上野公園の次は、皇居東御苑に行きました。
入口は3ヶ所ありますが、今回は都営地下鉄の大手町駅の最も近くにある大手門から入場しました。
大手門から道なりに進むと、三の丸尚蔵館がありました。この建物では、皇室に代々受け継がれた絵画・書・工芸品などの美術品類が展示公開されていて、7月上旬より9月4日まで、「駒競べー馬の晴れ姿」というテーマで、馬に関する様々な展示がされています。
さらに進むと、同人番所、百人番所の建物が見えてきて、そこから坂を登っていくと、江戸城の本丸があった場所にたどり着きます。さらに進むと、石垣がある建造物があり、そこが天守台です。
1638年に三代目の天守台と天守が築かれたものの、1657年の明暦の大火により天守が焼け落ち、翌年に花崗岩でできた天守台は再建されたものの、天守が再建されることはその後一度もなく、この天守台のみが現在まで残っているそうです。
天守台から見た丸の内のビル群です。江戸時代の名残と現代が共存する場所です。
本丸から二の丸へと下がると、この辺りは雑木林だったり、各都道府県の木があったり、緑が広がる場所です。
最後に白鳥濠あたりにある石垣を撮影して、大手門へと戻りました。東御苑内はかなり高低差があり、江戸城もこの高低差を生かして建造されたのだなということを感じました。ざっと見て回るだけだと、1時間少々あれば十分だと思うが、細かく見て歩くとかなりの時間を要します。