先週末、金沢に行ってきました。
15日の2時30分に名古屋駅をバスで出発、金沢市内も思ったほどの混雑はなく、6時20分頃に金沢駅に到着。金沢駅近くのホテルにてチェックイン。僕は年に1回~2回位金沢に行く機会があるが、金沢駅周辺に行くことは滅多になく、駅周辺の風景もかなり変わっていました。金沢駅近くのホテルに宿泊するのも、大学受験以来のことです。
土曜日の夜に金沢駅から金沢ライトアップバスというものが運行されていました。ライトアップバスは1回の乗車につき200円、乗り放題で300円ということで、乗り放題のチケットを買って、バスに乗り込みました。
ライトアップバスに乗って、橋場町バス停で下車。ここで、金沢の街をボランティアで案内している「まいどさん」の無料ガイドで観光しました。ガイド付きで観光したのは、金沢を代表する文豪、泉鏡花の生家や金沢に3つある茶屋街(芸妓さんを呼んで遊ぶ場所です)のうちの2つ、主計(かずえ)町の茶屋街とひがし茶屋街などを巡りました。
主計町の茶屋街は浅野川沿いにあり、情緒のある建物が立ち並んでいました。ここから数百メートル先にあるひがし茶屋街の方は主計町の茶屋街よりも歴史があるらしく、こちらは格式が高く、一見さんお断りだそうです。僕は茶屋街に入る機会はまずないと思うが、ひがし茶屋街で芸妓さんを呼ぶだけで10万円、それに飲食代などがプラスされるので、庶民の僕にはとても手が届く場所でないことは確かです。
茶屋の食事は基本的に仕出し弁当(茶屋で料理を作り、醤油や出汁の香りを座敷に充満させてはならないという理由です)なのだそうです。茶屋では、お茶を出したりお酒を燗したりするぐらいで台所は簡素に出来ているという話でした。
無料ガイド付きの観光は通常30分位ですが、この日は後続のバスの関係で50分弱観光しました。ガイド付きの観光で、普段は見落としがちな金沢を発見することができました。また、この日は富山テレビの取材があったようで、僕もテレビに映っているかもしれません。ただ、残念ながら僕は富山県在住ではないので、その様子を見ることはできません。
次に向かった先は、金沢の名所兼六園です。ライトアップされた夜の兼六園を観光しました。
兼六園も見る機会は多いのだが、この時期の兼六園を訪れたことはなく、雪つりをされた松を見るのは初めてでした。ライトアップされた紅葉と雪つりの松の景色は素晴らしいの一言でした。この日は月もきれいで、兼六園を見学できて良かったと思った1日でした。
ライトアップバスに乗って金沢駅に戻り、金沢駅の駅構内にある金沢百番館のおでん屋で、おでんと加賀料理を堪能し、駅の近くにある銭湯に行ったところ、臨時休業だったので、そのままホテルに戻り、1日目の夜を過ごしました。