NYタイム

筆者が興味・関心のある事や趣味に関して語るブログです。〔不定期更新〕

教育問題について考える

2006-10-31 19:33:13 | ブログ

 ここ最近、高校での必修科目の履修漏れ・いじめによる自殺など教育に関する様々な問題が起きている。

 25日のブログ「世界史の必修について考える」で書いた当時は、必修科目の履修もれは数えるほどの学校でしかなかったのだが、調査が進むにつれ全国各地の学校で必修科目の履修漏れが相次ぐ結果となった。受験科目の履修に偏重しすぎた教育に原因があるようだが、実際に卒業できない可能性がある学生に罪があるわけではないので、学生にとってはいい迷惑でしかない。

 また、いじめを苦に下した自殺が全国で相次いでいる。一番悪いのは当然いじめをした人間であるが、学校長・教育委員会など教育現場にいる人間が判で押したように繰り返される「いじめは無かった」という発言も許せない。岐阜県瑞浪市で中学生がいじめを苦に自殺した件について、学校側の「加害者を探すのではなく、いじめは無かったという立場で〈いじめの加害者として遺書に名指しで書かれた〉4人をささえていかなければならない」(中日新聞 10・31朝刊)という記事を見て、怒りで思わず新聞に載っていた校長の顔にグーでパンチした。これでは、いじめによって人が死んでも学校は構いません、学校としていじめをする事を認めますと言っているのと同じである。加害者に何らかの形で一定の責任を背負わせる事(被害者の人権を踏みにじったのだから当然であろう。少年法の問題もそうだが日本は加害者の人権に異常に甘い)、学校の責任をはっきりさせる事などをしなければ、いじめによる自殺・いじめそのものも絶対に減らないと思う。また、学校教育の場などで「いじめはいじめられる人間にも原因がある」という人間がいるが、いじめを苦に自殺した方の遺族を目の前にしてこの言葉は絶対に言えないでしょう。「いじめはいじめられる人間にも原因がある」という考えを改めない限り、いじめの問題は絶対になくならないと思う。

 「いじめはいじめる人間が100%悪い。大勢の人間で1人の人間をよってたかっていじめるのは弱い人間のすることです。1人の人間を自殺するまでいじめる人間は感性の鈍い人間です。いじめは格好悪い人間のすることです。」等と言ってくれる人間が1人でも教育現場にいれば、学校ももっとましな場所になるのではないかと思う。

 最後に、高校の必修科目の履修漏れの件について、今日のニュースでテレビ画面に前首相が映し出されていたが、僕はこの人に教育問題を語らせる事がそもそも間違っていると思う。こういった人が日本の教育をダメにしてきたのだとテレビを見て改めて感じた。


愛知県勢 全滅

2006-10-30 20:40:37 | スポーツ

 来年の選抜高校野球の出場校を決める秋季東海地区高校野球大会が28日から行われている。

 秋季東海地区高校野球大会は、愛知・岐阜・三重・静岡の4県から各3校の12校で争われ、28日に1回戦、29日に2回戦が行われベスト4が決まった。ベスト4に進出したのは中京高校(岐阜)・海星高校(三重)・大垣日大高校(岐阜)・常葉菊川高校(静岡)で、愛知県代表の中京大中京・東邦・愛工大名電・の3校は2回戦で姿を消した。愛知県の3校は前評判も高かっただけに予想外の結果となってしまった。

 東海地区から選抜高校野球に出場できるのは、ここ最近の流れからして2校しかない(東海地区代表の高校が明治神宮野球大会に優勝すれば3校になるが、可能性はそれほど高くない)。このため、選抜高校野球に出場するためには、秋季東海地区高校野球で決勝戦に進出しなければならない。愛知県の高校は2回戦で全て敗退したので、愛知県の学校が来年の選抜高校野球に進出する事はほぼ絶望的になった。

 愛知県の学校が選抜高校野球に出場しないのは15年ぶりの事らしい。愛知県民である僕としては、愛知県の高校が選抜高校野球に出場しないのは残念だが、岐阜県・三重県・静岡県の高校が出場しても東海地区の代表として応援したいと思う。


ホノルルマラソンの傾向と対策?

2006-10-29 00:21:43 | マラソン

 昨日、ホノルルマラソンの写真を掲載した。

 今日は、過去出場した3回のホノルルマラソンで体験した出来事をふまえ、ホノルルマラソンが初マラソンという方向けに対策を書いてみた。

 ①42.195キロを走りぬく脚力(体力)をつける。

 フルマラソンなので、まずは心肺機能を鍛えなければと思っている人もいると思うが、心肺機能を鍛える事は記録を狙う人にとっては重要なことの一つだが、完走を目指すことが目標の人にとっては脚力(体力)をつけることが先決です。

 10キロを楽に走れるだけの体力をつける。本番までに最低1~3回20キロ(もしくは2時間)を走る。この二つをクリアすれば完走できると思います。但し、オーバーワークは禁物です。

 目標タイムは10キロで走る時間の4.5~5倍で設定すれば大丈夫だと思います。

 ②体調管理をしっかりする。

 ホノルルマラソンの時期は日本では冬です。寒い日本から暖かいホノルルへの急激な気温の変化による風邪には気をつけてください。また、時差ぼけによる睡眠不足にも注意してください。

 また、ホノルルマラソンのスタートは午前5時のため、朝食の時間などを考えると遅くとも午前2時に起床しなければなりません。そのため、前日の9時には遅くとも寝なければなりません。眠れない方は横になっているだけでも十分です。

 ③暑さ対策・日焼け対策

 フルマラソンを2時間台で完走するという方は別ですが、4時間以上を目標としている方は暑さ対策・日焼け対策を必ずして下さい。スタート時は夜明け前で気温も低く20度を切る事もあり寒く感じるかもしれませんが、スタートから1時間半を経過すると太陽が昇り始め、それとともに気温が上昇します。スタートから4時間を経過する9時ごろにはかなり日差しがきつくなっています。長時間走るランナーにとっては暑さと日差しは大敵です。ゴールするまでに長い時間がかかる人にとっては歩くだけで体力が消耗する事も考えられます。また、日本とハワイでは気温・湿度が違うので給水はこまめにして下さい(給水所ごとにコップ一杯全部飲む必要はありません・・・頻繁にトイレに行きたくなります。のどが渇かない程度に一口ずつでも給水をして下さい)

 ④意外に見落としがちな事

 トップクラスのランナーが走るテレビのマラソン中継では見る機会が無いので見落としがちですが、お手洗いの時間は考慮に入れて下さい。4時間・5時間も走るとどうしてもトイレに行きたくなります。コース上には給水所とともに仮設のトイレがあるのでそこを利用して下さい。3時間以上かかるランナーの場合、トイレの前で人が数人は並んでいます。トイレ待ちで下手をすると5~6分時間をロスする事もあるので、注意して下さい。

 また、給水所ではスピードが落ちます。テレビで見るマラソンのレースは出場者がそれほど多くないのでスムーズに走っているように見えますが、ホノルルマラソンの場合、2万5千人のランナーが走るので、トップクラスのランナーは別としても給水所で混雑します。また、走路にスポンジや紙コップが大量に落ちているので転倒には注意して下さい。ただ、給水所に関しての時間のロスは神経質に考えなくても良いと思います。

 ⑤最後に

 色々と書きましたが、一番重要なのはホノルルマラソンを楽しむ事です。ダウンタウンのクリスマスイルミネーション、ワイキキビーチなどのハワイの景色を走りながら見るというのはなかなか出来るものではありません。マラソンというよりもお祭りに近いものがあります。

 42.195キロを一生懸命走るのも良し、時々歩きながら気に入った場所の写真を撮りまくるのも良し、楽しみ方は人それぞれです。僕自身は性格的にどちかというと前者の方になりがちですが、毎回ホノルルマラソンに参加できて良かったと思っています。

 12月10日まで、あと1ヶ月半を切りましたが、今回ホノルルマラソンに初めて参加される方は楽しんで行って来て下さい。


ホノルルマラソンの写真

2006-10-27 22:25:43 | マラソン

 僕のブログでは時々旅行の写真を紹介している。

 今回は昨年ホノルルマラソンに出場したときの写真です。僕は今年のホノルルマラソンは残念ながら参加しませんが、写真がホノルルマラソンに初めて参加される方の参考になれば良いと思います(写真はホノルルマラソンの景色のほんの一部です)。

 スタート地点近くのアラモアナショッピングセンターです。写真は昼間ですがスタート時間は朝5時なので夜は明けていません。ハワイの12月はクリスマスシーズンで、アラモアナショッピングセンターでは大きなサンタクロースの人形が立っています。

 ホノルルマラソンには、昨年約2万5千人が参加(うち6割が日本人)し、スタート地点は人で一杯です。朝4時50分頃に車いすマラソンのランナーがスタートし、朝5時に花火の合図と共に先頭に並んでいるランナーがスタートします。10キロウオークの方は5時30分頃スタートします。

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 スタート直後は人が一杯でなかなかペースがつかめません。僕は過去3回参加していてそのうちの2回は3時間台で走っているが、最初の2キロはキロ6分以上かかりました。ホノルルマラソンではスタート直後から歩き真面目に自分の実力に応じた場所に並んでいるランナーの邪魔になる方を見かけますが、マラソンのスタート地点は早いランナーは前、遅いランナーは後の方に並ぶのがマナーなので、今回初めて参加される方はしっかりと守っていただきたいと思います。    

 写真は3~4キロ地点にあるホノルル市庁舎の前の写真です。写真は昼間ですがマラソンで走るときは夜は明けていません。この付近は、クリスマスシーズンはライトアップされていてきれいです。ホノルルマラソンではこの風景を楽しんでください。

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 ワイキキビーチ(8キロ地点)、カピオラニ公園(10キロ地点)を通過するとダイヤモンドヘッドの上り坂になります。この付近を通過するのにスタートしてから1時間20分以上かかると渋滞してスピードが落ちます(だからといって飛ばしてはいけません)。ダイヤモンドヘッドの坂を上りおわると(13キロ地点)カハラモールの付近(17.6キロ地点)まで下り坂になります。

 カハラモールを通過するとフリーウエーに入ります。フリーウエーは約4マイル(6.4キロ)の一直線の道で細かいアップダウンがあります。24キロ地点でフリーウエーからハワイカイの住宅街を周回する道路に入ります。周回道路は4キロぐらいあり、周回道路が終わるともとのフリーウエーに戻ります。帰りのフリーウエーはものすごく長く感じます。

 ここまでは写真を撮っていないので、文章でつなぎました。風景はご自身の眼で実際に確かめてください。

  帰りのフリーウエーがようやく終わる35キロ地点です。僕は3時間10分位で通過しています。(時計は3時間17分を示しているが、この時間はスタート地点で先頭に並んでいた人がスタートしてから経過した時間で、僕がスタート時に並んでいた場所からスタート地点に移動するのに7分位かかったからである。ホノルルマラソンでは、シューズに計測用のチップをつけているので、スタートラインに立った瞬間からゴールまでの時間を正確に測定してくれます。記録もチップで測定したタイムです。)

 歩道の左側にフェンスがあるが、フェンスの向こう側は、毎年1月にゴルフのソニーオープンが行われるワイアラエカントリークラブである。僕はゴルフには興味が無いのだが、ソニーオープンの中継は何故か見てしまう。

 ここから数百メートル先でフリーウエーが終わるので、気分的に楽になったランナーのペースが一瞬上がる場所です。

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 35キロ地点から37キロ地点は平坦な道路が続くが、37キロ地点から40キロ地点まではだらだらした上り坂が続きます。

 写真は、上り坂の途中のカハラの住宅街で撮影したものです。この付近は高級住宅街なのだそうですが、この付近になると景色を見る余裕がなくなります。時間帯にもよりますが、走っている人よりも歩く人の割合が増えてきます。

 だらだらした坂を上りきると左側に海が見えます。この地点の写真はありませんが、何度見ても素晴らしい景色です。2キロ以上残っているにもかかわらず、ホノルルマラソンに参加できて良かったという瞬間がやってきます。

 40キロ地点から下り坂に入ります。下り坂は脚にひびくので、気をつけて走ってください。

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 ゴール地点です。写真はホノルルマラソンの前日に撮影したものです。

 マラソンの前日ですがランナーが沢山いました。写真を撮っている方も多くいました。前日にゴール前の数百メートルを歩くか走るかしてイメージトレーニングをするのも良いと思います。

 最後の給水所を通過すると直線に入り、約1キロを駆け抜けます。ラスト1キロは大体のランナーが一生懸命走るようです(無理はいけません)。

 僕は3時間54分4秒で走り、完走した2万4千人強のうち1722位でしたPhoto_293

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 走るのは苦手という方は、レースデーウオークというものがあり10キロを歩きます。歩いてホノルルの景色を楽しむのも良いと思います。


天皇賞(秋)

2006-10-27 01:32:33 | 競馬

 29日に行われる天皇賞(秋)の枠順が決定した。

 今年の天皇賞は「悠仁親王殿下御誕生慶祝」の冠がつきます。皇室の慶事と競馬は関連があるようで、1993年に皇太子様が御結婚された時は、宝塚記念が記念競走となり、1着メジロマックイーン、2着イクノディクタスと牡・牝のカップルで1・2着で決まりました。昨年紀宮様が御結婚された時は、天皇賞が記念競走となり、1着ヘヴンリーロマンス、2着ゼンノロブロイと入線し、牝・牡のカップルで1・2着になりました。どちらのレースも、1・2着馬のどちらかが過去に天皇賞を勝った実績がある馬が連対しています。僕個人としては過去の記念競走の傾向から今回の主役は牡馬だと思いますが、結果がどうなるかはわかりません。

 今回の天皇賞は混戦です。過去天皇賞に勝ったことがある馬がいればそれから買えば良いのだが、残念ながら1頭もいない。そのため今回の予想は全く自信が無い。僕が上位に来ると思った馬は以下の通りです(予想の根拠はこじつけに近いが)

 ④ダンスインザムード(牝ですが能力的には上位)

 ⑨インティライミ(父が天皇賞馬 スペシャルウイークなので)

 ⑭ダイワメジャー(名前のダイワが気になるので)

 ⑧コスモバルク(母の父がトウショウボーイなので ただ、前走のオールカマーで中団から差しての2着が少し割引材料か)

 ⑩スウィフトカレント(①アサクサデンエンのということで、ただ能力的に少し足りない気がする)

 人気が予想される⑦スイープトウショウは前走の京都大賞典で上がり3ハロン32.8秒の脚を使って差し切っているので反動が心配。⑮アドマイヤムーンはG1競走を勝つ血統の馬に見えないという理由で予想の段階で外しました。実際に馬券を買うとなると④-⑨、④-⑭、⑨-⑭の馬連と②-⑤、②-⑦、⑤-⑦の枠連だと思います。