自宅で使っていたSTC 4033L(3B252B 傍熱三極管)を事務所に持って来ました。WE101Dppアンプと交替です。
GE6550ppアンプ(約20W×2)と入れ替えて、ALTEC#612A(604E)で音質の比較をしています。STC 4033Lシングルアンプは7W/chくらいと思いますが、音量に不満は有りません。
出力は少ないのですが、6550ppアンプに比べて音の完成度は高いです。音のキレ込みや情報量、周波数帯域の広さ等申し分ありません。音の品位が高いです。やはり「白眉」な一台です。先々週にオリンパスの中域に使って見ましたが「生々しさ」が圧感でした。
内部配線は6550ppアンプも4033Lアンプもすべて「ブルースーナー」で配線しています。球の力の差を感じます。球の大きさは4033Lの方が幾分か大きいですし、スタイルも気に入っています。オール英国球で統一しています。4033Lは使っている方だ少ない様で予備球の価格もそんなに高くは有りません。全ての予備球を8セット程確保しています。
4033Lアンプを使い出してもう3年になります。殆ど毎日使っていますが球の寿命が長い様でトラブルの兆しが有りません。予想では5年以上持つと思います。
ただ単に事務所に持って来た訳では有りません。来週からこのアンプの内部配線をグレードアップしようと考えての事です。スペシャルなアンプはスペシャルな内部配線にします。現在でも素晴らしいサウンドを出してくれますが、更に良い配線に交換すれば更なる高みが見えてくると思います。