日本ダービーも終わり、POG’11の結果も確定した。そこで、POG指名馬の成績を紹介しておく。
① ベストディール (牡 美浦 国枝栄厩舎) 4戦3勝 収得賞金 5,957.7万円
京成杯(G3)を制し、クラッシック戦線に名乗りをあげるはずだったが・・・。
POGに参加して、3シーズン目で初のPOG期間内の重賞勝ち馬なので、今後に期待します。
② ジュリエットソング (牝 美浦 尾形充弘厩舎) 4戦0勝 収得賞金 185万円
新馬戦は4着だったが、2走目(距離短縮が裏目)・3走目(牡馬混合のダート戦)のレース選択が微妙にまずく、POG期間中は迷走感漂う結果に終わった。
③ カレンレッドロック (牡 栗東 平田修厩舎) 4戦1勝 収得賞金 500万円
3戦目の未勝利戦で単勝 34.8倍の人気薄で勝ち上がった。
昇級戦はそれなりの結果だったので、早いうちに2勝目をあげてもらいたいものです。
④ ピエナアプローズ (牝 栗東 須貝尚介厩舎) 3戦0勝 収得賞金 280万円
昨年の夏にデビューし、芝の新馬戦2着で期待したが、休養をはさんでダートを2戦して、微妙な結果が続き、再度休養に入り、POG期間に姿を現す事は無かった。
⑤ タイムリー (牡 金沢 菅原厩舎) 中央1戦0勝→金沢5戦1勝→岩手7戦0勝 収得賞金 51.6万円(うち 地方 51.6万円)
金沢競馬に転厩後、移籍3戦目の2歳の最下級のレースで逃げ切り勝ちをおさめた。その後、岩手に移籍し、現在に至る。
⑥ レディマーマレイド (牝 栗東 村山明厩舎) 2戦0勝 収得賞金 0円
2戦したが、特筆するほどの成績をあげられず現在に至っている。
⑦ ドリームキャプテン (牡 栗東 中村均厩舎) 3戦1勝 収得賞金 1,126.8万円
デビュー戦はベストディールの2着、2戦目で勝ち上がり、休養をはさんだ昇級戦のネモフィラ賞でも2着に入り、それなりに素質を見せたが、再度休養に入っている。
復帰後の進撃に期待したい。
⑧ ズッカ (牝 栗東 藤原英昭厩舎) 3戦1勝 収得賞金 700万円
新馬勝ちはしたものの、その後は伸び悩む。
⑨ タイセイハリケーン (牡 栗東 矢作芳人厩舎) 6戦0勝 収得賞金 130万円
3戦目の未勝利戦で3着に入線し、未勝利脱出の期待があったものの、その後がいま一つだった。
⑩ ラインキャメロン (牝 栗東 松永昌博厩舎) 5戦0勝 収得賞金 0円
走り自体はさほど悪くないのだが、賞金を獲得するラインまでは至らなかった。
POG’11は過去の2シーズンと比較して、総収得賞金は多かったものの、出走回数が少なく、今ひとつ盛り上がりに欠けるシーズンでした。今週末から新馬戦が始まるので、POG’12の指名馬もそろそろ考えなければなりません。