○中日2-1ヤクルト● 今季2度目のドーム観戦です。
7月上旬に我が家で野球観戦の計画が持ち上がり、チケットを手配したまでは良かったが、オールスター前後からドラゴンズの成績が急降下し、既に消化試合の風情で、テンション低めの試合観戦でした。
今回は、ナゴヤドームのプライムボックスでの観戦で、オードブルとソフトドリンク付きでした。球場についた時には、ヤクルトの1回表の攻撃は終了しており、1回裏のドラゴンズの攻撃からの観戦でした。
スタメンは、(遊)荒木→(中)藤井→(右)グスマン→(三)森野→(左)和田→(一)中田→(二)堂上→(捕)小田→(投)ソトでした。
<スタメンを見た段階での感想>
・ 荒木→藤井→グスマンの並びでは点が取れる気がしない(3人ともここぞというチャンスで異常なほどに打てない)
・ グスマンのスタメン起用は基本的に反対だが、ヤクルトの投手が館山なので、今回のみはOK(何故か館山とは好相性で、試合開始前の段階で6打数5安打の好成績)
・ 先発投手が好調のソトということで、ネルソンやチェンとは違い勝つ可能性があるのではないか?
<試合の概要>
・ 1回裏・・・ 荒木がヒットで出塁、藤井がセカンドゴロでランナー入れ替え、グスマンがレフト前にポテンヒットを打ったが、藤井が3塁でタッチアウト。これでチャンスをつぶし無得点。
この場面、ヒットエンドランがかかっていたわけでもないし、レフトの頭を抜ける打球でもなかったので、そもそもが意味不明な走塁。この辺りの判断力の無さが、藤井がレギュラーをとれない最大の原因のような気がする。
・ 4回裏・・・ 1アウトからグスマン本日2本目のヒットとなる2ベースで出塁、森野凡退の後、和田が四球、中田がレフト前にタイムリーヒットを打ち、1点先制。
・ 5回表・・・ バレンティン ヒット→相川 ファーストゴロエラー→館山 送りバントで1アウト2・3塁のピンチ。打順は1番に戻り、青木の打球はサード前にボテボテのゴロ→ホームで封殺のはずが、森野が何故か打球をスルーというありえないプレーを披露し、同点に追い付かれ、ソトの足を引っ張るというお粗末な結果になった。しかし、ソトが後続を打ちとり、事なきを得た。
・ 6回裏・・・ 藤井・グスマンの連打で、0アウト2・3塁のチャンス。森野のセカンドゴロの間に勝ち越す。ただし、後が続かず1点どまり。
グスマンはこのヒットで猛打賞、4打席目は凡退したものの、館山からは10打数8安打と異常なほどの好相性である。
・ 7回表・・・ 館山にヒットを打たれるものの後続を抑える。
ソト この回で降板。良く頑張りました。
・ 7回裏 終了後・・・ ドアラのバク転ショー。今季は8勝(成功)26敗(失敗)と散々な成績だが、成功させて9勝目をあげた。神宮からのお客様 つば九郎とのカラミも見られ、マスコットファンとしては、満足でした。
・ 8・9回表・・・ 浅尾→岩瀬のリレーで1点差を逃げ切る。ここ最近の岩瀬は1点差では不安なので心配したが、球が高めに浮く事は無く、ランナーを出したものの0点で抑えた。
試合終了後すぐに帰ったので、ヒーローインタビューは見ていないが、7回1失点(自責点0)と好投したソトと、猛打賞のグスマンがインタビューを受けたようだ。今日の試合を見た限りでは、今季のドラゴンズの投手陣の起爆剤になり得るのは、ソトで間違いないという感じがした。スタミナに課題はあるものの、巨人・阪神に続き、ヤクルトにも勝つとなると、本物のような気がします。打つ方では、グスマンが初のお立ち台という明るい材料があったが、何故か相性の良い館山から猛打賞というポイントだけで、勝利打点をあげたわけではないので、もう少し様子見が必要かと思います。
今日の試合も2得点のみとスカッとしない試合ではあったが、観戦試合でドラゴンズの勝ちを見る事ができて、良かったと思います。 (文中 敬称略)