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最近、少食になったような気がします・・・
以前のような感じで食べてしまうと、てき面、その後に胃もたれで苦しむことになってしまうのです。
だからと言って、体重が減るわけではありませんが・・・これが問題ですけどね・・・
一応筋トレを継続しているので、胸板が多少分厚くはなって来ていますが・・・
今朝は、胃に関しての病気についての記事を紹介してみようと思います。
~以下、5月15日読売新聞朝刊より抜粋~
医療ルネサンス
見えない胃腸病
吐き気続いても「異常なし」
最初にひどい吐き気に襲われたのは、2009年11月のことだった。東京都内の会社員女性A子さん(29)は、旅行に行くため空港へ向かう電車の中にいた。急な吐き気でめまいにも襲われ、血の気が引いた。旅行はあきらめた。
症状は1週間続いた。内科診療所を受診したが、診断は「異常なし」。その後、10年10月と昨年8月にも同様の症状に襲われ、仕事を休んだ。
昨年夏以降は症状が毎日のように出たため、10月から11月下旬まで休職。原因を知ろうと、いくつもの病院を回った。内科や耳鼻科、婦人科などを受診したが、異常は見つからない。
納得できないA子さんは今年1月、インターネットで、ある病名を見つけた。「機能性ディスペプシア」。検査で異常がないのに胃の不快な症状が続く病気だという。そこで、この病気に詳しい慶応大病院消化器内科准教授の鈴木秀和さんの診察を受けた。
鈴木さんによると、この病気は膨満感や胃もたれ、みぞおちの痛みなどが半年以上続く。胃がんや胃潰瘍遠となり、胃カメラなど検査で異常は見つからない。
吐き気はこの病気の主な症状ではないが、A子さんも普段から胃もたれがあった。このせいで吐き気を引き起こすこともある。鈴木さんは機能性ディスペプシアと診断した。
原因は分かっていない。胃の運動機能障害や胃・十二指腸の知覚過敏などによって引き起こされ、ストレスが関わることも多い。現時点で特効薬はなく、治りにくい。
A子さんは、鈴木さんの説明で自分の症状にようやく納得できた。胃酸を抑える薬と、胃腸の働きを改善する漢方薬「
機能性ディスペプシアは以前は単なる「慢性胃炎」と診断されていた。しかし、世界初の治療薬が今年3月に国内でも承認され、保険上の正式な診断名として認められた。薬は近く発売される見通しだ。
症状改善には、1日3回の規則正しい食事、十分な睡眠、ストレスを減らす工夫、禁煙など、生活全般の見直しも大切だという。
鈴木さんは「命に関わる訳ではないが、患者のQOL(生活の質)を著しく下げ、社会的損失は大きい。医師は、検査で異常がなくても、『つらい』という患者さんの声に耳を傾ける必要がある」と話す。
検査では明らかな異常が見つからないのに不調が続く胃腸の病気は、「機能性消化管障害」と呼ばれる。