サブカルチャーマシンガン

自分だけの「好き」を貫く為のブログ。

川本真琴「ひかり」@Billboard Live TOKYO 23.8.17

2023-08-21 | LIVE











先週の木曜日に川本真琴のライブを観ました。ちなみに1st公演です。









例の如く、
ライブ前のXのポストで「人生初めて~」って投稿したけど、
ライブ終わった後初めてじゃない気がして自分の前のブログ検索してたらやっぱり一度生で観てた。
2010年なので13年振りに観たという訳ですな。
その時のレポがこちら。


「超進化アンチテーゼ」より抜粋。


ちなみに、
この頃から自分のブログ見てるよ~って人が居たら本当に偉いですね。
っていうか、この頃から(良くも悪くも)しつこくブログにこだわっている自分もすごいな
よくよく考えたら結構色々と貢献してる気がして来ましたけどね.....たまには自分を褒めてみる。
上のレポは暗に「自分の知ってる曲演らなかった!」って言いたかったんでしょう
でも、
その中でも「アイラブユー」良かった!と綴ってる辺りは流石だなっていうか、
案外自分の文章も捨てたもんじゃないかもな~とか感じてしまいました
さっきから凄い手前味噌ですけど、アマゾンレビュー時代から17年位続けてるので許して下さい(笑
こうして過去のライブレポ振り返って見ると「同じ曲で感動してたんだな。」って事が分かり、
ある意味昔も今も川本真琴さんの生歌で感動してるんだな~と想えて良かったです
でも今度はこんなに間隔開けずに次のライブ観たいですね!
という訳で以下(毎度前置き長くてごめん)。
















会場のビルボード東京には昨年以来2回目の来訪でした。
前回来た時はわざわざ地上に出て会場をスマホのマップ機能で探してたんですけど、
よくよく構内を眺めてたら六本木駅から直接会場のある建物まで繋がっているみたいで
今回それを知る事が出来たのは良かったですね。また来る機会があったらとっても助かります。
 相変わらず都会然とした会場・・・
なんか、
ここに来ると自分が低賃金ハードワーカー軋む歯車~な事を忘れて
リッチな人間になった気分になるんですよね
えらい豪華な会場、
食事しながら音楽を楽しんでいる人々、
スタッフも高級外食店の人みたいな素晴らしい対応。
とは言え、財布の中を見ると一瞬で「あ、全然底辺だわ。」となるので、
そんな風に気分だけでも❝良き人❞になれるのがこの会場の肝なのかもしれない。。等と思いました
ちなみにチケット代は普通のコンサートと別段変わらない。そう考えると興味深い会場ですな。



開演時間を数分過ぎた頃にバンドメンバーと川本さんが登場。
一曲目はニューアルバムと同じく「アロエ」でした
そう言えば、
川本さんの髪型は黒のおかっぱ風でジャケットの写真からまた変わってましたね。
ゆったりとした心地良い楽曲でふんわりした時間が流れる中、
この曲では川本さんがフルートも演奏していてそれもまた素敵でした
アップテンポな「April locking down」、
浮遊感が心地良い「fish」は後半の躍動感への変化も含めてとても楽しかった。
POP&ROCKな「ホラーすぎる彼女です」と徐々に賑やかになっていくアンサンブル、
静謐とした空気感で始まりつつライブっぽいテンションも垣間見れた序盤でした。


MCでは、
「このバンドはこの日のこのライブが初めて!」という発言から
夏はフェスや海水浴に行ってた事など色々話してました
あまりにも延々としゃべってるので、
バンドメンバーから「全部言わなくてもいいんですよ!」とツッコまれてるのも面白かったですね笑
 アルバムの先行シングルでもあった「universe」、
初期とは違う少ない歌詞が特徴的ですが、
その分とてもシックな響き
そして伸びやかな声~と、また違う類の魅力でリラックスして聴き込める様な音像になってました。
沁みるようなカンジ.....
から、
一転して「ワールドエンド・ガールフレンド」では
メロディアスでありながらオルタナティブロックにも通ずるサウンドデザインを披露
サビメロも気持ち良くて新譜の楽曲を中心に緩急織り交ぜたセトリで観客を魅せて行きました。




ちなみに今回は4階のカジュアル席で観賞。何故か無料で1ドリンク付き~っていう神仕様でした。。



ライブは中盤へと移行。
川本さんピアノに楽器を変えて2曲ほど披露。
どちらも牧歌的な「アイラブユー」「大観覧車」と安らげるような2曲でしたね。
特に、
「アイラブユー」に関しては、それこそ13年前のライブでも聴いて気持ち良くなってた訳で、
この日も聴き手を包み込むような、そして柔らかに肯定してくれるような歌声が本当に至福でした。
日々の楽しかった事を素直に思いだせるような・・・そんなうたに感動してましたね。
 ピアノコーナーが終わると、
幻想的なアレンジに途中デジロックの様な刺激的なアプローチも光っていた
「トムソンガゼルになりたかった」を披露。
正直、
かなり好きなカンジの楽曲でした
途中の泣きのギターソロの破壊力もヤバかったし、
あのスケール感は会場の雰囲気にも合っていてその融和する感じも素晴らしかったですね。
勿論過去の名曲群も大好きなんですが近年の曲でもあそこまで盛り上げてたのは凄味を感じました。

ライブは、後半戦に突入。
ビルボード東京は大体1stステージ、2ndステージで開催されるので、
一般的なライブと比べて短めに終わる事がほとんど。
ただ、
そんな中でも新旧織り交ぜたセトリで魅了・・・
そう、13年前のライブと違ってたのは90年代の楽曲も普通に歌ってた事ですね
まずは初期の代表曲の一つ「やきそばパン」をグルーヴィに歌唱
正直めっちゃ気持ち良かった。。
なんか、
会場自体が高い場所にあるので、そういう意味でもナイスな選曲だった気がしなくもない。
聴き終ってから無性にやきそばパンが食べたくなるのはお約束...ですかね?笑
この曲の前には「Yeah」のコール&レスポンスがあったり、
ステージのカーテンが開いたり~と
聴き手のテンションが自ずと上がっていく様な仕掛けも実に秀逸でした。
伸びやかな歌声で聴かせるサビのパートは解放感にも満ちていてこれまた至福の時間でしたね。


からの、まさかの「愛の才能」を披露。
ぶっちゃけ、ヒット曲はあまり演らないのかな。とも感じてたのでかなり驚いた
隣に居た女性の客も世代だったのか「ヤバっ」って感嘆の声を漏らしてましたね
この曲はリアルタイムでミュージックステーションでの歌唱を観てたので
あれから・・・20数年以上経って生で観れてる事実が感慨深い。

「成長しないって約束じゃん」って名フレーズを直で聴けた意味はデカい。
し、
歌唱も良かったけどそれ以上にバンド演奏のファンキーさがヤバかったですね
アウトロに向けてどんどんロックンロール色を増してくアンサンブル
尚且つ、とってもファンク!
その演奏聴いてたらここがビルボード東京だという事を忘れて、
まるでライブハウスみたいな盛り上がり方をしてしまいましたね(笑

逆に言えばあの演奏がお洒落なビルボード東京をライブハウスに変えてしまった~とも言える。
官能的な詞世界にドキドキし、グルーヴィな演奏にノリノリになり、最高のハイライトを全身で浴びました!!


ただ、
この日はダブルハイライトでした。
「新しい友達Ⅱ」がまた最高に盛り上がってて実に素晴らしかった。
純度の高いメロディ、疾走感溢れる青春ロック、バンドアンサンブルの一体感・・・
何より、
サビで
「サンキューベイベー」
「ファックユーベイベー」

感謝とくたばれ!って気持ちを両方歌ってるトコに痺れたし、沁みました。
ムカつくけど、ありがとうって気持ちもあるし、ありがとうって気持ちもあるけど、ムカつく部分もある。
それって何よりもリアルだし、シンパシーも強いし、何より自分自身も感じてる事だし...
それが轟音にも似た気持ち良いサウンドで襲ってくるので
本当に堪らんかった・・・聴いてて自分の過去の出来事や出会いを何度も思い出してました。
管理人は世代なので、
ぶっちゃけ90年代付近の楽曲を聴けたのはやっぱり嬉しい!
けど、最近の楽曲がそれに並ぶくらい胸に来たのもやっぱり嬉しい事でした。
っていうか、聴いてて泣きそうになった。というのも、今回きっちり伝えておきたい事かなと。

最後は、
「ごはん食べたー?」という素朴な発言から笑
誕生日コメント貰う度に一人一人に返せないのが淋しいから
「今日をみんなの誕生日にします。」
「みんな誕生日おめでとう!」
「いつまでもお元気で」
と無理矢理ライブの日を観客全員のバースデイにして祝い切る事に成功(笑
面白かったけど、ただ管理人は8月生まれなので、ちょっと感動もしちゃってましたね
夏は大の苦手なんだけど、夏生まれで良かった・・・と珍しく感じました。。
 最後は、
しっとりとギター弾き語りで「ロードムービー」を歌って締め
川本さんの人生を振り返ったようなリアルな歌詞が特徴的な楽曲で
本音が滲み出ている後半の歌詞も含めて沁みる、、、
そう、
ある意味夏に聴くのにもピッタリ!って感じでとっても素敵なエンディングだったと思います。
川本真琴さん、バンドメンバー、スタッフ、ビルボード東京の皆さん
ありがとうございました!













1.アロエ
2.April locking down
3.fish
4.ホラーすぎる彼女です
5.universe
6.ワールドエンド・ガールフレンド
7.アイラブユー
8.大観覧車
9.トムソンガゼルになりたかった
10.やきそばパン
11.愛の才能
12.新しい友達Ⅱ
13.ロードムービー














この日は私生活で色々あって相当落ち込んでいたので
ラーメン久々に食べたり快活クラブでソフトクリームいっぱい食べたり、
こうやってコンサートを愉しんだり・・・何か自分で自分を元気にする事が出来た、
俗に言う自分の機嫌は自分で取る~を正しく実行出来たのが嬉しくもあった。
ま、
ライブがこの日にあったのは偶然なんだけど笑
うん、そういう意味でもこの夏でも特に印象に残る一日だったのは間違いない。
あと、最近よく家で川本真琴さんのCD聴いたり外でもサブスクで聴いてたりするので
また是非川本真琴さんのライブには足を運びたいな~って思ってます。
先述の様に、今度は十何年ぶりになんてならない様に、ね!


【タイトルに偽りなし】アニメ「わたしの幸せな結婚」 第7話「夏の華の淑女」

2023-08-20 | わたしの幸せな結婚
やったぜ。











正直、
美世は可愛いっすね・・・
見た目もそうなんですけど、精神性が...
一生懸命、
「旦那様に相応しい奥さんになりたい!!」と努力する美世
流石にこんな嫁がいたら男としては頑張らざるを得ない、仕事ですら幸福に感じられそう。
って想うと、
本作って大概男性向けの側面もあるんじゃないか~とか感じながら観てました
兎に角今週は美世の可愛さが臨界点を突破してましたね。。







あのね、
先週が可哀想過ぎたから(冒頭、未だ傷が残ってる辺り芸が細かい)
今週の内容は正に天国に思えましたね
正式に結婚する事が決まって
二人で書名して、
ドキドキモードが止まらなくて、
美世は益々良いお嫁さんになろうとして頑張る決意をして、
そんな美世の姿を見て久堂さまも時々紅潮する・・・っていう
正に❝わたしの幸せな結婚❞のタイトルに偽りなし!でした
それは先週は偽りありだった~という事ではなく、
その.....
色々な困難を乗り越えての「今」があるって事だから、
振り返れば辛かった出来事さえ今の自分を形創って来たある種の財産なんですよね。
まあ渦中の時は誰しもそんな達観した事は中々考える事は無いんですけど笑
うん・・・今週は本当幸福な結婚生活そのもので、
観ていてとても気分良かった
ですね。







香耶のこと。
先週、あれだけ感想の中で不快感をあらわにした管理人ですが、
いちから奉公人として逃げずに通う決意した香耶の姿を見ていたら
甘いのかもしれませんが
「こいつが変わるんなら、正直見てみたい。」とか思ってしまいました
正直、
なんだかんだ幸次さんとお似合いな気もするんですよね・・・別に皮肉では無く。
人は一面的な生き物ではないので、
多面的に考えれば、
香耶にだって良いトコはある・・・はず。たぶん。うん。
その道筋を(あるのならば)見守ってゆきたいなあ、とか何となく想ったり。
逆に言えばここからが彼女にとっての本当の始まりなのかもしれない。







幸次さんのこと。
気持ち分かるなぁ(笑
昔好きだった人の事を今でも考えて未練がましい行動に移ってしまう~のは理解出来る
でも、結局、香耶を受け入れたのは幸次さんだし、今更告白されても・・・というトコロ
なんかこの辺気持ち分かるから書いてて心が痛くもあるんですけど。
まあ...そうですよね
冷静に考えれば、
過去に固執し続ける事って未来の生産性を奪う行為なのかもしれないですね
暗に、それを視聴者に訴えかけてる気がして観ていてちょっと切ない気分になりました
また、
美世が久堂さまへの想いが先んじてあるので、
さり気なくとぼけた辺りのシーンは❝大人のラブストーリー❞だなぁ。とか感じて
この作品ってこういう胸に来る恋愛描写も出来るんだな、と思いまた個人的な評価が高まりました。
せめて告白だけは...っていうのは分かっちゃいたけど単なるエゴなんですよね・・・うん。







さて、
今後に向けては、
2か月後に紳士淑女が集まるパーティに出席すること、
そこでしっかりとした奥さんを演じれる様に久堂さまのお姉さんがご指導すること
そして、
また美世を狙う新たな?刺客が現れたこと・・・などなど。
正直、それなりに謎や推測しか出来ない事柄が多かったりするので、
そういう意味でもこの先を観るのがとっても楽しみですね
母親の桜の木に触れた時の描写とか、
美世はやっぱり(本当は)異能持ちだったりするんでしょうか?
ま、取り敢えずは、美世ちゃんの❝淑女ロード❞を一先ず楽しみに観ていこう~って思います!
ところで夜の生活に変化はあるんでしょうか
・・・・・うむ、
なんでもないです、はい←?














ところで、
千葉駅付近のアニメイトに巨大ポップがありました。
この間自分の見てるインスタグラマーがこのアニメ推してたり、
地味に人気あるっぽいですね。
地味に人気ありそうな作品を推すところもいかにも管理人っぽい~って言えます(笑
 それと、今回なんとか放送されたその週の内に感想をUP出来ました
今までは最新話放送の前日にギリギリでUPが続いてたので、
今回からそこも変えてゆければ良いですね。


【新しいライバル】大箕すず「フィルター越しのカノジョ」2巻 感想

2023-08-19 | 単行本感想












2巻の表紙はちょっと過激?なカンジでした(まあ1巻もそうなんだけど笑)。
念のため途中までで載せてます
全部見たい方はアマゾン等のページを是非閲覧して下さい。。

で、
この2巻を読んだ感想は・・・正直、面白いっすね。
こういう言い方が正しいのかは分かりませんが、凄く「王道」の匂いがしました。
多分、
三葉が能面くん(成海くん)を気に入る理由が良く分かるというか、
能面くんってすごく優しいですもんね。
今どき、
自分の身内の勉強を見て欲しい~ってお願いするくらい情の深い人間っているんでしょうか
斯く云う自分も能面くんの事を褒めてるけど妹の成績の事とかあんまり気に掛けて無かったですし、、、
客観的に観ても情の深い良い男・・・であると同時に、なんか面白さもありますもんね(笑
冷静に考えれば優しさと面白さを兼ね備えてる男ってズルい存在ですね
現実だと、
優しいだけじゃ物足りないとか
面白さだけじゃなく優しさも欲しいとか
なんか色々難しいんですけど(苦笑
 ただ、
この感覚的に能面くんの良さが分かる~っていうのは大事な感覚で
三葉さんがホの字になってるのにも感情移入出来ますし、
やっぱり三葉さん...及びえふぁにとっては滅多にない理解者の1人ですからね。




フィルカノ2巻より。髪型を変えた三葉も素敵。。




デート回に関しては、
2巻前半に於けるハイライトになってましたね
正直、
やってる事が青春過ぎて読んでてひたすらに眩しかったです
三葉さんの私服は「THE・男の理想」って感じで素晴らしかったですし、
まさかの青春模様っぷりにときめいてる能面くんも可愛かったです
っていうか、
読んでて感じたんですけど
思ってたよりも能面くん「も」可愛く思っちゃってます
その上で意外と漢気あるし、それと気遣いも出来るし・・・それと濡れ透けは最高でした
多分、
えふぁのえっちぃ自撮り(じゃないけど)がよりバズる様になってるのは
えふぁ自体が本気で能面くんに恋してるから~のもあり、
それがよく現れてるカラオケでの官能的なカットはある意味この作品にしか出せない雰囲気でしたね




神楽坂南さん。このシーン、めちゃくちゃ可愛いです。。




ただ、
後半戦もかなり面白かったです
三葉のライバル!?に当たる幼馴染の新ヒロイン南が登場
この娘は能面くんが能面になったきっかけのある意味トラウマの原因だったんだけど、
久々に会うと思ってたよりも友好的かつ好意的で能面くんも読者も意外性にときめきましたね
っていうか、
物語的に言えば、
ある意味南とくっ付く方がドラマがある気がする・・・のがニクいですね
能面くんの初恋の人だし今でもその思い出を彼が大切にし続けてるし、
その大切にし続けてる事に南ちゃんが感銘を受けてくれるのも素敵じゃないですか
それに南自身も能面くんに貰った髪留めを未だに付けてたりして、、、
天真爛漫な性格も良いし、案外気も合うっぽいし、
様々な意味合いで運命っぽい。
なんでしょう
逆にくっ付かない理由が無い...ですよね(笑
ただそれで三葉のハートに火が点いて能面くんの取り合い?みたいになる訳ですけど、
なんかそういうのも古来から人気を博して来た「王道の」ラブコメっぽくて大好きでしたね
まあ肝心の三葉と南自体は正直かなり仲が良かったりもするんですけど・・・
三葉さんの可愛さに惹かれて読んで来たんですが、
ぶっちゃけ、
南も負けないくらいに可愛いな~って感じてしまった
そう思われされた時点で本作はラブコメとして秀逸なのは間違いないですね。
能面くん争奪戦、その行方にも期待してますし、更に過激になりそうでそちらも楽しみです(笑顔)。











なんでしょう、
1巻は、
えっちな自撮り系女子~という特殊な切り口で展開されてたんですけど、
2巻から一気に華やかで読んでて賑やかで楽しい王道ラブコメに変化して来た感があります
それが存外に良かったのと、ちょいちょい官能的なカットを挟んで来る描写に
自分が中高の時に読んでた少年誌のラブコメっぽい感覚もあって...
書いてる内にそれが一番好みなのかも、と思いました。
3巻目にも期待大!!ですね♬


【ガチ恋の沼】きし晴護「何も知らないけど、キミが好き。」 1巻

2023-08-18 | 単行本感想












毎週ヤングジャンプをコンビニで購入してるんですけど、
以前4話分だけ毎週載っててそれで好きになった漫画
ただ、
普通に面白かったので「そのまま本誌に載せとけよ。」ともちょっとだけ思ってました笑
この漫画は色々と描かれてる事が複雑なので一言で表現するのは難しいんですが
それでも一言で表現すると❝ガチ恋勢❞の漫画なのかな・・・って。

芸能人やアイドルにガチ恋をした事はありますか?
自分は正直無いですね。
まず、
ハッキリ言って自分を嫌いではないけど、そこまでいいもんだとも思ってない~っていうのはある
それよりも邪魔にならない様に隅っこで応援しながら傍観していたい、って気持ちが強いかな
以前好きなアイドルアニメのイベントで宮城は楽天生命パークまで行って
その時にハイタッチ会とかあったんですけど
個人的には物凄く嫌でした
恥ずかしいって気持ちの方が強かったですし、自分という存在を否定してるところもあるから
中々「楽しむ。」という気概にはなれなかったですね
でも、
ガチ恋の人を否定する気持ちとかはないですね
「この人、ガチ恋勢だな。」って何となく察する事はあるんですけど、
ただそれでその人の人生に豊かさが生まれてるんならそれでいいんじゃないか?とも思うし、
逆に最初から諦めて挑戦しない人よりもある意味勇敢なんじゃないか、とか感じたりもする。
正にミスチルで言うところの❝勇敢な恋の唄❞ですよね、こういうのこそ。

とはいえ、翠ちゃむのパパ活して身を削ってまで貢いで、
実態はただセフレとして遊ばれてるだけ~っていうのは物悲しかった
ですね
また、
パパ活してる親父もリアルでしたね
人の良さそうなそれなりの外見してるのがリアルでした
なんかそこはガチ恋のデメリットだな・・・とも感じたりもしたんですが、
そういう生々しさが本作の魅力になっている。とも言えますよね。




主人公の愛理。正直、めっちゃ可愛い。



そんな翠ちゃむに感化されて主人公の愛理もガチ恋の沼にハマっていくのが1巻の肝ですね
傍から見てるとちょっと娯楽に対して過度に依存してるんじゃないか~って思うけど、
例えば、
プロ野球応援系のyoutuberとかも高いユニフォーム買ってしょっちゅう球場に行ってる訳ですから
ある意味依存してるのはそこまで異常ではなく普遍的な事なのかもな、とも思う
斯く云う管理人だって(無料だけど)ブログに依存してるしな笑
でも、そこまでして自分の好きにのめり込んでる人を観るのは楽しいですよね
純粋に・・・・・・・
うん、
それで気持ち豊かに生きられるのなら素晴らしい事だとも思う。
それで結ばれるのなら尚最高なんですけど、
そこまで行くのかな...?
翠ちゃむと違って
相手がスーパー真面目系なんで可能性自体はありそうなんですけどね
ただ、真面目系だからこそその辺の線引きはきっちりしそうな気もするし。
結ばれなかった時、
愛理ちゃんは狂ってしまうのか、
それとも「幸福な体験だった。」と言って潔く身を引くのか、
それとも・・・?という...展開が色々な意味で予想し辛いのが面白いな~って思いました
平たく言えば❝オタ女の暴走日記❞みたいな感じですが、でも、
そんな風に何かに夢中になってイキイキした表情を見せる愛理ちゃんは読んでて可愛かったですね。
最終的にはどういう結末になったとしても何かしら幸福になって欲しいなあ。と思いつつ
次巻以降も楽しみに読んでいきたいなぁ、と。生々しい展開にも期待したいです笑




「何も知らないけど、キミが好き。」1巻より翠ちゃむ。ある意味、見てて面白いキャラ。



ところで、
今回オタク描写が色々リアルで良かったですね
まず、同じ作品好きな同士で飲み会やってる描写が好きでした
あの細かい部分を延々と語ってるある種の面倒クサさはTHEオタクって感じでした
それと、
その中の1人が
悪口言いながら抜けてく感じも良かったですね
確かに、ネットとかSNSとかで繋がった関係って解消される時は本当あっという間だから。
個人的には、それは負担が少なくて楽な部分もあるでしょうけど、
ある意味では❝薄情❞って感じたりもするんですけどね(苦笑
だから個人的には家族と話してる時のが好きで。
分かり合う~っていう能力が退化してしまうんじゃないか?っていう危惧もある。

それは置いといて、愛理ちゃんとそのオタク達の絡みも好きだったので、
2巻になっても彼女らの出番とかあったら良いな~と思いつつ、
大体娯楽が他人の悪口しかない会社の描写も
結構リアルだな~って思いました
何も生産的な会話が無いっていう。そりゃ、オタ飲み会で好きな事語ってた方が楽しいわなっていう。
なんか色々感じるものの多かったペーソスも要所要所で含まれてた興味深い漫画でした。









ライブレポ消化出来たんで、
今後はどんどん積読ってる漫画のレビュー頑張りたいですね。
それはそうと、この漫画の2巻も早くも読みたいです♬



乳を飲むぬこ。+甲子園の記憶

2023-08-17 | 








昨日、
甲子園で専大松戸が負けたのは正直かなりショックだった。
予選から観てたけど、今回のチームは本気で全国優勝出来るチームだと思った。
実際、
昨日の試合も序盤で6点差を付けてめっちゃ有利に進めてたんだけど・・・
まさかの大逆転負け、これはかなりヘコんだ。
ヘコみ過ぎて今日の仕事が辛かった。
人によっては、
「そんな事でヘコむなよ。」とか言われるのかもしれない
けど、本気で夢見てしまった分そのダメージもデカかったですね
その他にもそれきっかけに色々とマイナスな出来事を思い出してひたすらに辛かった。

ただ、
今日は仕事終わった後ラーメン食べてライブに行って、
快活クラブでソフトクリーム食べて・・・
とにかく自分で自分を励まそうとした。
そして、
それは成功だった...かもしれない。
正直自分には何も無い。
だからこそ、
歓びを見い出す作業を自分を救う為に能動的にすべきだな、と。
そんな事を想った8月17日でした。











搾乳なう。




ちなみに、別にモモ♀の子供ではない。。




一生懸命ミルクを吸っている(かわいい)。




なんかイッてる?笑




どやっ!(皆さま酷暑の中いつもお疲れ様です。。)




THE NOVEMBERS/TYNT「首 vol.16」@新代田LIVE HOUSE FEVER 23.8.14

2023-08-16 | LIVE












一昨日、THE NOVEMBERSのライブを新代田で観ました。










久々のノーベンバーズ×新代田フィーバー、
久々のノーベンバーズ主催の対バンイベント「首」。
基本的にライブに行ったらほぼ確実にブログに残す性分な為、
調べてみたら最後にこのハコでノベンバを観たのはメンバー4人各々の企画ワンマン以来6年振り、
それと「首」に参加したのはMONOやROTH BART BARONらとやったvol.11以来7年振り
の事でした。
THE NOVEMBERS自体は2か月前に観てるんですけど、
そういう意味では、
妙に懐かしい感覚もあったりして・・・結構感慨深い気持ちで参加した公演でしたね。
それと、何気にこの公演が8月に入ってから初めて行くライブだったりもしたので、
久々にライブハウスで爆音浴びれる!というだけでも嬉しかったですね笑
 あと、
気付いた人もいるかもですが、
数日前のライブをホヤホヤの状態でブログに書くのは超久々。
これからはもう少しタイム感も大事にして更新してゆきたいです...色々と。
では、以下。












TYNT

香港のロックンロールバンド。
見た限りドラムレスで生音と電子音の融合~みたいな印象でした。
激しさ・・・というよりも、どこか幻想的でトリップ出来るような音楽で、
結構その世界観に酔い痴れながら気持ち良く聴いていました。
途中、
ノベンバの小林さんがゲスト参加してた曲もあったんですけど、
めっちゃ楽しそうに笑顔で歌ってる様を観て、
小林さんも昔と比べると良い意味で柔らかくなっているのを如実に感じさせました。

最初の内はじっくりと聴かせる楽曲が多かったんですけど、
コラボ楽曲の後とかは、躍動感のある楽曲も増えて来て楽しかったです。
楽曲を聴いてると風景的というか、光景を想起させる音楽だな~とも感じました
そしてそれが最も良かった...し、MCを一生懸命日本語で話してたのもなんか尊くて良かったです。
そもそも、海外のバンドを観る機会って少ないので、そういう意味でも観れて良かった!






THE NOVEMBERS


1.かなしみがかわいたら
2.Close To Me
3.Rainbow
4.鉄の夢
5.1000年
6.Ghost Rider
7.楽園
8.New York
9.DOWN TO HEAVEN
10.BAD DREAM
11.Xeno
12.いこうよ

ENCORE
13.ANGELS







そう言えば、
珍しく高松さんサイドで観た。ベースの音がいつも以上によく聴こえた。
スピーカーの近くで観てたので、翌日耳がキーンとなってる事も覚悟してたけど、
案外大丈夫でしたね・・・笑 爆音慣れ(?)してるのかもしれない。

一曲目が、まず最新曲である「かなしみがかわいたら」で早速テンション上がった。
この曲、個人的にレコ発ライブ以降生では聴けてなかったので
「待ってました!」という印象だった。
最後に、
タイトルを繰り返す様になってたり、音源との変化も楽しく、また沁みました。
管理人はすぐ悲観的になってしまうので「喜びが溢れるような歌が歌いたい」ってフレーズ、
自分もまた(どれだけ哀しくても)少しでも自分にとっての❝好き❞を能動的に集めてゆきたい。
そんな想いに駆られる事も出来たケンゴさんのギターフレーズ含めて会心の一曲目でした。
「昨日までの全部を両手に抱えて」というフレーズに、
自分だけの悲哀も大切に愛して進んで行こう~という思いにさせられた「Close To Me」、
パキッとしたドラミングが心地良くよりダンサブルに仕上がっていた「Rainbow」とのっけから快調!!
アウトロの轟音ギターもヤバかったし、
フロントマン3人が自分の楽器を掲げて同じポーズで弾いてた絵面も超~格好良かった。
やっぱりポージングも大事だわ。としみじみ感じつつ、ライブは中盤へ。


ちょっと久々感あった「鉄の夢」、
この曲も何気に10年前の曲(!)なんですね
ただ、以前よりもグルーヴィに仕上がってたのと、
この日はより歌詞がグイグイ頭の中に入って来てまた更に最高を更新してた気がする。
考えてるだけだったり「いつか」という妥協をしてるだけの今日を嘆く楽曲だと思ってるんだけど、
それもまた年々時間が少なくなっている~と感じて来ているからこそ深く響いたのかもしれない。
ブリッブリの爆音ベースに魅せられた「1000年」の絶頂感、
続く「Ghost Rider」もまた小林さんとケンゴさんのギターバトルもあったりで爆盛り上がり!!
怒涛のロックンロール・ナンバーで会場を温めつつ、
 ここで、
これまた久々の披露になった「楽園」。
記憶が確かなら一時期はライブで毎回演奏していて、
それがいつの間にか「New York」の台頭でちょっと引っ込んでたイメージ。
ただ、
やっぱりこの曲は名曲。
個人的に「悪もここではおとぎ話さ」ってフレーズが大好きで、
自分自身も嫌いな人だったり合わない人はいっぱいいる(た)けど、
でも、
現実的に考えればそういう人だってきっと誰かにとっては大切な人だったりもする。
そんな事を考えながら、民族音楽ライクなデジタルビートで踊るのはとても気持ち良かった。
かと、思えば、ここでその「New York」が連続で投下!!
以前から、
「楽園」と「New York」を並べて演奏したら気持ち良さそう~と思ってたので
正直この構成はとっても粋で、想像通りにやっぱりめちゃくちゃ踊れて最高でした・・・!
ダークなダンスチューンと「あーあーあーあーあ」のシンガロングが恍惚的で、
フロアの盛り上がりも最高沸点を刻む中でライブは終盤に突入。


まずは、
ハードコアなロックナンバー「DOWN TO HEAVEN」を投下。
吉木さんのドラミングにも興奮しつつ、
ただただ、堕ちて行く。
それだけの歌詞と音像が気持ち良く、
そのダークでヘヴィで陶酔的な作中観に完全に酔い痴れてしまいましたね。
正直、
楽しい出来事だけ起こって欲しい、
嬉しい事だけ望んでる。
でも、
現実は辛い事ばっかりなのが本音。
ただ音楽の中ではそんなペーソスすらカタルシスに変換する事が出来る。
そんな音楽のマジックを感じつつ、獰猛な深淵を全力で楽しむ
更に、イントロの時点で大歓声が上がった最強のアンセム「BAD DREAM」を叩き付ける
この曲もヤバかった。。
サビの覚醒感に加え、
妖艶で刺激的なサウンドの波に取り込まれて完全に「持ってかれて」ました
悪夢の中を彷徨う事ですら気持ち良くさせるってすげぇな。と思いつつ、
これほどまでに音に酔える事に感銘も受けてましたね。

個人的に、この日のハイライトは「Xeno」でした。。
色々と感じる事はあったんだけど、
最後の大爆音パートに突入する前に、
小林さん笑顔でいかにも「今から行くよ~!」と言わんばかりの振る舞いで期待を煽ってた
まず、これがファン的にゾクゾクして堪らなかったし、
実際最後の大爆音パートはヤバかった
恍惚的な轟音
でも、
どこか美しくて・・・
管理人は目を閉じてヘドバンしながらその素晴らしい音を愉しんでいたんですけど、
その時まるで光の渦の中にいるようでめちゃくちゃ堪らなかった。
音楽って、
本当日常では決して行けないところに連れていってくれるな、というか、
魔法じゃないけど、自分にとっては魔法そのものだな。とかリアルに想っちゃいましたね
この曲は割と定番曲なんだけど、それでも初めて聴いたかの様な興奮と感動がありました。
こういうのは、音源では味わえない世界なので、
やっぱり「ライブって良いな!」と。


「いこうよ」は、やっぱり高松さんの滑らかなベースラインが最高だったのと、
アウトロの小林さんの爆音ギターソロの音色があまりにも美しすぎて
ある意味歌詞よりも歌詞やってた気がする。
切実なまでに前に進まんとする煌き。
アンコールでは「ANGELS」、
6月のWWW Xの時よりも歌が雄々しい感じに変化しててその力強さはそれはそれで大好きでした。
 久々の自主企画による対バン、勿論対バン目当てのお客さんも来る~って事で
THE NOVEMBERSの名刺代わりになる様な素晴らしい公演でした。
暗黒の海で気持ち良く泳いだことも、
光の渦でピュアに踊れたことも
きっと忘れないでしょう。
忘れないっていうか、こうやってガッツリ書き記してるから、時が経っても見れば思い出すでしょうね(笑
ここ数年のノーベンバーズの集大成みたいな印象もあってそれも感慨深い公演でした。
ノーベンバーズ、TYNT、スタッフ、ハコのスタッフの皆さん
ありがとうございました!!!!




















MCでは、
まずライブに来てくれたお客さんに最初に伝えたい~みたいなニュアンスで、
秋にニューアルバムを出す事とそれに伴うツアーがある事が小林さんの口から告げられました。
ツアーファイナルはこれまたノベンバとしては久々かな? 渋谷のO-EASTで敢行されます
久々のデカ箱でのライブになるんで今からすっごく楽しみですね!
その前にはクラブチッタでtricotとの対バンもありますし、
またTHE NOVEMBERSが本格的に大々的に転がってゆきそうでファン的にワクワクしますね♬
当ブログでは今後もノーベンバーズを追い駆けてくつもりなので、
是非よろしくお願いいたします。。
 あ、そうだ、
「At The Beginning」の全曲レビューまだ終わってないからそれまでにはUPしなきゃ!


【絶対に許さない。】アニメ「わたしの幸せな結婚」 第6話「決意と雷鳴」

2023-08-15 | わたしの幸せな結婚











今回、
観ていて香耶とその親たちがやってる事に対して本気で許せない気持ちになった。
正直、TV画面を殴りたいくらいに感情が逆撫でされ一視聴者の逆鱗に触れましたね。
まず、
自分らが評判最悪な旦那の元に嫁がせたくせに
実は良い人。って判明したら力づくで別れさせてその立場を奪おうとする時点で論外。
すべてが自分「だけ」が幸福になるように動いてる人間に幸福になる権限など無いと思う。
それと、
金と名誉の為に今の旦那を平気で捨て去る人間を誰が信用するんだろう。
こいつらのやってる事には何一つ「誠実さ」が無さ過ぎて心の中の金村暁が
「絶対に許さない。顔も見たくない。」と言いまくってましたね。。




ねぇ、他人の首を絞める様な人間を誰が愛すと思うの?




乱暴な発言ですが、
この期に及んで美世の人生をめちゃくちゃにしようとするこいつらに対して
観ながら「死ねばいいのに。」とか思ってしまいました
久堂さまが言ってた様に、
無抵抗の人間の顔や首、身体まで虐待し続けてる時点でぶっとばされても文句は言えないですよ
っていうか、
美世は何度も顔引っぱたかれたのに、
香耶とその親は無傷~っていうのが何とも解せませんな(笑

なんかもう、
自分が代わりにグーパンで吹っ飛ばしてやりたいくらいでした。。
こいつらの脳には金と地位だけで人としての最低限の優しさも無いんでしょうか?







とは言え、
漫画やアニメの悪役に対してここまで本気で腹が立ったのは久々(かも)。
逆に言えば、視聴者の神経を逆撫でさせるくらいの巨悪を創造出来るのは凄いこと。
香耶は美世に対して本心ではコンプレックスがあったみたいですけど、
劣等感があれば他人を傷付けても許されるって道理はない。
みんな各々「それ」に耐え抜きながら生きてる。
ハッキリ言って、
香耶は見た目は綺麗だけど心がガキなんだと思う。
権力で力づくで幸福を手にしようと考えないでちょっとは泥臭く足掻いてみろよ!と言いたい。
・・・でも、確かに香耶が(最初から)男性に愛されてないのは事実と言えば事実
最後の最後で同情させようとするそのあざとさが憎いっすね~。
こいつを見て思うのは一度何故自分が愛されないのかよく考えた方が良い。
そして、それが分かったら美世に土下座しろ!と言いたい。。




久堂さまの怒りの表情。



ただ、
それに対して、
久堂さまがあそこまで激昂してくれたのは有り難かった。
他人を誘拐し、拉致し、拷問し、虐待する。本来であれば、因果応報で
ワンパンでぶっとばされておかしくはないのに、
「どけ。」の一言で済ませてしまう
そんな久堂さまの慈悲深さも素晴らしいな。って思いつつ、
なんだかんだで家が燃え堕ちた辺りは綺麗に因果応報になってて感心した
まあ、
あれは強欲に塗れたあの親父の所業で
別に久堂さまがやった訳ではないんですけどね。
久堂さまがやったのは罰の意味も込めて門を豪快に破壊しただけ。
そう考えると、久堂さまって本当に「良い人。」なのかもしれないですね
まあでも冷静に考えたら同じことをやり返したら同じ穴の狢になっちゃうきらいもあるし、
そういう意味では考え抜かれた末の脚本だったのかも。







ただ、
美世は物凄い成長した。
「お前あそこの悪評多い家に嫁に行けや。」と追い出されて、
「やっぱ名家みたいだから旦那寄越せや。」と無茶苦茶な事を言われて、
ぶっちゃけると俗に言う❝良いおもちゃ❞にされてた訳じゃないですか?
そこで、
一生他人のおもちゃとしての人生を受け入れるか、
それとも例え傷付いても自身の意志を貫き通すか・・・
ここで命を落としたとしても、
❝愛❞を貫き通す。
その決意は観ていてジーンと来たし立派だった
と思う
ある意味、初めて自分の本当の意志を自分の口から発する事が出来た感動的なエピソードでした。
他人のおもちゃにはならない、思い通りになってやらない。そんな美世は格好良かったし、
久堂さまとしてもここまで自分を愛する意思を表明してくれた事は、
今後の絆の深化にも繋がるんじゃないかな、と。
何も悪い事してないのに、
延々とボコられて不条理な要求突き付けられて・・・
本当に可哀想で涙が出そうになりました。これ以上美世の人生に茶々入れないで欲しい。







正しい人が、
正しい結末を迎える。
その着地点がこんなにもスッキリするなんて・・・
と。
はっきり言って、久堂さまは提案された嫁を受け入れたら「やっぱこっちね。」と言われ、
美世は「最悪な旦那の元へ行け。」と家を出されたと思ったら「やっぱ返せや。」と言われる
でも、
この二人はそんな不条理な世界に打ち勝ったのだ。
本当に嘘偽りなく自分を愛してくれる嫁を懸命に取り戻し、
今まで感じた事の無かった「普通」や「愛」をくれた旦那を心から愛する。
そういう意味では、
美男美女の恋物語なのに
えらい感情移入出来るのが本作の良さだと思いました。
暗に、❝性格が良くなきゃダメだよ。❞と言ってる様にも映る。
見た目もそうだけど、それ以上にお互いお互いの精神性を深く愛している。
だからこそ男性が観ても心から面白いと感じれるアニメに仕上がってるのではないでしょうか
いや~今回は絶許な仇役、感動的な着地点~とすっごい名作じみたお話でしたね!
 う~ん、
正直、
BDとか欲しくなってしまった(笑
これは流石にズルいっす、勿論、良い意味で!












やったぜ。👏🥴(久堂さま、ハンパね~っす。。)



真夏のぬこ。+弔い雑記

2023-08-14 | 








今日は父方の祖父の葬式だった。
受付任されたんですけど、
正直やった事ないし
人見知りなんでえらい緊張で疲れましたね笑
ただ、
雨が止んだり降ったりしてた中で、
霊柩車を出す時だけ奇跡的に止んで出発したら
途端に降り出したのはやっぱり神様っているのかな…等と
ちょっとだけ思わせました。
今までお疲れ様でした。








舌出し猫😝(ムク)




これ、居間で寝てる時に身体の上に乗っかって来た時の写真。
猫も犬に負けないくらい甘え上手なんだなぁ。




その素敵な瞳に・・・。









自分も、いつの日か必ず消える。
その時までには悔いを残さない様に生きれたら、
きっと最高の気分で旅立てるんでしょうね。



ZAZEN BOYS「MATSURI SESSION LIQUIDROOM 19TH ANNIVERSARY」@恵比寿LIQUIDROOM 23.7.21

2023-08-13 | LIVE











先月の21日にZAZEN BOYSのワンマンをリキッドルームで観ました。









今年の4月にfOULとの対バンでめちゃくちゃ久しぶりに観たんですけど、
そのライブがあまりにも良くて改めて「ZAZENっていいなあ。」と思いまして、
久々にワンマンでも観たいな~となって取った公演でした。
ちなみに、
最後にZAZEN BOYSのワンマンを観たのは2012年のSHIBUYA-AX以来でした。。
いや、もう既にそのライブハウス無くなってるじゃん!
そう考えると大好きなのにご無沙汰でしたね。
逆に考えれば、
自分がライブに積極的に通い始めた当初からある恵比寿リキッドルームはとっても有難いですよね
リキッドルームみたいなキャパのハコって何気にリキッドルームしかない感覚ですもんね。
この日は新曲多目でいよいよ新しいZAZEN BOYSの形が見え始めた夜でした。














この間の野音のは仕事で行けなかったんですが、
しかし野音で毎年やれるバンドがリキッドで公演してるんで、
案の定めちゃくちゃパンパンで凄かったです。見事なスシ詰め状態でした。
一曲目は人気曲「Honnouji」を惜しみなくつぎ込んでスタート
(「Fender Telecaster」のフレーズから入りつつ)、
のっけからマツリセッションの破壊力が爆裂していて興奮気味に観てました
それと、キレッキレのリフの気持ち良さも流石で早速ZAZENの真価を味わってました。
MIYAさんのブリッブリのベースがカタルシス満点だった「SI・GE・KI」
彼女のなりふり構わず無我夢中でベースを爆音で鳴らしてる姿は観てて痛快ですね・・・!
前の曲にも合わせたのか、官能的な世界観が地続きで広がる「Fureai」、
この曲でもぶっといベースの音がとっても印象的でした
意外と、
爆裂系のベーシストとZAZENの音楽って親和性高いなあ。と新しい刺激を感じつつ、
アンサンブルの一体感もお見事!な一曲でございました。

気持ち良さそうに歌った歌と美しいギターフレーズに魅了された「Weekend」、
更に、何故かタモリという固有名詞まで出て来た「SUGAR MAN」
そして、
前半のハイライトは鉄の音を豪快に響かせていた中期の名曲「RIFF MAN」。
ぶるんぶるん揺れるベースの音、松下さんの破壊的なドラミング、
緩急もあり聴いてて踊れる仕上がりなのも最高でした
あの、
ジャリンジャリンとした擬音っぽいサウンドを奏でさせたらやはり向井さんはトップレベルだなあ、と。


最近、
改めて名曲「COLD BEAT」の良さに気付いて、
散歩の時とかにも聴く様になりました
ライブでは、
途中「泥沼」のフレーズを延々と歌って奏でたり完全にドッキングしてるのが面白いっすね
ドラムソロ、ベースソロも交えたマシンガンのような鋭利なアンサンブルにこの日も魅了されてました。
もっと言えば、年齢重ねると「上手くいかねえな。」みたいな事が増えて来るので、
「ずぼっとハマった泥沼」というフレーズに対して結構感情移入しながらも聴いていました。。

ここで、
初披露という新曲「ブルーサンダー」を投下。
この曲、どこかナンバーガールにも通じる様な匂いがしてなんだかすごく好きでした。
なお衝動的に叫ぶ方ではなく、ちょっぴりセンチメンタルな方のカンジ。
年内にアルバム出す~って宣言してましたけど、
だとしたら音源でも是非聴きたいですね!
 そこから、
シングル曲「HIMITSU GIRL'S TOP SECRET」を緩急で魅せつつステージに叩き付け、
尚且つ最後の「誰も知らない」の部分のシャウトは激アツでもあって良かった。
誰にでも誰にも言いたくないストーリーはあるものだ。
「This Is NORANEKO」の時、
体調不良で倒れたお客さんが居たけど大丈夫だったかな。
酷暑なんで無理はなさらず・・・。
「暗黒屋」では、
何故かチャルメラのフレーズを楽曲の最中に混ぜ込んだり(笑)
かと思えば、いきなり激しく爆発するバンド演奏の破壊力で聴かせたりこれまたスゴい一曲でした。
「天狗」かなり久々に生で聴いたけどものっそい格好良かったですね
特に、
「君には見えない何かが見えてきたような気がする」というフレーズの痛快さと
それに付随する幻想的な雰囲気がツボで想像以上にライブ映えしてました。
趣あるギターのフレーズが❝和❞を感じさせた「破裂音の朝」
更に、
新曲「チャイコフスキーによろしく」もここで初披露。
タイトルの時点でどよめいてたんですが(笑
記憶によるとオルタナティブ風味強めの楽曲でこの曲も好きだった気がする。


ここで名曲「ポテトサラダ」を投入。
この曲の歌詞って、
中年男性特有の感情が色濃いと思うんでなんか妙にシンパシー感じながら聴いてましたね
海に漂いたい~とか、正直(精神的に)疲弊してる時とかによく思いますよね。ね。
そして、
その流れを更に加速させるかの様に哀愁漂う「はあとぶれいく」を演奏。
結論から書くとこの日一番胸に来たのがこの楽曲だった。
「なーんで俺はこんな所でこんなことしてる」
「いつまでたってもやめられないのね」

この辺のフレーズに感化されて
自分の中のペーソスが刺激されて切なくも気持ち良い感覚を憶えながらじっくりと鑑賞しました。
歌も秀逸だったんですがサウンドもクールさが前面に出ていてカタルシス満点だったし、
ニューウェイヴみたいなエッセンスも感じれてそういう意味でも最高だった。
精神の混沌とした部分に入り込む様な作中観にヤラれました。。
 からの、
ZAZEN BOYSらしい良い意味で頓珍漢なロックチューン「バラクーダ」も面白かったし、
ジャンルとしてはファンクに近いものも感じて新鮮な新曲でした。
4月のクアトロでも聴いた「杉並の少年」も良かった!
メロディも憶えました
独特のリズム感とリフレインするタイトル、それにサビがどこかポップさもあって
(既に人気かもですが)これから人気曲に育って行きそうな気がしました。
本編最後は恒例の?HIP HOPスタイルで歌い奏でた「CRAZY DAYS CRAZY FEELING」で締め、
この曲も凄く良かった
まず、ラッパースタイルの向井さん~ってだけでテンションが上がるし(笑
「生の実感だけは持っとこう 頭どんだけ狂っても」というフレーズはライブで聴くとより熱い!
自分の好きに興味に忠実になって自分自身を少しでも満たさんとする事を忘れない。
そんな個人的解釈のメッセージを(勝手に)受け取りつつ、
正に❝オルタナティブ❞そのものだったライブは終了
改めて、
向井さんの創る音楽って個性の塊だな~と感じたと同時に、
ZAZEN BOYSってとことんまで「バンド」でもあるよな。とも想えた
これまたZAZEN BOYSに惚れ直す事が出来た価値あるワンマンでございました。
ありがとうございました!!!!










Honnouji
SI・GE・KI
Fureai
Weekend
SUGAR MAN
RIFF MAN
COLD BEAT~泥沼
ブルーサンダー(新曲)
HIMITSU GIRL'S TOP SECRET
This Is NORANEKO
暗黒屋
天狗
破裂音の朝
チャイコフスキーによろしく(新曲)
ポテトサラダ
はあとぶれいく
バラクーダ―(新曲)
杉並の少年
CRAZY DAYS CRAZY FEELING

公園には誰もいない(新曲)
永遠少女













アンコールは、
数年前に録音までしてた~という新曲「公園には誰もいない」を披露
物憂げな雰囲気が印象的でブルージーなサウンドデザインに仕上がってるのが聴いてて沁みました。
最後の最後は、4月の渋谷クアトロでも聴いて好きになっていた「永遠少女」で締め。
先に書いておくと、
この曲、相当好みだわ。。
ZAZEN BOYSの中ではメロディアスに感じられるのと、
「世の中なんてしょうもない」みたいなフレーズも印象的で、
なんか、こう.....ライブで聴いた印象だと何かに嘆きつつ、それでも存在していく。みたいな、
どこかで絶望しつつも、なんだかんだ今を見つめて生きてく、みたいな
そういうニュアンスを感じさせる曲でその歌詞の切り取り方も含めて凄い良かった。
何より、最後の最後に近年の新曲を持って来る~っていうのもイイですよね
この曲も含めて「早く音源でも聴きたい!」と思える新曲が多くて、
そういう意味では、
ZAZEN BOYSの❝今❞を鮮やかに魅せ付けた公演にも仕上がっていました。
まだまだ面白い変化を見せ続けるZAZEN BOYSの「今後」にも大いに期待です・・・!!


ちなみに、この公演が最後に行ったライブです。
つまりは溜まってるライブレポ全て書き終えましたので、
次からはもうちょっとホヤホヤのタイミングでライブレポUP出来そうです。
という訳でこれからも是非よろしくお願いします!


THE STARBEMS/ASPARAGUS「サイトウヒロシ還暦祭~LUCKY VIBRATION~」@千葉LOOK 23.7.15

2023-08-12 | LIVE













先月の15日、千葉LOOKでASPARAGUSとTHE STARBEMSの対バンを観ました。










このイベントは、
自分の自宅から最も近いライブハウス千葉LOOKの店長である
サイトウヒロシ氏の還暦を祝うライブシリーズの一環として行われたものです。
何を隠そう(記憶が正しければ)管理人が生まれて初めて行ったライブハウスがルックなのだ。
会場としては横浜アリーナだと思うんだけど、俗に言うライブハウスとしてはここ。
正直、
近いし交通費掛からないしキャパの割には(失礼)有名なバンドがよく来るので、
多分・・・特に内房とか外房辺りに住んでる人間にとってはある種の登竜門なんじゃないですかね
まずここでライブハウスの楽しさを知って、ゆくゆくは渋谷クアトロとかに通う様になる。
そういう意味だと、千葉の...特に南の方の人達にライブ文化を根付かせてるハコの一つ、
と言い切っても最早良いと思う。
そんな❝始まりのハコ❞の記念すべきライブシリーズに参加出来たのはとても光栄な出来事でした。
改めて、これからも千葉のライブシーンを引っ張っていくハコであって下さい。。
そしていつまでもお元気に!!











THE STARBEMS



動画や写真撮影OKでした。
スターベムズとは、元BEAT CRUSADERSのヒダカトオルさんを中心に組んでいるバンドで
ヒダカトオルさん自体を生で観るのは初めて...ってツイッターでは書いたんだけど、
よくよく考えたらMONOBRIGHTのライブで観てるっちゃあ観てるね(土下座)。
まあ、
❝フロントマン❞として考えればこれが初めてって事で・・・なんか最近年食った感出て来て嫌ですわね。

スターベムズとビークルは明確に音楽性が違っていて、
スターベムズはビークルよりもずっとハードな音像に仕上がっています
ただ、
そうはいっても、
激しいAメロとは対照的に、
サビメロはポップネスに満ちてたりして、
そういう部分は変わらずにヒダカトオルさんの音楽だなぁ!とピュアに感じれたのも良かったです
特に「Sweet Nothing Blues」の時はめちゃくちゃ盛り上がってたし自分もただただキッズになってました
正直、
そこまで詳しい訳では無かったのですが、
それでも余裕で楽しめちゃったので、
またこういう機会があれば是非観たいですね!MCでビックリしたのは、
カジヒデキってヒダカさんの先輩なんですね・・・以前確か弾き語りで対バンしてて、
気になってたのに色々あって行かなかったりしたのでまたそういうのあったら行きたいっすなあ。
サイトウヒロシ店長との馴れ初めトークも面白くてある意味仲が良いからこそ出来るイジりだなあ、と笑




ASPARAGUS



アンコールの曲だけ動画、撮影OKでした。
セトリはこんな感じ。


SILLY THING
I FLY
SHALL WE DANCE?
Be Together
MAY BE OR MAY BE NOT
Far Away
DEAD SONG
DIDDY BOP
gn8
小さな一歩
Fallin' Down
Approach Me

POISON(1コーラスだけ)
FAIRY TALE







まず、
初っ端の「SILLY THING」からビックリするくらい盛り上がる。
からの、個人的にも大好きな名曲「I FLY」がいきなり来て早速クライマックスみたいな雰囲気に!
この曲は本当に良かった。。
みんなでピョンピョン飛び跳ねてサビでは刺激的、且つグッドなメロディの波に溺れて、
元々アルバムの最後の楽曲という事もありのっけから最高潮でこの時点で大勝利してましたね。
聴き手のモチベーションを上げまくるフレーズの数々に勇気も頂きつつ、
イントロのダンサブルなベースラインの時点でカタルシス満点だった「SHALL WE DANCE?」に繋ぐ。
この曲ではミラーボールも回り正に「ザ・フィーバー」的な雰囲気が心地良くて純粋にキッズになれてました。

ASPARAGUSのライブを観たのが2017年6月以来約6年振りの事だったんですけど、
その間に出た新曲「Be Together」を初めてライブで聴きました。
全体的にテンポが速い楽曲で気持ちが良かった記憶。
そこから、
「ノーイミテーション」のコーラスワークがひたすらに恍惚的で快感だった「MAY BE OR MAY BE NOT」、
普段の縦ノリのビート感とはまた違うゆらゆらノれる感覚が新鮮でやっぱりライブ映えする楽曲。
 忍さんがアコギに持ち替えて小気味良くリフを鳴らしていた「Far Away」
~からの、
殺意満点の・・・
まるでサムライが刀で切り付けるような鬼気迫るフレーズでアコギを鳴らしていた「DEAD SONG」
その張り詰める音の雰囲気と圧倒的な迫力は相変わらず.....否、
以前にも増して凄味が研ぎ澄まされてる気がして、
その芸術的な破壊力~にあっぱれ!な一幕でございました。突き刺す様なビートがひたすらに格好良くて、
この曲が終わった後の拍手は特に大きかった気がしましたね。


忍さん❝メロディックMC❞に挑戦し(楽器をポロンポロン弾きながらドラマティックに語るMC)、
上手くやろうとするも「・・・それが一番大事。」と何故か大事マンブラザーズバンドの曲名に落ち着き、
一旦は仕切り直しを要求するも、
結局「こんな日がいつまでも続くと良いな。」的な感じに収まっていて中々に笑えるMCでした。
 多分、
自分が初めて観たASPARAGUSのライブで新曲として鳴らしていた「DIDDY BOP」
昔から大好きな楽曲だったので相変わらず鳴らしてくれてる事が嬉しかった。
MCで6年もアルバム出して無い事を自虐的に語ってましたけど、
ただ、
往年の人気曲を安定的に聴ける~っていうメリットもあるようにも思った。
ラスサビ前のギターフレーズも畳み掛けるラスサビもとってもエモーショナルで最高でした・・・!

ASPARAGUSにとって新機軸だった打ち込みを含むデジタルビートロックナンバー「gn8」
ライブで聴くと完全にダンスミュージックと化していてただただひたすらに気持ち良かったです。
ちょっとレイヴっぽい感じも。
からの、
この日一番聴いてて泣きそうになってしまったのが「小さな一歩」。
この曲めちゃくちゃ大好きで散歩してる時とかによく聴いてるんですけど・・・
落ち込んでいる少年を実直に励ます様な歌の内容で
7月は兎角落ち込む事が多かったので...
正直、
歌の中で涙を拭いて励ましてもらってるみたいでストレートに感情移入してしまいました。
個人的には、この曲熱闘甲子園のテーマソングにピッタリだと思ってるんですけど、
その辺どうでしょうか?(どこに向けてのアピールだ笑)。
ただ、
音源で聴くのも好きだけど、
実際にライブハウスであの空間の中で聴くとよりグッと来るしより頑張ろう。って気持ちになる。
そういう意味ではこの日のアスパラガスのライブの中で最もマジックを感じた瞬間でもありました・・・ね。
ライブハウスは、いいぞ。っていうか、流行っても流行らなくても自分は行くからね!


最高にあったかい雰囲気の中、
オイオイコールも心地良かった人気曲「Fallin' Down」、
「こっちが最後だぜ!」という忍さんのコールの後に奏でられた「Approach Me」で本編は終了。
最後まで序盤に創り出した熱量を保って終われるところにプロフェッショナルを感じつつ、
アンコールではまさかの反町氏の「POISON」をアスパラ原さんボーカルで1コーラスカバー(笑
そんなゆる~い雰囲気もコミカルで楽しく味わってましたが、
ヒダカさんと忍さんがいれば、、、って事で
最後の最後はBEAT CRUSADERS×ASPARAGUSの名義で出した「FAIRY TALE」で締め。
 正直な話、
この2マンの組み合わせ見た瞬間から
「もしかして演ってくれるかな・・・?」とか期待してただけに、
その期待の裏切らなさに深い感銘を受けてましたね
お客の願望を真正面から受け止める強さ。
しんしんと降る雪の様なサビメロの美しさにウットリしつつこれまた奇跡の様な一夜は終了。
この楽曲、リアルタイムでCD買って素敵な曲だなあ...と思いMDとかにも入れてよく聴いてたので、
こうやって運良く生で聴ける機会があって本当に良かった。
サイトウヒロシ店長ルックの皆さん始め、
スターベムズ、アスパラガス、
ありがとうございました!!!!!!!















千葉LOOKの外観は、
いかにも「昔ながらのライブハウス」という印象で、
今思えば(最寄りとはいえ)よく最初にここに行ったな!って笑
でも、
今ではその❝THEライブハウス感❞がとても貴重で愛おしいものに思える。
だから、この先もこのハコでライブを観るでしょうし(実際既にチケット確保済みの公演もある)、
そう思わなくても本当ブッキング頑張ってるハコなので意識しなくとも行くでしょうね。
この日も、君津公演以来に地元千葉で観れて絶頂だったアスパラガス、
そして千葉ROCKの重鎮の一人であるヒダカ氏のバンド、
素敵ブッキングを拝めて幸福でした・・・!
千葉LOOKの未来に乾杯です。。