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選んだ人生を肯定して生きる!

2013-05-01 | 雑記
今年の天候は本当に変です・・・

今日から5月だというのに、夏日になったかと思えば、冬へ逆戻り・・・

この気温の変化に、体が対応してくれないです。

人の一生も、この天気のように変動が激しいのかもしれませんね・・・

幸せ一杯だった筈なのに・・・時として暗転してしまいます。


私は、極力、後ろを向かないようにして生きています。

何故なら、過ぎ去った過去は戻ってくるはずもないし・・・現在ですら、すでに過去になりつつある訳です。

それなら、自分が選択し生きてきた人生を肯定する方がよっぽどいいと思うからです。

己の人生の終わりの時・・・果たして、考える時間があるのかないのか解りませんが・・・

己の歩んできた人生を振り返り・・・自己満足を得ることで充分だと思っております・・・

他の人が見たら、如何だったのか・・・結果は解りませんが・・・


今朝は、この冬、吹雪の北海道で起きた哀しい報道・・・その父親の決断についてのコラムを紹介してみます。

~以下、5月1日読売新聞朝刊より抜粋~

 初夏も近いのに、吹雪の情景が頭に浮かぶ。訪れたこともない北海道湧別町の夜。妻に先立たれた漁師のお父さんが、大切に育てた一人娘を、身を挺して守り抜いた場所がある。夜中、ぼんやりしていると、つい考えてしまう。自分だったらどうしていたか――。

 子を物陰に残し、助けを求めて歩き出す。吹雪の中で前後不覚になる。私が戻るのを待ち続けた子は、もう力尽きようとしている。自分だけが誰かに助けられる。そんなおぞましい可能性がなくはない。

 お父さんは娘を救った。選択は正しかった。但し、お父さんはその結末を知りえない。娘を抱き、童謡を歌ってあげながら、恐れたのではないか。娘の死を。そして考えただろう。これで正しいのか、別の選択はなかったのか、と。

 迷い消す お父さんの光
地方部次長
清水 美明



 人は常に何かを選択しながら、それが正しい判断なのかどうかわからない、そういう人生を生きている。選ばなかった別の道をくよくよ想像することもある。

 それでも、こう思えてならない。お父さんは絶望的な状態の中でふと気付いたのではないか。人生の最期に我が子を胸に抱き、命が消え尽きる瞬間まで父親でいられる幸せに。恐れは消え、光が見える。これで良い。娘は生きる。必ず。

 人には限界がある。正しい道を見極められない。ただし、選んだ道を肯定して生きることは出来る。まして、今を生き、明日も生きるだろう者は、吹雪の闇にいるのではない。勝手ながら、お父さんの遺言と受け止める。この先、迷いが生じたら、お父さんの光を思い浮かべることにする。
コメント
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