昨年12月に「ゴールドスターシリーズ」を作成して、ケーブル類は一応の完成を得たと思っています。ラインケーブルや電源ケーブルはこれ以上手を加える気持ちは今のところありませんが、SPケーブルだけはまだ手を加えたいと考えています。
ALTEC612Aシステムを前に出して試聴に入りました。
使っているケーブルはベテルギウスです。それも2本使っています。
当然アンプ側も2本のケーブルを接続しています。正式には2本のケーブルを1本のケーブルに仕上げます。
従来からSPケーブルは、出来るだけ太い方が音数の増加や、周波数レンジが広く、エネルギー感のダイナミックレンジが大きくなる事は判っていました。今回テストして見ましたがまったくその通りで、数段上の再生音を出して来ます。
何故SPケーブルの改良を考えたかと云うと、前のブログで書いたWE310AラインプリとWE101Dppアンプの「内部配線のゴールドスター化」で情報量の増大やダイナミックレンジの拡大、透明感の増大等の大幅な改善が見込める事が判って来ました。これらのアンプに対応させる為にSPケーブルの伝送容量の拡大を合わせてやるとより効果的であると思ったからです。あくまでも「Trail仕様SP」専用に考えています。
仕様は4本/セットになる予定。プラス・マイナスが各々1本のルシファーと同じ使い方になります。
質感は「ゴールドスターシリーズ」のサウンドですが、更に音の厚み、情報量(音数)、エネルギー感が素晴らしくなりました。チョッとアンプが弱い(12AU7ラインプリ)と思っていましたが、アンプの弱点をリカバリーする様な効果を持っています。
これから年内は、今所有しているアンプ内配線交換やSPケーブルの交換で大幅な「音質アップ」が図れそうです。