Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

オリンパスシステムのアンプ SuperTrail仕様化

2011年07月21日 | ピュアオーディオ

自宅用の3B252BSアンプのSuperTrail仕様化(銀線化)が完了したので、次はオリンパスシステムの中域用アンプ(GE6550S AMP)の交換に入りました。

Ge6550s_amp1

交換用のアンプは有るのですが、しばらくはそのままにして置き、早く仕上げる様にしたいと考えています。

Ge6550s_amp2

現在、約半分くらいの交換が終わっています。来週までかけて完了させる予定です。中域だけ交換してどれくらい雰囲気が変わるか楽しみにしています。

音質が良くなる事は判っているのですが、手間と時間がかかります。根気強くやらないと終わりません。捨てるブルースーナーと取り付ける銀線の材料費がバカになりません。


ケーブル交換の可否の判断

2011年07月21日 | ピュアオーディオ

ケーブルの交換には気を使います。「良くなるはず・・・」と思い込んでやると誤った判断をする場合が有ります。ケーブルの1本1本(種類が違う場合)で音のバランスや周波数帯域、音数、音色が異なります。

私のケーブル判断の可否の仕方は「時間をかける」事に特徴が有ります。伝送容量が大きくなるほど「ふん詰まり」感が出てくるからです。短気な方はここで判断ミスをします。「バランスが壊れた」と感じて元に戻してしまいます。

私も交換直後に判断はします。その判断基準は「音数」(情報量・分解能・キレ)をもってします。音のバランスや周波数帯域は使っていくにつれて広がって云ってくれるからです。音数は「音の厚み」にも関係します。今までのケーブルで聴こえない音が出てくれば間違いなく「音数のアップ」と思います。

ケーブルを交換した直後は今までの音のバランスと違うのが通例で、「良くなった」と思い込みがちです。悪いケーブルは色々なCDを聴き込む内に音楽を聴くのが辛くなって行きます。SWを入れる回数が減っていきます。良いケーブルの場合は聴くのが楽しみに変わっていきます。最低1ヶ月も聴けばほぼ判断に間違いは有りません。

昨夜から自宅で「シリウスSP」ケーブルを使っていますが、「音数」が増えています。音の厚みや質感がガッシリしています。でも「ふん詰まって」います。高域のノビがまだ出ていません。まだ何処か甘いところを感じます。うるささは以前のケーブル(ゴールドスター)より遥かに少ないです。こんな状況ですのでこのケーブルは必ずもっと良くなると感じます。後は下流の機器(SP・ネットワーク)が「活眼」してくれるのを待つだけです。