サブカルチャーマシンガン

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眉村ちあき「Tour ❝イッサイガッSAI❞」@柏PALOOZA 23.5.21

2023-06-13 | LIVE











先月の21日に眉村ちあきのライブを柏で観ました。








最近出たニューアルバム「SAI」のリリースツアーの初日でした
去年も眉村さんはここ柏パルーザで熱いライブを繰り広げており、
2023年もまた千葉県でライブしてくれて嬉しい限りでした(大感謝!!)。
今年から復活した亀サーフ、
そして、
声出し解禁の影響で、
特にライブハウスに於ける眉村さんのライブはかなり違う感触に変わりました
よりパンキッシュに弾けてるというか・・・その模様を少しでも感じ取って貰えたらこれ幸いです
尚この公演は写真撮影がOKとの事でしたので、ちょいちょいライブ中の写真を載せます。
では、以下。
















柏PALOOZAは今年初めて。
柏は美味しいラーメン屋さん多いし、
それと東武線で船橋から柏まで行くんですけどそれも普段使わないから新鮮でね。
昔から色々なバンドや歌手を観て来た思い出の土地の一つでございます。
 ライブは、
最新のパンキッシュナンバー「ナントカザウルス」から威勢良くスタート。
疾走感溢れるビートが印象的なこの曲から始まり~という事で早速名演の香りを漂わせる。
「柏Everybody!」という眉村さんのコールが鳴り響き、
千葉県民としても微笑ましい気持ちになりつつ「浜で聴くチューン」に突入。
ちょっぴり切なさも感じるクラブナンバーにこれまた多大なカタルシスを感じました。
ここで初期の名曲「ほめられてる!」を披露。
この曲、
「日本元気女歌手」でハマって、その後過去音源を聴き漁ってる時に印象的だった曲で、
自己肯定感UPという観点から言えばこれ以上ないくらいに素晴らしい楽曲で。
聴いている最中は兎角作中でいっぱい褒められるもんだから、
幸福な勘違いすら出来てしまうような・・・
そんな効力ある一曲でした。
なんなら、毎日ちゃんと起きてご飯食べてるだけでも偉い~っていう笑
でも、そういうのも大事ですよね。。
 かと思えば、
ずっとライブで聴いてみたかった「お天気お姉さん」(!!)
個人的にこの曲大好きで散歩してる時によく聴いてたのもあり、この選曲は流石に嬉しかった。
良い意味で俗的なAメロから急に入るラップ、そこから美メロのサビに繋がる流れは非常に気持ち良い。
眉村さんのライブは毎回セトリがコロコロ変わるのが参加意欲を掻き立てていると思う。

想像以上に盛り上がったのが「ピカレスクヒーロー」
この曲は音源の時から好きだったんだけど、
実際に生で聴くと
まるでディスコみたいに会場が盛り上がっててめちゃくちゃに踊れて最高でしたね!
そこから、眉村さんがドラムの演奏までこなしたオルタナティブナンバー「十二支のアマゾン」
プログレみたいにコロコロ変わる展開が新機軸そのものでこの曲もまた素晴らしかった。
(演奏し終わった時の)観客の拍手もこの日一番デカかった気がする。。
 ゆらゆら踊りながら披露された「レイニーデイ」、
ライブで聴く「レイニーデイ」は本当良すぎる・・・!!
眉村さんの鮮やかな歌唱と、
そこに滲む哀愁、
そして、
「ブルースカイ!」等の緩急の付いた演出など何もかもが心地良くてやっぱりこの曲大好きだな~、と。
全体的にどこを切り取っても美しさが含まれていてその感じもまた聴いてて感動するんだと思う。

アコギで切々と歌った「ぢごくに落ちて心から泣け」
そして、
ポップで柔らかい雰囲気が最高だった「マルコッパ」も一年ぶりに生で聴けて嬉しかった。
「マルコッパ」は自分が生まれ育った90年代アニメの主題歌っぽさもあって好きなんですよね。
そこから、
必殺曲「顔ドン」
ギターロック「春一番」
そして、色気も感じさせた「秘密の恋」と新譜の楽曲を中心にしっかりと聴かせていく。


中盤は、ロックモードでした。
正直、
これ生で聴けると思ってなかった「neko」
これもすげぇ良かったなあ
ハードコアだけど、
途中ファンシーでポップな部分も垣間見られたりその緩急込みで楽しかった。
個人的にもヘドバン出来てそれも超アガりましたね笑
そして、ここで眉村ちあきさんのライブではお馴染み(?)の亀サーフを披露。


これである。。





これね・・・本当最高。
今年一月の代官山UNITでの公演で初体験だったんだけど、
普通こんなことする歌手中々居ないから(笑
しかも、
この日はこの状態で2曲も歌った。
まずは、初期のキラーチューン「ナックルセンス」を豪快に歌唱
oioiコールに、「信じちゃっていいんじゃないの」の全員での合唱はやっぱり毎回グッと来る。
やっぱり人生どうせ続けるならちょっとでも夢見た方が良いんじゃないかと思う。
 立て続けに個人的な推し曲「Individual」も披露
この曲、
基本パンキッシュだけど、
それに加えてソウル、ヒップホップ、クラシック等様々な要素が一曲の中に詰め込まれている、
正に天才的な感性が迸る楽曲でホント大好きなんですよね。
ただ、
この日のは...マジで凄かった。
亀サーフどころか亀すら無くなって直にお客さんの上にダイブ状態!
まるで神輿の如く担がれその状態でも歌い切るパワー、
そして、
文字通り吹っ飛んでぶっ飛んで歌われるこの曲の歌詞の如しの説得力に溢れたステージングに
観終わってから不意に泣きそうになってしまった程のエネルギーを貰いました。
その分、余計にoioiコールの熱量もスゴかったし、
なんだろう、
より「個」で居て良いんだ。というこの楽曲のメッセージがスッと胸に入って来た気がしましたね。
それが嬉しかったし、兎に角この楽曲の時は何もかもが❝凄すぎ❞でした・・・・・!!


最高の盛り上がりを経て、
良いクールダウンを演出するかの様に「Natto」を披露
この楽曲の時のポージングが若干アダルティでそこもまた秀逸でした
「うんこの生き様を!」と歌う管理人も大好きな「東京留守電話ップ」も披露
女性歌手でこれだけうんこうんこ歌うのは眉村さんくらいかもしれない。
でも、それもどこかパンク的な反骨精神が垣間見られてイイですよね。
 ここで、
即興ソングも披露
内容は、
確かどんぐりにまつわる内容で、
道端のどんぐりを渡されて「ゴミぢゃん!」って思うのか「大切にするね!」って思うかは
あなた次第~的な・・・そういう曲だった気がする。
伸びやかな歌唱が印象的な「ピッコロ虫」、
ジャカジャカ威勢良く弾かれたギターサウンドも気持ち良く、
人に聞いた話は嘘!と断言する歌詞もまた痛快で心地良いものでした。
爆音のエレキと声量お化けっぷりで歌われた「大丈夫」で本編はフィナーレ。
この曲、
定番曲の一つですけど、
毎回分かってても感動してしまうというか、
改めてそういうエネルギーのある楽曲だと深々と感じていました。
本当に素晴らしい歌、パフォーマンス、そしてフレッシュさを含んだ最高の初日でした
本人も語っていましたが、まるで最終日みたいなテンションの公演でしたね!
ありがとうございました!














ナントカザウルス
浜で聴くチューン
ほめられてる!
お天気お姉さん
ピカレスクヒーロー
十二支のアマゾン
レイニーデイ
ぢごくに落ちて心から泣け
マルコッパ
顔ドン
春一番
秘密の恋
neko
ナックルセンス
Individual
Natto
東京留守電話ップ
即興ソング
ピッコロ虫
大丈夫

肉喰え
平成黎明GAL






MCで
「みんな宝物」
「ビー玉みたいだよ」という名言(?)を残しつつ、
アンコールは新譜からアグレッシブなロックナンバー「肉喰え」をまずは披露
4月の時も思ったけど、この曲90年代初頭のバンドブームの頃の楽曲の匂いがするんですよね
新曲なのにどこか懐かしい、それが良い。尚且つ、ちょっぴり切ないのも好みです。
最高のテンションからの、
友情ソング「平成黎明GAL」で本当に終了。
まるでオーディエンスとの関係性の様でもあるフレーズの数々にほんのり感動しつつ、
どこを切っても素晴らしかったこの日のライブは終わりを告げたのでした。

総括すると...
やっぱり眉村ちあきさんのライブは面白いし楽しいですね。
兎に角、空間支配能力が半端ないっていうか。
それに、
毎回セットリストの曲目がガンガン変わるので通う楽しさも抜群です。
この日はツアー初日でしたが、今後も同じツアーに参加予定があるので、更なる進化にも期待したい!
当ブログも少しでも眉村さんの魅力を伝えて行ければ・・・と想っております。。




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