外部のケーブル(電源・ライン・SPケーブル)を交換すると「大きく音質が変化する」事は理解されていますが、アンプ内やSPBOX内配線の効果はあまり認知されていません。
「全てのケーブル(配線)で伝送ロスは起こりうる」と色々な実験で把握していますので、私のシステムではSP内配線は元より、SPユニット内配線(ドライバーの中)もアンプの内部配線も交換して使っています。
その効果は「20万円の管球アンプ」が「100万円オーバーのTr型アンプ」に匹敵又は追い越す程の音質を獲得できます。今まではスーナーケーブルの「ブルースーナー」と呼ばれるφ6mmの同軸線を使って配線した物を「Trail仕様」管球アンプと呼んでいました。これからはその内部配線を「ゴールドスターシリーズ」で実施しようと考えています。ゴ-ルドスターシリーズの配線もスーナーケーブルです。
「ブルースーナー」は芯線がφ1mmの銀メッキ銅線です。外側のシールド線も銀メッキ線です。1本で2種類のケーブル(同軸)になっています。使う場所によってその使い分けをしています。芯線だけだとノイズを拾う場合が有りますので工夫が必要です。
今回の「ゴールドスターシリーズ」も同軸線ですが、すべて銀合金製(銀線)です。線径の違う3本のケーブルの組み合わせで出来ていますので、これを利用するには手間と根気と使い分けの工夫が要ります。ブルースーナーよりはるかに高い伝送特性を得られますが、使う場合にもその分手間と時間がかかります。
今後、①3B252Bシングルアンプ、②WE310Aラインプリ、③EL34ppモノアンプ、④6L6シングルアンプと云った個人的に「スペシャル」と考えているアンプから交換をはじめます。ゆくゆくは使うアンプは全て交換する様に考えています。
「ゴールドスターシリーズ」の内部配線に交換しますとその音質は、Tr型アンプでは¥300万円オーバーの弩級アンプ以上の性能になると思います。