●中日 4-7 阪神○ 5割に逆戻りし、ついに広島にも並ばれた。
僕のブログでは、観戦した試合以外の負け試合に関しては、記事にすることは一切ないが、僕のブログで書こうとしたテーマについての答え(ヒント?)が、この試合で見つかったので、書きたいと思います(試合に関してはコメントするほどの内容すらなかったので割愛)。
ここ最近、ドラゴンズファンの間では「若手(野手)をスタメンで使え」という声をよく耳にするが、今季のドラゴンズでは、誰が監督をしようと若手のスタメン起用はほとんど無理である。その答え(ヒント?)が、今日のスタメンと途中交代で使った選手である。
今日のスタメンは、(二)荒木 (中)藤井 (三)森野 (一)ウッズ (左)和田 (右)李 (遊)デラロサ (補)谷繁 (投)小笠原
(主なベンチ入り選手)中村紀洋 平田 (補足)試合途中で(捕)谷繁→(捕)田中
上の太字で示した選手が若手のカテゴリーに入る選手でスタメンでも起用されている選手だが、今季のドラゴンズでは、若手を入れたオーダーを組む場合、どうやってもこの布陣しか取れないのである。
個人的に推測するに、若手を使うのにネックとなるのが、李と和田の存在である。個人的には、李と和田に関しては、他の選手とは違い契約上その他の理由で、明らかに優遇されている感があり、どう見ても球団上層部の力が働いている可能性が高い感じがする。そのため、李+和田はある程度は使わざるを得ないように見える。
個人的な見解だが、李に関しては、何故この成績で使われ続けているのという感じがする選手で、球団との間に裏契約があるのでは・・・と思わなければ、使われている理由がわかりません。今季終了までは我慢(我慢の限界は既に超えているが・・・)しますが、今季限りで契約解除を願っています。
和田に関してはスタメンからひっこめろとは思わないものの、守備のレベルがあまりにも低すぎるので、レフト固定にせざるを得ないというのが問題点である。(李・和田が今季のドラゴンズの野球のクオリティーを下げている最大の要因であるが、それについては、別の機会で・・・)
もちろん、若手にもスタメンで使える若手とスタメンで全く使えない若手の2種類がいる。スタメンで使える若手は、今日出場した藤井や平田が該当するが、どちらも外野で、スタメン起用を考える場合、残念ながら李・和田の壁に阻まれてしまうのである。今季はレフト和田・ライト李で固定(渋々ながら・・・)のため、若手を使うことを考えると、①森野を外し、若手を使う、②中村紀洋を外し、森野を3塁、外野に若手を使う、③試合途中でウッズを外し、中村紀洋を1塁、森野を3塁、外野に若手選手を使う の3パターンに限定される。①に関しては、森野はドラゴンズに欠かせない選手でなので論外。そうなると、今日のスタメンのような②のパターンもしくは、③のパターンの2つでしか使えない。
また、キャッチャーに関しては、来季以降の最重要ポイントであるので、力的には上でも衰えが見える谷繁の代わりとなる捕手は育てないといけないので、試合中盤以降に田中を起用したのは、個人的には○です。ただ、谷繁のリードと完全に相性の合わない投手(具体名を挙げると中田など)の時に田中をもう少し使ってほしいものです。
スタメンで使えない若手というのは、二遊間のバックアップ要因としてここ最近ドラフトで採用した選手のほとんどである。二遊間の荒木・井端の壁は厚く、このジャンルの若手で僕に一軍での期待感を抱かせるだけの選手は現時点では残念ながら一人もいない。1軍に残っている若手は、代走要因しかいないというのが現状である。現実に井端の故障でショートを守っているのは、ポカは多いものの、打撃(長打力)に関しては若手選手の数10倍は期待の持てるデラロサであることからもわかるであろう(デラロサに関しては、来季への投資と個人的には考えています)。
広島には追い付かれたものの、ファンとしてはやはり4位より3位です。若手(この場合の若手=平田・田中・藤井まで)を使って、結果4位で来季に残るものであればまだ良いが、その他の明らかに力不足の若手をやみくもに使って4位以下というのは個人的には納得いきません。そうなると、現在の選手起用がベストではないもののベターではないかと思います。 (文中 敬称略)