Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

オリンパスシステムのサウンドがご機嫌になって来た

2015年01月11日 | ピュアオーディオ


オリンパスシステムのサウンドがご機嫌になって来た。オリンパスシステムは現在の部屋に無理やり押し込んだ設置なので、非常に厳しいヒアリング環境なのだ。容積も狭い上に非常にデッドで有り、部屋の作り自体の強度も低い。一般的に、こんな部屋でオリンパスシステムの様な重低音を出すシステムから、ご機嫌なサウンドを出す事は非常に難しい。

今回サウンドが良くなった理由は3つ有ると思っている。
1)昨年4月~6月にかけて水平展開した「FXヒューズ」のラインがヌケて来た事。低域のシャープさが違う。まだ更に良くなって行くだろうと予測している。

2)テープデッキラインのケーブルをグレードアップした事。プリアンプに接続されるケーブルのグレードの一番低いグレードのレベルが上がった事で、全体のグレードが上がった。(プリアンプのシャーシアースの影響)

3)サンシャイン REM30の導入。・・・中高域の音の濁りが取れて見通しが凄く良くなった。

現在使えるソースが、①CD ②チューナー ③テープデッキ2台 と4つのソースが違和感なく使える。グレードが揃って来た。まだテープデッキラインが正規の配線でないので、更なる音質アップが見込める。



昨日録音したJAZZの生録の放送を確認しています。チューナーで聴いたサウンドとほぼ遜色ない事を確認しました。これからはエアーチェックも楽しくなって来ます。

サンシャイン REM30の設置

2015年01月10日 | ピュアオーディオ


サンシャインのREM30は昨日まではラック後のチューナーの上に設置しておりました。





常連さんが持ってこられたそのままのREM30の裏表の写真が上になります。単純に布でくるんで有るだけで、裏面はガムテープで止めて有ります。このままでは扱いにも設置場所も制約が出て来ます。





今日は朝から「裁縫道具」を持って来て、くるんで有った布を袋状に縫い上げガムテープを取り除きました。



設置場所も「ラックの真裏」の中空にぶら下げる様にしました。



正面から見るとこんな具合です。不安定な設置から安心して使える様になりました。効果の方は「音の明瞭度」が上がり、低域から高域にかけてフラットな印象になり「キレ」を感じる様になりました。良く聴くブルーベックのタイムアウトのシンバルの音が非常に良くなりました。

REM30を1枚ぶら下げただけで、出てる音の印象が引き締まり、シャープなサウンドに変わって来た様に思います。

サブシステムも良いサウンドに変わってきている

2015年01月09日 | ピュアオーディオ
昨年12月11日に組みなおしたサブシステムも、アンプにSuperTrail仕様(特殊銀線配線)を持って来てから、サウンドの質がグンと上がり、鳴らし込みの効果も加わって使えるサウンドになって来た。



管球プリとサトリのパワーアンプの組み合わせで、ドライブ力も上がり、サンスイSP-70(SuperTrail仕様)から繊細で艶やかで、力強いサウンドが出てきています。先月末までは、イマイチ音の表情に乏しい感じがしていましたが、今では表情が豊かになってきました。聴きだすとその場を離れたくない衝動に駆られます。この質感の変化は、管球プリの力量が出ているからだと思っています。全ての配線を特殊銀線に交換しているプリは、自宅のプリとこのプリだけです。自宅のシステムと非常に似た質感が出てきています。



上の写真のEVのツィーターは使っていません。(使うとへんなバランスになります)サンスイオリジナルのユニットでここまで出てくれれば合格です。まだ急ぐ必要は有りませんので、このまま鳴らし込みを続けていきます。何処まで良くなるか楽しみです。


使えるソースが増える事は有りがたい

2015年01月08日 | ピュアオーディオ
昨年までは、使えるそうすがCDPのみだった。CDをとっかえひっかえばかりしていた。昨年オープンデッキを2台購入して、その鳴らし込みやケーブル類の整備をして、オープンデッキ2台がソースとして使えるようになって来た。

オープンデッキを導入した事により、「FMエアーチェック」が出来る様にチューナーに外部アンテナを立てた処、こちらもCDと遜色ない音質に仕上がり、使えるソースとなった。チューナーは日によって妨害電波なのか混変調歪みが少し感じられる日も有るが、まったく混変調歪みの無い日も有る。

少しづつシステムを整備して「使えるソース」が増えて来た。40年前の「アナログ音」の状態が再現出来つつある。確かにCDは「ノイズ」が無くて、扱い易くて、価格も安くて素晴らしいモノで有るが、「デジタル音」で有る。「アナログ音」の無から生まれる様な音ではない。揺らぎ等の感覚もない。



オープンデッキの機台間音質差も最近は変わって来た。以前2回比較した時はA7030GSLの方が「活きた音」がしていたが、A7400RXも約2ヶ月鳴らし込んで来た事により目覚めて来たようで、最近は圧倒的に7400RXの方が良い音質になって来ている。その為7400RXの出番が増えている。

FMエアーチェックを数十年ぶりに再開

2015年01月07日 | ピュアオーディオ
元日からFMエアーチェックをする環境を整備する為にケーブル作りをしていました。ようやくFMエアーチェックが出来るようになりました。



今一つ気になるのが「混変調歪み」。その対策として昨日アンテナ線のシールドアースを取ったのですが、効果はない様だ。



とにかく「録音」して見ようと思って、NHK-FM PM2時からの「クラシックカフェ」を録音して見ました。シベリウスの生誕150年の記念にシベリウス特集でした。

「組曲“カレリア”作品11」         シベリウス作曲
                      (14分24秒)
             (管弦楽)フィンランド放送交響楽団
              (指揮)ユッカ・ペッカ・サラステ
            <BMG BVCC-1067/70>
                              
「交響詩“フィンランディア”作品26」 シベリウス作曲/編曲
                       (8分49秒)
                (ピアノ)エーロ・ヘイノネン
      <Finlandia WPCS-10625/9>
                              
「悲しいワルツ 作品44 第1」    シベリウス作曲/編曲
                       (5分26秒)
                (ピアノ)エーロ・ヘイノネン
      <Finlandia WPCS-10625/9>
                              
「カリオの教会の鐘 作品65b」    シベリウス作曲/編曲
                       (3分32秒)
                (ピアノ)エーロ・ヘイノネン
      <Finlandia WPCS-10625/9>

「交響曲 第5番 変ホ長調 作品82(1915年版)」   
                       シベリウス作曲
                      (35分14秒)
                 (管弦楽)ラハティ交響楽団
                 (指揮)オスモ・ヴァンスカ
               <Bis KKCC-2206>
                              
「フィンランディア讃歌」           シベリウス作曲
                       (2分10秒)
              (合唱)ヘルシンキ大学男声合唱団
                 (指揮)マッティ・ヒヨッキ

を録音して見ました。現在プレイバックで確認していますが、混変調歪みは殆ど感じません。何とか使えそうです。カレリア組曲は好きな曲です。

実際に録音して見て、「テープの長さ」と「時間」を掴まないと上手く行きません。クラシックカフェは1時間50分有ったので、途中の弦楽四重奏を飛ばして時間調整したのですが、かなりテープが余ってしまいました。何事も練習しないと上手くはなれません。


まだ不足のRCAケーブル作り

2015年01月06日 | ピュアオーディオ


昨日は、まだ不足しているRCAケーブルをやっていました。ベルデン#88760の2本仕様で前回作った物と同じ仕様です。0.7m仕様、1m仕様、1,3m仕様と長さの違うものを作りました。12月に購入した50mのケーブル材はなくなりました。作ったケーブルはサブシステムに早速使っています。予備のケーブルは1セットのみ。全部で13セット作りました。指先がケーブル先端を丸める為にヒリヒリしています。しばらくはケーブル作りはやりたくありません。



ついでに、5000Fチューナーのアンテナ線のシールドアースを取りました。沢山のケーブルを作ると、「作る要領」がより明確になり、道具も「ヌレ」て来て使いやすくなります。半田付けには「ヌレ性」が良くなるとうまくしっかりした「半田付け」が出来ます。



先日導入したサンシャインのREM30は、「何処に設置したら良いか?」の場所探しを始めています。ケーブル作りの最中は「アンプラックの下」の床面に置いて聴いていました。明日からはじっくりと試聴に専念できます。


SUNSHINE 「REM30」の試聴・導入

2015年01月05日 | ピュアオーディオ
正月早々、いつもの常連さんと「オーディオ新年会」をしました。今回は作り直したサブシステムのサウンドとオープンデッキのサウンドを聴いていただく予定でした。



今回常連さんが 調音パネル SUNSHINE「REM30」を1枚お持ちくださり、試聴をさせていただきました。世間では丸棒材を用いた反響パネル等が盛んに導入されているようで、関心は有るのですが個人的にはまだまだ・・・と思っていました。価格が高い事もありますが、置き場所の問題もあり、導入には踏み切れませんでした。今回、SUNSHINE「REM30」を1枚セットして試聴した結果、余分な音が「整音」され、非常に効果が高い事を感じました。





SP間の真ん中のラックの裏の窓際にセット(ポン置き)しては外して、何度も比較試聴をしましたが、何度やっても使ったほうが良いサウンドになる。即座に持ち主に交渉してそのまま使わせていただく事にしました。価格も1枚¥6000円ですのでコストメリットも絶大です。スポンジ1枚ぐらいの感覚で使えます。どう云う原理でこうなるのかは判りませんが、実際に使った効果は非常に高いです。



聴いて行くにつれ、音の濁りが取れることと、低域がシャープになってくれることが非常にありがたい。床面の強度が弱い事が悩みの種だったが、ハニカムマット1枚でこんなにも改善するなんて素晴らしいですね。常連さんに大感謝です。しばらくこのまま使って見て、効果が永続的に続くのであれば、サブシステム用や他のメインシステム用に購入しても良いと思っています。2枚¥12000円で手に入りますので、懐にもやさしい価格です。小遣いに余裕の有る方は是非お試しください。



黒色では目立ちますので、布でくるんで目立たない様にしてセットしています。(ポンとただ置いているだけです)

RCAラインケーブルの作成完了

2015年01月04日 | ピュアオーディオ


元日から始めたRCAケーブル作りも予定の3日間で終了しました。トータルで10セット作成しました。上の写真はサブシステム用の4セット。ベルデン#88760の2本仕様にしました。RCAケーブルの善し悪しは「抵抗値」を見ると大体分かります。今回作成した1m仕様RCAケーブルは、RCA端子の両側+~+端子間で2Ω~3Ωと結構優秀なケーブルに仕上げています。一般に市販されているケーブルでは1m仕様で5Ω前後有ります。抵抗値が高いとその分「音数」が消えている事になります。エネルギー感や音の厚みはケーブル材の断面積に比例します。正規のケーブルは1Ωを切る様になります。



テープセレクターのSB-500のリア面は真っ赤な色のケーブルになりました。4m仕様2セット、1m仕様4セットを全て同じケーブルで揃えました。



A7400RXのリア面です。これで「録音」の準備が整いました。



A7030GSLのリア面。こちらは現在再生専用。ケーブルが揃いましたので、RXとの比較試聴が出来るようになりました。どちらが生き残るか?は聴いて見ないと判りません。

久しぶりにまとめて10セットも作りました。作り始めると半田ごてを始め道具が「馴染んで来て」、作業効率が上がって来ます。偶にはこんな作業も良いですね。試作用に購入したプラグ類を沢山保有していますので、実際の出費はケーブル材の分だけでしたが、プラグの価格も考えると結構な金額になります。

オープンデッキ2台分のラインケーブル作成完了

2015年01月03日 | ピュアオーディオ
正月からRCAケーブル作りしています。プリ~テープセレクター~オープンデッキ間のラインケーブル 6セットを作り終え、交換がようやく完了しました。

更に4セットを作るべく、端末処理を終えました。明日には合計10セットのRCAケーブルが出来る事になります。追加分はサブシステムに使う予定です。

2日、3日はNHK-FMでAM11時から「東京JAZZ」が放送されています。今日はその第1日目で上原ひろみのJAZZピアノ等が流れていました。ケーブル作りしながら聴いていました。外部アンテナを付けたらチューナーもメインソースとして使え、早く「録音」に入りたいと考えています。

オープンデッキ用ラインケーブルの作り変え

2015年01月02日 | ピュアオーディオ
正月になりましたので、御節とお雑煮を食べてから音楽部屋に出かけました。その時点でもうお昼頃。先日ケーブル材が届いていましたので、早くケーブルを作りたくてうずうずしています。

苦労して6本仕様のケーブルを作ったけど「プラグに入らない!!!」・・・ショボン・・・。新しいプラグを使うのはもったいないし、ベルデンのケーブルに銀線はもったいないし・・・と云う訳で、ベルデン88760の「2本仕様」に変更しました。これでも1本仕様に比べたら「3倍の断面積」になります。

とにかくC-290プリ~SB-500テープセレクター間の4m仕様のケーブルを2セット完成させ、取り付けて音出しを始めました。しばらくは馴染ませる事が必要ですので、出来るだけ鳴らしてやります。ちょっと聴きの感想は「音圧と音の密度が上がり、滑らかさが出てきた」のを感じます。

その間にA7030GSL用や7400RX用のケーブルを作成します。今日は4m仕様が出来上がった所でおしまい。残りは明日と明後日。明日は家族で新年会なので進みません。