サブカルチャーマシンガン

自分だけの「好き」を貫く為のブログ。

ヤングジャンプ 2015年3号 感想(ボクガール47話ほか)

2014-12-19 | ヤングジャンプ感想








うまるちゃんがアニメ化。おめでとうございます。










☆ボクガール #47 ボクの恋より大事なもの

そうなのです、
日本人はちょっとでも他人と違う人間を見つけると攻撃して来たり嘲笑って来る人が「多い」んです
それは決して否定のしようがない事実だと私個人的に、人生を通して深く学んで来ました
誰が何を好きか、何を信じるかでさえもちょっかいを出され話のネタにされ群れる事で連帯感や安心感を得るような人種なんです
(勿論、それに当てはまらない日本人もたっぷりいます。でも悲しいかな記憶に残る方はどっちかというと・・・)
とにかく群れて、馴れ合って、肌に合わない人間を排除して、何もかもを監視下に置こうとしている。
要するに「それって個性的だね」とか「ちょっと理解してみよう。」って思える人があまりに少ないように感じられます
私自身、馴れ合いと連帯感が大部分を占めている(ように見える)世の中が息苦しく感じる事も多々あります

瑞樹からしてみたら、理屈じゃなく「ただ好き」なだけなのに「ただ好き」なだけで嘲笑の対象にされる
特に少年少女時代は大人じゃないですから分別をわきまえずへらへら笑って来たり見下して来たりする人間が多くて
そこで人格形成の一部が成されちゃう場合も多いと思うんですよ・・・
思春期にへらへら笑われた記憶をずっと引き摺ってしまう。

だけど、瑞樹には藤原さんの存在があった。
例え周りと違っていても何一つ笑わず見下さずに素直に認めてくれて助けてくれた藤原さん
そういう存在に瑞樹は意識的にも無意識的にも救われたんでしょうね
決してスレてなくて、純粋さをもって他人に関わる事が出来る
そんな素敵な女の子である藤原さん。
「ボクガール」の過去エピソードに外れなし、というのが私個人的な持論ですがそれを今週分でまたも証明してくれました。
自分の“好き”を否定される事はそれ即ちある意味自分自身を否定されるのにも繋がりますからあの行動で瑞樹は心底魅せられちゃったんでしょうね
出来ればこの二人が成就するとこも見てみたいんですが、現状じゃ難しいかなあ・・・。でもここで男を見せられればまだチャンスはあるはず。
瑞樹、頑張れっ!


藤原さんにとっては、猛に悪気はない、、、とはいえ正直猛が全く藤原さんの事を意識してないのは誰がどう見ても明白でした
その事実を目の当たりにしてしまったら一人の恋する女の子としては辛いですよね
彼女の不意に零れ出た涙がそれを物語っていました
大好きな人なのに、
嫉妬も残念な気持ちも感じられずただただ嬉しそうに後押しされた、だけ
実質フラれたような気分だったのは間違いなくこの時点で藤原さんは一度恋に敗れたのでしょう
それも、元男に・・・って事である意味女性としては屈辱的な結果なのかもしれません(笑
でも、それが現実、ただ、これが真実。
あまりのショックに受け止められず混乱してしまった藤原さん
だけど、その様子こそが瑞樹にとっては自身の恋慕を掻き消されるも同然で・・・
いや~難しい、けど、ラブコメとしては面白いっすなあ(笑顔) とっても複雑なパターンに迷い込んでる二人ですけど
猛自身もまた割り切ったようで割り切れてない風にも感じるので今後益々混迷の一途を辿って行きそうです
その過程描写にワクワクしつつ、最終的には誰もが報われたら、報われずとも前を向いて過ごせるようになれば・・・と願っています
結局のところ誰も悪くないし、誰もが恋の傷を負っているけど、だからこそ純粋な感じがしてとても面白く感じられるんでしょうね
瑞樹の想いもいつかは報われて欲しいし、猛も少しは報われて欲しいし、藤原さんも・・・って事で
毎週語ってますが本当に目が離せないラブコメになって来たなあという感じでとても嬉しいです
今週はほっこりしつつも心が痛むようなお話でもありましたが、やっぱりこういうシリアスな様相も私はやって欲しかったんでしょうね
藤原さん救済計画を通じて「何か」が生まれて欲しいし、灯台もと暗しじゃないけど藤原さんが気付いてくれれば、といちファンとして願っています
瑞樹が珍しく男になるチャンスなので(精神的な意味合いで)是非健闘してくれ、と念じつつ。

それにしても瑞樹もまた難儀な道を選んだものですね
本当は自分だって辛いはずなのに、そんな辛さを増幅させる道を選んだ
例え自分が報われなくても、大好きな女の子が笑顔になれるような道を選んでしまった
それはどれだけ厳しい選択だっただろう、と思いつつ、やっぱり瑞樹は最高に男らしいし、最高に健気なヒロインだなと
こう書くと字面的には矛盾してますけど(笑 ただ、彼(彼女)の誠実さといじらしさは最大限に伝わる話数だったと深く感じました
ラブコメの主人公でここまで男らしい行動を取った奴もそうそういまい・・・と思いつつ、繰り返しますがそんな瑞樹の誠実さが是非恋に繋がるような感覚で
藤原さんをドキドキさせるような効果を生めばいいなあ、って思ってます 正直どっちとくっ付くのもあり得ると個人的には思っているので
その点でも今後の推移には是非是非毎週ワクワクしながらチェックしていきたいですね
最後の瑞樹の可愛いけど、どこか物悲しくも映る表情の描き方がまたツボな47話目でした
物凄く切なかった、と同時に、切ないからこその美しさ、可憐だと思える感覚も十二分にありましたね
それは瑞樹だけではなく藤原さんのポロポロと涙をこぼしたパートも同様でした 
あと可愛いハンカチをからかわれた際の瑞樹のムッとした表情もまた可愛かった(笑
なんだか読んでて胸がきゅうっとなる感覚もありましたが、この感覚もまた恋愛ものには必要なんだと思います
正直ますますボクガールが好きになった、そして好きになれた話数に仕上がってて実に最高でしたね。
この漫画を毎週読めるって事が今の私にとって最大限の幸せの一つだと確信しました。
今日コミックス4巻も発売されるので好きな方は合わせて要チェックです。
間違いなく傑作回だったと思います。そして、今後の発展が見込める回であった、とも。もっとさ、仲良くなっちゃえよ、瑞樹!


瑞樹の想いも、藤原さんの想いも、そして猛の想いもダイレクトに伝わって来てヤバかったですね。




☆(新連載)BUNGO-ブンゴ-/二宮裕次 第1話 壁当てのブンゴ

最近とみに愛読してるヤンジャンで遂に野球漫画投入!です
描くのはマガジンで「ラストマン」を描いてた二宮裕次さんですね
でも正直「ラストマン」よりもこっちのが少年誌向けって感じがしますねえ
「ラストマン」は監督がメインだった記憶があるので幼少時代から始めるこっちのが読み味的には全然少年漫画してると思いました。

ただ、割とリアル路線で、色々な蘊蓄を絡めて進んでいきそうな気配もするのでその意味では青年誌でも通じる素養はあるんじゃないかと
いかにもマガジン出身らしい泥臭い絵柄や力強さが際立っているので是非リベンジを果たして良い具合の野球漫画に仕上げてもらいたい
懸念材料としては文吾よりもユキオのが主人公向きというか、勝手に動いてくれそうな感覚もあったりして
文吾みたいな淡々としていて寡黙に頑張るタイプの主人公でどこまでやれるのかな・・・というのもあったりもしますが
ただまあ、結果的にはそんな懸念すら紀憂だったと思えるくらい熱い漫画になればそれが一番ですね
金の為に息子をプロ選手にしようとするずる賢い父親のキャラは面白いので是非活かして欲しい
なんか吾郎と寿也みたいに将来的にはライバルになりそうな予感もしますけど、
何気に絡んでて面白い二人なので切磋琢磨していって欲しいですね
でも多分少年の方のジャンプで連載してたら大きなお姉さんの餌食になってたような設定と関係性だなあ、とかも思いつつ(笑
迫力満点、素養も十分に感じるので高校野球好き(まだまだ浅いけど)としては期待しています。

文吾が「笑った」って事自体が後々の成長に関しては何よりも大きなフラグなんでしょう。
ユキオの親父が云う「何か」も含めて今後の成長を見守っていきたいですね。
あと姉ちゃんとの誤解が解けるのにも期待・・・
ってこれは描かずとも説明してっかな(笑


ところで富士山が描かれててサッカーが盛ん、って事は静岡県が舞台なんでしょうか
静岡もまた激戦区ですし舞台的には申し分ないですけど選抜出場を懸ける秋季大会が東海大会になるのはちょっと新鮮で楽しみかも
そこまで続いて欲しいですね。バントや敬遠も駆使した戦術面にも期待しつつ・・・。



☆リクドウ 第33話 見舞い

リクは負ける恐怖感、敗北者になる惨めさを畏怖しながら闘ってきた感覚があります
でも元々は心優しい子だったが故に本当は相手を敗北させる事の意味を誰よりも深く理解している人でもあります
この流れからすると心に余計な迷いが生じて次の試合でボロ負けする危険性も含んでる気がしています

ただただ敗北から逃げる為、相手を殺す覚悟で実際は闘っていたリク
それは葵の云う通り短命タイプの選手であると言える
でも、もしそこから変わる事が出来たら
別の視点から強くなれたなら・・・
それをリクにもたらす事が出来るのはきっと苗代ちゃんだと私個人的には思います
問題は肝心の苗代ちゃんがまだまだリクに踏み込めてない事と理解が及んでいないこと
そしてリク自身も噂で意識はすれどまだまだ積極的に関わってはいない事からして
まあ、まだ遠い話のようには思えますけど(笑
いつかリクが自身を振り返って単なるリング上の殺戮者のように自身を省みた時に苗代ちゃんが支えてくれれば、また彼が気付いてくれたら。
そんな風に現段階では思ったりしています。


葵はサバサバしてるようで実は石蕗に対する想いは涙を流すほど強かった
本当は平気そうなフリしててもああいう仕事を続けるのは彼女にとっては辛い部分もあったんでしょう
だからこそ、そこから連れだそうとしてくれる石蕗は不格好だけど王子様のようなものだった
だけど、負けた
今回「も」敗北を喫した
それは誰がどうしようと変えようのない事実
でも、負けたことなんかよりも葵は「どうしてここまで」という気持ちのが強かったんでしょうね
石蕗は葵を案じて、葵は石蕗を案じて、なんだか読んでてちょっと切なくなる話数でもありましたけど
多分どっちも間違ってないし、どっちの感情も認められるべき・・・なんだと思います。
こんな傷を背負うまで、こんな惨めな姿になるまで頑張って欲しくなかった
自分の為なのは分かってる、だけど、それでも恋人である石蕗には石蕗自身の身体を大切にして欲しかった・・・。
そんな想いがセリフではなく表情で伝わって来る見開きのシーンは流石に読んでいて胸に来てしまいましたね
決して美しくはない、救われたものも何もない、だけど、ここに「嘘」はひとつもない―
そんな瞬間だった気がしました
皮肉にも嘘がなかったからこそ互いの想いの強さを感じられるという
この先彼彼女に待っているのはロクな未来じゃないかもしれない、だけどこの二人に嘘がなかった事実だけは決して消えません。
個人的にリクも苗代ちゃんも大好きですが、石蕗と葵も結果的には大好きなキャラになってくれた感覚があります
今後も是非この二人の顛末には作中で触れてやって欲しいな・・・と今は素直にそう願っています。

そして、久々の所沢さんとの対面!!
次週が楽しみですが、その前に今日2巻が出るのでまずそれをチェック、ですね。
人間ドラマが毎週濃くて深くて本当に面白いと思います。



☆もぐささん 第41話 クリスマスパーティーと百草さん

てっきり百草さんの部屋でショーツを発見、、、という流れになるかと思いきや←
まあそんな期待は置いといてとってもラブコメらしいお話でしたね
手と手が触れ合って赤面・・・とか実にいいじゃないですか(笑
正直最近ラブコメ成分が不足してたので一気に補充出来た感覚で嬉しかったです
まあ大量のチロルチョコとか辞書の中とかあまりの食い意地の張りっぷりに笑えもしましたけど。
特にチロルチョコは絵面的にも面白くて思わず吹いてしまったレベルでしたね(笑)。
まさか夢の中でも食べたい、だなんて・・・百草さん、あんまり太らない体質で良かったねえ

百草さんにとっては、そこまでして食べ物に対する執着がある自分に呆れる事や引かれる事を想定してたのに
小口は何も云わず引かずただただ素直に微笑んでいた、、、っていう事実が多分印象的だったんでしょう
この人の前なら「らしく」いられる
自分を保てる、
そんな風に彼女が自覚的になってくれたら・・・
各駅停車もきっと少しは急行になってくれるかな?とか思います
まあ、まだまだウブな二人ですから今すぐには期待してませんが、来週分でどうなるのかが素直に楽しみです
百草さんはスレてなく、純粋で、かつ変わりものっていう相当に私好みのキャラクターなのでこれからのニヤニヤにワクワクしています
今回の引きも少年誌のラブコメに雑誌で単純にドキドキしていた時の感覚を思い起こさせる感じでとても良かったですよ。
すっごい可愛くてウブな百草さんを来週も拝めますように!なんだかこしょばゆくて堪らないお話でした。














◆カコとニセ探偵

何気にカコのつっこみ(?)というか茶化しが読んでて楽しいです
見開きのカコが可愛かった。



◆ゴールデンカムイ

アシリパさん男前過ぎだろう・・・(ベタ惚れ)
そう、罠のセンスや知力だけじゃなく度胸もあって動物の特性や扱い方も完全に「身につけて」いる
その類まれなる逞しさとしたたかさこそアシリパさんの凄さであり、また頼れると素直に思える要因だったのだ
杉元がもはやヒロインと化している中で「それは余計なお世話だよ」とアシリパさんが力強く彼をまた手繰り寄せてくれたら・・・
期待しています。

っていうか、杉元、耐えろ!!



◆極黒のブリュンヒルデ

この間まで生死とかグロとかやってたのに
「セックスするぞ」って・・・(笑
色々ひでえ。
でも、正直笑えるわ。



◆思春期サァカス

平良が単なるゲス野郎になってる・・・(笑
翡翠と春成の勘違い主体のやりとりも面白かったし、
水面下で翡翠が変態認定されてるのが特に読んでて楽しかったですね
春成のリアクションも大げさ、だけど気持ち的には理解出来るっていう(笑)。
やっぱ王子、春成あたりは大きくクスクスに貢献してくれていいキャラだわあ。











今日はヤンジャンコミックスの発売日、私も色々散在予定です。
連載作品でなくとも福島鉄平の短編集も2冊出るのでそれもまた要チェック、ですね。
今週のヤンジャンもすっごく面白くて大満足でした。







THE BOOM MOOBMENT CLUB TOUR 2014~25 PEACETIME BOOM~ FINAL@日本武道館 14.12.17

2014-12-18 | LIVE
全参加者に無料でクリアファイルとステッカー、あと各界の著名人・ミュージシャンからのメッセージ含む小冊子を配布。










昨日はTHE BOOMのラストライブに行って来ました。
正直、この日が来て欲しかったような来て欲しくなかったような・・・
行く前はずっとそんな気持ちでした。絶対に盛り上がるのは目に見えて分かる、だけど。。。っていう。
ぶっちゃけて書けば解散という選択肢にあまり納得が行ってなかったのかも知れません。
個人的に全然解散する必要ないよ!って思ってたというか。まあ、それもあくまでいちファンの気持ちでしかなくて
実際は必要性があったのかもしれませんが、小学生からずっと聴き続けて来たのでちょっとショックは大きいですよね。

そもそもTHE BOOMは私が初めて「ファン」になったバンド、要するに一曲単位でなくバンド単位で好きになった初めてのグループでした
正に原点っちゅうか、その後バンド偏重の音楽遍歴を辿るようになったのは間違いなくこのバンドの影響からなんですけど
きっかけは小学校の先生がブームのファンで合唱だったり組体操とかでよくブームの曲を使ってたので自然と好きになりました
初めはベスト盤から購入して、その後新作を買うようになって・・・
当時は厳しさから(生徒間での)反発の強い先生だったんですが
自分はと言えば「厳しいな」と思いつつどこかでやっぱり尊敬に近い感情があって好きだったのかもしれません
今考えると嘘がなかったというか、欠点と言えば「厳しい」事くらいで筋は通ってると子供なりに理解していたのかも
分かりやすく言えば高校の部活動レベルの厳しさを小学生に強要していたような自分らより遥か上のポイントを見ている先生でした(笑
そんな先生から教えてもらった最高のものの一つに間違いなく「ブームの良さ」は数えられますね。

その頃は気軽にライブに行ける年齢じゃなかったんですけど、大人になってライブに行くようになって
近年はコンスタントにブームのライブに足を運んでいました 去年は八千代市市民会館に観に行ってたんですけど
そんな風にいつまでも観れるもの、続いていくものという感覚が自分の中ではあり
その感覚を疑わずにここまで過ごして来たからこそ前述のショックが大きかったのかもしれません
大人になって、当時の思い出の曲や今の円熟したブームの曲を聴くのがすごく楽しかったんですよね。

ただ、観終えた今思う事は
確かに昨夜こそブームのピークであった
世界各国の音楽をやり切って、やり尽くして来たブームの“集大成”があの夜にあったんだ。と素直に思える自分が居るのも事実です
っていうか、まさか観終えた後喪失感に浸る訳でもなく素直に「最高だった。」と書ける事自体が予想外でした
昨日のセットリストは本当に多岐に渡る選曲で昭和の歌謡曲から海外ライクなロックナンバー、民謡からサンバからポエトリーリーディング、スカ、ポップスまで
正に多種多様なジャンルの音楽を「集めた」、コンプリートしてしまった感覚が確かにあったんですよね。
だから、「納得出来なかった」人間がスッと「納得してしまった」それが私個人的なあの夜の見解でした。
本当に昨日がピークだと信じる事が出来た、
だからこそ今普通にライブレポを書ける、書こうとしている自分がいる・・・っていうのが偽らざる私の本音です。
延々と綴って来たノスタルジーに浸る気持ちもあった私が、「今が最高沸点だった」と素直に感じてしまったライブでした、という話ですね。
Y先生もどこかで観てたかな・・・とか想像しつつ、初めてファンになったグループが最高の状態で終わる事が出来たって事実が今は凄く嬉しいですね。
勿論そこには「寂しさ」も付随しますけど、それでもこの夜の事を想えば当分は、そしてこれからも大丈夫だろう、と。
そう確信出来る一夜でした。間違いなく、絶品だったと思います。











前日からブームしか聴かない、って状態を意図的に作って
武道館で絶対に演奏するであろう初期~中期のナンバーを改めて聴き込んでこの日に備えました
その試みは大成功で実は妄想してた聴きたい曲が実際に演奏されたりして大興奮だったんですがそれは後述します
けど1stから順番に聴いていくといかに1枚ごとに音楽性がコロコロ変わってるのかがよく分かるし、進化の度合いが凄まじいな、と
そして今さら書くまでもないですが名曲が多いし、それは有名であるものも無名であるものも含めて、完全に名曲“だらけ”でした
そんな風に頭をブームモードに切り替えて臨んだ当日は開演時間ギリギリに到着、中継の為客入りを待たず開演時間ピッタリのライブだったんで
急いで会場内に入り流れている「TAKE IT EASY」にしみじみしつつその時を待ちました
ちなみに「TAKE IT EASY」は一度千葉で行われたライブで聴いた事があります そんな風にコロコロセットリストも変わる
所謂「定番」的ナンバーが少なかったのもブームのライブの魅力だったんですよね。だから毎回行きたい気持ちも強かったんです。

一曲目は「島唄」からスタート、最大のヒット曲から始めるところがいかにもひねくれててブームらしいなあ(笑 とか思いつつ
武道館の音の響き方を完全に把握しているように感じられる盤石のアンサンブルを初っ端から聴かせてくれました
一転して「YOU'RE MY SUNSHINE」だったんですがこの曲めちゃくちゃ格好良くて
これから解散するバンドとは思えないくらい脂が乗っていて最高でした
適度に情熱的で、でも大人の余裕も感じられる痺れる音像、
武道館とは思えぬほどノリノリで踊っている観客の姿を観た瞬間「これはノスタルジーじゃない。沸点を刻む夜だ」と即座に思考が変わってしまいました
それくらい一瞬にしてその場の空気を変えるエネルギーを含んでいた熱演だったと思います
その後「Human Rush」「TOKYO LOVE」と努濤の選曲、つまりは最初から猛攻モードだったせいかこの時点でノスタルジックな気持ちはとうに吹き飛んで
純粋に「この夜」を楽しもうってモードに会場全体がなっていてその構成もまた凄いなあ・・・と感じつつ
個人的に思い入れの深い「berangkat-ブランカ-」がやって来てしまったのでこの時ばかりは少し泣きそうになりながら観てましたね。

ブランカって曲は、小学校の時組体操で使った曲で出来るまで何度も練習した記憶もある思い出深い曲であって
かつ楽曲としても広大なメロディラインと雰囲気が大好きだったのでこの曲がもう生では聴けない。って思った時点でちょっと胸に来るものがありましたね
そんな複雑な感情が脳内を駆け回りつつ、
あの頃と変わらない、いや、あの頃以上の雄大さをもって響いていた「berangkat-ブランカ-」に大いに感動してしまいました
この日泣きそうになったのは後にも先にもこの曲が唯一でした。唯一のノスタルジー全開でした。でも、それも気持ち良かったです。


で、これがまず最初のサプライズだったんですが何と「いつもと違う場所で」を披露(!!)
この曲私個人的に大好きでいつか生で聴きたいな~と思いながら最近も聴いていただけに感激で胸がバクバクしちゃってました
マジでガッツポーズもんだったんですけど肝心の演奏自体も素晴らしくて見事にあの清廉とした作中観とポエトリーをあの大ハコで響かせてくれて大感動
この曲は本当に恒常的に聴き込んでいた曲だったので最後のライブでようやく聴けて心から嬉しかったんです
何度も「よっしゃぁ!」って気持ちが止まらなかったんですけど、なんとこの曲でシンガロング出来たり
そういう意味でもこの曲のファンとしては実に感無量なワンアクトに仕上がってました
最後に宮沢さんが「それが愛だ。」って言い切って終わるところなんかあまりに格好良く決まり過ぎてて鳥肌もんでした
愛って美しくもあるけど、視点を変えれば醜くも映る。それが良くも悪くも、愛。だけど、それでも・・・っていう作中観が大好きなので
そんな楽曲を最高の形で聴けたのは繰り返しますが心底感無量でしたしワンフレーズワンフレーズが私にとってはご褒美のようなものでしたね。
イントロが鳴った瞬間の胸の高まりは一生忘れないと思います。
この曲を最後のライブのセトリに組んでくれて、本当にありがとうございました。

そんな幸せの余韻に浸りながら夢見心地で「そばにいたい」。良質なポップスにカタルシスを感じつつ
この曲も旧譜を聴き込んでる中でいいなあ。と強く感じた曲の一つだったので嬉しかった
ただ、「いつもと違う場所で」みたいな“ポエトリーリーディングの楽曲”を生で聴けた、って事は「あの曲」もやってくれるんじゃないか?と
もう一つの期待も同時に生まれてました 何も確証もないけれど多分同じ事を思った人も会場の中にはいた(はず)と思う。


したら、また大好きなイントロが流れて「月さえも眠る夜」・・・!!
実は前日の夜聴き込んでる中で特に聴きたいな、と思ってたのが「月さえも眠る夜」だったんです
何もかも捨てて、何もかも忘れて、素直に・・・っていう作中観が今の自分にとっては凄く必要で救いに感じたからです
またこの曲武道館っていう大ハコには似合い過ぎてるくらいに似合っているロッカバラードでその調和性も含めて実に素晴らしく感じられました
最高のメロディライン、優しさ溢れるバンドアンサンブル、そして完全に聴き手と一対一になる事に成功していた宮沢さんの歌・・・
すべてが自分にとっては掛け替えのないものでひたすらジーンとした気持ちになってましたね
この曲を聴いている時だけは、完全に孤独になれた。そんな気がしました。
この曲も絶対に、絶対に忘れられない一曲になりましたね。元々大好きなのも手伝って。

またこの後の選曲が所謂「通好み」な選曲になっていて。
まさかの「モータープール」、前半とはまるで異なる大人の匂いと情緒漂う雰囲気に完全に酔い痴れつつ
サビのどうしようもない心情を綴った圧倒的な作中観に完全にのめり込んでいました
こういう背徳的な内容が最近どうも好きなのもあって恍惚でしたね
そしてもっとまさかだった「10月」!
これまた宮沢さんの素晴らしい歌唱力が冴え渡る一曲でその歌の上手さに無意識に聴き惚れていました
こういう救いのない作中観の曲“も”しっかりと歌ってくれるっていうのが実に粋でいいじゃないか、と感じながら
その声色の妙、情感だらけのボーカリゼイションには相応の凄さを感じられてこの曲にもまた魅せられてしまいましたね。
っていうかラストライブなのにコアな曲選び過ぎてて最高でしたね(笑

宮沢さん一人でアコギで歌われた素朴で素敵な「光」、ある意味この日のブーム自体にも通じる歌詞だったな、と振り返って思う
そして「釣りに行こう」、これがまた最高でした・・・。
最高でした、とか何回も使ってて嘘くさく感じられる危険性もありますけど
だけど本当にそう感じちゃったんだから逆に自分の中で嘘にならないようにこの曲でも使わせて下さい!
ここが武道館、であるにも関わらずまるで田舎の川岸で、または彼らの部屋で聴いているかのようなアットホームな作中観を見事に再現するような歌と演奏
その表現力に感嘆を受けつつ当時の音源に近づけていたような「敢えてのノスタルジックさの演出」が非常に堪らなかったですね
まるであの頃からブームは変わったようでその本質は何も変わってない。そう主張するような一曲に仕上がってました。
それくらい素晴らしい名演で終わった後の拍手の大きさがそれを如実に物語っていたように感じます。
情景が聴いてる間ずっと浮かぶような、そんな楽曲でした。改めて、最高でした。


ここからは半メドレー形式で1stの楽曲を立て続けに披露・・・というか初期のスカパンク時代の名残を放出されてました
「おりこうさん」から「ないないないの国」(!)、「都市バス」から(!!)、逆立ちすれば答えがわかるまで(!!!)
今じゃ滅多に聴けない楽曲を出血大サービス
特に「逆立ちすれば~」は今じゃ考えられないテンションの一曲なんで今生で聴けたのは嬉しすぎましたよね
会場の隅から隅まで飛び跳ねて暴れ回っていたメンバーの姿を観て、やっぱこういうのも間違いなくブームだよね!ってしみじみした気持ちにもなりつつ
まるでライブハウスになったかのような会場の様変わりっぷりにブームで「しか」感じ取れない個性のようなものも如実に感じていました
だって、さっきまで「島唄」とか「光」とか歌ってたのに「ないないないの国」とか「逆立ちすれば答えがわかる」とかあまりにもテンションが違い過ぎる(笑
それこそがオンリーワンロックバンドであった証しでありどのジャンルにも属してなかった、または属せなかった要因なのかもしれない・・・とか考えてました。
個人的に「逆立ちすれば~」はめちゃめちゃ好きな楽曲なんでとみにテンションが上がってノリノリだった気がします
最後は再び「おりこうさん」の歌ってなかったパートで閉じるように締め。この曲の縦ノリ感も今のブームにはない要素で逆に新鮮で面白かったですね
正にファンを再びキッズに戻したようなパートに仕上がってました。

そんなスカのノリをちょっと引き摺ったテンションで「蒼い夕陽」、曲順の良さもあってこの曲もまたいつもよりノリノリで聴けた気がする
その気持ち良さを保ったまま「TROPICALISM」でエキゾチックで前衛的な空気をここ武道館で作りだすブーム
これまたさっきまでとは違うテクニカルな領域でその落差もまた面白かったんですが
ここで、ここで、まさかの、、、問題作「手紙」(!!)
「手紙」演奏しました!

前述の「あの曲」とはこの「手紙」の事です
この「手紙」に至ってはいつかライブで聴きたい曲ではある意味ナンバーワンレベルだっただけに
興奮とか感激を通り越して信じられない・・・って心境になってしまいある種放心状態に陥っていました
イントロの段階から「来た!」と思い、その後の絶品のポエトリーリーディングパートは強烈な仕上がり
でも何より素晴らしかったのは最後の「君も行かないかい?」の辺りの、残響にも似た音の中で鳴らされる余白の際立ったパートでの目に見えない“うねり”でした
あのパッと歌われる問い掛けと独特の余韻の凄みこそこの曲の真髄だったんだってこの日初めて感じ取ることが出来ました
その意味でもこの曲をライブで聴けたこと、そして改めてこの曲の異質感に触れられたのははっきりと貴重な体験として昇華されました
サビのグッと来る盛り上がりと熱量もしっかりと反応出来るくらいエネルギッシュな仕上がりでしたし本当に素晴らしい一曲だな、と
この曲もまた「いつもと違う場所で」と同じくらいの余韻と感動を私にもたらしてくれたのでした
今回のセトリは結構コアな曲も含まれてましたが、この時点でもう(私にとって)最高のセトリなのは明白でしたね
あのラストの何とも言えないレベルのゾクゾクするヤバさは絶対に忘れられない瞬間になっていくはずです。
この曲を演奏してくれた事にも多大なる感謝を。きっと潜在的なファンの多い曲だと思います。


実際起きた事件を元にして作られた楽曲たち
(気球に乗って、子供らに花束を、思春期、Human Rush、TROPICALISM、Electronic Parade、オキナワ、僕にできるすべて)を
ビジョンで紹介しながらバックで「墓標」と「24時間の旅」というこれまた私の大好きな曲が掛っていました
そして、その紹介が終わった後にそんな思いが伝わるのを、愛を信じている。というメッセージを発して「I'm in love with you」
これがまた想像以上に盛り上がる一曲に仕上がっていてそれもまたこの日が沸点だと思えた要因の一つになっていました
どんな曲でも確実にカタルシスを与える力量が今のブームには備わっていた、と。
「この街のどこかに」を爽やかに響かせ、
会場全体が一体になって未曾有のエネルギーを生んでいた「不思議なパワー」もまた素晴らしく
定番曲の一つでありながら初めて、とも思えるくらいの一体感が眩しいくらいに印象に残る出来栄えでした
そんな余韻の中でこれまた小学生の頃合唱で歌った思い出があり個人的に一つの極みにも感じている大名曲「風になりたい」、
ある意味“天国じゃなくても”“楽園じゃなくても”っていうのが歌のテーマとして極まっているように思えるんですよね
そんなフレーズに感情移入しながら最後の「風になりたい」を堪能、あのリズムに、あの賑やかさが生み出す心地良さに触れるのもこの日が最後
でも、不思議とこの時点ではそんなノスタルジックは消え失せていて、
ただただ最高の「風になりたい」が一体感を含んで鳴らされていて至福だった、それだけでした。
本当に自分の人生の指標にもしている楽曲である意味一番聴き馴染みの強い楽曲ですね。私にとって。

ここは天国じゃない、
まして楽園でもない
「何一ついいこと」のないような場所かもしれない、
それでも、自分は―
自分の手で、足で、幸せになりたい。そんな意識を後押ししてくれる小学校から大好きであり続けた名曲。
実は「島唄」よりも「風になりたい」のが自分は好きだったりします。思い入れも相当深いですしね。勿論「島唄」も好きだけど。

宮沢さんがダンサーと一緒に踊りも披露した心地良い風を運ぶ「真夏の奇蹟」、
自分の中でサマーソングと言えば絶対にこれは欠かせません。ちょっとアダルティな雰囲気を漂わせて、
この曲でも一体感を生み出す事に成功していた今のブームはやっぱ最高だったな、と振り返って強く思います
爽やかなのに大人っぽくて、青臭いのに官能的でやっぱこの曲もまた大好きだなと再確認。
カタルシスも凄まじかったですね。


メンバー紹介なども絡めながら名曲「世界でいちばん美しい島」で決意を漂わすように力強い歌、素敵でした。
最後の「シンカヌチャ―」は一年半前、八千代で観た時よりもどっしりしたアンサンブルに進化していてそれにもまたビックリしました
25年も続けてても未だに進化しているバンドだったんです。最高の熱量と共に、本編は幕引きになりました。
正直あっという間という感覚が強くて30曲近くも歌ったとはとても思えないスピードでしたが
それくらい一曲一曲のクオリティが高くて素晴らしい公演だった、という事なんですよね
破格の満足感を携えてただただ最高の一夜はひとまず終わりを告げました。
最後まで格好良いブームでいてくれて、本当にありがとう。

アンコールでは4人だけで(この演出もニクい!)、「星のラブレター」
美しく響き渡る名曲に誰もがウットリ(してたと思う)情感溢れる歌声もまたこの夜に於ける“想い”を象徴していたような気がしました
4人でも全然物足りなくない演奏の厚みは繰り返しますがこれから解散するバンドのそれではありませんでした
そんな想いを確信させるように最後は「明日からはじまる」
僕らの青春は、
僕らのこれからは
明日からはじまる
明日からはじめる。
そんなきれいな着地点を堂々と見せ切ってこの夜は終わりを迎えました
厳密に書けばダブルアンコールで「愛のかたまり」を宮沢さんのアコギ一本、そしてブームのメンバー4人だけで歌ったのが最後でしたけど(これまた良かった)
最終的なメッセージはやっぱり「明日からはじまる」だった気がします いつだって終わりじゃなくて始まり
この夜だって、決してゴールではなくきっとそれぞれのはじまり―
それはファンにとっても、ね。
この夜を経た事で得たもの、与えられたものがきっと誰しもあったはず。
それを燃料に、糧に、ここからが「わたしたちの」はじまりなんだ。と
それが最後の、そして最高のメッセージだったような気が個人的にしました。
ファンだった期間はそれなりに長かったと思いますが、そんな私でもノスタルジックよりもピークを強く感じて観賞し終わる事が出来た。
一言で言い表せば、そんなラストライブでした。どう考えても最高のロックバンドでした。こちらこそ、ありがとう!











セットリスト
1.島唄
2.YOU'RE MY SUNSHINE
3.Human Rush
4.TOKYO LOVE
5.berangkat-ブランカ-
6.いつもと違う場所で
7.そばにいたい
8.月さえも眠る夜
9.モータープール
10.10月
11.光
12.釣りに行こう
13.おりこうさん(途中まで)
14.ないないないの国
15.都市バス
16.過食症の君と拒食症の僕
17.逆立ちすれば答えがわかる
18.雨の日風の日
19.おりこうさん(最後まで)
20.蒼い夕陽
21.TROPICALISM
22.手紙
23.I'm in love with you
24.この街のどこかに
25.不思議なパワー
26.風になりたい
27.真夏の奇蹟
28.世界でいちばん美しい島
29.シンカヌチャー

アンコール
30.星のラブレター
31.明日からはじまる

ダブルアンコール
32.愛のかたまり













どこからどう切っても素晴らしいライブとはこのこと
それもそのはずライトファンからコアファンまでどういった類のファンも切り捨てない選曲だったからです
代表曲、有名曲が好きな人からひねくれたナンバーが好きな人まで全員を愛してくれたライブ・・・だったと思います
だからこそ素直にここが、この夜がピークでした。って安心して書く事が出来ます。

このセットリストを眺めているとあらゆる年代の、そしてだからこそあらゆるジャンルがバラバラに散りばめられた音楽の縮図のように感じられます
近年はそれまで手付かずだった日本の古き良き歌謡曲まで手に付けて、本当に網羅したとこの日のライブでも顕著だったからこそ
ある意味解散以上に「完成」だったんじゃないかなあ・・・と都合良く、ではなく実際の体感として思う事が出来た
だから、結果的には行く前は憂鬱だったけれど参加して大正解だったわけです
きっとこの日のライブを観れば決断の理由も意図も分かると思うので是非この後のアイテムなりなんなりで触れてくれる事を願います。

素晴らしい旅に、心よりの感謝と拍手を。




Wake Up,Girls!Festa.2014 Winter~Wake Up,Girls!VS I-1 club~@幕張メッセ国際展示ホール5 14.12.14

2014-12-15 | Wake Up,Girls!(CD、ライブ)
昨日、WUGのイベントを観に幕張に行って来ました。まあ、地元っちゃあ地元ですね。












きっかけは、高校野球の試合を観に市原のゼットエーボールパークに行った時の事、
最寄りのコンビニで買い物してたらWUGちゃんの広告が張ってあってそこで初めてこのイベントの事を知りました
しかも開催場所が幕張・・・って事で「へえ、地元でやるんだ。ちょっと観に行きたいな」とフツーにパッと思って
後日チケットを入手しこの日までワクワクしながら過ごしてた訳です

WUGに関して書くと、今年の冬アニメで一番好きだったのはそもそも原作者の大ファンだった「妹ちょ。」ですが
それに継いでいつの間にか夢中になってたのがこの「Wake Up,Girls!」だったんですよね
だから、そんなWUGが地元で大規模なイベントを行うって時点で
観に行きたいと思う事はとても自然な事でしたし
もう一つ思ってたのは、
めちゃめちゃ大きな下地があった訳でもないWUGが幕張メッセのホールでイベントを行うくらい人気を経ていたという事実
「それ」を是非観たいと思ったし、今回はI-1のメンバーも参加するという話だったのでこれ逃したらいつ観れるか分からないなと思ったのも手伝って
大いなる好奇心をもってめちゃめちゃ期待しながら参加しよう。と決めた、、、のはそういう背景があったからなんですね。

なんで延々きっかけやWUGに関しての想いを綴ってるかと言えば各話感想も書いてなかったし、
精々前ブログの冬アニメ総括記事で「良かった」「好きだ」って絶賛したくらいだったので
改めてその辺をはっきりさせておきたいと思ったからなのでした
また、「イベントに行きたい」ってフツーにパッと思った時点で「俺、WUGめっちゃ好きだって事だしかなり思い入れあったんだな」とふと気付いたので
その感情を形にしておきたかったのもありますね 
その分、会場に付いて過去の物販のグッズを羽織ってる人を観てたら「過去のイベントも行っとけば良かったな」と悔しく思ったのも率直な感想ですけど(笑
でも、こういう風にでかい会場で行うと確かに色々なファンが訪れやすいと思うので今後も是非機会があればやって欲しいものです
WUGは所謂“ワグナー”の方々がめちゃめちゃ頑張ってる印象が強いのでそれもあってこういう風に成長出来たのでしょうね。素晴らしいと思います。









当日の話をする前に、前日譚を語らせてもらうと
ライブへのコンセントレーションを高める為に徹夜でWUG関連の楽曲を聴き込み(一夜漬けとかそういうのではなく)
初参加でも有り体なコールくらいは出来るように深く深くおさらいをして盛り上げられるよう努めてました
そして、始まりの作品でもある劇場版(1作目)を観返したり、TVアニメのBDを観返したりしてギリギリまでコンセントレーションを高めて
「よし、十分高まった!」と感じたところで会場に向かう・・・という方法論で今回のライブに臨みました
私的な事ですがこの2カ月ライブ参加が都合により出来てなかったので、
その分一本一本を全力で楽しみたいし、
感情のピークをライブに持って行く為に参加者とはいえある程度の努力はしたいなと
その試みは自分的に大成功で、有り体なコールは出来たと思うし高まってるおかげで色々と感情移入をしながら観賞し切る事が出来ました
でも、それも元々「この曲いいな」って思える曲があったりアニメ本編に感情移入出来るからなんですよね
そういった意味でも感謝をしつつ・・・4時くらいに会場入りしたと思います
その前に選挙に行ってたりこの日は日曜ながら忙しかったです。


この日はアニメJAMもあったので幕張メッセは一日じゅうアニメイベント尽くしでした
そのアニメJAMに参加してる中では「ハナヤマタ」「トリニティセブン」がWUGと並んで人気らしく
展示コーナーに人が群がってたりその3作品はグッズの売り切れが結構出てたりアニメファンの熱気を感じつつ
取り敢えずアニメJAMの最中って事もあり物販が空いてたので手早くタオルだのパンフレットなどを購入、
あとTシャツが意外と安かった(バンドTと同じくらいの値段)ので購入
その後は一人で来てたのでパンフを読んだり、
ライブに備えて飯を食ったり、
メッセージカードの企画に参加したり、
WUGファンの様子を眺めてたりとそこそこ時間を有意義に使い開場時間まで待機
特にパンフを事前に読み込んだ事でライブ本編で「おおっ」と感じた事も多かったので
その意味じゃパンフ読み込みをしといて本当に良かった、と後々振り返ってしみじみ思いましたね
Tシャツは安めの値段にも関わらず両肩に金箔の刺繍が入っててなんだかちょっと得した気分でした(笑
ワグナーブレード(ペンライトみたいなやつ)も少し興味があったんですけど早々と売り切れちゃったみたいです
ちなみになんとアニメJAMの物販もその横で展開されているという素敵仕様でアニメJAMに行ってないのにグッズだけは買えちゃったんですね
私はWUGではみゅーとみにゃみが特に大好きなんでその二人のアクリルキーホルダーを買ったりクリアファイルを買ったりしました
何気にキャラソンの衣装を着てるのがファン的には評価ポイントでしたねえ。
物販的な意味でも十分満足出来て良かったです。

それにしてもワグナーの皆さんは本当に言ってる事もやってる事も熱かったですね~。
現場の雰囲気をリアルに体感出来てその意味でもプラスになりました。
「ハナヤマタ」にWUGの二人がメインキャラとして出てるので
兼任のファンもちょこちょこ見られました
多分あの作品に出演してちゃんと成果を残した事で生まれた効果もあったんじゃないかと
「素人臭くてごめんね」どころかしっかりと実力をアピール出来た訳ですからね
そんな事も思いつつ、開場時間から15分を過ぎたところで無事に開場。



中に入るとやっぱ広いな、デカいなって感じましたね
自分の隣にかなり美人目の女性二人が座ってワグナーブレードを構えてる姿を観て意表を突かれつつ(笑
女性ファンも自分の周りではちらほら目立ってたのも個人的に面白かったです
そして開演時間からほどなくしてライブがいよいよスタート!

諸注意の説明の時に田中美海さんがしきりに「うんめーにゃー」って言ってたのがみにゃみファンとしては嬉しかったんですが(笑
一曲目は「極上スマイル」でスタート、個人的にWUG関連の曲では特に好きな曲の一つですが一発目に鉄板曲を持って来て良かったのか?と
この時は思いました。が、後々この曲を初っ端に持って来た意味を理解する事に
まずは元気一杯なWUGちゃんを堪能

次に「16歳のアガペー」、正に清純派アイドル的な楽曲と雰囲気に癒されてました
あと、この曲のメロディラインってすっごくふんわりしてて優しさも感じられて好きだな、と。爽やかな風が吹いてました。
まずは2曲を歌い切ったところでこのイベントの趣旨の一つでもあった「I-1との対決」模様が松田役の浅沼さんの司会進行で繰り広げられました。

対決種目は「あっちむいてホイ」だったんですけど、初めてでしたが意外と盛り上がりを感じたというか
あっちむいてホイって面白い、つーか、「新曲進呈」が懸ってたのもあってスリリングに観れたのもあったんじゃないかと
結果は3対4でI-1クラブが勝利、余談ですがこの時キャラになりきってそのキャラらしい前口上を並べてたのが面白かったですね
特に吉岡茉祐さんと大坪由佳さんの対決は実質まゆしぃVSしほだったのでかなり会場も盛り上がってました
あと山本希望さんの時に浅沼さんが「私の希望は山本さんにツイッターのフォロー返しをして欲しいという事です。」というネタをかまして
山本さん「すいません(汗)」とこの日随一の爆笑シーンが生まれてたのが今思い返しても面白かったですね(笑

余談ですが大坪さんの声って大きいし特徴あるしよく通るしホントいいな、ってこの日通して感じました。
吉岡さんにあっちむいてホイで負けた時「やっぱまゆしぃには敵わないね。」ってアドリブで言ってたのがアニメを彷彿とさせてとても良かったです。


中盤戦。
まずは「ワグ・ズーズー」で会場を温め直し、
この時動きながら頭に着ぐるみをしながら歌われてたので歌がちょいちょい途切れてました
それでも最後にはきっちり盛り上がって終了、後ろの席にも肉眼で姿が映るようにゴンドラで移動して来てくれた演出も良かった
あとこの曲は「わんさかわんさか~」って部分のちょっと懐かしい感じのメロディが個人的に好きです

そして、ここから予期してなかった全員のキャラソンシリーズに突入(!)
私的には聴きたい気持ちもあったけど、I-1のメンバーも参加するイベントだし7曲もあるしで
「恐らくないだろう。」と勝手に踏んでたのでここで一気に披露してくれたのは嬉しかった
中央の映像はアニメ本編からの繋ぎカットが良かったな、とは思ったものの
それでもまさかキャラソンシリーズがあるとは予想してなかったので嬉しいサプライズでしたね。

まゆしぃの「ハジマル」はメロディが90年代の歌謡曲っぽくて世代的に好きだったので特に嬉しかった
まゆしぃ自身の気持ちも反映されてて本当に良い曲
この曲を聴いていると、作中のまゆしぃの想いが如実に想起されて堪らないのです。
まゆしぃは何だかんだ言って作中のドラマティックな要素を特に色濃く引き受けてたキャラだからねえ。
吉岡さんも歌頑張ってたな・・・と思いつつ、
みゅーの「WOO YEAH!」は元々ライブの事を歌った曲なんで盛り上がる盛り上がる
テンション的にもいい気分を維持させてもらいつつ元気一杯に笑顔で歌う高木さんの姿がちょっと眩しかったですね(笑
更に加速させるようにみにゃみのキャラソン「歌と魚とハダシとわたし」、
Bメロの歌唱力をアピールするようなパートもしっかりと聴けてその意味でも良かった 笑
あいちゃんのキャラソン「可笑しの国」でほっこりしながら(とても林田藍里らしい曲)
ななみんのキャラソン「オオカミとピアノ」で再び盛り上がって、そして
かやたんのキャラソンは意外とルックスにも似合うロックテイストの「スキ キライ ナイト」で実に良いアクセントになってたと思います
この辺は多分ライブで披露する事を想定したのかなあ・・・?なんて思いつつ最後はよっぴーの「ステラドライブ」で爽やかにエンディング
各々フルでなく、半分ずつ歌った事で時間を取り過ぎず全曲披露することに成功してたのでした
あんまりキャラソンってこういう大舞台で披露される事は結構少な目だと感じてただけにこういう試みは今後も是非続けて欲しいですね
まあまず本編で使われるってパターンもないだろうしねえ。貴重な体験でした。


そして、いよいよI-1 clubのメンバーが歌う為に再登場!!
最初の曲は「ジェラ」、実はパンフレットでしきりにこの曲をメンバーが推していて
「大人っぽい雰囲気を楽しんで欲しい。」とか書いてたんでその時は「ふうん」って感じだったんですが
観てたら本当に大人の色香が出ててビックリしました ぶっちゃけ、めちゃくちゃ格好良かったと思いますね
確かにこりゃあWUGちゃんが目指すべき対象だわ。とアニメ本編の世界観を追体験出来るようなI-1メンバーの渾身のパフォーマンスに感動。
ちゃんとキメのパートも逐一決まってたし、大坪さんの後半のソロパートの格好良さと艶っぽさも流石のクオリティでした
「ゆるゆり」でデビューした時は当り前だけど余裕とか感じなかったのにいつの間にかこんなパフォーマンスが出来るくらいまで進化されてたんですね
それくらいこの「ジェラ」の完成度は高くてこの時点でも「I-1と一緒にやるって企画、成功だわ。」とパッと思ったんですけど
それは次の「リトル・チャレンジャー」で確信に変わりました。

アニメ本編ではまず無理であろう、
まゆしぃ(吉岡茉祐さん)がI-1に再加入しての「リトル・チャレンジャー」だったのです(!)
これは正直痺れたっつーか、ある意味ifの世界を現実で再現しちゃったわけじゃないですか?
だからなんかもうね、心情的にはグッと来るしファン的にも堪らない構成だったんじゃないかと
あのジャケットのメンバー四人で歌い切った「リトル・チャレンジャー」
もうまゆしぃがアニメでI-1のメンバーと一緒に歌い踊る事はないと思いますが、その分現実ではこういう演出も出来る・・・っていう
それが何よりも粋でしたし三次元とは言えちょっと本編に通じる空想の余話を見せてもらった気分ですっごく感動出来たのが本音です
歌自体も凄く良くて「好きと言える自分が好き。」ってフレーズがアニメ的ではなく個人的にめちゃくちゃ大好きです
メンバーも本当に楽しそうで、愛情が伝わって来るステージングでやっぱこの企画大成功だわ、と。
そう確信出来たのでした。会場の盛り上がりも半端なかったです。


そして、1作目の劇場版のアニメを流しながら(まゆしぃがWUG加入を頼んでから「タチアガレ!」に突入するシーン)
現実でも「タチアガレ!」が始まるという演出!余談ですが太田がスクリーンに映った時の大歓声が凄くてどんだけ人気なんだよ(笑)、と思いつつ
この演出も、そして振り返れば直前が「リトル・チャレンジャー」だったのもちゃんと意味のある選曲だったのも手伝って
会場は大盛り上がり 不思議な多幸感に包まれながら歌い切りました
私的にはラストのサビ前のまゆしぃの歌がとてもキレイに響いていてとても良かったと思います
「笑われてもいい 負けはしない」っていうのはあらゆる意味でWUGのテーマでしょうね。と思いつつ
その部分で特に感動しながら、また個人的に感情移入しながらダンスもまた格好良く仕上がってて素敵でしたね。
この曲、ずっと生であの特徴的なダンスと共に観てみたいな。と思ってたのでその意味でも良かった。

そして本編最後は「7 Girls War」で締め、
心地良い一体感とコールの盛り上がりに気分を良くしながら
「少女は今目覚める」ってフレーズのメロディ、歌い方が好きなのでそこを生で聴けてとても嬉しかったです
会場全体のワグナーの心を引っ張るくらいに力強いパフォーマンスに感動しつつ、特に涙の色もなくこの日のライブは終了・・・するかと思われました。
だけど!
アンコールで出て来た時に曲が流れず、スクリーンに映ったのはWUGの誰かが歩いている新作カット(youtubeで観れます)
これは、もしや・・・!?と思いつつ(まあぶっちゃけライブ直前に大きな発表をしてたお陰で「もっと大きな発が・・・!?」って雰囲気はありましたが)
徐々に大きくなる会場の歓声、そして―

















続編となる新劇場版の制作が発表!!

・・・あまりに大盛り上がりだったので滅多に使わない、「らしくない」フォントで記述しましたが(笑
まあ、そんな訳で「無事に」続編の告知がなされた訳です 私も相当嬉しかったんですが
発表されたと同時にまゆしぃ役の吉岡さんがそれまでずっと笑顔だったのに、スッと泣き崩れてしまったんですよね
恐らくは、それくらい吉岡さん自身もWUGに思い入れがあったんだろうし、それを望んでたんだろう。って私的に思ったんですが
つられて(確か)よっぴー役の青山吉能さんやみゅー役の高木美佑さんも泣いてたり良い意味で散々たる有様になりながら(笑
そんな万感の想いを携えて「言の葉 青葉」を披露、これには流石に私もジーンと来ちゃってましたが
またこの曲の前に発表するっつーのも粋というか良い構成だったなというか・・・


言葉にはできない
ただずっと 一緒にいよう


このフレーズがここまで似合うシチュエーションも中々ないな、と
ふと思いながら最高のエンディングを堪能し尽くせたのでした。この曲はとみに素晴らしかった。


・・・と、思ったら更なる感動が待ってました
何とまさかの「極上スマイル」をWUGとI-1のメンバー全員で熱唱!!
これもまたパンフレットに「出来たらいいな。」と吉岡さんが書かれてたので実現に大興奮
これがまた本当に良くて、、、
物凄いパワー
物凄いエネルギーを感じましたし
あのメンツがフルボリュームで「ニッポンの笑顔がかわいくする」って堂々と歌ってるのを観てたら流石に「アイドルってすげえな」と思わざるを得なかったし
可愛さが生み出すパワーってここまでシリアスで心に来るものだったんだ!と色々学ばせてもらったような気分でした
あの未曾有のエネルギーは個人的に未体験ゾーンだったんでめちゃくちゃ感動してしまいましたね
ライブパートでは間違いなくハイライトでしたし、
「アイドルの“凄み”を肌で感じる事が出来た」という意味でも私個人的に超が付くくらいの大収穫でしたね
なんだかアイドルに夢中になる人の気持ちが初めて理解出来たかもしれない。とか思いつつ白熱のステージはこの曲で正真正銘の幕引き
約2時間半、歓喜の瞬間を含めてめちゃめちゃに濃い時間を体感出来てとても幸せでした。皆さんに多謝!!

あと、I-1バージョンの「極上スマイル」を聴き込んでいる内に「これはこれで良いな。」と思えるようになってたので
その意味でも両者の歌声で「極上スマイル」が聴けて本当に良かったです。個人的に大坪由佳さんの歌声好きなんでね(笑
そういえば大坪由佳さんアンコールの再登場の時に笑顔で、歳納京子みたいな大声で「おめでとーうっ!」って声掛けてたの可愛かったし最高でしたね。
良い先輩してるなあ。










セットリスト
1.極上スマイル(WUG ver.)
2.16歳のアガペー
3.ワグ・ズーズー
4.ハジマル(まゆしぃキャラソン)
5.WOO YEAH!(みゅーキャラソン)
6.歌と魚とハダシとわたし(みにゃみキャラソン)
7.可笑しの国(あいちゃんキャラソン)
8.オオカミとピアノ(ななみんキャラソン)
9.スキ キライ ナイト(かやたんキャラソン)
10.ステラドライブ(よっぴーキャラソン)
11.ジェラ
12.リトル・チャレンジャー ★ジャケットのメンバー4人で
13.タチアガレ!
14.7 Girls War

アンコール
15.言の葉 青葉
16.極上スマイル(WUG&I-1 club)












ワグナーさんはフレンドリーな方が多くて、座る時に「今日はよろしくお願いします。」と挨拶してくれたり
ライブ初参加の人の為に分かりやすく盛り上がり方をレクチャーするように盛り上がってたり、
終了後は周りの人らとハイタッチしてて私も隣の方とハイタッチしました
なんかそれも悪くなかったですし、純粋に楽しかった
終演後はワグナーの笑顔の花が咲いており、
嬉しそうに新作アニメの制作が決まった事を喜ぶ女子ワグナーさん達の会話にほっこりしつつ帰路に着きました
WUGは存在自体があらゆる意味合いでドラマティックなコンテンツですが、それが辿り着いた場所に誰もが嬉しくなった夜だったと思います。
決して順風満帆でなかったからこそ、こうやって大きな会場で大きな発表が出来た“歓び”が確実に存在してましたし
そういう背景があったからあそこまでの盛り上がりを演出出来たんじゃないかなー。なんて感じました

兎にも角にも、「Wake Up,Girls!」はまだまだこれから、ワグナーの楽しみもまだまだここから。
今後起こるであろう様々な新展開にも期待しつつ、取り敢えずは感動の夜にしばらくは浸りたいと思います。
素晴らしい「何か」を期待して観に行った公演でしたが、
確かにそこには素晴らしい「何か」が存在してました
新劇場版が発表されたって事実だけじゃなく、ね。
それが何よりも嬉しかったですね。
これからも、是非よろしく。


ちなみに私大坪由佳さんが結構好きなんですが、初めて生で観た大坪さんは想像以上に可愛くて、元気一杯天真爛漫で、尚且つセクシーなお方でした。
そういう面を味わえたって意味でもこの夜はとても良かったです(笑 また、WUGの音源聴いたりBD観たりしますわ。





物販のとこに飾られてたデカカード。個人的に好きな二人を撮りました。
みゅーは意外と現実観てて自覚的な部分があるのとみにゃみもまた意外と肝っ玉が据わってるところがいいですね
あとやっぱまゆしぃも感情移入しちゃいますし夏夜は厳しそうに見えて割と優しさも際立ってるのがイイですね
 余談になりますが、1作目の劇場版の「タチアガレ!」に行くまでのパートを流している間作中と同じタイミングで
幕張に雪が降っていた
そうです
なんちゅう事だよ、と思いつつその奇跡を津田美波さんが「やっぱWUGちゃんには特別な力があるのかな。」って語ってましたね
でも、偶然だとは思いますが、それでも正直その事実自体はやっぱり凄いですよね。
このイベントに行って良かった、行けて良かった。と今は素直に思います。



LOST IN TIME/FoZZtone/THE LOCAL ART@千葉LOOK 14.12.12

2014-12-14 | LIVE
約2カ月ぶりにライブに行って来ました。








本当はその間にも行きたいライブが幾つかあったんですけど、
都合により行けなかったんですよね
だから、この日はいつも以上にテンションが高まってて前日に出演バンドの音源を聴きまくったりしてたんですが
自分の思ってた以上に各バンドのテンションが凄まじかったというか、ホントに全力で千葉ルックの25周年に花を添えてた印象で
観ていてやたら感動してしまったし気持ち良かったなあ・・・というのが本音ですね

そう、この日はここ1ヶ月近く行われてる、そして行われる千葉ルック25周年記念シリーズの一角で
実は5年前の20周年記念の時にも何日か参加してその中にロスト公演もあったりしたんですが
今年は参加して祝えるとしてもこの日ぐらいしか行けそうな所がなかったし、
また、本当に行きたいと思える面子だったので相当期待して臨みました
そしたらこちらの予想以上に素晴らしくて、
ライブが終わった後は放心状態だったんですけど
もうひとつ思ったのはそれくらい全力で祝ってもらえる千葉ルックという箱がバンドやお客さんと築き上げて来た「信頼」だったり「誇り」のようなもの・・・
改めて地元の最寄りライブハウスで「初日ならルック」と称され名物のデカポスター(初日に選んでくれたミュージシャンに無償で作ってくれるポスター)があって
そしてこんな風にバンドからもお客さんからも愛されるこの場所に更に深い思い入れだったり愛着が沸いたような・・・
私個人的にはそういうものを感じたライブでもありましたね

勿論、嘘偽りなく本心から祝ってくれてこちらが奮えるほどのパフォーマンスを披露してくれた各バンドにも全力で感謝したい。
本当にありがとうございました。









◆REVSONICS

初見、で実は名前を聴いたのも初めてでしたが
思ってた以上に格好良くて会場も結構盛り上がってた(気がした)ような
ロストの海北さんも「素敵な初めましてが出来た」「格好良かった」と後々話してたり、
良い具合に会場を温めてくれたと思います。ちなみにこの日唯一の地元千葉のバンドでした。



◆THE LOCAL ART

ご存じロスト初代ギタリストの横内さんが在籍しているバンド
っていうか正確に言えば元々ローカルアートに所属してたのをロストにも参加してもらってたんですね
この日行きたいって思ったのはね、
そんなローカルアートを久々に観たいっていうのとフォズトーンの渡會さんが海北さんの同じ高校の後輩って事で
ある意味ロストインタイムゆかりのバンドばかりが集まってたんでこれは正直面白い事になりそう、と(笑
多分私みたいな人間の存在を見越してこのブッキング組んだと思うんでホントやり手だと思いますわ。
そういうのもこの日独特の「全力感」に繋がってたのかもしれないですね。

ローカルアートは久々・・・っつっても並みの久々ではなく
以前ライブ観たのが恐らく2006年~2007年頃って事で下手したら約8年ぶりくらいに観る事になるんですよ
その時も非常に印象的だったドラムボーカルが勿論健在、どころか益々パワフルに、かつしなやかになっていて
その時は割と勢い重視・若さ重視みたいなテンションも感じてましたが今回のはそれとはまた全然変わったようにも思えて
よりテクニカルに、より緩急を付けて、よりお客さんをノせるライブ運びが上手く出来ていて有り体に言えば「進化」のようなものを深々と感じました
プレイがスタートしたと同時に弾けて暴れ回るメンバーの痛快なステージングに
ドラムが一番前でアンサンブルもドラムの破壊力中心に組み立てられていると感じる為
観ていて伝わって来る臨場感/迫力が尋常でなく約8年ぶりに観て間隔が空き過ぎているにも関わらず“そうそう、これこれ!”って思えるような感覚があった
それが何よりも凄いなあって感じましたね。
要は一度観たら忘れられないパフォーマンスをしてるって事だし、それに磨きもかかっているという事
感情がダイレクトに聴き手の琴線にほとばしる「淡い夢」って新曲と後半のメロディアスな楽曲の畳み掛けが特に素晴らしかったと思います
特に「淡い夢」って曲は日々感じる無力感みたいなものをアグレッシブに表現されていて聴いてて思わずグッと来てしまった
具体的に言えばちょっと泣きそうになったくらい。それくらい盤石なパフォーマンスの数々だったと思います。

MCではドラムボーカルの岡田さんがしきりに「海北さん、海北さん」と海北さん曰く“同い年”であるにも関わらずちょくちょくさん付けで絡んでました(笑
すっごく楽しそうな笑顔が印象的で店長のサイトウさんの事も「酔っぱらって深夜3時に電話しても嫌な顔せず話してくれる」など
かなり上機嫌で語ってましたね そんな岡田さんの人柄も面白く、あと割と早口でもあったので
そういう観点から含めてもまるでジェットコースターに乗ったような感覚に近いライブでありました
ジェットコースターってずっと超速でもなく時折緩やかになったり緩急にも長けてるでしょう。ああいう感じです。

正直、あまりにも良かったので後続のバンドはかなり燃えるだろうな・・・とこの時点で確信してましたね。



◆FoZZtone

1.Message from the front
2.開きっぱなしの扉か俺は
3.レインメーカー
4.Stomp the Earth
5.GO WAY GO WAY
6.Gloria
7.溺れる鯨


実はフォズトーンも結構ごぶさただったんですよね
多分約2年ぶりに観たと思うんですけど、その分その間の新譜から沢山聴けてとても嬉しかったですね
一曲目は「Message from the front」で風格漂う堂々とした始まり、声を奮わせ真剣に歌い奏でるバンドの佇まいに感動し
次の「開きっぱなしの扉か俺は」は個人的に大好きな曲だったので今回聴けてかなり気持ちが盛り上がりました
カクカクした独特のアンサンブルに哀愁漂う歌詞で良い具合に緩急を付けていたと思います
「どうしてこんなにボロボロなんだ」とあまり感情を込めずに歌うのが逆に生々しくて好きですね
兎角気持ち良かったです

久々に聴いた気がする「レインメーカー」、サビの胸に来る感じと相俟ってとても感情移入しながら聴き惚れる事が出来ました
小気味良いアンサンブルの妙に陶酔しつつ、ここからは一気に加速モードで最新のキラーチューン「Stomp the Earth」を投入
この曲がまたライブで聴くには物凄くカタルシスの強い楽曲でみんなで一緒にハンドクラップして盛り上がったり、
ステップを踏む楽しさがあったり、そういうアクションを取る事で不意に“今を生きてる”事を実感させられるエネルギーが含まれてたりと
メロディの良さ、勢いもあるけれどそれ以上の「何か」が詰まってる曲だなあ~とライブで聴いて改めて思えました
この曲は問答無用、理屈でなく楽しめてグッと来る事の出来る楽曲なので是非ライブで触れてみて欲しい一曲です
すっごく気持ち良かった!

そのテンションを更に加速させる「GO WAY GO WAY」の弾け切ったアンサンブルの勢いに益々興奮を感じつつ
お客側もこの頃相当アガっていて会場の熱量もかなりのものでした
この日はソールドアウトはしてなかったんですけど、
それがもったいないと思えるくらいの興奮度合いとパフォーマンスだったのが実に素晴らしかったです
そして、フォズのライブで個人的にハイライトだったと感じたのが次の「Gloria」でした。

最初の内は前の曲までのテンションを引きずって多幸感溢れるパーティチューンっぷりにご機嫌だったんですけど
途中、「報われよう」「報われようぜ」ってフレーズがありまして、そこに差し掛かった時に物凄く胸に来てしまったというか
今でも強く焼き付いてるんですけど、みんなで一体になって「報われようぜ」ってフレーズで盛り上がってる光景にシリアスな祈りに近い情感を受けてしまい
その熱量だったりメッセージだったりに深く感銘を受けてこれまた忘れられない一曲と夜に自分の中で相成りましたね
単純に、「報われようぜ」って歌われて尋常じゃないくらい感情移入してしまったというか・・・
それくらい自分の中では深くどっしりと響いてくれてそれが何よりも嬉しかったですね。
本当に心に残る一演だったと思います。
別に何を引け目に感じるでも、卑下する必要もなく、「報われたい」「報われよう」ってそんな事を強く思ったって、感じたって良いんだ―
そんな事を、メッセージを(勝手に)この曲から噛み砕いて受け取りました。元々新譜の中でも好きな曲でしたが更なる思い入れが生まれてラッキーでしたね。
絶対に忘れられないライブのワンシーンが自分の中に新たに生まれてホントに良かったなあ。

最後は「溺れる鯨」をしとやかに、でもどこか高らかに歌い上げてこの日のフォズは締め、
全体的にとても気合いの入った演奏っぷり、要所要所で声を奮わせ情感を伝えるセンスが冴えていた好演だったと思います
ロスト目当てで来てた他の客が「初めて観たけど、すごい格好良かった!」的な事を興奮しながら終演後感想として話してたのが印象的でしたね。
ちなみに来年フォズトーンはツアー初日で再び千葉ルックに来るので是非その時も足を運びたいものです。
ライブ中に「照明さん、今の超格好良かったっす」って風なアドリブを入れたりそういう部分もまた良かったかな、と。



◆LOST IN TIME

1.希望
2.ココロノウタ
3.誰かはいらない
4.証し
5.366
6.30
7.手紙

アンコール
8.約束



実は2か月前行ったライブがロスト、しかも2DAYSだったんで実質3連チャンなんですねえ(笑
前述のように5年前の千葉ルックの20周年記念公演シリーズにも出てて、自分も参加してたので感慨深かったですね
この日のロストは前2バンドに触発された部分もあったのか相当気合いほとばしる出来栄えですっげえ良かったと思いました。

まるで横綱相撲のようなセットリストでしたが一曲目の「希望」から盛り上がるフロア、
そして「ココロノウタ」では早速フルスロットル、全力感でもって聴き手を熱くさせるパフォーマンスを披露し
また源ちゃんのドラムも程良く走っていて終盤の脂ぎったドラミングはめちゃめちゃ聴き応えがあって素晴らしかったと思います
海北さんもまた声を奮わせ、鬼気迫る形相で叫び、そして熱く滾った想いをフロアに叩きつける激熱の佇まいで凄く良かったですね
その次、結構久々に聴いたような気がする「誰かはいらない」もいつも以上にサビの歌い方が決まってて心地良かったです
アウトロの咆哮にも近い、泣くように歌うアドリブのところがまた更にグッと来る出来栄えになっていてそういう部分もこの日冴えてたと思います
優しく、そして逞しく歌われた「証し」、冬らしい冒頭のコーラスワークもまた季節感みたいなものがあって良かったと思う。
別に自分を良く見せる必要性も義務もなく、ただただ“そのまま”であればそれが真実で美しいんだ。という歌だと感じられました。

MCでちょくちょく絡んでたローカルアート岡田さんに「海北さん海北さんって、同い年だっつーの 笑」と語りつつ
ここで先日観たライブでも披露されていた新曲「366」を披露、2月29日も含めたロスト初のバースデーソングです
心地良く突き抜ける、多幸感溢れるアッパーチューンに仕上がってて気持ちが良い
でもこの曲の肝はそういう献身性(ただただ純粋にそれぞれの誕生を祝福する)に加えて「分からなくてもいいけど」って歌詞のフックにもあると思いました
人間どうしても分かって欲しい、届いて欲しいって思っちゃうけど、でも分からなくても届かなくても、別にそれでも構わない
いつか知る時、分かる時が来るかもしれないし、来ると思うし、今すぐ何もかもが上手く行く事を求めてないというか
そういう懐の深さ、今すぐ理解されなくてもいいよ。っていう良い意味での“余裕”が格好良いなと
単純にめちゃめちゃ爽快であったと共にそういう一面も振り返ってあるなあって個人的に思い。
「いつか君も分かるよ。」って思う事も重要なのかもしれないですね。

「野に花は咲くんだよ」ってフレーズにやたらグッと来てしまった「30」、
歌詞の哀愁溢れるテイストも含めて実にロストらしく、立派に人気曲に育ってくれたな~としみじみ
もがき続ける心境を後押ししてくれたこの曲に感謝しつつ、最後の最後は全力中の全力で想いほとばしる「手紙」で締め
25周年を記念した一夜でもあるこの日の締めには相応しい楽曲だったんじゃないでしょうか。
個人的にも今まで支えてくれた人を想起しつつ・・・美しいエンディングだったかと。


アンコール。
海北さんはMCで会場や演者だけじゃ成立しなく、お客さんがいて初めて成立するから
みんなもまた確実に25周年を支えた内の一人なんだ。って事を語っていました。
また各々のバンドに対する想いも述べつつ、集めてくれたサイトウさんに感謝!また5年後もこのメンツでやりたい!と笑顔で話して
そんなハッピーなムードの中「約束」で締め、ドラマチックなメロディと歌声に酔い痴れつつこの日のライブは全工程が終了
源ちゃんのドラミングも最後まで脂が乗ってて逐一刺激的だったし三井さんのギターも直線的で存在感があってやっぱロストのライブいいな、って。
そういう風に改めて感じる事が出来た2カ月ぶりのロストのライブでした。多謝!












余談ですが、ロスト初代ギタリストの横内さんがステージ脇でロストのライブを眺めてたり、
海北さんの語り口からお互いのバンドに対する絆に近いような感覚も感じられたり
そういう面でも良かったですし
この日はいつも以上に岡田さん渡會さんが「千葉ーっ!」って叫んでたり「千葉ルック」って口に出して言ってたり
それが無性に嬉しかったりしてね、年季入ってて、小ハコで、ソールドになるとステージが見えにくくなったりもするけれど
音も照明も格好良くて雰囲気も特徴もあってそんな風に愛してもらえるこのハコが地元で本当に良かったな、と。
兎角素晴らしい一夜でした。あと、改めて25周年おめでとうございます。これからもお世話になります!




SHIROBAKO 第10話「あと一杯だけね」 感想

2014-12-12 | SHIROBAKO
                            
いつか、「それで良かった」って言える日を迎える為に。








人生、「それで良かったのか?」とか「これで良いんだろうか」なんて思う事ばっかりです
あの日あの時あの決断は正しかったんだろうか、とか意地が悪く思い続けてしまう事だってあります
だけど、重要なのは今こういう歩みをとかあの決断はどう、とかそういう事じゃなくて
結果的に「それが正しかった」「それで良かったんだ」って言えるような未来に持って行く事こそが重要なんです
まだ美沙はその入り口に立ったに過ぎないし、また逆に言えば「それで良かったのか?」と思ってしまう未来になる可能性もありうる
だけど、やっぱり美沙は美沙で流されずに、なあなあにならずにきちんと“選んだ”んだとも個人的には思います
それは決して軽い決断じゃない
あっさりノリで決めたような軽薄な判断じゃない
美沙は仲間想いだし、先輩想いで真面目な性格だからどうしてもみんなで七福神を作る夢を諦めきれなかった
そして、自分の大好きだった心温まるハートフルなCGアニメを作る夢に向かって進み続けている実感が欲しかった
でもそれって凄く苦しい決断ですし、本人的には随分悩んだんだろうな・・・っていうのは言葉でなく彼女の仕草から伝わって来ました。

高校の時のみんなと集まって話す時のちょっと思い詰めた感じの声のトーン
あなたの決めたことなら、みんな応援するよと告げられて思わずグッと来た上記カットの彼女の表情、
辞める事を告げる為にわざわざ人のいない時間を使って辞表出す所なんかすっげえリアルだなと感じつつ、
彼女の手の震え、切羽詰まった声の表情などからその苦しさや申し訳なさ、不安な気持ちが如実に伝わって来ました
個人的に最も感心したのはそれまでは働いてね~って言われた時の「はいっ」って返事の上ずったイントネーションが物凄く生々しくて
確かにあそこはああなるよな、なんて言われるか不安だからこそ安堵の想いも手伝って上ずっちゃうんだよな、と
自らの経験則なんかも思わず観ていて想起してしまったんですが(笑
それだけ「辞める」って事はエネルギーを使うっていう事
それを自分で選んで、
誰かの支えもあって後押しされて
きちんと一歩踏み出す事の出来た美沙の事を今は肯定したい気持ちでいっぱいです
確かにそれによって失うものも沢山あるでしょうけど、でも彼女が決して無責任じゃない事はもう十分今回の描写で分かっている。
手が震えて、声が上ずるくらいに本当は責任放棄のプレッシャーも重さも感じていたって事ですから
でも、そんな美沙の本心をちゃんと分かってくれる仲間が美沙には沢山いる。その想いを携えてこれからも頑張って欲しい
最終的には「全部それで良かった。」と思えるような未来に辿り着いて欲しいな、とそんな風に思えるような話数に仕上がってました
辞める側だって、それなりの理由があるし、続ける事も重要ですけど、でも続ける事だけがすべてじゃない。
時には「辞める」って選択自体が前向きに生きれる理由に繋がるんだという水面下のメッセージを感じ取れて、
生き方なんて拘束されるものでも選ばされるものでもないんだって事実を描いてくれて見応えのある10話に仕上がってました
それは本田さんの進退にも表れてた気はしますけど、やっぱり他人に気を遣って自分を犠牲にしちゃいけないんですよね
今回美沙の仲間に対する想い、夢に対する想いも明らかになったのでこの娘の行く末にも是非注目したいですね
最終的にはどの人もどの娘も「それで良かった。」って思えるような人生を歩んで欲しいです。
「辞めた」訳ですから語弊かもしれませんが、それでも美沙は“頑張った”と思います。
でも、その経験の何もかもが無駄にはならないと思うからいつか「あそこにいて良かった。」なんて事も思えればいいですね。人生まだまだこれからです!


前述しましたが、本田さんが「えくそだすっ!」の終了をきっかけに退職、今後はケーキ職人を目指すそうです
多分アニメ関係の仕事はその為の段階の内に過ぎなくて最終的に彼の目指す夢ではなかったんでしょう
そしてこれまた高梨くんとのコンビが面白かった頼れる先輩矢野エリカさんにもその気配がします
武蔵野アニメーションどうなっちゃうんだろう・・・とか複線にビクビクしつつ
でも、なんか印象深いキャラだったので寂しい気持ちが強いですね

ただ、仕事を長年続けてれば分かるけど、それもまた日常茶飯事なんですよね
あの人腕前良かったな、とか仕事のクオリティ高かったなって人ほどよく辞めるでしょう?
それでなんか心にぽっかり穴が開いたような感覚になったり「なんでだろう」って思いつつも続いてく日々が待ってたり
それが「仕事」ってやつの本質の一部だったりもするんですよね でも、みゃーもりは頑張って「続けて」欲しいな
本田さんも、まだ分からんけど矢野さんも本当に頼れる先輩だった、そのスタイルを継承してもらいたい気持ちがファンとしては強い
そういう生々しさ・・・みたいな感覚をけれん味溢れる演出と共に魅せる事が出来るのがこのアニメの凄さの一つだと思ってます
正直アニメ好き、アニメの裏側を観るのが好きな方は勿論、今を生きている人にも是非触れて欲しい作品ですね・・・って
これ以前も書きましたが引き続きそう感じられた今週分だったのでした
こんだけポテンシャル溢れるキャラ達も早々いないので、これからも是非“成長”に期待していきたいです
みんなそれぞれ本当に見つめているポイントは違うのかもしれない、だけど「えくそだすっ!」を良い作品にしたい。って気持ちは共通してるはず
散々迷って燻ってるみゃーもりも、監督の絵コンテを観て想いに触れてからは一転してそこに焦点が絞られました。
1クール目のクライマックスポイントだと思うので是非是非その瞬間を楽しみに待ちたいですね。
そして、同好会のみんなとの“絆”の証しである七福神の夢にもめっちゃ期待しています!




絵麻の笑顔が観たい。
そんな風に7話の感想で書いた覚えがありますが
それをきちんと叶えてくれた作劇にいたく感動いたしました
苦悩があって、「深刻」に陥って、でもそこから「真剣」になれたからこそ絵麻がその手に掴んだ“評価”
頑張ったら頑張っただけ報われるなんてただの幻想に過ぎない。って思うけど、でもだからこそきちんと報われたら
その頑張りを認めてもらったらこんなにも嬉しいんだ―
そんな気持ちが説明せずとも伝わって来る絵麻の何とも言えない笑顔のカットにジーンと来ちゃいました
不安だったし、自信もなかったし、心配もしてたけど、だからこそそんな努力が認められるとこんなにも心が満たされる。
そういう風に段階を踏んで一歩一歩進んでいく作劇は大好物ですし、以前の悩み苦しんだ姿があったからこそ観ていて胸に来たのだと思います
絵麻の心からの笑顔が観れて良かった
絵麻の気持ちがちょっとでも救われて良かった。
今は、そんな風に素直に思います。これからも頑張れ、絵麻!

瀬川さんも厳しいけれど、でもちゃんと頑張った時にはこういう風に「良かったよ。」って声を掛けてくれる
割と孤高な印象もあったけど意外と優しい一面もあるんだな~ってほっこりした気分になりました
なんか苦悩してるシーンが多かっただけに観てるこっちまで嬉しくなっちゃったよね。
そういう面でも今週分は素晴らしかったと思います。

そんな同好会のみんなも本当“絆”感深いですよね
誰かが落ち込んだら集まって励まして、
誰かが困ってたら力を合わせて助け合って
理想的な関係性だなあ・・・と思いつつ、先輩がしっかりしてるから後輩も慕ってくれるんだろうし
後輩が頑張ってくれるから先輩としても頼もしい気持ちなんだろうなって観ていてつくづく思いました
友情と一重に言ってもね、わざわざ忙しい時間割いてまで「会いに来てくれる」、それこそ真の友情なんだな・・・と
「SHIROBAKO」を観ていると深々と感じられますね こういう支えて支えられての関係性が羨ましいな、って鮮烈に感じてしまいました。
本当に、いつか七福神作れるといいねえ。












さて、いよいよ13話の制作も佳境!!
スタッフの力を総動員して「えくそだすっ!」最後まできちんと仕上げて欲しいですね
本当にキャラが可愛いってだけじゃなく社会人的に沁み入る内容にもなっているので是非触れて欲しい作品の一つ、です。
あと余談ですが純粋に絵コンテに感動したり効果音の制作に感心したりするみゃーもりがめちゃくちゃ可愛かった(笑
そういう部分にみゃーもりが愛される理由が詰まってるんじゃないかな・・・と思いつつ、呑みすぎな監督にプリプリしてる怒りんぼ姿も可愛いのが更に良かったですね。
美沙もそうなんだけど、新人を使ってる割には意外にも普通に演技上手いなって感じる事も多くその辺もイイと思います。




その眼差しが見つめる先に最高の「えくそだすっ!」があるはず。みゃーもりの決意の程を感じさせる好カットですね。



ヤングジャンプ 2015年2号 感想(ボクガール46話ほか)

2014-12-11 | ヤングジャンプ感想









「パープル式部」のコミックス表紙が公開されてましたが、2冊ともスゲェなあ・・・と(笑)。
化けもんだよ化けもん。けど、なんか憎めないのが「らしい」ですね。










☆ボクガール #46 ボクの大切な2人

サンタ姿の瑞樹かわええのう・・・いつもはちょっと恥ずかしがってるカラーが多いだけに、
こういう元気一杯天真爛漫!って感じのカラーもこれはこれで良いものですね
さり気なく胸元が少し露出気味なのも目の保養的にベターですね(笑
ま、クリスマスに特に恋人と用とかねえけどな!

で、本編は私の大好きな藤原さんのお話です
瑞樹がめちゃくちゃ可愛いのは勿論なんですが私は藤原さんもすっごく可愛いと思っていて大好きなんです
藤原さんはある意味無防備なくらいに素直な女の子で、かつちゃんと反省も出来るいい娘なところがお気に入りです
また杉戸さんは絵が達者なので、グラマーな女の子を描くと本当に柔らかそうでフニフニしていて最高なんですよねえ
多分一般的に言えば瑞樹のが大人気で藤原さんはサブ扱いされてるのが現状でしょうが
それでも私は純真無垢で、かつ色気のある藤原さんが大好きです
そんな藤原さんづくしの回だったので、巻中カラーって事を差し引いても本当に満足出来る内容に仕上がってたなあ、と

色気のあるボディを持ちながら、本人自身は色気に疎いのが素晴らしいですね(笑
あんなムッチムチの破廉恥ボディを備えながら不埒な話に付いていけないウブさが良いギャップを生んでいます
その意味をロキから告げられた後の藤原さんのデフォルメ紅潮フェイスが実に最高でした
めちゃめちゃ可愛いなあ・・・とか思ってたら、
間髪いれずにお風呂カット(!)
来た来た来た!と言わんばかりの興奮度合いで久々の藤原さんサービスカットに舌鼓させてもらいました(笑顔)
いやもうね、その後の藤原さんの妄想の中の瑞樹のサービスカットと合わせ技で完全にお世話になれるクオリティだったんですが
ただ官能的なだけじゃなくあの藤原さんがちょっとジェラシー感じちゃってる乙女っぷりも含めて異様にキュートに映ってるのが実にイイな、と
まだ心が瑞樹に傾いてない事自体は惜しい気持ちもありますが、瑞樹と自分を無意識に比べて恋愛的に落ち込んじゃうナイーヴな感じがね
ラブコメ的に凄く良かったなあ、とも同時に感じる訳です
あんまり藤原さん視点で語られる事もなかったのでその意味でも新鮮味があってとても良かったと思います
なんというか、ウブな娘が性だの行為だのを意識するのって読んでてすっごくニヤニヤしちゃうな~、と(笑
藤原さんのストレートなくらいに恋する乙女っぷりが描かれていてそれだけでも嬉しい内容でしたね。

ただね、そこで終わらないのが今回の「ボクガール」の凄さであってね
藤原さんの行き過ぎた官能的な瑞樹と猛の妄想模様がこれまた最高のクオリティなんですよね
二人の仲を疑って、「もしやそういう関係なんじゃ・・・?」と思考が暴走しちゃうわけなんですけど
一気に“女を受け入れた瑞樹”が登場して女の子してるだけでもキュンキュンしちゃうのに
そこから性的行為の妄想に突入してふしだらな下着を付けておねだりって、、、ああ、なんか、もうっ!って感じッス(完敗)
そもそも今まで散々女の子化を渋ってる現状がある訳ですから髪伸ばして“いかにも女の子!”って振舞いをしてるだけでたまらんのに
あんな破廉恥な下着で初体験をおねだりってなあ・・・まあお世話余裕でしたね(超笑顔)

いや、いかん、あまりにも揺さぶられ過ぎ!とは思いつつ
やっぱりねえ、どうしてもニヤニヤしちゃうし興奮しちゃうし瑞樹は究極的に可愛いし・・・で
まあ大手振って大好きだと書きたくなる内容だったわけですね、私にとっては。
まだまだ渋ってる分、妄想の中では自由に出来るというメリットがあるので
これは今後も是非是非期待したいですね
でもなんか、本当に髪伸ばして女の子らしくなったら、もうそれこそたまらん状態になっちゃいそうですね
ただでさえ可愛いのに、そうやって“タガ外し”したら、もう私はね・・・。いや、いいもん見せて頂きました
流石に最中のシーンは自主規制でごまかしてますけど全然十分っつーか凄まじいレベルの天使を拝めましたよ。だから木曜が大好きさ!

早くその時が来ないかな~とめちゃんこワクワクしつつ、
後半はまたしても恋する藤原さんモードでこれまた面白い出来栄えでした
ただ、このパートは可愛さだけではなく猛の揺れ動く気持ち、本当は協力してあげたい
だけど、どうしても瑞樹を可愛いと思ってしまう、その気持ちに逆らえない現実がある・・・という
“猛の苦しみ”が感じられるパートにもなっていて不意に切なく、また胸に来てしまいましたね
猛もいたずらに瑞樹に手を出しそうになったんじゃない、自分の中の理性だったり衝動だったり本心だったりそれを抑止しようとする気持ちだったり
色々な条件が重なった上で彼は彼なりに迷って苦しんで、でも、それでも抑えられない「何か」があって、、、今揺れ動いてるんでしょうね
そんな猛の気持ちに触れた藤原さんは、ウブとはいえあからさまっちゃあからさまだったんで流石に気付いてしまいました
またその時の藤原さんの表情がちょっと生々しくて、切なくて、だからこそ人らしく美しくもあってね
そういう切なさ的な意味合いでも今週分は凄く良かったと感じられました
まだまだ気になる要素てんこもりの本作ですが、
気になる引きも作っていよいよ一つ段階を登る予感もしています
ここから藤原さんが瑞樹を意識してくれる事はあるのか、それとも猛の想いが暴走してしまうのか・・・
いやはやファンとしてはめっちゃ楽しみな展開ばかりが来そうで実にワクワクしています。連載も一周年近く、
益々ニヤニヤシーンを生みだしてくれそうな本作から私はやっぱり目が離せそうにありません。なんて書きたくなるくらいには内容の濃い46話目でした
なんか来週分は読むの相当ドキドキしそうですが(笑 この間は巻頭にもなってたしこの調子で突っ走って欲しいものですね
正直何度も読み返しています。大好きですね。


そういえば4巻の表紙が公開されてますが、またこれが可愛すぎて・・・!
なんかもう上目づかいだけでお腹一杯ですな。勿論購入しますし感想も書くつもりです。
と言う訳でファンの方是非来週の金曜日は要チェックですぞ。




☆リクドウ 第32話 男の無念

私この漫画のこういう部分好きですよ
勝つ、って事は視点を変えれば「残酷」なこと
負ける、って事は有無を言わさず「無惨」であること
自分が負けたって意識した瞬間に心が壊れそうなくらいバラバラになるのが“負ける”って事なんです
勝つのは美しいだけじゃない、時には誰かの想いを引き千切るくらい叩きのめす、または水面下では叩きのめしている
それでも、やっぱり惨めなのは悲しい、届かないのは悔しい、通じないのは苦しいからこそ人は“勝つこと”を求めるんだと思う
だけど、そこには、「醜悪であるからこその美しさ」も存在しているような気が個人的にはしています
惨めにもがいて、足掻いたけど通じなかった石蕗
だけどその姿こそ必死だった証拠であり誰かの為に頑張った証拠でもある
その気持ちさえ忘れなければ、何度だって立ち上がれるはず・・・だと思っています

同様にリクの必死さも伝わって来て気持ちが随分突き動かされました
もう負けたくはない
負け犬のような人生は送りたくない
そこに対する圧倒的な恐怖があったからこその「攻め」
そんなリクの心情が水面下から伝わって来て、一方的な展開になったとはいえ何故かリクを応援した自分もいたり
でも、多分それだけじゃなくて石蕗に対するリスペクトのような感情もあったんじゃないかと思います
ただ自分の力を誇示したくて、完璧に勝ちたくてあそこまで攻めたわけじゃない
そうしないといけないくらいに石蕗もまた強かったという事でしょうね

なんだか、勝ってても余裕があるわけじゃなく
病的なまでに負けを恐れているリクが少し物哀しくも映りますが
だからこそリクというキャラクターに凄く感情移入してしまう隙間があるんでしょうね
勿論ノックアウト寸前の石蕗の描写も読んでると胸に来るっていうか、届かない気持ちが伝わって来て感情移入してしまいました
例え大事な想い人がいても、どれだけその想いが強くても、結局は“届かない”、それもまた人生そのものなんですよね。
この漫画はそういうナイーブな部分にも触れてくれるのが改めて好きだなあ・・・なんて今週分で思いましたね。


さて、これでリクは無事勝利!
苗代ちゃんとの絡みも気になりますが、まずは来たるべき強敵への備えが先かな?
石蕗と葵の事も気になりますし来週もまた要注目の内容になりそうです。
あと単行本2巻も来週分の翌日発売なので是非チェックを
表紙も落ち着いた感じでカッコ良いです。










◆ゴールデンカムイ

すげえ面白え・・・
なるほど、確かにあの模様のありかを訊き出さなきゃ殺せないわな
そういった意味では今までの積み重ねが杉元を生かしてくれたわけか

ただ、生温い質疑応答じゃ済まないのが当然で
いきなり頬を串刺し(!)という痛々しい絵面が待っていました
なんかもう杉元が可哀想になるくらいの激しい拷問が待ち構えてそうで辛いですが
その分アシリパさんが頑張って助けてくれたら・・・って感じです
是非和解して、
お互いに納得して再びコンビを組んで欲しいですね

何気に杉元のくつしたを汚物みたいに先っちょだけ掴むアシリパさんとか(笑
そんなアシリパさんの凛々しい表情も拝めて良かったです
来週は正に生きるか死ぬかの正念場でしょうね。杉元が無事に助かりますように。



◆パープル式部

流石に絵のクオリティが違い過ぎる・・・!
って事で「源君物語」とのコラボありの巻中カラーでした
並んだ時の違和感が半端ない事を受けて、
作中では画力の差をネタにしまくり
ああ、確かに、青木さんがちょっと可愛く見えてたのは式部と一緒だったからなのかな、、、なんて酷い事をふと思いつつ
あくまで相手を立てるコラボの内容に作風とは違う誠実さなんかも感じたり。

式部が源君の相手の一人になったら、一気に不人気に陥って連載終わっちゃうから止めて下さい(笑)。
つーか罰ゲーム



◆しらたまくん

初期の気の遣われ具合はどこへやら、すっかりイジられ慣れてるな白玉くん!
でもそんな白玉くんも可愛いです。今週はおヌードも披露と益々ハジけてますな。
なんか新鮮だった(笑



◆もぐささん

ダッシュボードの中のおかしスゲェ(笑)。
あれは流石に食い意地が張ってるとか言われても文句いえねえなあ
またそれに関して即座に赤面する百草さんが可愛い
それもちょっとプンスカ気味なのが新鮮です
まだまだこのお母さんにはからかってそういう表情を引き出して欲しいし雰囲気的にも良くしてやって欲しいですね

にしてもぐるぐるキャンディーって物凄く大胆だな・・・。
そんなバカな!?って思っちゃったけど、まあ、料理自体に注目が行くのもアリっちゃアリか。
そしてエプロン姿で一生懸命料理する百草さんも、イイ。



◆思春期サァカス

事前にすべて預けたのか・・・。
意外と策士じゃねえか(笑
そして男性器の名称を思いっ切り叫ぶネタは流石にゲラゲラ笑ってしまった。
斬新なコマの使い方ですよこれは。コロコロ変わっていく翡翠の表情が可愛い。














来週の金曜日はヤンジャンコミックスの発売日、福島鉄平の短編集も2冊同時に発売、とそちらも気になるところです
そして次号は待望の野球漫画がスタート!
二宮祐次って名前、どっかで聞いたなと思ったらそういえばマガジンでラストマン描いてた人でしたね
マガジン移籍組が終わって、また次の新連載もマガジン移籍組ってなんか奇妙な縁を感じますね
どういう内容なのか楽しみにしています。今週の新連載は探偵ものだったのでバランス的にもいいかもしれないですね。

ジャンプからはミウラタダヒロ、KAITOさん辺りに来て欲しいなあ。



天体のメソッド 第10話「願いの行方」 感想

2014-12-10 | 天体のメソッド
その笑顔が恋しくて・・・。










「みんなの願い」は最早すぐ近くまで、叶えようと思えばすぐ叶えられるポジションで待機している
そこで待っている、その日をその時を待ち続けている
でも、厳密に言えば「みんなの願い」を「みんなで」叶えられる事は不可能で
その願いを叶えてしまったら、みんなでニッコリしてしまったら、ノエルは役目を終えてここから消えてしまう
あの楽しかった日々も、一緒に笑った思い出も、心に染み付いている優しささえもすべてが過去のものになりそれが更新される事はない
ずっと待っててくれたノエル、辛い時も励ましてくれたノエル、素直に純粋に応援してくれたノエルと別れなければいけない時はすぐ側に迫っている

「みんなの願い」を叶える事は簡単だし、もっと言えばきっと誰もが叶えたい気持ちだってあるはず
でも、何かを選ぶって事は何かを失うってことで、それを選んだ分何もかもが自分に残るなんて事は決してない
今選ばなきゃいけない
今扉を開けなきゃいけない
だけど、そんな勇気も覚悟も未だ彼女たちの胸には備わっていない
何をすればいいのか、どうしたらいいのか、暗中模索で悩み続ける彼女たち
二律背反の想いを乗せてぐるぐると同じ地点を行ったり来たり、ぶつかったりまた事態がこじれていったり・・・

その根底にあるものもきっと「優しさ」なんだと思います
例え自分が犠牲になっても友達の笑顔を守りたい、失いたくない
まったく、なんて人の良い、いや、良すぎる連中なんだよ(笑)って思いつつ
その、間違ってはいるけれど、でも確かな思い遣りの心にちょっと感動したりもしたのでした


だけど、ノエルが本当に味わいたかったものは
ノエルが本当に観たかったものは
「それ」じゃないですよね
辛いのは分かる
苦しいのも分かる
でも、ノエルが本当に味わいたかったものは
ノエルが本当に観たかったものは、やっぱり「みんなの笑顔」であり「変わらない絆」であって
今みんながニッコリしていない、みんなの絆が再びほつれている状況はノエルの観たかったものでは決してないんですよ
こうやってサッとタイピングするだけならそんな風に書くのも実は簡単な事でしかないんですけど、
五人集まって再び絆を交わし合えば今そこにいる人一人がパッと消えちゃうっつー話ですから
それを考えると容易に踏み出せるような事柄ではない。
でも、
それでも覚悟を決めて
扉を開けて
最高の笑顔を、
最高の絆をノエルに見せてやって欲しい、味わせてやって欲しい
それこそがノエル自身の「願い」でありここにいる「理由」でもあります
その決断が出来たら、勇気が生まれたら、想いを重ねる事が出来たら、今開ける事の出来ない重たい扉も開くんじゃないかと思います
その代わりに手にするもの、始まるもの、続いていくものはきっと掛け替えのない財産になると思うから・・・

正直な話、今回観ていて終わり際にかなり目頭が熱くなってしまいました
それはまあ、例の如く理屈云々じゃない自然に沸いた感情だと思うんですけど
その流れでED聴いてると、今までテンポが良いね。とかメロディラインが秀逸。って印象だった「星屑のインターリュード」が
実にクライマックス感溢れる、また情感に沁み入るような切なソングに化けてしまって改めてこの曲もアニメもすげえな、と(笑
いつか終わりの日は来る、いつか別れの日は来る。だからこそ、笑顔で、美しく、扉を開けるようにその時を迎える事が出来たら、
それを「悲しい」「寂しい」「辛い」って思うんじゃなく、もっと別の考え方が出来たなら、変われたなら―
非常に思春期の少年少女らしいテーマで観ていて面白いし興味深いし、何よりもグッと来る
そんな湿っぽい、しけた顔してないでさ
素敵な笑顔を、
泣けちゃうくらいに眩しい笑顔を早く見せてよ!
今はそんな風に思うし、そんな笑顔を見せれたなら、きっとみんな変わっていくんだと思います。
いよいよ物語的にも話数的にもクライマックスを迎えている「天体のメソッド」、ナイーブで情感があって、温かさもあって最高のアニメですね
この回を観終えて改めてそんな事を感じたのでした みんな、強くなれ!





それにしてもノエルの言葉には不思議な説得力があります
水瀬いのりさんの好演技も手伝ってそれが純粋な感情なんだなって素直に信じられるイノセンスが備わってますね
だからこそ、視聴者としてもノエルが本当に観たかったものを見せてやって欲しい。って思えるんでしょうね

話は変わって、汐音の発育は尋常じゃねえ
・・・いや、まあね、いっても中学生とは思いつつ
最早柚季とか乃々香とは残酷なまでにスタイルのクオリティが違うっつーか
「本当に同学年?」とか「とんでもねえ中学生だな。」とか。もうはっきり言っちゃうと中学レベルではないですよね(笑
物凄い色香と大人っぽさに思わずお世話になっちゃった今回でしたが乃々香はスロースターターなだけで母親は中々でしたからね
同じく少し抜けているこはるの存在もそうですが、そらメソって中学生なのにらしからぬ発育模様があってそういう意味でもなんか堪らないですね
ただ可愛いだけじゃなくて、そこはかとない色気も随所から感じられるっていう・・・理想的ですな。

そんな汐音は、今週もまた嘘つきヒールを気取っていて
本当は乃々香が大好きだし、みんなとも一緒に笑いたい。って気持ちが溢れ出ていて凄く胸に来ましたね
乃々香の呼びかけによって醒まされた隠していた本当の想い・・・
この娘も最初から可愛かったけど、また更に可愛く感じられてすごく良いですね
なんかもうクライマックスなのが惜しいなっていうか、もっと乃々香とのニヤニヤするような絡みが観たいなっていうか(笑
やっぱりこの娘が本当の笑顔で、本心からの気持ちでみんなと一緒になる時を観たくて観続けて来た節も大きいので
その意味でもきっとかなりの割合でファンを先導して来たキャラでもあるんじゃないかと思います
道のりが長かった分、感慨深さも半端なさそうですが早くその時を観たいものですね。
個人的に今作でも大好きなキャラの一人、です。

こはるも可愛かったですね
力が弱くて、かつドジっ娘気質があったり
未だに「打たれ弱い」一面が悲しくも可愛く映ったり(笑
なんかそういう“変わったようで変わってない”表現もこのアニメの真髄であり
キャラにリアリティを付けられているという証拠にもなっていると思います
決して記号じゃないというか
また普段の母性と比べてちょこちょこと、ホントに弱った時だけ出て来るのが逆にホントっぽくて良いんでしょうね
柚季も初期の仲違いはいずこへやら、頼れる友人っぷりを発揮していてとても良かったと思います
誰もが誰も悪くない、本当は良い奴らだからこそ応援したくなるんじゃないかと思う
そんな事も観ていて改めて感じる事が出来た10話でもありました。
















「私はみんなの事が大好き。もう絶対に失いたくない!」
そんな風に堂々と宣言してくれた乃々香、
乃々香はいつだって有言実行、例え時間が掛っても相手にされなくても、その能動的で献身的な想いでもってみんなを引っ張ってきた。
そんな乃々香をいちファンとしてとても信頼しているし「彼女なら」って気持ちも確かにあります
やっぱり乃々香がみんなの気持ちを引っ張って、一つに繋げて欲しい
そして乃々香ならきっとそれが出来るし、みんなもその想いに応えてあげて欲しい。
最高の絆の再現に期待しています。めちゃくちゃ面白かったです、今回も。



SHIROBAKO 第9話「何を伝えたかったんだと思う?」 感想

2014-12-09 | SHIROBAKO
                           
未だ夢は遠く・・・








正直「俺は何をやりたかったんだろう」ってなる時も多いですよね
もっと言えば「何が好きなんだろう」「何が面白いんだろう」って
そうなる要因としては多種多様な価値感が溢れている為にそこに身を置くといつの間にか「分からなくなってしまう」
芯を保ってたつもりでも気付いたらブレてしまっていたり、或いはブレざるを得ない状況があったりする
要するに・・・心を無にする、無心で生きるなんていうのはとっても高度な「業」でしかなくて、中々それを実行出来る人間なんて少なくて
どうしても色々な“邪念”“雑念”が絡んで本来の形を見失ってしまう、しかも見失ってても迷ってしまうことは日常茶飯事なんですよ
木下監督も色々な価値観に触れて、スケジュールに押されて、プレッシャーもある中で「何が面白いんだろう?」って、
自分自身にも作品自身にも迷いが生じてしまった ただ、それを素直に口に出せたのはちょっと通じ合えてる証拠っつーか
ある意味「何でも話せる相手」である本田さんとの相性は全然良いんじゃないかと思いました
それもこれまでの描写の積み重ねもあるんじゃないかとは感じますけど、
それほどストイックでもあるという話でもあるんですよね
裏を返せば優柔不断ですけど(笑

ただまあ、「面白いって何だろう?」って問い掛けはね、あまりにも難し過ぎますね(笑
「面白い」とか「面白くないね」とは言いますけど、これほど不確定で不安定な言葉かつ事柄もないなあとは思います
何が面白いかなんて単純に言えば“人それぞれ”ですけど、それでも最大公約数的な部分は存在するわけで
結局はそこを“狙っていく”しかないんだけど、
それはそれで無難で冒険心がなくも映るし、極論を書けば全員を納得させる事なんて無理なわけ
それだったら、最初から最大公約数狙わなくても「分かる人には分かる」「届く人には届く」作品作りをするのも正解だとは思うわけさ
みんなその狭間で迷ってたり悩んでたりしてる気もするんですけど、まあ明確な答えなんてきっと出ないと思います

でもやっぱり、そういう部分は悩んで考えたりしてもいいけど、「やりたいこと」だけはブレちゃダメだとは思います
何が面白いか何が面白くないか、何が良くて何が悪いのか、それは“人それぞれ”って言葉で済まされるけど
「やりたいこと」に関して言えばその舵は自分で動かさなきゃいけないし
舵を切る行為を他人に委ねてるようじゃ正直終わってると思う
何が面白いか、何が良いか、
でもその前に、「自分は何がやりたいか」。その「やりたいこと」さえブレなければ何があろうと思慮すべき事柄が浮かぼうとブレることはないと思います
売り上げも評判も確かに重要ですし、“全く気にしない”という行為はある種許されない事だとは思いますが
最初から売り上げや評判、つまりは「結果」を求めるのではなく、自分のやりたい事をやり切って、その後で結果を気にする程度がちょうどいい
やっぱり表現っていうものはその人の「やりたいこと」をブレなく貫いてる作品のがスッと入り込んでくるものです
逆に初っ端から最大公約数狙って無難に的当てしてるような作品って案外心に残らなかったりするからね
面白さなんてものは不確定な要素の割に、そのタイプは「やりたいこと」の方向性によって驚くほどに違って来る
裏切られても裏切られても、最終的には人を信じ人の為に歌を歌って人の心を動かしたというEDはその前の無難なEDよりも心に残る仕上がりでした
今まで逃げ続けて来たトレーシー達が最後まで逃げ続けるのではなく、最後に一つ大きな「何か」を掴んで明日に向かう
よりドラマチックで、より荒唐無稽で、でも、だからこそ記憶に残るEDになったと思います
少なくとも何が面白いのか分からないまま流れ作業で終わらせず、
きちんと最後まで追及して辿り着いた今回の“答え”
不真面目そうに見えてその実何かを厳しく追及し続けているのが木下監督なんだと思う
それ故に作業の遅延等発生する訳だけど、その分良い評判を得て来たのもまた事実と言えば事実。
でもそんな彼を支える面子も面子で一筋縄では行かないセンスの持ち主の様子。最後まで「えくそだすっ!」の制作頑張って欲しいですね。
色々な人が悩んで、色々な人が奮闘して辿り着くのが一本のアニメであり、それの集合体が一本の作品である。
このアニメを見ているとそんな事実を深く意識させられますね。面白いです。





一方で、美沙やずかちゃんもそれぞれで頑張っていました
美沙に関しては、こう、歯痒い悩みって感じではありますけれどね
確かにモノづくりには関わってはいる、だけどずっと「車」のCGばかりで「他」を学べる環境ではない
このままずっと「車」=安定を選ぶか、それとも「他」=刺激を選ぶかって話でね。
ここに居れば安定は保たれる、だけどそれ以上のものはない、しかし中途半端に待遇がいいのもあって中々離れる踏ん切りはつかない
正に迷い子そのものな美沙でありますが、やっぱり美沙が目指すのは、選びたいのは安定じゃないと思うんですよね
そんな自分の気持ちに正直になれるかどうかですね。でも安定は安定で一つの“生き方”ではあります
それはそれで否定されるべき事柄じゃない 要は合うか合わないか、それだけですね。
でも、普段は元気一杯な美沙の不機嫌な表情は少し可愛かった(笑

ずかちゃんは、傍から見てると「頑張ってるのは分かる、けど、もうちょっと肩の力を抜いて」と言いたくなりますね(笑)。
ちょっと物事を重く捉え過ぎっていうか、トラウマから脱却だ!とはいうものの、それを意識し過ぎて「あくまでガヤである」って事を失念してますよね
もっと気楽に、あくまでガヤである。って事を念頭に置いた方が良い仕事出来たと思うんだけど、まあそんな冷静になるのも簡単じゃないですよね
しかも有名作品への参加と言うオプション付きですから仕方ない部分もありますよね
ただ、ガヤは主役やサブを食ってはいけない
その点であの主張し過ぎなセリフはいささか作品の視点をボヤけさせるものでもあったと思います
存在感を示すよりも、トラウマ云々よりも、まずは確実に、地に足を付けて一つ一つ仕事をこなしていって欲しい。
その先に彼女のサクセスもあるんじゃないかな・・・とか思いつつ、そんな風に“頑張りすぎちゃう”ずかちゃんもそれはそれで好きだったりするのでした(笑

そういう風に、紆余曲折経るのは当然っていうか、順風満帆に行かないからこそ応援したい、または頑張って欲しい
みんなで一緒に励まし合いながら育って欲しい・・・と素直に思える雰囲気と土壌が今作にはあります
一つ一つ“ちゃんとミスをして”しっかり学びながら歩んでいく
そういう堅実さのある作風は大好きですし、
2クールある分段階を飛ばさない丁寧な作劇が光っているので是非じっくり観て欲しいアニメの一つ、ですね
意外と監督の意向が脚本に関わってる事も分かるし、制作進行が陰で出来を左右してる事も分かるし、ガヤでもDVD渡されたりしっかりしてる事も分かる
何より、今はまだ「線」のみんなが「点」で結ばれる瞬間を楽しみに観れる隙間が個人的にたまらないですね
みんなで励まし合って、共に一歩一歩進んでいって、その先に視聴者としても驚き感慨深くなる「何か」が待ってて欲しいし、観たい。って思います
そういう高校の同級生同士の絆だとか友情だとか、そういう要素もきっちり入っている脚本も相変わらず良かったと思います
随所に溢れるケレン味溢れる演出も良かったですし(七福神とか最後のあるぴん達とか)この回もこの回ですっごく楽しめる良回に仕上がってました
また、新たに生まれた「新構想の顛末で、さて作画間に合うのか?」って問題も浮上したり引きの部分も上手かったかと。
面白かったです!















それにしても最終的に「えくそだすっ!」が無事に完成するのか、完成したとしてどのくらいの評判を得るのか
そして次の制作に関しての水面下の争奪戦の模様も描かれてたりして益々続きに期待したくなるような話数でもありましたね
果たして本当に七福神を作れるかどうかも気になりますし、本当に観続けていくのが楽しみで仕方ない作品であります
こういう一歩一歩成長していく類の職業ものが好物でもある自分にとっては宝石のようなアニメですね(笑
「上手く行かない現状」はリアルであり、「後々の成功」の為の糧でもある。
その意味合いでも欠かせない9話目でした。

あと、木下監督の声優を檜山修之にしたのはどう見ても大正解だよね(笑
コミカルでだらしなさも表現出来て、でも一瞬でイケメンにも変われる。かなりのハマり役だと感じます。



COMICエウロパ 2015年1月号 感想

2014-12-06 | COMICエウロパ









今年4月に創刊したこの雑誌も5号目ですね
来年はいよいよ単行本も刊行されていく、って事で色々楽しみです
第一弾は私も大好きなbroilerさんなので必ず購入すると思います。また、新雑誌も出るそうでそっちもチェックしたいなあ、と。

実はちょくちょく読者プレゼントが当たってたり、そういう部分でもお世話になりました
また読者コーナーは変わらずどの作品の感想も取り上げ、創刊したばっかの雑誌とは思えない程充実されてます
そういったコーナーも含めて来年も創刊から読ませてもらってる身として付き合っていきたいと思ってます
好みの作家陣が揃ってるので少しでも売り上げに貢献していきたいなと(笑
そんな訳で出たばっかの最新号の感想です。













◆【地獄の】ぱにゅまる生配信 幻のゲスト回【リア凸】/broiler

ぱにゅまるめっちゃ可愛いですね・・・(笑
何が可愛いって、ネットアイドルぶってる時の良い意味でのあざとさに加えて
素に戻った時の冷静さがかえってギャップを生みだしていて二重に可愛いな、って思います
具体的に書くとさっきまで、昨日までぶりっこしてたのに身バレすると一気に慌てたり一般人ぶろうとする浅はかさがイイですね(笑
しかも、半ば強要だったのにも関わらず涙目になりながらも従順に応えちゃうところなんかも実にツボでした
普通こういう場合「快楽に流されて~」ってパターンになりそうですが、これは最後まで作り笑いの涙目状態って事で
その分心情を想起する事も含めて興奮の度合いが高くお世話になれるクオリティの作品だったと思います

しかしまあ、「人気者になりたい」「有名になりたい」って欲は誰にでもあるとは思いますけど
それを突き詰めると“危険性”も出て来ますから、何だかんだ「そこそこ」が一番快適に生きれるのかな・・・とは最近思います
ぱにゅまるは更なる人気を得たいが為に過激行為に出たんだと思いますけど、ある種「誘ってる」と思われてもしょうがないですからね
14ページ目1コマ目の表情なんか「痛いよう・・・」って心情がいかにも伝わって来るカットでゾクゾクしました
でも悲しいかな、冒頭の笑顔のぱにゅまるも可愛いけど、中盤からの苦しんだり痛がったりしてるぱにゅまるもそれはそれで可愛いっていう(笑
前述の通り涙の出かたにリアリティがあってそういった意味でも背徳的な作中観に熱中出来た新作でした
キャラデザもボリュームたっぷりのツインテールでめちゃくちゃ可愛かったですね
今月でも一押しの作品。あと、ぱにゅまるって名前もキュートでいいですなあ。

単行本は2月6日発売、
次号の翌日なんでファンの方は私も含めて是非。



◆都市伝女子/ぽてころ

いかにも童貞に都合の良い展開になってましたが、
行為の前に山田くんが「お互いもっと心が通じてからの方が~」って言ったじゃないですか
さり気ないけど、こういうちょっとしたセリフがね、グッと来る訳ですよ(笑
元は自分で誘っといて、でもいざとなったら持ち前の誠実さが前に出る
うるみが好きになったのもこういう部分なんじゃないかな・・・と思いつつ
設定的に言えば万歳!って感じですがその実かなり誠実なキャラ性が光る作品にも仕上がっていたかな、と
うるみも本当はこういう人に出会いたかったのかもしれないですね。一縷の望みだったのかもしれない。
その後の二人の様子を想像するとニヤニヤしちゃう類のよくまとまった傑作だと思います。

うるみのキャラデザもめっちゃ可愛くて、最初毒舌キャラから始まって何気に主人公の不器用で誠実な部分に惹かれていく
そういった性格の変遷もまた良かったかなあ、と 作画的な部分で言えばパンツの描き方がちょっとリアルで素晴らしかったですね(笑
シワの付け方とか膨らみ具合とかね。意外と着痩せするタイプだったのも目の保養的に良かったですし過去描写との対比も冴えていたかと。

具体的にどこが冴えてたかと書くと、昔出会った男が酷い性癖の持ち主だったからこそ
今不器用でぎこちなくても、一生懸命気持ち良くしようと頑張ってくれる山田の誠実さが嬉しい
ただ上手い、とか、快楽を追求、とか、そういうのではない温か味を感じて素直に好きになった・・・
そういう官能的描写と共に感動的要素もあったりしてそういうのもまた読んでて心地良かったですね
個人的に官能と感動は同居出来るし、してもいいと思ってますが、それをきれいに証明しているような一作でしたね。
うるみちゃんはこういう風に素直に愛されてみたかったんだろうなあ。素敵な作品でした。

最後の「ちゃん付けがいいぞ」ってセリフもめっちゃ可愛いです!




◆りばらぶっ/ぴりりねぎ

あのー、これはいつもぴりりねぎさんが同人で描いてる類の―


いや、まあ、一応普通の行為描写もありますけどね
肝心の決めシーンがディルド(男性器を模した性器具)を彼氏にハメて逆に彼氏がイっちゃうという
思わず「誰向けですか?」って思っちゃったくらい暴走しまくってる作品ですね(笑
だって男性向け成年誌でむしろ男性の穴にディルドハメてイカすって・・・。

でも・・・これはこれで「実際どうなるんだろう?」って好奇心がないわけではない(笑)。
体感的には女性に責められてる訳ですからねえ、プレイとしては新鮮極まりないわな。
男子が責められ喘いでるシーンが多々ありますので女性の方もお読みになってはいかがでしょうか
っていうかある意味女性が読んだ方がいい気もする(笑
個人的にはアリ。

最後貞操帯を彼氏にはめ込むとこなんか正に直近の同人誌の内容そのものですな。



◆桃汁SPLASH/夏八

前作では気付かなかったんですけど、
トーンの張り方・・・特に10~11ページ辺りがかなり少女漫画っぽい
そういえば前作のストーカーの描き方も女性的だった気がするし夏八さんは女流作家っぽいですね
まあそれはさて置き前作のツンツンアイドルに引き続き扇情的な美少女とまたもツボにハマるキャラ造詣です
こういう挑発的、かつ何考えてるのか読みづらいミステリアスな感じって意外と好きだったりします

本人を前に抜かせて、抜いた後にFして・・・とか
扇情的な姿を見せて誘うも結局寸止めでお預けとか中々に男心をくすぐるキャラです
また一見クールそうに見えるのにすっごい可愛らしい官能的な表情を何度も魅せてくれたり実にイイと思います!
後さり気なく男性自身を見て「わー」とかちょっとドキドキしてる風なのも個人的にポイント高いです
ある意味成年漫画ってそういう細かい部分で違いを出さなきゃいけない分野でもありますからね

多分桃さんはアツシくんの性欲を煽って煽ってピークに達した頃に一気にいくつもりだったんでしょうけど
その心配もなく、桃さんを好き過ぎてたった数日でピークに達してしまいましたね(笑
ちょっとアンバランスな二人ですけどこれはこれで良いんじゃないでしょうか
不意を突かれた時の桃さんの驚いた表情が可愛かった
最後の表情も艶っぽくて最高でしたね
不思議と読み終えた後心地良い気分になれる作品でした 桃さん最後まで素敵な女性でしたね。これからも、この調子で(笑)。
今月とみに夢中になれるヒロインの一人でした。



◆大人のおもちゃの作り方/涼宮和貴

ルックスだけ見れば、それなりに経験ありそうな二人なんだけどね(笑
年もそこそこいってるだろうし・・・なのに、二人とも未経験でした!って顛末が逆に良かったと思います
具体的に書くと、敢えて経験豊富そうって盤石の行為にいかずに、この雰囲気で両方初めてだっつーのが意外性として冴えてた、と思う。

十中八九、そのまま付き合いそう。でもなんか、こういうからかいあえる上司と部下の関係っていいよねえ。
ある種の憧れですな。恐らく14ページ目ラストのコマのちょっと照れを隠すような表情が豊島社長の本心を物語ってそう。



◆嫁入りの唄/午後13時

最早「田舎の狂ったしきたり」を書かせればこの雑誌で右に出るものはいない状態ですな。
というか雰囲気作りも本当に上手くて、不気味な絵面の出し方とかも絶妙で容易に作中観にのめり込む事が出来ます
紅潮した表情やお香により騙されて行為に臨まされる展開など中々に興奮出来る要素満載で良かったです
個人的にこういう「田舎の狂ったしきたり」って成年漫画の常套パターン大好きなんでその意味でも良かったです(笑

どんどん快楽に堕ちていく、淫靡に乱れていく様は「田舎」という舞台設定も相俟ってとてもよろしかったですね
最後は見開きでド迫力のフィニッシュを演出、ラストの嫁さんの乱れを知った後の悦楽的な表情がまた官能的で本気でゾクゾクしました
確かな力量とセンスの元に描かれているコンセプト極まる一品です。



◆アイツ~後編~/うみうし

なるほど、二人をくっ付ける為・・・の存在だったんですね
前回の引きがやたら気になってたので最初に読んだんですけど、
ただ内容的には従順なハッピーエンドだったんで普通にラストに読めば良かったかなと反省。

俺の元にも・・・











そんな訳で、今年すっごいお世話になった雑誌の一つでした
2カ月っていう刊行ペースがね、良い具合に読みたさを煽ってくれましたね(笑
今月はbroilerさん、午後13時さんの背徳を思いっ切り煽ってくれる作品から、
夏八さん、ぽてころさんのラブラブな作品までバランス良く楽しめてとても良かったですね
特に夏八さんは前回から引き続きレベルの高いキャラメイキングを披露されてるので次回作も楽しみですし
broilerさんのぱにゅまるは今まででも随一のキャラデザを誇ってたり色々と俺好みの号に仕上がっていました
ぽてころさんのも余韻のある終わり方でとても良かったな。

次号は個人的に大好きなichiroさんも参加されるとのことで実にワクワク、ですね♪



ヤングジャンプ 2015年1号 感想(ボクガール45話ほか)

2014-12-04 | ヤングジャンプ感想








ヤンジャンも年号的に変わりましたね
確かに今年も色々あったけど、正直私生活が不甲斐ない分「ここまで来たなあ」って感覚が薄いですね
自分の事以外となると話題は十分あったとは思うけど。特にスポーツ関連が凄かったかな。
パッと振り返っただけでも各界色々あったしねえ。まあ、とはいえ「意識を切り替える為」の年末年始という制度だと思うので
その意味を噛み締めて来年はもっと頑張りたいし、頑張らなければ、って今は思います 思ってるだけじゃダメだけど。

巻末のデザインも変わっていよいよ2015年度のスタート、って感じですね
2015年度はどんなヤンジャンになっていくのか、楽しみにしています
カイチューの林先生が復帰しますように・・・。












☆ボクガール #45 ボクの変態な友人は・・・

なるほど、確かに男性が女性下着の会社で働くというのは結構ハードルが高いだろう
思春期の時期ならばそれを気にする流れになるのも至極当然と言える
軽く調べた所、実際は男性の方が多いくらいらしい
それに驚いたりからかう人もいるだろうけど、
ただ、そういう浅ましい行為を気にする時点でモノ作りに関わるものとしてのプライド、そして自信がないと言ってるのと同義で
本当に自分のやってる事に自信だったり誇りがあるのならば下を向いたりこそこそする時点で逆にそっちのが情けないと言える
当事者でなければしょうもない軽口も叩ける、でも当事者ならばその大変さや喜びだって知ってるんだから言いたい奴には言わせておけばいい。
本当に好きならば、本当にやりたいならば、人の目に後ろめたさや申し訳なさを感じる必要なんて全くない
むしろそう感じる時点でお前にはプライドだったり自信がないと宣言していると同じ事なんだ
それは引け目に思う「それ」自体に関しても失礼極まりない行為でもあると思う
本当にお前がそれを大切に、誇りに思うんならば一切そんな素振りは見せないべきなんだ。むしろそれが本心であるなら堂々としてればいい。
「好きな事なら堂々と誇りを持ち続けるんだ」って七太郎の親父のセリフが素晴らしかった。
後ろめたさも、引け目も、申し訳なさだって本来はただただどうでもいい事柄に過ぎない
本当に好きならば、それをやりたいと思うならば、堂々と「俺はこれが好きなんだ」「俺はこれがやりたいんだ」と好奇の目をあざ笑うかのように誇っていればいい
そういうメッセージ性・・・というか、キャラの主張がきっぱりと伝わって来てまるで予想外の面白さでしたね
不健全な臆病者になるよりも、健全なバカになった方が100倍良い。それをデフォルメしつつも思いっ切り描いてくれた傑作回でした。

「予想外の面白さ」と書いたのはこのまま山田が道化を演じ切って猛の嫉妬中心に魅せていくタイプの面白さを予想してたからです
それがまさかこのタイミングで山田のバックボーンを掘り下げてちょっと感情移入させる流れになるとは思いませんでした
少しだけ七太郎も報われたかな・・・と思いつつ、全く同じ性格の親父とそれに引く瑞樹とかちょいちょいギャグが入ってるのも良かった(笑
七太郎がかたくなに大川さんのアプローチを断るのはある意味親父の“プライド”を引き継ぐため
ある種の意地もあるのかもしれないですね
そもそも下着なんてものは「なきゃ困る」ものの一つですから
その分野に於いて好成績やポテンシャルを持つのはやっぱり誇るべき事なんだと思います
先週キモいキモい書いてたけど、キモいだけじゃなくてちゃんとプライドのある男でもあったんですね
なんか見直しました。まあ、それでもキモさもあるのは拭えませんけどね(笑
ただ、七太郎は女性下着を堂々と、誇りを持ちながらヒットさせる人になって欲しいと思います
私自身ちょっと他人と違うだけで目の敵にするような社会性が大嫌いで軽蔑してる節がありますから。


大川さんもなー、別に仕事の事は気にしてないけど、無理矢理イケメンスターにしようとしてんのか(笑
そりゃダメだわ、と思いつつまさかの瑞樹をヅカキャラにする野望が浮上!
オチとしては面白かったけど今後益々混迷を極めそうですな(笑)。
でも最終的な(七太郎の)鞘にはなってくれそうな気がします
「お姉さま」って呼び方もあって、
良い具合に女人化を推し進めてくれそうな期待もありますね。まだまだお楽しみがいっぱいあるんで楽しみです。
「最終的にあの世で結ばれましょう~」って行き過ぎなコメディパートも面白く、いい塩梅で七太郎デート編を締め括ってくれたと思います
やっぱりこの漫画には「お前が本当にそれ好きなら、それやりてえなら堂々としてろ!」っていう裏テーマが漂ってるようで素敵だなあ、と。

瑞樹自身はやっぱり男らしくいくのか、それとも今現在「楽しめている」女らしさにシフトするのか迷っている様子
一旦タガが外れちゃえば行くとこまで行っちゃいそうですが・・・そっちの意味でも楽しみです(笑顔)。

次週はカラー扉付き!
4巻も出るし色々と期待です。



☆ゴールデンカムイ 第15話「におい」

だからアシリパさんと組んどきゃ良かったのに・・・(溜息)。
アシリパさんは無垢な少女でもあるが年齢からは想像出来ない策士である事を杉元は思い知るだろう
いや、思い知るっつーか、早くも即死のピンチではありますが。一体どうするんだろうな。

杉元はただ梅ちゃんの為、っていうよりかは
もう一度梅ちゃんの純粋な笑顔を見たいだけなのかもしれない
そうでないと、あの殺人鬼みたいに見られたトラウマを拭い去ることが出来ない
せめて自分がかつて惚れた女の前だけでは格好の良い男でいたい、、、見上げた根性ですな
是非将来的には梅ちゃんに素敵な姿をみせてやって欲しいものだし、実際に見たい。
そういった意味では全然立派で大した男(やつ)なんだけれども、やっぱりアシリパさんとの相性は抜群過ぎた
知力のアシリパと力の杉元が組むからこそ最強レベルの戦力だったのに・・・今はソロ活動に入ってるけど、いずれは再結成をお願いしたい
アシリパさんだってアシリパさん「ならでは」のやりたい事だってある、人情だってある。また美しく、そして泥臭く勝ちあがる二人が見たいですね。


しかしにしん蕎麦美味そうだったな
ここでも「関東好みの味付け」とか蘊蓄も出ていてグルメ(漫画)っぽい雰囲気なのが面白かった
「ヒンナ」って言葉も出て来たしこういう何気ないカットも挿入してくれるのがイイですなあ
何だかんだ言いつつ杉元の人間性は凄く好きですね。さてこの死線、どう乗り切るか。
息もつかせぬ急展開でゾクゾクするような面白さがありました。

それにしても扉絵からして憤怒模様のアシリパさんとの再会がとても楽しみだ(笑
さり気にニヤニヤシーンも期待しちゃってますが、まあ普通に考えてしばかれるだけかな。
2週間ぶりに俺の←アシリパさんの姿が拝めて嬉しかったぜ。
そしてやっぱり小柄で可愛いな! ムスッとした表情も◎。「お願い・・・気付いて」ってセリフが切実さを醸し出していますね。
さあ再会なるか、注目ですね。



☆リクドウ 第31話「二転三転」

今週は巻頭カラーやで!
カラーイラストはリクの無垢さが滲んでるイラストでもあって相当良かったです
本編は、呼吸を利用して相手の懐に入り込む戦法で反撃のダウンを奪い取りました
ある意味無双されてもしょうがない展開だっただけに正直意外でしたが、
巻頭と言う事もありこういう終わり方は非常に決まってて実にイイですね
今はもう昔の「殴られてるまま」のリクじゃない
敗けを潔く認めるリクじゃない、
殴られたら殴り返すだけのパワーと根性のあるリクなんだ― っていうのが如実に表現されてて面白かったですね
見開きのシーンも、最後のページの傷付いても勇ましい表情のリクもすこぶる格好良くて魅入ってしまいました

同時に、これは「付け焼刃の教え」の限界を示唆してるとも言えると思います
石蕗には確かに才能もポテンシャルもあった、実行する能動的な部分も際立っていたけれど
今ここで最も効力を発揮したのは昔から鍛えられ彼の「教え」を忠実に胸に抱いて来たリクの方だった
ある意味師弟対決とも表現出来るこの戦い、付け焼刃の教えと戦法を武器にした石蕗よりも昔から所沢さんの教えを守って来たリクが優勢に立っている・・・
それはある意味師に対する「想いの強さ」の違いとも表現出来てそれが凄くドラマチックだなあ、なんて感じてしまいました
ここ最近所沢さんに仕込まれた石蕗よりも、ずっとずっと前から所沢を観続け目指して来たリクとの“年季の違い”
それが今回のラウンドの勝敗を分けたのかな・・・って個人的には思いました
最終的にリクがダウンを奪えた「のも」所沢さんの教えからですから。

石蕗は石蕗で、強い想いと「誰かの為に」って気持ちを携えてここまで来たけれど、
それでも敗北を味わうのが人生である、、、って厳しさを描いてくれそうで期待しています
まあ、まだ分からないですけどね(笑
この痛みも傷も恋人の抱える病に比べたらどうってことない。石蕗もまた「男」だと思いました。例え、敗北したとしても。


そこから苗代ちゃんの想いを感じ取るシーンも生まれるだろうか?注目です。










◆もぐささん

まさかのお母さん来た!
・・・いや、まあ、あの特徴的なもっさりヘアーで薄々分かってたけど(笑
流石に母親とくれば二人の仲をイジってくれたり、進展へのきっかけをくれたりするかな?
こちらもまた注目です。そしてベーコン美味そう。



◆思春期サァカス

デレデレモードの真珠可愛いっすなー!
王子のイジられっぷりも面白かったしやっぱこの漫画はこの二人+春成が目立ってないとね。
「恋はサーカス」っていうのはある意味当たってるとは思うけど、サーカスに出来るかどうかですよね結局は(遠い目)。
何気に真珠が客観的に春成を評してるネタも楽しくて中々の当たり回だったと思います。













次号新連載&ボクガールがセンターカラーって事で凄く楽しみです!