NYタイム

筆者が興味・関心のある事や趣味に関して語るブログです。〔不定期更新〕

京都へ行ってきた 後編

2016-02-28 20:09:08 | 旅行

 京都マラソンの翌日は観光をしてきました。

 まずは、宿泊先の近所にあった岡崎神社を参拝した。神社の手水に置かれているうさぎの像に水をかけて、腹の部分をさすると子宝に恵まれるようです。僕の場合、子宝の前にするべきことがあるので、別のお願いをしてきました。

 岡崎神社から南禅寺の方に向かい、南禅寺の三門や琵琶湖疏水を散策し、地下鉄の駅に向かった。

 地下鉄に乗って向かったのは、京の冬の旅のキャンペーンのパンフレットを見て気になっていた相国寺です。相国寺は室町時代に建立された臨済宗の寺院で、同志社大学の北東にあります。

 相国寺では、普段は非公開の文化財の特別公開を行っているが、全部見ると出費がかさむので、公開されている中で一番興味のあった法堂と方丈を見てきました。法堂は豊臣秀頼により再建されたもので、天井には狩野光信によって描かれた蟠龍図がありました。蟠龍図はどの角度から見ても、龍の目と目が合うというもので、実際に見ると画の迫力に圧倒されました。方丈は法堂の北側にあり、法華経の経文の文字により描かれている観音菩薩の絵を見てきました。

 京都の市街地に戻り、四条河原町の百貨店で我が家への土産を買い、花見小路通を南へ下り、八坂通に出てきました。八坂通を東に進むと八坂の塔が見えてきました。

 写真を撮影したようなアングルで八坂の塔を見るのは初めてだったので、何か新鮮な気分でした。

 八坂の塔から三年坂・二年坂を散策し、円山公園や知恩院の前を通り抜けて、地下鉄の駅に向かい、帰路につきました。

 次回の京都旅行は、今回の京都マラソンで8割以上見過ごしてしまった五山の送り火の五山が見れたら良いかな・・・と思います。 


京都マラソン 後編

2016-02-27 23:34:26 | マラソン

 京都マラソン 中編より続く。

 22キロ地点で休憩をした後、北山通を東西に往復し、下鴨中通を南北に往復し、京都コンサートホールの前を通過したあたりに、給水所がありました。この給水所では、給水の他に給食として京都名物の生八つ橋が提供されており、係の方からいただいて、英気を養いました(試供品程度の量かと思いきや、ニッキと抹茶味の2切れ分をもらいびっくりしました)。

 そして、27キロ過ぎの京都府立植物園の園内に入ったあたりから、左膝が痛みだし、とりあえずストレッチをして、態勢を立て直したものの、その後も左膝の痛みが時々襲い、レースの残り3分の1は左膝の痛みとの闘いでした。29キロ過ぎから3キロ程は賀茂川(鴨川)の河川敷の道路を走りました。この道路は舗装されていない土の道路で、膝に負担がかからなかったので、それほど問題なく走れました。河川敷の道路は僕にとって、一時的ではあったものの救いの神でした。

 丸太町通(写真はレース当日の朝に撮影)に入り、アスファルトの道路に戻ったとたん、左膝が痛くなり始め、走れるところまでとりあえず走る→50歩から100歩位歩く→走れるところまで走る→ストレッチの繰り返しで、走っている所では、周囲のペースと同化しているものの、歩きとストレッチが混ざっているため、少しづつペースが落ちていきました。

 その後、河原町通を南に下り、アスファルト舗装よりも足に響きそうな、京都市役所前の石畳の道があったが、石畳の道といっても、それほど距離があるわけではなく、この地点に給水所もあり、休憩をしながら走れるので、思っていたほど、きつくはありませんでした。

 京都市役所で方向を変え、河原町通を北上し、丸太町通りを東に折れ、鴨川にかかる橋を渡るなどして、残り4キロの地点に来ました。この地点で、ここまでのペースと残りの距離を換算し、余程のアクシデントがない限り、目標の4時間30分以内で走れることをほぼ確信できたので、多少は気が楽になったが、京都マラソンを走るランナーにとっての最後の難関ともいえる今出川通の上り坂がまだ残っていました。

 今出川通の坂は急坂ではないものの、1.2キロをだらだらと少しづつ上がる坂でした。ただ、気力と体力がまだ残っていたのか、レース序盤の仁和寺近辺の坂などを走り続けて感覚が麻痺していたのか、理由は定かではないが、意外にスンナリと通過できました。今出川通を折り返すと下り坂になり、40キロ地点が見えてきました。40キロ地点は4時間9分3秒で通過しました。

 東大路通りを進み、最後の給水を済ませ、ここからは歩きもストレッチも無しで行こうと思ったが、残り800メートル付近で再度左膝に痛みが走り5秒ほど休憩した。休憩している様子を見た沿道の係の方に「大丈夫ですか?」と声をかけられ、「大丈夫です」と返し、ここからは、最後の一頑張りで、何とか走り切りました。平安神宮を背に大鳥居の方へ向かうこと約100メートル、ようやくゴールにたどり着きました。記録は4時間24分52秒(ネットタイム)で、目標の4時間30分は何とか切れました。

 練習期間中には、ほとんど問題のなかった左膝がよりによって、レース本番に出るとは・・・という残念な気持ちはあるものの、目標のタイムでは走れたので、レースの結果に関しては、100点満点中の90点位です。これが現状の実力だと思います。

 ゴール後は完走者用のバスタオル、スポーツドリンク・バナナ・ハッピーターン、完走者メダルを受取り、少し休憩してから完走証をもらい、手荷物受取りと着替えを済ませ、みやこめっせの3階に向かった。

 みやこめっせの3階では、完走者のために味噌汁を配布していました。甘めの白味噌がベースの豆腐とネギが入った味噌汁で、赤味噌文化圏に住む僕ですが、美味しくいただきました。普段は、フルマラソン後は食欲が全くわかない僕ですが、この日は調子が良かったのか、おもてなし屋台で、ずんだもち・ホタテ・いなりずし・抹茶アイスなどを食べ、土産も購入しました。みやこめっせの3階には、足湯や無料のマッサージもあったが、こちらを体験するのは、すっかり忘れていました。

 みやこめっせを後にして、京都マラソンの参加案内に同封されていた「京のお風呂屋さんMAP」を頼りに、平安神宮の北にある平安湯でマラソンの疲れと汗を流し、2日目の宿泊先に向かいました。

 

 京都マラソンに関しては、30キロ以降の道路幅が参加者の多さの割に狭く、ランナーの減速(まれに加速の方もいるかな?)や休憩・退避に対応できないのでは?という点だけが残念でしたが、参加するにあたって、移動の交通手段や手荷物の受け渡しなどがほぼスムーズに進み、大きなストレスになることがほとんどなく、僕にとっては良い大会で、他の方にもオススメできる大会です。


京都マラソン 中編

2016-02-26 21:53:22 | マラソン

 京都マラソン 前編より続く。

 9時にレースがようやくスタートした。僕の並んでいたブロックは1万6000人もの参加者がいる中でのちょうど真ん中あたりで、スタート地点から150メートル位の場所だったが、やはり参加者が多いせいか、スタート地点に着くまでに4分30秒ぐらいの時間がかかった。スタート地点から100メートル位走ったところで、陸上競技場のトラックとは早々とお別れし、高校駅伝などでテレビで見たことのある石畳の道路を通り抜け、あっという間に五条通に入っていった。

 1キロ地点を想定よりも早い6分30秒ぐらいで通過し、その後も快調なペースで進み、5キロ地点は29分8秒で通過した。その後、桂川沿いを北上し、渡月橋の手前で右折し、嵐山高架道路のアップダウンをクリアし、広沢池などの名所を見ながら進んでいった。8.8キロ地点から急な上り坂が始まり、やや苦しむかと思ったが、まだレース序盤で多少余裕があったおかげで、それほど問題なく通過し、10キロを57分37秒で通過した。

 その後もアップダウンのきついコースを走りながらも、仁和寺の三門などの名所や京都の風景も見つつ進み、西大路通に到達した。京都マラソンの西大路通にある平野神社付近から北大路通の大徳寺の手前までのあたりのコースは、高校駅伝などでもお馴染みのコースで、実際に走れて良かったと思います。

 今宮神社の門前、賀茂川の川沿いの道などを進み、北山通を東に走り、中間点は2時間1分3秒とそれなりに快調に走れていたが、左膝と右足の裏がやや気になるな・・・という感じだった。22キロ地点にあるトイレで用を足し、左脚をストレッチして、レース後半に備えた。

 京都マラソン 後編へ続く。

 


京都マラソン 前編

2016-02-25 23:23:07 | マラソン

 21日に行われた京都マラソンの記事を3回に分けて書きます。

 まずは、京都マラソンの受付の話から。

 京都マラソンの受付は、平安神宮の近くにある「みやこめっせ」で、レースの前々日と前日に行われる(当日受付はできない)が、前々日の金曜日から京都に滞在するのは、日程的に不可能だったので、土曜日に受付をしてきました。

 みやこめっせの1階にあるランナー受付で、ゼッケン・手荷物袋などを受取り、レースに備えました。

 

 みやこめっせの3階では、マラソンに関連する企業のブース等があり、アサヒドライゼロ(ノンアルコールビール)の試供品やハッピーターン(レース当日の給食にもありました)等をもらいました。あとは、レース当日にも出店される「おもてなし屋台」の下見とイベントとして行われていた裏千家のお茶席にもいきました。

 また、京都マラソンが東日本大震災の復興支援の目的も兼ねて創設されたこともあり、東日本大震災に関する写真等の展示がありました。

 レース当日は、足のマメを防ぐための絆創膏などの処置をホテルで済ませ、スタート地点の西京極陸上競技場へ向かいました。

 西京極陸上競技場へはスタートの1時間30分前の7時30分頃に着いたが、その後は特にすることもないので、競技場にあるモニターに映し出される京都マラソンのコース映像のダイジェストを見ながら時間をつぶし、手荷物を預けてスタート地点のブロックに向かいました。その際に、3000メートル障害で使用する水濠障害を見つけた時には、テンションが何故かあがりました。障害のハードルはそれ程高くないが、ハードルの下はかなり深く掘り下げられおり、ハードルから遠くなるにつれて、水濠が浅くなるというのが、意外な発見でした。

 8時45分に開会のセレモニーがはじまり、主催者の挨拶、ゲストランナーの紹介等が行われ、8時55分に車いすマラソンの部がスタートし、9時のスタートを待ちます。

 今回の京都マラソンは、フルマラソンの部、ペア駅伝の部(2人でフルマラソンの距離を走り、1区の方が3分の2、2区の方が3分の1を走る感じだった)、車いすマラソンの部(こちらは、6.1キロ)を合わせて、約1万6000人の方が参加したようです。

 

 レースの様子は次回以降の記事で書きます。


京都へ行ってきた 前編

2016-02-24 22:21:30 | 旅行

 21日に行われた京都マラソンに出場する為に、2泊3日の日程で京都に行ってきた。京都マラソンに関しては次の記事で紹介するとして、ここでは、マラソンの前日の様子を中心に紹介したい。

 マラソン前日の20日は朝からあいにくの雨だったので、観光はほぼ諦めて、雨でも楽しく過ごせる?京都競馬場に行ってきた。中京競馬場と違いスタンドが広く、ゆったりと競馬観戦ができた。収支の方はややマイナスだったが、ターフィーショップで気になっていたゴールドシップの写真集&DVDを購入し、気分上々で昼過ぎに京阪電鉄に乗って、京都マラソンの前日受付をするために、みやこめっせに向かった。

 みやこめっせでゼッケン等を引き換えた後、時間があったので、近くにある平安神宮を参拝した。

 平安神宮は京都マラソンのゴール地点にも近く、ゴール地点では、京都マラソンの準備が行われていた。

 平安神宮を参拝した後は、地下鉄に乗ってこの日予約していた京都御所の西にあるホテルの近くの護王神社(足腰の守護のご利益があるとして知られる神社・・・今回は写真はないが、数年前の京都旅行の記事で紹介しているので、写真はそこで確認してください)で、京都マラソンの4時間30分以内での完走を祈願し、ホテルに到着した。

 

 日付が変わり、マラソン当日の朝は雨も上がり、時間に余裕があったので、ウオーミングアップも兼ねて京都御苑を少々散策してから、スタート地点のある西京極陸上競技場へ向かった。

 次は本題の京都マラソンについての記事を書きます。