明日行われる日本ダービーの予想です。
ここ2年皐月賞馬に騙され続けたが、冷静に?分析をした結果、今年も皐月賞馬イスラボニータに騙される?ことにした(イスラボニータも不安材料はあるが、他にダービーを勝つ馬が見当たらない・・・)。そういうことでイスラボニータに都合のよいデータを紹介しておく。
Ⅰ. 6月1日は二冠馬の日?
81回目を迎える日本ダービーだが、過去6月1日に行われたのは3回しかない。
過去3度の勝ち馬は、サニーブライアン(1997年 皐月賞・ダービー)、ネオユニヴァース(2003年 皐月賞・ダービー)、ディープスカイ(2008年 NHKマイルカップ・ダービー・・・皐月賞馬は不出走)で、いずれも二冠馬に輝いている。今年はNHKマイルカップの勝ち馬ミッキーアイルが出走しないので、皐月賞馬が二冠馬に輝くのではないか?と思う。
Ⅱ. 共同通信杯・皐月賞を両方制覇した馬は二冠馬になる確率が高い
2月に東京競馬場で行われる共同通信杯は今年で48回目だったが、過去47年の共同通信杯の勝ち馬のうち皐月賞馬になったのは意外に少なく4頭しかいない。
但し、この4頭はカブラヤオー(1975年 皐月賞・ダービー)、ミスターシービー(1983年 皐月賞・ダービー・菊花賞)、ナリタブライアン(1994年 皐月賞・ダービー・菊花賞)、ゴールドシップ(2012年 皐月賞・菊花賞)といずれも二冠以上を制覇している。
イスラボニータが菊花賞馬になるイメージはあまりないので、普通に考えると皐月賞・ダービーの二冠馬になる確率が高いのでは?
イスラボニータに都合の良いデータを並べたところで、本題の日本ダービーの予想です。
◎⑬ イスラボニータ・・・血統的な不安や皐月賞の反動というのは多少気になるが、残りの16頭にイスラボニータを上回る材料が見当たらないというのが本命の理由で、自信はさほどない。
○⑰ トーセンスターダム・・・2・3着候補は皐月賞好走組ではなく、皐月賞凡走組の中に潜んでいる気がする。トーセンスターダムは中山コースが明らかに向かないタイプの馬で、東京コースなら巻き返しがあるのでは?というのと、皐月賞も着順は11着だったが着差は0.7秒しかなかったので、チャンスは十分にあると思う。
▲⑩ ベルキャニオン・・・この馬も本質的には東京コース向きだと思う。トーセンスターダムに皐月賞では先着しているが、3番手評価に落としたのは、収得賞金の関係でプリンシバルステークスを使わざるを得なかったという点である。
△⑯ レッドリヴェール・・・能力だけならば、牡馬のトップクラスと比較しても上位の存在で、ノーマークは禁物だが、小柄な牝馬で先週のオークスのサングレアル同様、東京までの輸送をクリアできるかというのが心配材料なので、当日の気配は要チェックである。
×④ アドマイヤデウス ⑥ ショウナンラグーン ⑱ ワールドインパクト・・・皐月賞凡走組の1ケタ着順のアドマイヤデウスと青葉賞の1・2着馬を穴で注目しておく。このあたりは3歳の早い時期から2000mを超える距離のレースに使われているので、素質的には上位勢と比べると1枚下だと思うが、レースのレベルが低い場合に馬券圏内に来る可能性があるので、とりあえず押さえておく。