サブカルチャーマシンガン

自分だけの「好き」を貫く為のブログ。

【正義のない世界】ノケモノたちの夜 第2夜「邂逅」

2023-01-21 | ノケモノたちの夜(アニメ)











アニメ放送開始以降、
過去の原作の各話感想にアクセスが増えていて、
改めて感謝致します。感想についてはノケモノに限らずどの作品もそうなんですが、
かなり懸命に書いているつもりなのでこれからもご愛顧頂けると嬉しいです。。

で、
第2話。
ある意味ここからがこの作品の真骨頂でございます
いや、初回は初回で本当に美しくまとまっていて大好きなんですけど、
本作のテーマって俗に言う勧善懲悪とは別の部分にあるので。
そう、
この作品ってヒーローものでは無いんですよ
どちらかと言えば、「それぞれの正義」があって、
〇〇が絶対的に正しくてあいつらは絶対悪で~だとか、
それを分かりやすく提示する事を拒んでいるような作品
に感じてました。




スノウ、かっこいい。



ウィステリアの兄、
スノウとの殺し合いがその最たる例の様に感じました。
スノウから見れば、身内を連れ去り目を潰した憎むべき悪魔。
ただ、
その実情は、
本当にお互いが必要と判断した上で成り立っているれっきとしたパートナーな訳で。
スノウの仕事は悪魔自体をせん滅させる事にあるけど、
そこで矛盾が生じてしまう。
悪魔を屠れば正義かもしれないけど、
その犠牲として全く別の正義を踏みにじってしまう
んですよね。
ある種、
何かのメタファーにも感じますが、
この複雑に絡み合う各々の正義のやりとりこそ本作の真骨頂の様に想えますし、
この先もそういうものがいっぱい出て来るので・・・是非期待して欲しいな。って。







マルバスの「暇つぶし」発言も、
何の悪意も無ければ、
彼にとってはそもそも退屈で退屈で仕方のない生き地獄を過ごしていたのだから、
ある種真っ当な動機だったりもする。
それに、
眼を頂いた分、
ウィステリアの人生そのものを預かる覚悟も出来ている。
正直な話、
仕事と趣味にどっちに熱中して人生を懸けてる?と問われれば大体は趣味だと思う
斯く云う管理人もこういっちゃなんだけどブログを書く時の方が仕事時よりも真剣である
そう、
マルバスにとって、
ウィステリアという存在は、
現在進行形で真剣に取り組んでいる最高の生きがいなんですよね。。
そういう意味では彼特有の言い回しをしてたけど半分くらいは照れ隠しなんでしょうね。。




犬好きにも朗報。ワンちゃんも登場だ。



そして、
そんなマルバスの「誠意」にウィステリアも心から感謝している。
勿論、人間では無いので身体のサイズを訊かれるなどデリカシーに欠けた部分はあるものの(笑
対価を捧げた分・・・いや、それ以上の優しさを持って尽くしてくれるマルバスへの想いはかなり強い。
スノウにとっては、
ある種の精神的寝とられに感じるのかもしれないけど←←
・・・でも、
本当に大事な時に彼女を助けてくれたのはマルバスである。
それは、きっと変わらないし変えれないと思う。
誰からも必要とされず、
同情を惹いて自分を殺して生きて来たウィステリアにとって、
マルバスの存在こそMr.Children的に言えばほぼほぼ初めての「安らげる場所」だったんだと思う。
それまでの苦痛が長かった分だけ、普通の、普通以上の生活をさせてくれるマルバスへの恩義は高い。
 勿論、
スノウへの感謝の気持ちはウィステリアはいつだって忘れたことなど無いと思うし、
でもそれでマルバスへの恩を忘れて彼を棄てるのも個人的には違うと想う。
そう、、、とっても複雑なんですけど、
でもそこが本作の良い部分でね。
一言では表せない、
だけど、
各々の中ではどの感情も絶対的に正しくて真実だ~っていう。




西京さんいち推しのキャラ、ダイアナ。。




そう考えると、
舞台設定こそファンタジーですけど、
精神的には物凄くリアリズムを感じる作品
で、
それが、
アニメでも貫かれている部分にいち原作ファンとして安心出来ました。
現実だって、
外からだけしか視えない単なる事実と、
内からしか分からない真実には相当な乖離があると思う。
そして、
スノウみたいなリアクションになるのは個人的にはしょうがない事だとも思うし、
ただ、その裏側の感情を想像するのも大事なことかもよ?っていう。
そういう意味ではメッセージ性も高い話数に仕上がっていて、
思ってた以上にニッコリ出来ました!

新規の方々に観て欲しいのは勿論ですが、
毎週サンデーで追いかけてたノケモノファンにも是非触れて欲しいアニメ化ですね。
毎週律義に感想書いてた自分が言うんだから間違いはないです!(たぶん)









にしても、
EDで様々なキャラが出て来たのには興奮&感傷的な気分になりましたね!
なんか毎週応援の意味も込めて感想書いてただけあって報われた感が半端じゃない。。
アスタロトと美術品のカットとか「分かってる感」が半端ねえ。
都合が良ければツイッターで実況もするかもなのでヨロシクです。


【奇跡のアニメ化】ノケモノたちの夜 第1夜「Let's be alone together」

2023-01-20 | ノケモノたちの夜(アニメ)










以前、
少年サンデーで連載されていた「ノケモノたちの夜」のアニメが始まった。
知ってる人は知っているでしょうが、自分はこの漫画が大好きで連載が終わるまで毎週感想を書いていたのだ。
しかし、
何故か?志半ばで終わってしまって、
最終回の感想は今見返しても感謝と悔恨に満ちたものになっていて・・・
そこから、
気持ちは作者の次回作に期待♬というモードになってはいたんですが、
まさかのアニメ化!!という事で。。
仮にも、
切られた漫画が人気があってアニメ化~って、
どう考えてもあの雑誌の編集部は(ry
・・・否、
そういうのはもうやめましょう。
過去の自分の感想読んでたらこの作品を始めたのもあの雑誌だから。って
物凄い性格の好い言葉を綴っていて我ながら「こいつ良いヤツだな。」と過去の自分に感心するっていう笑







とはいえ、
自分は連載中から「この漫画は素晴らしいから、絶対に凄い作品になる。」と信じて疑わず、
それこそアニメ化なんかも視野に入れて期待とかしちゃってた訳ですけど、
なんかそれもこうやって無事に達成出来たので、
西京さんの視点は正しかった!
また自分の正しさが証明されてしまったな(笑)というか。。
最終回の感想でも「いずれアニメ化すると思ってた。」と書いてたんでホント正しく実現しましたね。

ただ、
別に自慢がしたいわけじゃなく、
それくらい終了自体に納得が全くいって無かったし、
こうやってまた日の目を浴びているウィステリア達を観ていたら、
不思議と感慨深くて泣きそうになってしまった・・・と言うのが正直な感想ですね
しかも、
スタッフは、
原作の良さというか大事にしてる部分を理解してアニメ化してる気もしていて、
それはやっぱりウィステリアとマルバスの❝絆❞なんですよね。
同じはみ出し者、そう、除け者同士だからこそ、
通じ合えた想い。
それが、メインに描かれてた時点でもう既に本作は成功している。と思えた初回のアニメでした。




アニメ第一夜より。重要人物、スノウも登場だ。



改めて観ると、
ストーリー的にはとても分かりやすい。
物乞いを主軸に同情を惹いてカビたパンを食す惨めなウィステリアと、
悪魔信仰が消え失せどんどん存在感を失くしていった孤独だったマルバス、
その二人(?)が、
ひょんな事から繋がって・・・
単刀直入に書くと、
お互いの淋しい部分をお互いが埋め合わせてる~という関係性なんですね。
ウィステリアは誰からも救われない日々の唯一の癒しとしてのマルバスの存在、
マルバスは誰からも認知されない毎日の中で唯一の話相手としてのウィステリアの存在。
勿論、
人間に化ける能力も持ってはいるんですが、
それが長持ちしないのでは深い関係を築く事は不可能でしょう。
何よりも、お互いにとって深く必要とし合った初めての関係性~というのが大きいですね。
厳密に言えば初めてではないとは思いますが、この長い苦しみの中ではほぼ初めてに近いと思う。
だから、❝絆❞が生まれるのも理解出来るし、素直に感情移入出来る良い塩梅の初回に仕上がってたかな、と。







そして、
想像以上に作画がイイ・・・!!
これも思わぬ誤算でした。
勿論ある程度は期待はしてたものの、
原作の美麗な絵柄に負けないくらいにウィステリアが兎に角可愛くて可愛くて。
正直、
観ててこの子に惚れない奴などいない。とか感じちゃうくらいにウィスの作画は気合入ってたし、
演出も格好良くてストーリーは勿論絵にも魅入っちゃいましたね
何より、
マルバスが可愛い(笑
アニメだとよりモフモフしたくなる感じ.....
いや、
彼は悪魔なんですけどね!
アクションシーンも初回は良い具合にヌルヌル動いてたんで、
都合により2回目は録り溜め状態なんですが今後も期待出来るかな~と。
金持ちが雇ってた悪魔も王道のデザインで格好良かったし、
腕が無いのが伏線になっててそこも巧かったですね。







一番感心したのは、
ウィステリアの眼が潰れるシーンをちゃんと描いた事ですね。
改めて観るとやっぱり残酷というか、自分がウィスでもこの決断が出来るかな?とも思うんですが、
その前の自分が死ぬ危険性があるのにウィステリアを助けようとするマルバスも熱くて。。
ある意味、
夫婦よりも夫婦してんな。とか想いましたが、
マルバスが感情移入してしまった影響で、
ウィステリアが契約出来るようになった~という経緯も巧く、
また腕よりも更に価値の大きい眼を差し出した事自体が彼女の覚悟と信念を示していて、
中村一義の歌詞から拝借すれば「死んだように生きていたくはない」。という想いの現れなんでしょうね。
自分を心から必要としてくれたこの人の為に生きたい、という想い。
それは、とても美しくもある。

願わくば、
アニメから入った人には素直にこの二人の関係性に胸打たれて欲しいし、
そしてこの二人の行く末を見守っていて欲しいな。とも感じました
自分は元々原作ファンなので贔屓目は入ってるとは思うけど、
でも、
やっぱりこの作品は素晴らしいし純粋に面白いな、と。
そんな風に改めて受け取れた初回でした。
2話以降も感想書きます。











いや~、
しかし、
一度は終わった。と思っていた物語が、
まさかのアニメ化という形で息を吹き返すのは胸アツでした。。
それもこれも(自分を含めて)ノケモノを応援していた方々の想いの結晶でもあるんだと思います。
ちょっとした報われを感じつつ、かつて本気で心酔した人間としては応援したいですね。

あと、
最近アニメ化の影響で過去のノケモノ感想がよくアクセスされてる事に感謝します。
個人的にダイアナ編でガチ号泣した経験もあるしそれも当時綴ってるので、
大大大大大好きなダイアナの登場も楽しみなんですよ。


恋のスペシャルナンバー。/君のことが大大大大大好きな100人の彼女 第123話 感想(ヤングジャンプ2023年8号)

2023-01-19 | 君のことが大大大大大好きな100人の彼女
・・・??🤔











今日、
仕事の最中、
今週の100カノの内容を想像してたんですけど、
「そろそろ新キャラ来そうだな。」とか考えながら仕事してたら
実際に新キャラお披露目回だったので中々100カノ脳になってきたな!って思いました笑
一応終わり際に次回予告みたいなのはありますけど、合併号だったんで流石に失念してましたね。。

で、
この新キャラ、
数学のテストは0点で、
数字そのものが大好きな数字ガチ恋勢らしいです。
・・・???
ちょっと何言ってるか(ry
否、
例えばのんべえとかスプラッタ好きは現実にも居るから理解は出来ますけど、
数字そのものの概念やフォルムに❝恋愛対象として❞夢中になっている.....というのは異次元の思考過ぎますね
現実はおろか、
他のラブコメでも絶対に存在しないキャラクターだとは思いますけど、
100カノだから存在しちゃうんでしょうね。。




週刊ヤングジャンプ2023年8号より。



でもね、
恋太郎が数字のまねごとをしてキュンが生まれ、
果てには二人で数字ごっこをしてそれにときめく・・・っていうのは、
いちファンとして試されてるな!?っていうか、
新しい扉過ぎるっていうか、
こんな漫画読んだ事ないっていうか(ウフフフフフ)。
あまりにも斬新過ぎて読んでてかなり面白かったのも事実でございます。
 いやでも、
人って何を好きになるか選んでるようで実際は選んでないですからね真面目な話。
例えば管理人が高校野球を観るようになったのだって母親の母校が出て勝ち進んでたから~っていう
明らかに「よし、自分から好きになろう!」という感じの好きになり方では無かったですし、
それこそ漫画だって姉ちゃんとかの漫画読んでたら自然に好きになったし、
逆に身内がハマってるものでもピンと来ないものもある。
 そう、
何かを好きって事は往々にしてとっても自然な事だから。
数のセンスに付き合える人は居なかっただろうし、
居ても一時的にしか耐えられないでしょう。
しかし、
恋太郎ならそれが出来る。し、恋太郎は他人の好きを真っ向から受け止められる度量がある。
つまり今回も恋太郎案件というか、恋太郎しか付き合えない類の相手というか・・・
うん、そういう意味ではやっぱり❝巧さ❞も感じました
まあ、かなりの変態だとも思いますが😂

しかし、わざわざ田舎までやって来て数字ごっことか、
「10になってくれるの……?」だとか、
だから何?と言いますか、
めちゃくちゃシュールな内容でもありましたね(笑
でも、他人に迷惑さえ掛けなければ何かに夢中になってる人は素敵だし、
そしてそんなときめきの渦中に居る数ちゃんはとっても可愛い。
羨ましい・・・というよりは、
きっと自分では無理だろう。という感情の方が強いので、
恋太郎には頑張って欲しいし、二人でスペシャルな数字になってくれる事を懸命に願っています。。
そして、そんな相様を眺めてこちらもニッコリ出来ればこれ幸いでございますよ。
2023年も100カノが全力で100カノしてて100カノファンとしてとっても誇らしい想いです(真顔)🥴👌










・・・でもね、
最後にもう一個真面目な話をしておくと、
他人が何を好きであれそれを馬鹿にしてはいけないし、
逆に尊重するべきなんですよ。
そういう偏見のお陰で、
生きにくくなる誰かが生まれてしまうのならば、
そんな偏見なんて一切消えてしまえ~とは強く想ってますね。
散々ネタにはしつつも、同時に自分を貫いていて立派だな。という気持ちもあるのが事実ですね。
100カノのキャラはみんな自分の❝好き❞に真っ直ぐで自覚的、かつ揺るぎが無いので、
そういう部分はリスペクトしてますし見習わなきゃな~って感じます。
ちなみに管理人の好きな数字は「8」です
8月生まれなので...(単純!)。



真夜中のねこ PART2

2023-01-18 | 








今日は渋谷クアトロでCody・Lee(李)とTHE NOVEMBERSと、
そして企画はUNISON SQUARE GARDEN…..っていう、
ヤバ過ぎるイベントに行ってました。
これ、
よくチケット当たったなぁ・・・と自分でも思います。。
自分はノベンバファンなんですが、他の2組もガッツリ楽しんだので、
やっぱり対バン「も」最高だな。。って気持ちになってます。
それぞれのファンが想いを持って集まってる感じとか、
それぞれのバンドが燃えるものをステージで出しまくる感じとか・・・
最近ライブがより恒常的に開催出来るようになった影響で対バンもまた増えたんでしょうが、
だからこそ改めて【尊さ】を感じる今日この頃です。
ちなみに時間が無いのでこの文章はスマホから書いてます。
いや〜、こういう時は流石にスマホ📱って便利だ・・・!となりますね笑😂









モモ♀ちゃんと!




横顔もステキ😻✨




あざといぞ〜😁




ちなみにこの時はリラックスしてました。
ぬことのイチャイチャは楽し。




モモ「ちゅ〜るまだ?😼」
買ってきます。。😧








しかしライブレポ三連発は疲れた…..
ただ、面子的には良い具合に90年代、00年代、10年代、令和とバラけているので、
お暇でしたらコーヒーや紅茶でも飲みながら是非♫



つしまみれ「令和四年つしまみれの珍旅」w/勃殺戒洞@千葉LOOK 22.11.18

2023-01-17 | LIVE












昨年の11月につしまみれのツアー初日に参加して来ました。







この日のライブは、
対バンが元NUMBER GIRLの中尾憲太郎と元BLANKEY JET CITY、LOSALIOS等の中村達也による、
ベースとドラムのインストロックユニット勃殺戒洞という事で・・・
ちなみに、
ナンバガのベースとブランキーのドラムがユニット組んでた事を知らない人も居ると思うので、
是非この記事をきっかけに知って貰いたい(と、言いつつ自分も去年の秋に知った)。
あの、
小ハコである千葉ルック、
しかも超地元・・・自宅から最も近いライブハウスで伝説のバンドマンが観れるのは魅力的でした
(なんせ管理人が住んでるのは千葉市の隣の市原市なので)。

加えて、
つしまみれのライブで以前BLANKEY JET CITYの「ロメオ」のカバーを聴いたんですよ
しかも、同じここ千葉LOOKで(尚むちゃくちゃ格好良い、本家にも負けない仕上がりでした)。。
そう、
つまりは、
本当リスペクトに溢れた共演と言いますか、
それも東京のデカバコではないトコがまたドラマティックじゃないですか(笑
この奇跡的邂逅を見逃す手はないでしょ!って事で駆け付けた最高の一夜のレポでございます。以下。









勃殺戒洞



兎に角、スゴかった・・・!(語彙力)。
そもそも、NUMBER GIRLのベースとBLANKEY JET CITYのドラムが組む。
その時点で、
既に最の高が約束されているようなもの。
ちなみにナカケンさんは去年まで活動していたNUMBER GIRLを始め、
色々なバンド等で弾いているので何度もそのブリブリのベースプレイは拝見させて貰っているが
(ちなみに数えたら去年は都合4回も中尾憲太郎を鑑賞していた)、
中村達也さんに至っては初めてだった。
中村達也さんと言えば、
自分が小学生の頃によくミュージックステーションやCDTV等に出ていたのを観てたので、
個人的には「あ、本物がいる.....!」的なミーハーな感覚がまずありました。

達也さんのドラミング、ハンパなかったですね。。
手数が多くて聴き応えあったし、
叩いた時の振動が足にまで伝わって来る感じ。鬼気迫る表情、、、かと思いきや、
お客さんに向かって「大きくなったねえ!」といきなりニッコリと話しかけたり緩急もスゴかった笑
強烈なドラミングで足にまで衝撃波が走る感じは正にロック的だったし、
千葉ルックという小ハコなので余計にキてくれて実に痺れました!
 そして、
それに合わせるナカケンさんのベースがまたエグい・・・!!
正直、
素人感丸出しの感想にはなりますが、
「ベースってこんなに色々な音色が出るんだ」
「ベースってギターみたいな音も出せるんだ」
などなど、
ベースと言う楽器の印象すら変わってしまうようなリアルにハンパないプレイで、、、感動しました。
セッションのような曲からパンキッシュでヘドバンが出来る様な疾走感のある楽曲まで、
楽曲自体の幅も思ったよりも広くて最後まで興奮しながら楽しめました・・・!
お客さんの盛り上がりも物凄く、
正に音楽でSEXするとはこの事だなぁ。等と感じたりもしました
兎に角、最初に戻りますがエゲつないくらいヤバい音出してたので(語彙力パート2)、
もし観る機会があったら是非レジェンド達の❝狂演❞を焼き付けてもらいたい。
個人的にもこの日このパフォーマンスが観れたのは有り難い事でした。

ちなみに、
MCはほぼ中村達也さんが担当してたんですが、
今回のつしまみれのツアータイトルにちなんでひたすら下ネタ連呼したり、
ナカケンさんの事を中尾チン太郎だの中尾マン太郎だのとのたまったりとかなり酷面白かったですね(笑
俗に言うリズム隊のユニットでしたがなんかそういうのも全然関係なくて、
ただただ純粋にロックミュージックとして素晴らしかったです。
それを地元で観れた事は尊い体験でした。






つしまみれ
SHOT YOU
JAUGAR
Sex on the Beach
SHOW YOU MY SOY SAUCE
ビール
THE給料日
日本酒
KARIPAKU
Girl's Talk
わたしワイン
エアコンのリモコン
愛の夢
はじまりのうた
ファ**ファ*ファ
ニンゲン・コーティング
タイムラグ
脳みそショートケーキ

Look Back In Anger
良いテンポです。




改めてセトリを並べてみると、ワンマン並みの曲数演奏しててビックリ。
つしまみれはこういう情勢になる直前の19年の秋口に茂原のアスモ劇場で観た以来でした
で、
相変わらず凄まじかったですね。。
飛ばし気味のセトリと演奏でのっけから盛り上がる。
「JAUGAR」の時にはまりさんお立ち台でギターソロ熱演したり初っ端から殺意満々でスゴかった笑
「ブランキ―のコピバンしながらナンバガのライブを観に行く様な大学生だった。」という、
胸アツなMCも残しつつ、
ポップで面白い新曲「SHOW YOU MY SOY SAUCE」を心地良く響かせる。
そして、個人的にもめちゃくちゃ感情移入しながら聴けた「THE給料日」に関しては、
演奏する前にそれぞれの給料日を訊いてから演奏し始めたのがまた給料日への想いを馳せさせて笑
そういう演出もまた素敵過ぎた名アクトに仕上がっていました。

ただ、
序盤の激しいナンバーの連発も最高でしたが、
中盤の「KARIPAKU」からの「Girl's Talk」のような、
オルタナ寄りというかスペイシーかつ幻想的なギターの音色を主軸としたパートも素晴らしかったですね
まりさんの奏でるギターの音色が兎に角美しくてそれに合わせるアンサンブルにも感動してました。
まりさんの美声も恍惚的だった名バラッド「わたしワイン」など、
様々なテイストの楽曲を披露した後、
自分がつしまみれと初めて出会った楽曲「エアコンのリモコン」を演奏してくれたのはマジで嬉しかった。
この曲はNHK-FM「ミュージックスクエア」で掛かってて当時はその独自の作中観に魅せられてました
この日も、
暴走するセンチメンタリズムとサビのグッドメロディを堪能し軽くトリップもしてましたね.....!
そこからの「愛の夢」の流れもどこか繋がっているようでロマンチックでした
他の方のツイートでここで泣いた~という方もおり、
その気持ちも理解出来るな。。と
個人的にも想いました。
他の楽曲と比べると物凄くさわやかな楽曲に感じましたが、それが逆にアクセントにもなっててそこもイイ。

やよいさんがお立ち台の上でイナバウアーみたいなポーズをしてたのも印象的な「はじまりのうた」、
この辺から一気にロック・モードに突入!
声出し解禁の風潮もあってか、
お客さんのボルテージも最高潮に達していった。
そして、個人的にアルバム「人間放棄」が大好きなので、
そこから「ファ**ファ*ファ」&「ニンゲン・コーティング」の2曲も披露してくれたのは
マジで嬉しかったし管理人のテンションが爆上がりでした・・・・・!!笑
「ファファ」はあの爆裂感と疾走感が最高、
「ニンゲン・コーティング」は、
久々に冒頭のあのドス黒いベースを生で堪能出来て大興奮したのと、
人間関係に於ける不協和音をストレートに歌う歌詞が本当に大好きでこれまた最高の鑑賞でしたね。。
何かこの曲聴いてると色々な意味で感情移入してしまってリアルに陶酔してしまいます。

クライマックスは、
まりさんがお立ち台の最前に立って無我夢中で弾き倒した「タイムラグ」!
鬼気迫る表情で愛情と殺意たっぷりに放たれたどしゃめしゃのアンサンブルにも感動。
懐かしいだけじゃダメ
まだやるんでしょ!?
と、
聴き手を扇動するような熱唱にもテンション上がったし刺激ももらいました
ギターもベースもドラムも全部がゾーンに入ったような感覚の中で、
代名詞である「脳みそショートケーキ」・・・
この曲では、
もうダンス、モッシュ、歓声、狂騒のムード、、、と
何もかもが(マスク着用以外は)情勢前の雰囲気そのものに戻っていて、
正直観ながら「これがロックのライブだ。。」とストレートに感銘を受けている自分も居ました
自分もヘドバンとかしながらガンガン盛り上がってましたけど、もう完全に汗だくでしたね(笑
勿論、歓声は出せてもマスク着用自体はまだしばらく続きそうな気配はあるものの、
取り敢えず声出し解禁&それが特に影響ない時点でちょっとは前進出来ているのだと思う(思いたい)。


アンコールでは、これまた最高の新曲「Look Back In Anger」を叩きつけ(タイトルも良い笑)、
最後の最後は初期の名曲「良いテンポです。」を一部アレに置き換えて渾身の披露。
この時の・・・
会場全体がぐっちゃぐっちゃになって、
空間が歪むぐらいの狂騒感と正しい一体感(みんなが超盛り上がってるということ)の感覚は、
もう本当忘れられないくらい、
ロックンロールとしか言えないくらいの❝炸裂してる空気❞があって、
なんかもう筆舌にし難いくらいスゴかった。

原始に還ったような、
自分ではない「何か」に成ったような・・・って書くと大げさかもだけど、
個人的には久々にこの千葉LOOKというハコでロックで転がりまくれた事が嬉しかったのでした。
この時、千葉LOOKは2022年2回目だったんだけど、前の時は声出し解禁前だったので。
うん、実に千葉ルックで千葉ルック出来てたな!と(超笑顔)
それに尽きますわ。
最高のロックショウに感謝。
ありがとうございました!!!!!














つしまみれのライブは色々な場所で観て来てますけど、
やっぱ千葉LOOKの公演はいつ来ても例外なく絶頂に達しますね・・・!
つしまみれのライブ参加自体は約3年振りでしたが、
今年も是非観たいと思ってますし、
改めて過去の名曲等も聴き直したいな~とも想いました。
やっぱりつしまみれは最高のライブ・バンドです。


meiyo「閃一発_2022」(w/asmi、山田将司)@代官山UNIT 22.11.17

2023-01-16 | LIVE











去年の11月にmeiyoさんのイベント「閃一発」に参加してました。









会場が代官山UNITなんですけど、
代官山UNITって個人的にかなり想い入れがありまして、
実は初めてブログでライブレポを書いた会場だったりするんですよね(本当に個人的ですね笑)。
ああ、
そもそも、
ブログ始めたきっかけの一つがライブレポが書きたい~という理由だったんだった。
今、
その2009年に書いた記事を読んでて思い出しました
ちなみにその時観たのはLEO今井のワンマンライブでした
去年久々に彼のライブ観たんですがあれも素晴らしかったですね。。

って、
いきなり脱線してる(汗
要は、このライブハウスに来ると若かりし頃を思い出すんですよ
こういう情勢になってから行くのが初めてだった事もあって❝懐かしさでいっぱい❞でした
このハコで本当いっぱい様々なバンドも歌手も観て来たよな~って想うと、
ホント尊いしライブハウスには想いが宿るんですよね。
ちなみに、
その時から自分のブログ観てる人はマニアというか土下座して感謝したいレベルの存在ですね😭✨
しかも、今回観に行った面子の中にはバックホーンの山田将司さんも居て、
バックホーンはもう20年以上も聴いているバンドで・・・
そう考えると、
なんかしみじみした気分にも成れた最高の一夜でしたね。。では、以下。








asmi
PAKU
Call me
Gerbera
last
memory
例えば
earth meal
ヨワネハキ



asmiさんを観るのは5月のワンマン以来。
しかし、バンドメンバーが変わってなくてそれがまず嬉しかったですね!
冒頭から「PAKU」を投下していきなり「楽しい!」の渦に観客を巻き込んでゆく。
そこから、
名曲「Call me」は兎に角アガるアガる
個人的にあの曲の切ない歌詞とは裏腹のパーティライクなアレンジが大好きで、
あれによって逆により作中の切なさが増している気もするんですよね
最後の「好きだったよ」の呟くのような歌い方も印象的で素晴らしく切ない気持ちになれた印象です。

そして、
2022年のフェイバリットチューンである「Gerbera」の披露も嬉しかった
ライブで聴くと「ベイビィ」の部分の浮遊感が半端なくてそこも大好きでした
あとやっぱり「明後日くらいには笑えるように~」って歌詞が好き過ぎますね
明日ではなく明後日というのが妙にリアルに感じます
聴き手を包み込むパワーを往々にして受けながら、
大人っぽい初期のポップナンバー「last」も披露とコアな選曲にもニンマリ。。
やっぱりこの曲のメロディラインは滑らかで素敵だな~と思いながら聴く
そして、かなり憶えやすいメロディラインな気もする。


そこから、
代表曲「memory」。
まるで演技をするかのように「はあ~っ」と溜め息のような歌唱?も挟んでたり、
その空気感の表現にもまた魅せられつつ、じっくりと、、、山田さんの言葉を借りるなら、
正に「ドッシリと」した歌心が響いていた「例えば」でasmiのディープワールドに惹き込んでゆく。
そして、
最後は元気よく尚且つ丁寧に「earth meal」、
代表曲の一つである「ヨワネハキ」をかっ飛ばす様に響かせてライブは終了。

3マンライブながら今年の新曲、近年の代表曲、最初期の楽曲とバランスの良いセトリで、
今のasmiさんの魅力を伝え切った好アクトだったように思います!
ちなみにこの1か月後、
彼女のワンマンにもまた行ったのでそれも後日レポとしてUP予定です♬
この日は「Call me」の華やかな切なさがバーッと拡がる感じが物凄い鮮烈な印象でした
あれ聴いてたら益々原曲も好きになるしライブでも聴きたくなるしで...実に良かったです。。




山田将司
きょう、きみと
ファイティングマンブルース
冬のミルク
美しい名前

花〜すべての人の心に花を〜



こんな感じだったと思う。
こんな感じ、と言いつつ、一曲だけ失念してるのが逆にリアルでしょ?笑(ヲイ)。
でも、
THE BACK HORNのライブは何度も観て来たんですが、
山田将司の弾き語りは また違った良さというか、違ったヤバさがありました
まず、
山田さんの色気がスゴかったです
具体的に書くといつの間にかBUCK-TICKの櫻井さんのような雰囲気・・・あくまで個人的に、ですよ?
ああいう大人の男の色気というか、それが雰囲気にも歌にも出てたのが印象的でした
そして、バンドとは違って一人でアコギ弾き語って歌ってる訳ですから、
より歌自体が剥き出しというか魂を感じさせるというか、
単純に歌も上手いし声量もデカいし、
中ハコだからその迫力も伝わりやすいし・・・兎角、山田将司さんの❝歌心❞がスゴかったです。

バンドで歌ってる時は爆音のバンドサウンドと絡まってるので気付かなかったんですが、
山田さんの歌い方っていうのはある種演劇的なくらいに感情を出しまくって歌うスタイルなので、
こんなにも個性的だったんだなあ。。って改めて思ったりもしました
過剰なくらいに感情的で、
でも、
それが味になっていて、
聴いてるとこっちの感情も揺さぶられる感覚・・・つまりは、本当「別物」でしたし、
聴いていて終始感動してしまっていた名アクトに仕上がっていました。
もう一曲目の時点から魅せられてたので、
なんというか「これ」を体験出来た事自体が一つの財産と言いますか、
バンドとソロでここまで印象が変わるのも珍しいので.....meiyoさんに感謝したい気持ちになりました(笑

圧巻だったのは、最後の「花」のカバーでした。
この曲では、声、アコギは勿論、足でステージの床を文字通り叩いて、
全身で音楽を奏でいている超原始的な野性味溢れるパフォーマンスに感動しました
また、
歌がイイ・・・!
カバー曲とは思えないくらい自分の味に染めてましたし、
あの声であの声量で「泣きなさい~笑いなさい~」と全力で歌われたら物凄い堪らない気持ちになりましたね
なんか人生楽しもうっていうか、元気良く足掻こう!っていうか・・・単純かもですけどね笑


でも、
この曲を聴いて泣きそうになったのも、
実際に泣いてはないけど涙腺自体は刺激されたのも、
日常生活に於けるエネルギーを(この日近辺だけではなく)頂いたのは純然たる事実。
やっぱり、山田将司ってすげぇや。と改めて感じたこの日の弾き語り、
一切手抜きのないモノホンの❝歌手❞っぷりに感銘を受けたのでした。
また、
最後のアコギの音色もすごく綺麗でした。また、弾き語りも観たい気持ちになりましたね。




meiyo



この日のイベントに行きたい!となったのは、
まず面子が魅力的だったのと、
生で「なにやってもうまくいかない」を聴きたい~というものでした。
meiyoさんに関してはニワカ気味だったのですが、想像以上に丁寧なライブで良かったですね。
パワーポップのようなバンドアンサンブルが光る「チャイニーズブルー」、
あの矢継ぎ早なメロディラインを聴いてると何故か泣きそうにもなった「クエスチョン」、
そして、
何より印象に残ってるのが既存の曲も引用していた(笑)「彼此のコレカラ」のパフォーマンス!
この日はギリギリ?声出しNGだったと思うんですが、それでも、
眼前であのオエオエオ!のコーラスはインパクトあったし、
あの究極的なノリの良さは素晴らしいものがありました
兎角、聴いてて楽しかったし、
独自の演出も面白かったし・・・で、文字通りこれからのライブの武器になっていきそうな一曲でしたね。
ちなみにギタリストの方が眉村ちあきの音楽隊でギター弾いてる方と同じでそこも良かったです🥰
あの曲の狂騒感とmeiyo節としか言えないワードの連発はマジで恍惚的でした。。

そして、
お目当てだった「なにやってもうまくいかない」のパフォーマンスが圧巻でした
meiyoさん自身この曲ではかなり気合入ってた様に感じたし、
終わり際の・・・
何にもやってないだけじゃない?からの、
いきなりドンッ!と演奏が終わって真っ暗になる演出は...スゴかったですね
自身の不甲斐なさだけではなく、怠惰な部分に関する批評性も感じられる終わり方に仕上がっていて、
その辺の魅せ方含めてゾクッとするような鋭利なパフォーマンスになってたのが想像以上で素晴らしかった!!
あれは間違いなくこの日のこのイベントのハイライトだったと個人的には感じましたし、
それを代表曲でキッチリ出来るセンスにまた感銘を受けたアクトでした。
キーボードの方と2人でしっとりと歌った「あとがき」、
そして、
「いつまであるか」というアンコールの楽曲もまた沁みるテーマでしたし、
最後の方は感慨深い雰囲気できっちり一日を〆たのもまたオーガナイザーとして見事でしたね
各々のアクトにきっちりとハイライトがあってみんなが素敵にぶつかり合っていた刺激的な夜でした。
ありがとうございました!!!











ちなみに、
MCで山田さんが「まだまだ若いもんには負けんぞ」みたいな言葉を喋ってたのは、
流石に時間の流れを感じざるを得ませんでした・・・笑
そう言えばバックホーンを初めて聴いたのってもう20年以上も前だし、
デビューアルバムがリリースされたのも自分が中学生の頃、、、って考えると、
そりゃもうベテランと呼ばれる年齢だわなあ。
「meiyoくんとは一回り年が離れていて・・・asmiちゃんとはダブルスコアくらい笑」という、
そのMCも笑いましたが、それでもこうやって一緒にライブをやってた事実はとても尊いものでしたし、
今後もこういった若手とベテランが入り混じった有意義なイベントも観たいなって思いましたね。
そう、正に❝異種格闘戦❞ってテイストのイベントでめっちゃ楽しかったです.....!



緑黄色社会×藤原さくら「緑黄色夜祭vol.11」@KT Zepp Yokohama 22.11.13

2023-01-15 | LIVE










去年の11月に緑黄色社会と藤原さくらの対バンに行ってました。








あの、
この組み合わせっていうのは、
ミュージカル「ジャニス」の組み合わせなんですよね
だから、
戦友感もあったし、
あと、
ジャンルで言えば異種格闘戦みたいな雰囲気もあったし、行くならここだな。と思ったんです
それと、単純に自分がどっちの音楽も好きで普段から聴いてる~っていうのもありましたね(笑)。
だからこの公演のチケットが取れた時はすっごく嬉しかったなぁ・・・
約2か月前でも憶えてるくらいに最高の対バンでした。
では、以下。









藤原さくら
キャラクター(緑黄色社会カバー)
Lonely Night
Super good
わたしのLife
ラタムニカ

まばたき
ゆめのなか
Soup
君は天然色
「かわいい」





のっけから、
「キャラクター」のカバーが来てビックリ。
しかも、原曲とは違って、物凄い渋い感じのカバーで、
リョクシャカのメンバーも言ってたけどそのままフルで聴きたいクオリティに驚き...!
原曲は華やかさに溢れてますけど、このカバーは場末のカフェ等に似合いそうなシックな仕上がりでした。
 そこから、
「Lonely Night」、
「Super good」と、
オールディーズのエッセンスも含んだ藤原さくらワールドが展開される。
この日は久々のバンドセットでしたが、後者はカクカクした演奏の雰囲気も大好きでしたね
Cメロの歌唱もとてもエモーショナルで聴いていて心打たれた記憶があります。

そこから、
この日一番良かった「わたしのLife」っていう曲。
この曲は去年の管理人のよく聴いた曲ベスト20!の10位にも入ってる曲なんですが(知らんがな笑)。
やっぱり.....イイですね
緑黄色社会のベーシストの穴見さんもこの曲をフェイバリットに挙げてましたが、
そう、ですね・・・自分では頑張ってるつもりでも中々それが目に見える形にならない時の方が多くて。
そうなると、生きる事ですらネガティブで嫌なものになっていくんですけど、
この曲は、
自分、頑張ってるよね。
自分、よくやってるよ!っていう、、、
うん、その作中の心意気のようなものにいつも感動してしまうんです
素直に自分の人生や足跡を愛せるような、そんな包容力にこの日もヤラれてましたし、
演奏も良い具合にポップかつ時折ギターの音色がビシッと来る塩梅も素敵で素晴らしいものでしたね。

緩急を付けるように残酷な歌詞も印象的な「ラタムニカ」
いきなり、
「死んでゆけよ」のフレーズは結構リョクシャカファンに刺さったかもしれませんが、
こういうのが対バンの面白い部分でもある。
絶望しかない雰囲気の中で、
そこに溺れるのも愉しかった一曲
 そこから、
歌が際立っていた「赤」、
これまたブルースそのものだった「まばたき」と渋いパートに入っていく
かと思えば、純然たるポップソングの「ゆめのなか」を真っ直ぐに響かせたり、、、と
そのバランス感覚もまた絶妙なライブに仕上がっていました

曲目通りほっこりとするライブ向けでもある「Soup」の優しさ、
そして往年の名曲のカバー「君は天然色」を披露し、
最後は「かわいい」を熱唱してこの日のライブは終了。。
藤原さくらさんのライブを観ると、毎回涙腺に来る場所があって個人的に堪らないですね。
この日はそれが「わたしのLife」だったんですが、この日のこの曲には結構影響をもらいまして、
家飲みもといお酒自体を全然嗜まないのですが、この後ごくたまに家飲みとかしちゃったりとかね、
でも、それもたまには良いかもな、とか・・・
そういう自分に与えた影響含めてこの日もまた心に残る公演でした。
正月は終わったけど、また機会を見つけてお酒飲みながら自分の人生振り返りたいなぁ!





緑黄色社会
Mela!
S.T.U.D
Don!!
Shout Baby
アラモードにワルツ
想い人
ミチヲユケ
merry-go-round
Sabotage
キャラクター

「かわいい」(藤原さくらカバー)
始まりの歌





緑黄色社会のライブはこれで3度目だったんだけど、
それまではホール、アリーナだったんでライブハウスで観るのは初めてだった。
なので、近い近い。。
この間、
ミュージックステーションでのパフォーマンスで「ミチヲユケ」(これも最高だった)を聴いたばかりで、
あ、TVに出てる人らがこんな近くに居る!的な・・・そういう感覚でしたね笑

のっけから代表曲「Mela!」だったのにもビックリ
しかも、男子同士が向かい合わせで楽器を弾くパートも熱かった
いつも以上にアグレッシヴで解放感があったのでライブハウス向けのパフォーマンスなのを感じました
そこから、
「S.T.U.D」だったんですが、
これまたアツいアツい
エモバンドかよ!ってくらいの熱量と疾走感で届けられてたんで、
結構驚きもありましたよね
叩き付けるかのようなステージングには感化もされつつ、
新曲の「Don!!」も良かった
早くもライブの定番曲かのような馴染み具合でご機嫌な曲調とシリアスな歌詞のギャップもベターでした

この日は、珍しく「アラモードにワルツ」という選曲で、
もしかして藤原さくらに合わせたのかな・・・?とかちょっと思いました
この曲のピロピロのギターソロも良くて全体的にほんわかした雰囲気がまた多幸感に満ちていて◎!


で、
新曲の「ミチヲユケ」、
すっげえ良かった・・・!!
あの独特のコーラスワーク、生で聴くと、
民族音楽みたいな雰囲気も感じられて物凄くコアで素敵でしたね
やっぱりこの曲は緑黄色社会の楽曲の中でもかなり尖ってる曲だな~と実感
晴子さんの「生まれ続けていたいわ 飽き尽くすまで」のボーカルもかなり強めで素敵でした
と、言葉で表現するとこういう感じにはなるんですが、
あの鬼気迫る感じは筆舌にし難いくらいにホント凄かったです
緑黄色社会で、
ああいうイッっちゃってる感覚味わえるんだな。。と純粋に想いましたし、
全員が束になって襲って来るアンサンブルもまた素晴らしくてこの日のリョクシャカのベストアクトでしたね
この曲は是非今年のライブでも聴きたいなぁ・・・!と強く願ってる曲の一つですね♬

クールな歌声も格好良かった「merry-go-round」、
男子同士が向き合ってバトってた絵面も痛快だった「Sabotage」、
アウトロで踊る様に弾く様が素敵過ぎた「キャラクター」と完璧な魅せ方で本編は終了。
 で、
アンコールでは藤原さくらの「かわいい」をフルでカバー!!
こっちの「かわいい」に関しては小林さんのギターが原曲よりもグイグイ来てたのと、
歌も、
よりアグレッシブな印象で・・・
そう、
やっぱり❝エモ❞な感じに変わってましたね!
そう考えると、 緑黄色社会はある種エモバンドなのかも。。とか感じつつ、
その強さが前面に出てる印象の「かわいい」はそれはそれで心に残るクオリティのカバーでした。

最後は、小林さんの「これで終わりだぞ~!!」のシャウトも印象的だった「始まりの歌」、
あのシャウトからはもっと騒いでいいんだぞ!というロッカーとしての魂の言葉にも聴こえました
晴子さんの爽やかかつ意思のあるボーカリゼイションにも満たされてライブは無事終了
藤原さくらさんと緑黄色社会の音楽性は結構違うものだと思いますけど、
だからこそそれが見事に交わった事自体が尊いと思える、
そんな(正しく)奇跡の一夜でした。。
ありがとうございました!!!!!














ライブハウスで観る緑黄色社会は、
この表現が正しいのかは分かりませんが、
ホール等のライブよりも動物的な感じがしてそれが非常に良かったですね
良い具合に喝を入れられたというか、迫力も直に感じられて心から素晴らしかったです
ちなみに、ホールはホールでスケール感があるのでどっちも大好きですけど笑

そして、
藤原さくらさんとの組み合わせは自分得でしかなく(そうそう、この表現使いたかった!今思い出した)、
やっぱり元々聴いている同士の対バンは本当楽しいな~!!という事を実感出来た一夜でしたね。
藤原さくらさんの「わたしのLife」はライブでは都合3度聴いてますが、
この日が最も完成度高い様に個人的には想えて、
それもまた宝な一日でした。


真夜中のねこ。

2023-01-14 | 








昨日の保険記事は実は1月3日に書いたものです
その日は普通に起きれたのでお蔵入りにしてたんですが、
昨日は精神的な疲弊もありいよいよ使用した~って感じですかね(笑

で、
いきなり暗い話になるんですけど、
今週の水曜日の深夜・・・だったかな?
あまりにもネガティブな事を考え過ぎて中々寝れなくて。
今は、
睡眠時間を増やしたのもあり、
その時よりは落ち着いたんですけどね(やっぱり落ち込んでる時にじっくり眠るのは大事)。


ただ、
ずっと精神的に良い状態を保ち続けるのは難しいですね
そんな夜にふと自分の部屋の扉をガリガリ削る音が聞こえて。
で、
ムク♂が居た訳なんですけど、
そのままムクをあやしたり撫ぜたり腕枕してやってたらいつの間にか眠くなってて、
そのまま寝たんです
翌日仕事なのもあり、これは非常に助かりました
精神的に辛い夜に飼い猫がわざわざ部屋まで来てただただ素直に寝てくれる、、、
そんな奇跡のようなエピソードが実際に生まれた事に感動しましたね
別に毎回こうじゃないので、余計にね。。

しかも、
その時観た夢がまた意味深な夢で、
詳しく話すとイミフになるかもだから要点だけ話しますが、
今やってない事触れた事のないものを体験するだけで君の世界は変わる~みたいな。
「これ、夢なのか・・・?」ってくらい講習みたいなメッセージ性の高すぎる夢を観たんです。
あそこまで明確な夢は早々観ないのでそれもかなり印象的な水曜の深夜でした。
なんかすごく優しく包まれた?みたいな忘れられない日常の一幕で。









実際、あまり眠れないまま仕事に行くとマジしんどいのでかなり救われた。。




可愛い♬




めちゃくちゃ甘えて来たので、めちゃくちゃイチャイチャしました(笑
性別的にはオス同士だけど←




いつもありがとう。





保険記事

2023-01-13 | ブログ雑記




仮に寝過ごしてしまった場合この記事がUPされると思います(予約投稿)。
でも、
今年は何があっても毎日更新しますので・・・
その覚悟の表れだと思って下さればこれ幸いでございます!!




【デジタルシングルレビュー】綺羅キラー/ずっと真夜中でいいのに。

2023-01-12 | デジタルシングル










底辺のてっぺんの味で
満たされたいわ









ずっと真夜中でいいのに。は、
元々数年前に「秒針を噛む」って曲がNHKのラジオで流れていて、
それ聴いて「あ、この曲良いな。」って純粋に思ったんですけど、
その時は・・・
自分自身のモードが❝狭く深く❞みたいなモードだったのと(大体ランクヘッドやロストインタイム聴いてた)、
他にも結構その時のモードが新しい歌手を掘り下げる~みたいなものでは無かったので。
「良い曲だな。」とは確かに感じつつも、思ったまま終わってしまったんです。
 それから数年が経って、
この間母親と歌番組を観てる時に不意にこの曲がCM中にTVから流れて来て。
瞬間で「良い曲だな。」って感じてたら母親が「この曲良いね。」って口に出したんです
全く同じことを感じてたので、「うん、いいね。」って返したんですけど・・・
なんかその感じも良くて(笑
この歳になって、
そういう感じを味わう事ってあんまり無いので。
子供の頃の感覚にふと帰れたんですね。


で、この「綺羅キラー」って曲、
サビの鮮烈なメロディも冒頭の格好良いギターリフも大好きなんですが、
何より特徴的なのはその歌詞です。
サビで、
「最低なコンプだし
 最高の昆布だし」とか歌ってるんですが、
ある意味syrup16gにも通じる様な無茶苦茶な韻の踏み方の歌詞を書いていて。
でも、
その意味不明な様で、
ちょいちょい意味深なフレーズ、
メッセージ性のようなフレーズが紛れ込んでる感じ、、、が凄く自分の好み
だと思いました
例えば、
「周りに合わせる言語も知らねえ」
「葛藤の活動がマスト」
「嫌いなんて序の口 そう思うと楽だし」
「落ち込んでる方が進めるセオリー」
「揃ってるだけじゃつまらんし」
「ヤミー(闇)エネルギーはいつも助かってるんだよ」

などなど・・・ですね
そう、
ノリ重視と思いきや、何気にはみだし者のテーマソングみたいな歌詞に仕上がっていて。
それが素敵だなと感じましたし、最後の方の歌詞で「乗りこなす必要もないし」って歌ってるんですよね。

個人的に、この「乗りこなす必要もないし」って歌詞が特にお気に入りで、
つまりは❝上手くやることだけが全てじゃない。❞という事だと聴いていて思ったんです
それは、
時代であったり、
人間関係であったり、
様々な事柄に当て嵌まると感じますけど、
もっと言うと他人や他人からの見られ方云々よりも、
自分が、どう、有りたいか.....っていう。
そういう部分にまでこの曲は切り込んでる気がして、だから本当に名曲だと思えますね。



それと、
もう一つ印象に残ったのはACAねの声ですね。
凄く歌に対して色を付けるのが上手な気がしてこの曲は特に顕著な気がします
歌詞をただ歌うんじゃなくてそこに様々な感情を乗せるのが巧い。
例えば、
抑揚の付け方だったり、
格好良い部分と甘やかな部分の緩急だったり・・・
「増殖」が「増殖ゥー↓」
「僕」が「僕ゥー↓」
「歪み合った」が「歪み合ったハァ↑」
「満たされたいわ」が「満たされたいわーぁあ」に聴こえるんで、
歌詞カード読むのも面白いんですが歌聴いてると歌詞カード以上の情感が詰め込まれていて、
数年前「秒針を噛む」を聴いて「この人の曲と歌良いな。」って思ってた自分は正しかったな。って
この曲を何度も何度も聴いていて深々と感じたりもしています
また、
画像のクレジットを見ても分かる通りカリラップという方がラップで参加していて、
その高速ラップとの絡みもまた聴きどころに仕上がっていると思いますね。
あとMVもライブシーンがめっちゃ素敵なので是非観て欲しい・・・!








いつだって研修生
価値が小惑星
乗りこなす必要もないし



でもね、
色々書いて来ましたけど、
この曲の最も良い部分は先述した冒頭の歪んだギターリフが象徴してるように、
人間が普段抱えている軋轢や相違感、孤独などの負の感情が
聴いていると相殺されてスカッとする感覚があるんですよね
そこが聴いてて一番好きで最近ヘビロテしています
それを、
ここまでポップかつ良い塩梅で仕上げられているセンスはやっぱり凄いと感じましたし、
この曲にハマってから「秒針を噛む」も聴き直してるんですが、あの曲も今でも好きだと感じました。

ずっと真夜中でいいのに。、まだまだ知らない曲がいっぱいあるので、
2023年はマイペースに掘り下げてゆきたいです・・・!
そしていつかライブでこの曲を聴きたい。