先週購入したCDにベートーベンピアノソナタ(バレンボイム・バックハウス)、モーツアルトピアノソナタ全集(内田光子)、シューベルトピアノソナタ(ブレンデル)が有ります。バックハウスを除いて聴き出しています。バックハウスを聴くにはまだ時間が足りません。
事務所の方では(オリンパス)バレンボイムのベートーベンを聴き始めていますが、なかなかの演奏で、悲愴・月光・熱情の3大ピアノソナタでほとばしる熱気の演奏で楽しんでいます。
内田光子のモーツアルトは何処か冷めたような演奏雰囲気ながら正統派の演奏で、大好きなK310、K330、K331を楽しんでいます。このモーツアルトの曲は午前中に聴きたい曲ですね。清楚な演奏で安心して聴いていられます。
今回購入したCDで最右翼がブレンデルのシューベルト。現在夜中の1時を回ったところですが、演奏と録音が素晴らしく1枚目から釘付けにされています。夜聴くならこのシューベルトですね。メロディとリズムとアルペジオの和音の織り成す演奏はまさに心の平安を取り戻してくれます。元々、シューベルトは中学生から好きな作曲家で、彼の音楽の世界は自分には共感がもてます。リヒテルやポリーニの演奏も秀逸ですが、このブレンデルの演奏もとてもよい出来だと思います。何時までも聴いていたくなります。次から次へCDを変えて聴き入ってしまいます。
自宅のSP-707Jシステムもオール・ゴールドスターシリーズのケーブルにして大幅な音質アップをしていて、3ヶ月にもなりますと「質感」が絶品になっています。沈み込むような低音とどこまでも抜けていく高域、分厚い中音が程良くバランスしていて、何時までも聴いていたい症状になります。当分はブレンデルのシューベルトに首っ丈になりそうです。