にしおマラソンに出場してきました。
朝5時に起床し、朝食・レース当日の準備をしてから、5時40分頃に家を出ました。勝川駅からJR中央線に乗り、金山駅で下車し、名鉄に乗り換え、新安城駅を経由し7時40分頃西尾駅に到着しました(金山駅から約1時間です)。
8時に西尾駅に到着する電車もあるようですが、西尾駅からスタート地点のある西尾市役所まで徒歩で10分前後かかり、手荷物預かりの締め切りが8時30分のため、すぐに手荷物を預けられる状態以外の人は7時台に西尾駅に到着するのがベターでしょう。
レースの服装に着替え、手荷物を預けたが、雨が降り続いていたため、集合時刻の8時45分ぎりぎりまで、雨宿りをして、時間を過ごしました。
9時になり、レースがスタートしました。僕は一番後方のFブロックでしたが、先頭の選手がスタートしてから、4分少々後にスタート出来ました。
最初の3キロ位は、周囲を走る選手と走るペースが微妙に違うため、走りにくかったが、4キロ手前の矢作川の河川敷の道路に出るあたりで、ようやく落ち着きました。その後は、矢作川の河川敷と田園地帯を走ったが、今一つどこを走っているのか、わかりませんでした(地図を見ずにもう一度走れと言われたら、絶対に走れません)。
当初の予定の7分/キロよりやや速いペースで走り、9キロ地点辺りで1時間位でした。11キロ過ぎの給水所で、西尾特産の抹茶ドリンクをいただき、その後しばらくは、ペースを落とさずに走ることが出来ました。18キロ地点で海が見えましたが、あいにくの雨で、景色はそれほど楽しめませんでした。この辺りで大体2時間位でした。
19キロ地点辺りにある、一色さかな広場の給水所で、名産のうなぎの串焼きで栄養補給し、お手洗いに立ち寄り、少々休憩しました。20キロ地点付近にある一色大橋の上りがややきつかったが、何とか走り切り、ハーフを2時間21分台で通過しました。
20キロ以降の約7~8キロは、海岸沿い・川沿いの堤防を走る景色の変化があまりない単調なコースでした。25キロあたりまでは、何とかペースを維持できたが、そこからペースが徐々に落ちていき、26キロを過ぎたあたりで、3時間でした。この辺りで、沿道の方々の声援に応える気力がなくなりました。
30キロ付近からは、右の太ももの裏側が痛み出し、上り坂は完全に歩き、残りの場所は、走りと歩きを4対1の割合で交互という感じで、だましだまし前に進んでいきました。32キロ地点にある給水所のお祭り広場で、何故かアツアツのラーメンスープを補給したがために、休憩をせざるを得なくなり、そこで気力は回復しました。名鉄蒲郡線の踏切を遮断機が下りる(1時間に上下線各2本の電車が通る為、1時間の間に4回遮断機が下りる時間がある)前に通過し、残り10キロ少々となりました。
33キロ過ぎからは、急激な上り坂でした。スタートから既に4時間が経過しており、坂を走るだけの気力・体力は当然残っておらず、歩きを選択しました。周囲を見ても、坂を走って登る人はほとんどいませんでした。坂を登り切った後の下りきった地点が35キロでした。
再び上り坂になり、坂の頂上付近(36キロ地点手前)で豚汁を配っていたので、それをいただき、そこからの短い下り坂は頑張って走ったが、再再度、急激な上り坂が登場し、走るという選択肢が完全になくなりました。
最後の急坂をクリアし、何とか40キロ地点に到着したころには、5時間を経過しており、記録より完走となりました。残り2キロは、走りと歩きが混じりながらも前に進み、最後の300メートルは気力で走り、何とかゴールにたどり着きました。記録は5時間22分13秒でした。
ゴール後は、参加賞(完走記念)のタオル・水・事前に申し込んでいた景品のえびせんべい・手荷物を受け取り、更衣室で着替えと荷物の整理を行い、帰路につきました。
記録自体は、それほど自慢できるものではないが、事前の練習量を考えるとそれほど悪くなかった気はします。5年ぶりのフルマラソンの大会でしたが、無事に完走できて良かったと思います。