NYタイム

筆者が興味・関心のある事や趣味に関して語るブログです。〔不定期更新〕

日本ダービーを考える

2013-05-26 12:04:58 | 競馬

 当ブログでは久々のG1を考えるのコーナーです。

★ JRAの重賞での実績とダービーにおける成績(過去10年)

 JRAの重賞勝ち 有 (10-10- 7-76)

 JRAの重賞勝ち 無 ( 0- 0- 3-73)

 JRAの重賞勝ちがない馬は、ここ10年は連対していない。3着の3頭もシックスセンス(皐月賞 12番人気 2着)、ブラックシェル(皐月賞 2番人気 6着)、ベルシャザール(皐月賞 3番人気11着)といずれも皐月賞に出走し、3番人気以内もしくは3着以内だった。

 今年の出走馬で、これまで重賞未勝利の馬は、いずれも皐月賞で3番人気以内もしくは3着以内の条件を満たしていないので、重賞未勝利馬は馬券の対象から外しても差し支えないと思う。

☆ 各馬の短評(★の理由により重賞未勝利馬は省略)

① キズナ・・・毎日杯・京都新聞杯と重賞を連勝しているが、弥生賞→毎日杯→京都新聞杯というローテーションは1走分多い印象がする。また、京都新聞杯が2200mに延長されてから、ダービーの勝ち馬は出ていないため、2・3着はあっても勝つのは難しいような気がする。

② コディーノ・・・距離が微妙だが、キングカメハメハ産駒ということで、中山コースよりは東京コースの方が向くと思う。但し、騎手がテン乗りというのがマイナス材料で、3年前のローズキングダムと印象が被る。よって、この馬も2・3着までだろう。

⑤ メイケイペガスター・・・皐月賞はレースぶりからみると、体調が微妙だった可能性が高い気がする。皐月賞より体調がアップしていると思われる点はプラス材料だが、フジキセキ産駒で距離延長が有利に働かないのと、テン乗りはマイナス材料で、積極的に買うほどでもない気がする。

⑦ ヒラボクディープ・・・穴人気しそうな青葉賞馬だが、青葉賞の前に2000mを超える距離のレースを2回使っている裏街道(基本的にクラシックを狙う馬が使うローテーションではない)を歩んできた馬であるのと、相手強化に対応できるとも思えないので、来たらゴメンナサイというレベルである。

⑧ ロゴタイプ・・・皐月賞より騎手が乗り替わりなど不安材料はあるが、ダービー馬に最も近いのはこの馬のような気がする。ただ、どちらかというと中山コース向きで、東京コースでは意外に伸びきれないという可能性も0ではないので、3連複の軸向きだと思う。

⑨ エピファネイア・・・皐月賞の上位3頭の中で、牡馬クラシックに不可欠な底力はロゴタイプ・東京コースの適性はコディーノという感じで、特に強調材料がなく、勝つイメージが全くわかない。こちらも、2・3着の押さえなら・・・という感じである。

⑩ タマモベストプレイ・・・皐月賞5着で、穴で狙うには面白い馬だが、兄弟全てがマイラー・フジキセキ産駒で距離が延びるのも決してプラス材料ではないので、皐月賞同様善戦どまりのような気がする。

⑪ テイエムイナズマ・・・皐月賞は6着と善戦したが、皐月賞の時点で単勝が万馬券だった馬で、過大な期待はできない。

⑬ マイネルホウオウ・・・NHKマイルカップを勝って勢いに乗っての参戦だが、スプリングステークスで3着に入り優先出走権を取ったにもかかわらず皐月賞をパスした時点で、皐月賞の上位陣に勝てるとは思えない。

 順当であれば、⑧ロゴタイプ、①キズナ、②コディーノ、⑨エピファネイアの4頭でOKだと思う。穴で狙うなら⑤メイケイペガスター、⑩タマモベストプレイ、大穴は短評では書いていないが、⑱ミヤジタイガ(弥生賞でキズナ・コディーノ・エピファネイアに先着しているので、全く無視することもできない)でどうだろうか?


POG'12 最終結果

2013-05-25 09:23:44 | 競馬

 POG'12も最終週に入り、日曜日に日本ダービーが行われるが、僕の指名馬は今週出走予定がないため、最終結果が確定した。そこで、POG'12の指名馬の結果を振り返りたいと思う。

① リヤンドファミユ  (牡 栗東 池江泰寿厩舎 父ステイゴールド) 3戦2勝  総賞金 2,701.7万円(内 付加賞金 21.7万円) 

 父 ステイゴールド X 母の父 メジロマックイーンの黄金配合の牡馬で、POG関連本などに掲載されていた写真を見て、ピンと来るものがあったので指名した。若駒ステークスまでは順調だったが、その後骨折が判明し、残念ながら春のクラシックシーズンは全休となった。

 今年の黄金配合の牡馬は、ゴールドシップの全弟(兄とは違い鹿毛)だけだが、写真を見た限りでは、この馬もバランスは良さそうなので、POGの指名馬候補に入れておきたいと思う。

② ダイワレーヌ (牝 栗東 松田国英厩舎 父チチカステナンゴ) 4戦0勝  総賞金 200.0万円

 現役時代大ファンだったダイワスカーレットの娘ということで指名したが、2着が1回の成績で早々と引退が決まり、繁殖入りすることになった。

 父は新種牡馬で日本競馬への適性が不明だったチチカステナンゴだったが、産駒の成績をみると日本競馬の適性は全くなさそうなので、今後チチカステナンゴ産駒を指名することはないと思う。 

③ アンブリッジローズ (牡 美浦 国枝栄厩舎 父ディープインパクト) 4戦1勝  総賞金 700.0万円

 POG向きのディープインパクト産駒&個人的に比較的相性の良い国枝厩舎の馬ということで指名。新馬戦は快勝したが、昇級後の3戦がイマイチの結果に終わった。

 現役時代はディープインパクトのファンだったが、産駒をみると牡馬は総じて底力が足りない印象で、大物を狙うとすれば牝馬という気がする。 

④ ブルジュオン (牝 美浦 萩原清厩舎 父ダイワメジャー) 6戦1勝  総賞金 960.0万円 

 現役時代ファンだったラティールの娘&半兄ヒットザターゲット(元POG馬)いうことで指名した。兄のヒットザターゲット(G3 2勝)はPOG期間が終了した時点では未勝利馬だったが、こちらはPOG期間内に何とか未勝利を脱出することができた。

 今年のラティールの産駒はヒットザターゲットの全妹(芦毛)で、写真をみるとものすごく可愛い馬なので、POGの指名馬候補に入れておく。 

⑤ ハッピーモーメント (牡 栗東 角居勝彦厩舎 父ディープインパクト) 5戦1勝  総賞金 1,054.4万円 (内 付加賞金 4.4万円)

 新馬戦を快勝し、昇級後も好走を続けており、京都新聞杯にも出走したが、残念ながらダービーの出走権は取れなかった。

⑥ オツウ (牝 栗東 須貝尚介厩舎 父ハーツクライ) 7戦1勝  総賞金 2,102.6万円(内 付加賞金 22.6万円)

 新馬戦の勝ちっぷりが優秀で、クラッシック競走への出走を期待していたが、その後迷走が続き、2勝目をあげることはできなかった。

 個人的には、トウカイテイオーの血をひいている馬とPOGでは相性が良く、指名した馬が全てPOG期間内に1勝をあげている。今年もトウカイテイオーの血をひいている馬の中から、1頭を選んでPOGの指名馬候補に入れたいと思う。

⑦ イノベーション (牡 栗東 岡田稲男厩舎 父ダイワメジャー) 8戦0勝  総賞金 130.0万円

 デビューからの3戦は芝のレースで敗退し、4戦目のダート戦で3着に入ったが、その後は期待ほどの成績を上げられなかった。

⑧ グッドレインボー (牝 栗東 宮徹厩舎 父ステイゴールド) 6戦1勝  総賞金 1,804.3万円 (内 付加賞金 4.3万円)

 母の父がクロフネ(前年のオークス3着馬アイスフォーリスと同配合)、ステイゴールド産駒の勝ち馬率が何故か高い宮厩舎ということで指名した。3戦目で未勝利を脱出し、その後もエルフィンステークス3着、チューリップ賞(G3)5着と健闘してくれた。

 メジロマックイーンも母の父として復活したが、メジロマックイーンと共通した要素(Ⅰ.重賞勝ち馬を送り出せるレベル、Ⅱ.活躍馬が牝馬に偏っている)を持つクロフネ・ファルブラヴも母の父として注目している。  

⑨ ゴーイングベル (牡 栗東 岩元市三厩舎 父クーリンガー) 8戦0勝  総賞金 150.0万円

 8戦して4着が2回という成績だったが、未勝利を脱出できるチャンスはありそうだ。ダートの1400m前後の距離がベストではないかと思う。

⑩ ラステラッサ (牝 栗東 吉村圭司厩舎 父ゼンノロブロイ) 4戦0勝  総賞金 0円

 指名馬10頭の中で唯一総賞金が0円で終わった。POG期間は終了したが、引退までは応援はするつもりだ。

 

 POG期間内に6頭が勝ち上がり、総賞金の合計も例年を上回り、個人的にはそれなりに満足の結果でした。POG’12の指名馬が、POG期間終了後も無事に競走生活を送れる事を願います。