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今朝の新聞を見ていて、尽々、日本人はウナギ好きなんだなぁと実感しました・・・
何故なら、米国のシラスウナギ漁師が一晩で約100万円も稼げるくらい高騰しているらしいのです。
その理由は、世界最大のウナギ消費地の日本での不漁のためらしいのですが・・・
こうしてみると、やはり日本という国は平和なんでしょうね。
今朝は、その米国のシラスウナギ事情の記事を紹介してみます。
~以下、5月11日読売新聞朝刊より抜粋~
![メーン州のシラスウナギ価格の推移](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/03/db669c33a6b6174fdbd2828c826a9294.jpg)
※ウナギ 大洋で生まれ、体長5センチほどのシラスウナギとなって川などの淡水域に上る。太平洋で生まれる日本ウナギ、大西洋で生まれるヨーロッパウナギ、アメリカウナギなどの種類がある。卵から「完全養殖」する技術は確立されておらず、天然のシラスウナギを半年から1年かけて成魚に育てる。日本養鰻漁協連合会によると、2011年の日本のウナギ消費に占める国内産の割合は4割で、中国、台湾から6割を輸入している。
米国内では資源保護のため多くの州がシラスウナギ漁を禁止し、現在はメーン、サウスカロライナの2州だけで認められている。メーン州では1970年代にアジアの養殖業者向けに漁が始まった。州政府によると、2009年に1キロ約220ドルだったシラスウナギの取引価格は、昨年は約4400ドルに跳ね上がった。生息数減少でヨーロッパ産の輸出が昨年禁止されたほか、日本やアジア各国も不漁続きで、中国などで養殖業者の需要が急増したためだ。
シラスウナギ漁は3月下旬から5月下旬までの8週間、州内で免許を持つ500人だけに認められる。昨年の価格上昇で、副業として細々漁をしてきた漁師は突如大金を手にし、英語でウナギのイールと億万長者のミリオネアをかけた「ウナギ長者(イーリオネア=eelionaire)と呼ばれるようになった。
「去年は、それはすごい年だったよ。息子と娘に36エーカー(約14.56ヘクタール)の土地と家を買ってやったんだ。いくら稼いだかは言えないけどね。今年も、まあまあだよ」。妬みを買うので名字と年齢は教えたくないというウナギ漁歴40年のジョンさんが、ポートランド郊外の漁場で話す。
仲買人のマルコ・バウさん(23)は昨年、1回の取引で1人の漁師に8万ドルを支払ったこともある。今年は1キロ3500ドル(約35万円)ほどに下がったが、高値は続く。大西洋で生まれたシラスウナギは春、海岸に近い川に上る。昼間は泥の中に潜り、夜になると流れに逆らって泳ぎ出す。漁師たちは夕暮れ時から川辺に陣取り、ひたすら網でウナギをすくう。バウさんは深夜から未明にかけ、荷台に水槽を付けた専用のトラックで、漁師たちからウナギを買い付ける。
州法で今年から取引は小切手に制限されたが、仲買人は昨年、10万ドル近い現金を持ち歩いていた。マフィアがトラックを襲撃し、ウナギと現金を強奪するといううわさも広がった。買い取りに回るバウさんは、常に拳銃を携帯している。
ロブスター漁が本業のクリス・ホールさん(48)は友人と2人、11時間の漁で2000ドル(約20万円)近く稼いだ。「日本人は『カバヤキ』が好きなんだろう。食べたことがないが、上手いのかい。おれたちが稼げるのも、日本人のウナギ好きのおかげだな」
メーン州のシラスウナギは、ほとんどが中国の養殖業者に空輸される。体長約5センチ、重さ約0.2グラムほどのシラスウナギは半年から1年で成魚となり、「かば焼き」に加工されて日本に出荷されるという。
何故なら、米国のシラスウナギ漁師が一晩で約100万円も稼げるくらい高騰しているらしいのです。
その理由は、世界最大のウナギ消費地の日本での不漁のためらしいのですが・・・
こうしてみると、やはり日本という国は平和なんでしょうね。
今朝は、その米国のシラスウナギ事情の記事を紹介してみます。
~以下、5月11日読売新聞朝刊より抜粋~
米漁師「ウナギ長者」
大西洋に面した米北東部メーン州で、ウナギの稚魚で養殖用の「シラスウナギ」漁師たちがけたはずれの大金を手にしている。世界最大のウナギ消費地である日本での不漁のため、取引価格が3年間で20倍に高騰し、一晩で1万ドル(約100万円)稼ぐ漁師もいる。(米メーン州ポートランドで 中島健太郎)
日本不漁で稚魚が高騰
![メーン州のシラスウナギ価格の推移](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/03/db669c33a6b6174fdbd2828c826a9294.jpg)
※ウナギ 大洋で生まれ、体長5センチほどのシラスウナギとなって川などの淡水域に上る。太平洋で生まれる日本ウナギ、大西洋で生まれるヨーロッパウナギ、アメリカウナギなどの種類がある。卵から「完全養殖」する技術は確立されておらず、天然のシラスウナギを半年から1年かけて成魚に育てる。日本養鰻漁協連合会によると、2011年の日本のウナギ消費に占める国内産の割合は4割で、中国、台湾から6割を輸入している。
「一晩で1万ドル」の人も
![メーン州の地図](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/d4/db754e47ff6d5463fc1e670ceb40e634.jpg)
シラスウナギ漁は3月下旬から5月下旬までの8週間、州内で免許を持つ500人だけに認められる。昨年の価格上昇で、副業として細々漁をしてきた漁師は突如大金を手にし、英語でウナギのイールと億万長者のミリオネアをかけた「ウナギ長者(イーリオネア=eelionaire)と呼ばれるようになった。
「去年は、それはすごい年だったよ。息子と娘に36エーカー(約14.56ヘクタール)の土地と家を買ってやったんだ。いくら稼いだかは言えないけどね。今年も、まあまあだよ」。妬みを買うので名字と年齢は教えたくないというウナギ漁歴40年のジョンさんが、ポートランド郊外の漁場で話す。
仲買人のマルコ・バウさん(23)は昨年、1回の取引で1人の漁師に8万ドルを支払ったこともある。今年は1キロ3500ドル(約35万円)ほどに下がったが、高値は続く。大西洋で生まれたシラスウナギは春、海岸に近い川に上る。昼間は泥の中に潜り、夜になると流れに逆らって泳ぎ出す。漁師たちは夕暮れ時から川辺に陣取り、ひたすら網でウナギをすくう。バウさんは深夜から未明にかけ、荷台に水槽を付けた専用のトラックで、漁師たちからウナギを買い付ける。
州法で今年から取引は小切手に制限されたが、仲買人は昨年、10万ドル近い現金を持ち歩いていた。マフィアがトラックを襲撃し、ウナギと現金を強奪するといううわさも広がった。買い取りに回るバウさんは、常に拳銃を携帯している。
ロブスター漁が本業のクリス・ホールさん(48)は友人と2人、11時間の漁で2000ドル(約20万円)近く稼いだ。「日本人は『カバヤキ』が好きなんだろう。食べたことがないが、上手いのかい。おれたちが稼げるのも、日本人のウナギ好きのおかげだな」
メーン州のシラスウナギは、ほとんどが中国の養殖業者に空輸される。体長約5センチ、重さ約0.2グラムほどのシラスウナギは半年から1年で成魚となり、「かば焼き」に加工されて日本に出荷されるという。