこのレポに目を通してくれたすべての方々に感謝します。個人的ハイライトは「空中迷路」「朝はやってくる、short filmのように。」の2曲で。
特に後者は今まででも一番良い仕上がりだったように思う。







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2 コメント

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お疲れ様でした! (Ryo)
2015-02-11 20:11:40
来られてたのですね!

その後の「マブダチ会」にも参加とかありましたが・・・

そんな理由がありましたかw
今回挨拶する機会が御座いませんでしたが・・・
また関東には行きますので、その際にも。

あ、今更ながらフォローさせていただきました(苦笑)
よろしくお願いします。
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お久しぶりです! (SATO)
2015-02-12 20:10:10
Ryoさんコメントありがとうございます。

以前、きょむりんさんのお誘いでマブ達会に参加した時にお話させてもらった事覚えています
あの時「その内コメントでも伺うかもしれないんで・・・」と話されてましたが本当にコメントで伺って来てくれてビックリしました(笑
本当に良いライブでしたよね。
引っ込み思案なもので(恥)中々声は掛けられなかったんですが、
ノリノリで体を揺らされていたRyoさんの姿がとても素敵でした。

今回は結構スケジュールがカツカツだったので、
また余裕のある時にでもお話出来れば・・・・と思います。

フォローの件、直に報告して下さりありがとうございます。
こちらからもフォローさせて頂きます。よろしくです。
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