オリンパスシステムの中域用に使っているGE6550シングルアンプの内部配線の交換が昨夕完了して、今日の午後から本格的な鳴らし込みに入っていました。
上の写真が先日報告した時の写真です。
完了化後の写真。外見では何も変わっていません。見えない部分が変わっています。
元の位置に納まり、鳴らし込みに入っています。アンプの内部配線の交換はTrail仕様からSuperTrail仕様の場合、接続して直ぐに効果が出て来ます。一部パーツが伝送容量のアップに対応するまでの時間が必要な場合が有りますが、5時間も有ればほぼ十分な性能が出て来ます。
マルチアンプの中域を交換しただけで音の表情が随分と変わります。音のキレ・ヌケ・ノビが更に良くなって、音数の増加や音の厚みが聴き取れます。一番感じるのは音の粒子が更に細かくなっている事。それでいて音数の増加の為スケール感が大きくなっている。その為、SPの存在感やアンプの存在感がなくなってきている。そう後に残るのは「音楽」だけ。確実に生の音にまた一歩近づいています。
低域のクラッセCA-2200の質感がもう完全に追いつかなくなっている。従来でもTrail仕様の中高域に負けていましたが、その差が小さかったのであまり気にはならなかったが、今回中域がSuperTrail仕様になった為に質感の格差が拡大し気になる様になり出した。