Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

WE101Dppパワーアンプー1号のパワーアップならず・・・

2012年08月04日 | ピュアオーディオ

自宅で使用中のWE101Dpp-1号機は、現状の出力が07W/ch程と非常にパワーが有りません。マッキンC40の出力ゲインが高いのとD130+#375の高能率ユニットラインのおかげで何とか使えています。

We101dpp1

プリアンプにWE310Aラインプリを組み合わせた時の「質感」が素晴らしく、SuperTrail仕様のプリ+パワーの組み合わせにしたいと昨年から考えていました。

入力トランスでサウンドの質感が大きく変わりますので、良いトランスを使いたいところです。現在はUTC A-22 のトランスを使っていますが、丸型のタムラのKTS-20を使ってRCA端子入力にしたら使えるだろうと昨日挑戦しましたが、「ノイズ」の壁にあえなく撤退です。

We101dpp3

KTS-20を使ったサウンドはノイズさえなければ非常に素晴らしい質感です。パワー感も有り音が前に飛び出して来てくれます。これに対してUTC A-22は音色が素晴らしいと思います。音楽を聴かせるトランスだと思います。

We101dpp2

タムラ KTS-20は600Ω:10KΩ(周波数特性20~20KHz)、UTC A-22は600Ω:600Ω(周波数特性0~20KHz)と規格も特性も違います。KTS-20の方が回路設計に合います・・・出力1.4W/chに倍増。本来の設計の1.4W/chで使える様にトライしたいと思います。現在また部品を集めています。