Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

自作のプリアンプに着手

2012年08月27日 | ピュアオーディオ

ようやく求めるサウンドが決まったので「プリアンプ」の製作に取り掛かります。田舎ですのでパーツから集めるのはまず無理なので、一応出来上がったもしくは半完成品のプリアンプを購入して、内部の改造をして作り上げたいと考えています。なかなか思う様なデザインのプリアンプに出会えなかったのですが、ようやく妥協できるデザインの自作プリアンプに出会いました。早速購入の手配をしています。

手配したのは管球式のプリアンプです。12AX7×6本仕様のフォノ付きプリです。明日の夕方到着予定ですので、その後内部の真空管の種類やメーカー、使用状況を確認して音出し確認をして見ます。初めから合格点が出るとは思っていません。

手を入れる処は、
1)電源のインレット化
2)オーディオグレードヒューズへの交換
3)RCAソケットの交換
4)XLRソケットの追加(入出力各1系統)
5)フォノ用昇圧トランスの内蔵化
6)トランスによる平衡回路化(入出力)
7)電源SWの新規取り付け
8)内部配線のオールゴールドスター化
9)トーンコントロール未配線の配線
10)インシュレーターのハウリング対策
を予定しています。

工期は約1ヶ月を予定しています。一般的な管球プリアンプのナローな音では無くて、キレとヌケを両立させて、音のエッジの立ったキレ味の有るサウンドと瑞々しさの有るサウンドの両立を狙っています。組み上がってからは「球」の選定になるでしょう。