POGも新シリーズに入っているが、POG’16の結果を今更ながら振り返りたいと思う。
① オブラプリーマ (牡 栗東・宮本厩舎) 未出走
父 ハーツクライ 母 オブザーヴァント 馬名意味=ポルトガル語で傑作
POG期間には一度も出走することなかったが、POG期間終了後も応援し続けることを前提に指名しているので、今後も注目していきたいと思います。
② ベルカプリ (牝 栗東・西浦厩舎) 10戦2勝 総賞金 2,240万円
父 ダイワメジャー 母 ボランス 馬名意味=フランス語で美女+イタリアの地名
当POGの指名馬としては、初の牝馬クラシック競走(桜花賞)への出走を果たしたが、残念ながら最下位に終わり、その後休養に入っている。復帰後は、自己条件からコツコツと勝利を積み上げていって、オープン入りを目指してもらいたいものです。
③ メイショウマトイ (牡 栗東・本田厩舎) 7戦1勝 総賞金 1,140万円
父 ヴィクトワールピサ 母 メイショウルイーズ 馬名意味=冠号+纏
4月末の未勝利戦で初勝利を飾り、昇級後も安定した成績を収め、今後が期待されます。母系からみるとやや晩成型なので、将来はオープン入りを目指してほしいものです。
④ タガノフューチャー (牝 栗東・宮厩舎) 4戦0勝(うち 地方 1戦0勝) 総賞金 1.5万円 (うち 地方 1.5万円)
父 ワークフォース 母 タガノシビル 馬名意味=冠名+未来
笠松競馬場の交流競走で5着に入った以外は、さほど見どころのないレースが続き、JRAからの登録を抹消された。
⑤ モズステラ (牡 栗東・清水厩舎) 8戦1勝(うち地方 4戦1勝) 総賞金 37.7万円 (うち 地方 37.7万円)
父 キングズベスト 母 ルージュバンブー 馬名意味=冠名+イタリア語で星
レースを使う毎にレース内容が悪くなり、4戦でJRAを登録抹消され、園田競馬に移籍してから3戦目で初勝利をあげたが、その後登録抹消されたようだ。
⑥ ピカロ (牝 栗東・鈴木厩舎) 10戦0勝 総賞金 900万円
父 スズカマンボ 母 シロキタガデス 馬名意味=スペイン語でいたずら好き
POG期間は未勝利脱出まであと一歩のところで終わってしまったが、6月の未勝利戦で相手に恵まれたとはいえようやく勝ち上がりました。現在は休養に入っているが、復帰後は2勝目を目標にまずは頑張ってほしいものです。
⑦ キングファースト (牡 美浦・相沢厩舎) 7戦0勝 総賞金 112.5万円
父 ナカヤマフェスタ 母 アンダルシア 馬名意味=王+一番目
ダートに転じてからは、そこそこ堅実な走りだったが、未勝利脱出まではあと一歩が足りず、POG期間終了後に1走使われ、登録抹消された。
園田競馬場に移籍するようなので、早いうちに2・3勝して、JRAに復帰してもらいたいものです。
⑧ スーサンフェアリー (牝 栗東・柴田厩舎) 4戦0勝 総賞金 0円
父 カネヒキリ 母 キョウワフェアリー 馬名意味=冠名+妖精
レースぶりは着順・着差ほどは悪い内容ではなかったが、特に強調できるほどのものは無かった。POG期間終了後に1走使われた後、登録抹消された。
繁殖入りすることになったようなので、産駒に期待したいと思います。
⑨ ジェミニズ (牡 栗東・岩元厩舎) 10戦0勝 総賞金 280万円
父 ゴールドアリュール 母 バラシング 馬名意味=ふたご座流星群
デビュー当時から比較すると大分動きが良くなってきており、未勝利脱出まであと一歩のところまでは来ている。あと2ヶ月の間に、何とか未勝利脱出を願います。
⑩ ナムラメルシー (牝 栗東・杉山厩舎) 3戦0勝 総賞金 75万円
父 エンパイアメーカー 母 ディアナムラ 馬名意味=冠名+フランス語でありがとう
3戦目に4着に入線したが、その後休養に入っている。未勝利戦が行われる期間も残り少なくなってきているので、それまでに復帰できれば未勝利脱出のチャンスはあると思います。
POG’16では、ベルカプリが桜花賞に出走したのは良かったが、勝ち馬数とシェアポイント部門が伸び悩んだので、POG’17では、巻き返したいと思います。