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安かろう、悪かろうの商品と聞けば、いつの時代の話?・・・
現代の社会にも、そんな商品があふれています。
一時、海外に出れば安くできるからと中小零細企業まで出て行きました・・・
例えば、神戸のケミカルシューズ問屋が国内で作るより安いからと中国で仕入れ販売しようとしたらしいのですが、
国内のパイはバブル期のような器の大きさではなく、かなりの数が売れ残ってしまったと・・・
困った問屋は、メーカー筋に販売をかけたらしいのです。
これって、流れとして逆な訳で国内の流通経路は無茶苦茶な状態になったようです。
今、我々の繊維業界でも、国内回帰は徐々に進んでいるといいますが、私どものところでは実感はありません。
今朝は、アメリカの製造業が中国離れを加速させているとの記事を紹介してみようと思います。
~以下、5月21日読売新聞より抜粋~
米製造業「中国離れ」
メード・イン・アメリカに回帰貧弱な品質管理、賃金高騰で
2008年の米金融危機以降、不況と高い失業率にあえいでいた米製造業が、復活の兆しを見せている。オバマ政権の支援策など複合的な要因が背景にあるが、注目されるのは「中国離れ」だ。安い労賃にひかれ、中国に流出した産業が国内に回帰しており、「メード・イン・アメリカ(米国製)」を目指す潮流が生まれている。「微妙なサイズが合わないなど品質に問題があり、多くの顧客を失った」。ミネアポリスのゴム製部品工場「ハイアワサ・ラバー」のハワード・ハウザー副社長(62)は、中国企業に生産委託をしていた頃を振り返る。(ミネソタ州ミネアポリスで 吉形祐司、写真も)
同社が自社製品生産を江蘇省蘇州市の中国企業に委託したのは8年前。しかし、貧弱な品質管理に加え、高騰する中国の賃金や輸送費が重荷となった。結局、「国内で製造してもコストに大差はない」状態にまでなり、4年前に外注解消を決断した。
米国で生産を再開した後も、雇用を守るため稼働日を週3日にするなど苦労を重ねたが、「品質を取り戻すと、失った顧客も戻ってきた」。昨年、08年のリーマン・ショック以前の生産水準まで戻した。
フードプロセッサーの部品の生産を中国に外注していた「パーマック社」も、「指定した原材料が使われていなかった。二度と中国に発注しない」(ダーリーン・ミラー社長)と、発注先を国内に切り替えた。
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こうした中小企業が中国離れを始めたのは3~4年前。昨年は、ゼネラル・エレクトリック(GE)社が、湯沸かし器などの生産を中国からケンタッキー州に戻すなど、大手企業も加わった。シカゴの非営利団体「リアショアリング・イニシアチブ」のハリー・モーザー代表(69)は、「国内回帰が製造業成長の10%に貢献している」と指摘する。
ロボットなどハイテク技術によるコスト削減や、シェールガス開発で安価なエネルギー確保が可能になったことも製造業復活を後押しする。オバマ大統領が国内投資への税制優遇措置を打ち出したことも追い風となった。
ミネアポリス郊外にあるウール製品会社のポール・ムーティー社長(52)は、「顧客が『米国製』を渇望している」と力説する。創業1865年で09年に閉鎖、廃屋となった工場を買収し、地元ブランドの再興を始めたのが一昨年。
ムーティー氏の会社に顧客から電子メールが届いた。「米国に職をつくてくれて、ありがとう。経済的には苦しいが、あなたの企業の製品を買うことにした」。ムーティー氏は、「米国人にはかつての製造業の隆盛を取り戻したい、という強い期待がある」と話す。