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貧困の連鎖を断つため公立の小中高生に1人1台パソコン

2013-05-16 | 日々のパソコン
近年、ネット社会の弊害が言われることが多くなりました・・・

しかし、今朝の新聞の小さな記事を見て、このような取り組み方もあるのかという驚きと共に感動を得ました。

日本でも格差社会が問題になりつつありますが・・・

海外においては、その差が極端のようでスラムの子供たちは、そこから抜け出す希望すら見えないらしいのです。

アルゼンチンの首都ブエノスアイレスでは、公立校の子供たち一人一人にパソコンを贈っているというのです。

なぜ、そのような事までせざるを得ないのか・・・


今朝は、なぜブエノスアイレスで、その取り組みを始めたのか取材してきた記事を紹介してみます。

~以下、5月16日読売新聞朝刊より抜粋~

 サイバー犯罪に関する国際会議の取材で、アルゼンチンの首都ブエノスアイレスを訪れた時のことだ。取材先の一人が、「学校を見せたい」と言い出した。

 「南米のパリ」の異名を持つほど美しい街で、一本裏通りに入ったその公立小学校はお世辞にもきれいとは言えなかった。薄暗い校舎の電球は所々切れ、雨漏りもする。児童の大半はスラムの子だ。「麻薬や暴力の巣窟」として裕福な家庭は子供を公立校に通わせないのだという。

 やや身構えて教室に入ると、予想外の笑顔が待っていた。駆け寄ってきた子供たちが、抱えたパソコンの画面を広げる。「ようこそ」「日本のどこから来たの?」スペイン語を日本語に翻訳するサイトだ。

 1台のパソコン
社会部次長  
若江 雅子



 市は数年前から公立の小中高性に1人1台のパソコンを贈っている。29万人分、莫大な事業費がかかる。反対も少なくなかったが、市幹部は「貧困の連鎖を断つには、子供に自ら外の情報に接する手段を持たせるしかない」と言う。

 痩せて目ばかりが大きく見えるロドリゴ君(12)が「Jリーグ好き?」と聞いてきた。「地球の裏の事よく知ってるね」と驚くと、「ほら」と彼は得意そうにJリーグサイトを開いて見せた。父親はゴミ回収のわずかな手取りで5人の子を養う。「将来サッカー選手になる。日本にも行くよ」

 まだ目立った学力向上の効果は見えないが、教師は「暴力が減り、授業の集中力が出てきている」と言う。会議取材で目のあたりにしたのはネットの闇だった。だが、希望の扉を開くのもまたネットなのだ。
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