Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

次の音質アップはSPケーブル

2011年09月23日 | ピュアオーディオ

現在自宅のフォノラインの完成を目指しています。道具は揃ったのですが「ノイズ」が気になりますのでこれからが対策です。MCトランスのET-100もまだ使い出したばかりで十分馴染んでいませんので、まだまだ本領発揮は先の話です。

事務所のオリンパスシステムとRCA箱システムは3ウェイマルチアンプシステムにしていますが、この2セットはSPケーブルの交換で大幅な音質アップが見込めます。現在ゴールドスターシリーズのベテルギウスを使っていますが、それを「シリウスSP」に交換するだけで大幅な音質アップが期待できます。

「シリウスSP」を実際に使っていいるのは、自宅のSP-707Jシステムと612Aシステムです。この2つのシステムの「激変」ぶりを目の当たりにすると否が応でも期待感が膨らみます。

現在オリンパスシステムのSPケーブルだけで300mのケーブルを使用しています。これを2倍にしなければなりません。RCA箱システムも・・・となると合計500mのケーブルを必要とします。高価なケーブルですのでなかなかおいそれと手が出ません。来年初めぐらいまでには何とか手配したいと考えていますが・・・この大震災の不況下では計画が立てられません。


たくみ@深川さん 来社予定

2011年09月23日 | ピュアオーディオ

ファイルウェブコミニュティでご存じの方もいらっしゃると思います、「たくみ@深川」さんが、本日東京から九州のオーディオファイルご訪問の一環として当方をご訪問される予定です。

深川さんはオーディオ評論家の村井先生のご友人で、しかも「トレール」をご購入頂いたお客様でも有ります。お会いするのは今回初めてになります。

今回は九州のオーディオファイルご訪問を5邸ご予定との事で、3日間で長崎(1邸)・福岡(3邸)、大分(1邸)を回られます。オーディオ道場もお連れしたかったのですが、ご予定が厳しく今回は断念しました。


WADIA#6の修理完了

2011年09月22日 | ピュアオーディオ

今日は午前中からWADIA#6の修理品を取りにオーディオ道場の方へ行って来ました。今回の修理は「トレーの出し入れ不良」でしたので、ベルト交換だけで済んだようです。出来ればピックアップも交換したかったのですが、パーツの入荷が遅くなる様ですので次回に予定します。

612a2

早速動作確認も含めて音出し確認をしています。臨時でSD-9500を使っていましたが、大きな「音質ダウン」を感じていましたので元に戻って安心しました。まるで音数が違います。トレーの動作も非常にスムースになりました。

Rca_box_system3

SD-9500に交換してからはRCA箱システムを聴かなくなってしまっていました。612Aシステムが有りますので、こちらばかりを聴く様になっていました。音質差が大きく出てしまうと聴けませんんね。


アナログのハムノイズ

2011年09月21日 | ピュアオーディオ

今日は久しぶりに自宅のシステムを昼間から鳴らし込んでいました。MCトランスのET-100に交換してから1時間しか鳴らしていなかったので、「目覚め」させる事が目的です。3時間程鳴らしてようやく「着いて来る」様になりました。夜中だけでは音量を上げられませんので、一般的な音量で鳴らし込みました。

CDの時にはまったく感じないのですが、C40のセレクターをフォノにしますと「ブーン」とハムノイズが出ます。ターンテーブルのSWを押し回転させると更に大きな「ブーン」が出ます。このノイズが気になって仕方有りません。実用域でまったくノイズを感じないようにしないと落ち着きません。フォノ回路では扱う電流値が小さいので外部のノイズの影響を受け易いと感じています。

その為に、事務所のオリンパスシステムにPE-5000Fとライントランスを使って「ノイズの低減」の為の試作を繰り返しています。昨日ライントランス~PE-5000F間のケーブルの試作品で「こうしなければいけない」と云う事が判って来ましたので、その配線の仕方をライントランスの内部配線にも応用して見ました。結果はものの見事に実用域でノイズが気にならなくなりました。

今回4セットのMCトランスを購入しましたが、オリジナルでノイズをクリアーした物は有りませんでした。ようやく使える「配線の仕方(構造・回路)」が判りましたので、この方法で自宅のシステムを見直します。しかし2種類のノイズが出ていますのでその原因と対処方法は別々になると思います。まだまだ実験が必要です。


ST-5000Fチューナーの受信レベルが良くなった

2011年09月20日 | ピュアオーディオ

今年の3月8日にO/Hを終えて使い出したSONY ST-5000Fチューナー。当初は受信レベルが低くてノイズが多く聴く気持ちさえならなかったが、6月くらいから突然受信レベルが良くなり何とか使えるようになってきた。

St5000f1_0308
St5000f0_0920

上の写真が3月8日の写真。下段が今日(9月20日)の写真。INPUT感度は殆ど変わらないのだが、出てくる音へのノイズの乗り方がまったく違う。推測するに、3月の時点では「眠っていた」機器を「起こし始めた」状態だったと思う。それが約半年近くも使い続ける事で「目覚めた」と思います。

屋外アンテナではなく室内アンテナで使用していますので、環境(3方向に遮蔽物)から考えると十分合格点が出せる音質になりました。どうしても古い機器は「起こしてやる」事が必要です。これで現在は必要に応じて使い分けが出来るようになっています。エアチェックこそしませんが、DJの会話や音楽を楽しんでいます。ST-5000Fは音の線が太くて聴き易いです。


オーディオクラフト PE-5000Fフォノイコライザーの音質確認

2011年09月19日 | ピュアオーディオ

先月購入して放置していた オーディオクラフト PE-5000Fフォノイコライザーの音質確認をしました。昨日までは612Aシステムに繋いでいたのですが、ケーブルをRCA仕様に作り直してオリンパスシステムで音質の確認をしました。

Pe5000f0

プリアンプのC-290には専用フォノイコライザーのAD-2810を付けています。このAD-2810との比較になります。カートリッジはSPU-GEですので昇圧トランスが要ります。AD-2810の内蔵ヘッドアンプとパートリッジの自作トランスとの比較では、自作品の方が音数や音のヌケが良くそのまま使います。

Pe5000f2

AD-2810のMM側を使って比較しましたが、このPE-5000Fの方が音質が良いですね。AD-2810はオーディオショップから新品で購入しました。これに対してPE-5000Fは15年以上前の商品でメーカーもなくなっていると思います。それを中古で手に入れました。価格差が凄いです。ただこのPE-5000Fは入力側が特殊な5PINのXLRソケットとなっていますので、専用のケーブルを用意する必要が有ります。

PE-5000Fのサウンドは「カチッと締まったサウンド」で、音数も多く、低域のエネルギー感も強いです。音のキレ・ヌケ・ノビと音のエッジ部分の表現はAD-2810よりはるかに良いです。PE-5000Fを聴いてからアキュフェーズを聴くと音の輪郭が「ボンヤリ」していて、音数も少なく感じてしまいます。

結論として、AD-2810とAD-290Vは処分したくなります。PE-5000Fは自宅に持って帰り、C40の内蔵フォノイコと音質比較をしたいと考えています。良ければそのまま居座る事になると思います。そうなればWE310Aラインプリを自宅に持って帰れます。

C-220を使っていた時から比べると数段落ちの音質は致し方ないか?と思っていたのですが肉薄する音質です。 もうしばらくこのまま使って見ましょう。


自宅SPケーブル「シリウスSP」の活眼

2011年09月18日 | ピュアオーディオ

自宅システムへ 7月19日に導入した「シリウスSP」がようやく本領発揮を始めた様だ。この2週間くらい、定位がふらつくは、バランスも不安定、中高域が奥まって・・・とC40の5バンドイコライザーやラウドネスの設定をコロコロ変えていたが、まったくのノーマルポジションで中高域も張り出してくるし、音数がやたらと増えるし、何よりも質感が極上になって来ました。聴いていて非常に心地良いし音楽に浸れます。

C401

この2日程で劇的にサウンドが変化した。「なんでこうなったのか?」を観察した内容から推察すると、「シリウスSP]による「ネットワークN500の活眼」と判断しています。「シリウスSP」を導入してから早2ヶ月、毎日2時間ほど聴いて来ましたが、交換直後から「ふん詰まり感」を感じていました。何度か「活性化の兆し」を感じていましたが、ようやく目覚めたようです。

今まではオリンパスシステムやRCA箱システムのマルチアンプシステムから、見劣り(聴き劣り)する様に感じていました。そこでALTEC#612Aと自宅のネットワークシステムには、SPケーブルを「シリウスSP」へグレードアップさせました。既に612Aシステムでは本領発揮して、RCA箱システムが飾りに見えてしまうくらいのサウンドに変化しています。それがどうやら自宅のシステムにも来たようです。とにかくバランスが良くて質感が良い。音のエッジも適度で余韻が裏返って行く様は何とも言えない感動モノです。

C40のヒューズ交換や「アナログシステム」のフォノケーブルの改善や昇圧トランスの導入等、毎日色々やっていますが、もう何も触らなくても良い様な感じです。


4セット目の昇圧トランス

2011年09月17日 | ピュアオーディオ

4セット目の昇圧トランスが入荷しました。端子類がサビだらけでしたので軽く磨いて使っています。

Et1002

ET-100は過去に20年近く使っていましたが、AD-2810を購入した時に「使わないから・・・」と3年前に一度処分しました。音の良さは判っていましたので安心して使えます。早速自宅でT30MKⅡと交換して使い出しています。交換したと行っても直ぐに本領発揮とはなりません。同等クラスですので音質差はそれほどないと思っています。ただ音のバランスはET-100の方が良さそうだと思っています。


アナログプレーヤーのサウンド

2011年09月16日 | ピュアオーディオ

一時、良いフォノケーブルが作れなくて諦めていたアナログプレーヤーのサウンド。今年になってようやく「使える」フォノケーブルが出来た。

CDPの使い勝手の良さ(イージーさ)と、ソフトの数の多さ等から、「もうアナログではないな・・・」と3年前に手持ちのパーツの処分をしました。SPUの針も2セット、昇圧トランスも処分・・・と。C-220(2セット)を処分してAD-290VとAD-2810(新品)を購入してシンプル化も図って来ました。

今回、更なるグレードのフォノケーブルを作成し、本格的にアナログを復活させています。昇圧トランスも今回4セットも購入して、自宅用の選定をしています。(残るのは2セットの予定)

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現在の自宅のアナログの「音質」はCDを完全に上回っています。音の厚み、空間再現、バランスの良さ、なめらかさ等、一度聴きだしたら次から次にLPをかけたくなります。今まで到達できなかったサウンドが出ていますので、どのLPも新鮮な感じで聴く事が出来ます。40年前のLPで当時「熱く」なって聴いていた曲など、「こんな音も入っていたのか・・・」と感心して聴いています。音数が違いますので曲全体が違った様に聴こえるものも有ります。

今回は今持っているアナログプレーヤーはそのままに、「音質」のみをアップさせる事を考えています。マイクロBL-101L+SME3012R+SPU-GEの組み合わせはそのままに、フォノイコライザーの良いモノをそのうち手に入れて、グレードアップをして行きたいと考えています。このアナログ系は若い頃に新品で手に入れて使っていますので非常に愛着が有ります。決してデザインもサウンドもとびぬけて良いものでは有りませんが、「使い手の力量」でカバーして行きたいと思っています。

アナログのターンテーブルを新品で手に入れようと思っても、価格が高い割に「食指が動く」商品が少ないのも事実です。また中古でパーツを揃えて組み立てるのも、結構消耗部品が有りますのでリスクが大きいです。いずれにしてもお金と時間が必要になります。まだ考えがまとまって「ターゲット」が決まっていませんので動けません。

5年ほど前にはアナログプレーヤーも5セット有りました。テクニクスSP-10MK2が3セット、DENONのDP-3700が1セット。その中で1セットのみを残し処分していました。今回DP-3700をまた1セット入手しました。しばらくはこの3台体制で遊んで見ようと考えています。


WADIA#6を修理に出す

2011年09月15日 | ピュアオーディオ

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先月来、トレーの開閉が今一の状態が続いていましたので、思い切って修理に出しました。先日WADIA#21の修理をしていただいた所に続いて出しています。

WADIA#6,21は、メーカー修理は不可能ですが、修理できる処はまだある様です。VRDSメカを使っていますので、ティアックが部品を持っている可能性が有ります。

WADIA#6を修理に出した関係で、RCA箱システムのCDPはSD-9500に替わっています。繋いだ直後は眠っていましたので、がっかりする様なサウンドでしたが、馴染んできて少しは聴けるようになりました。「音のうるおい」がWADIA#6と違いグレードが下がります。