昨日、友人とナゴヤドームに中日-巨人戦を見に行った。ナゴヤドームにドラゴンズの試合を見に行くのは2年ぶりの事である。
前回は、アレックスの逆転3ランで巨人相手にサヨナラ勝ちしたので、今回も当然ドラゴンズが勝つ事を期待して家を出た。3時半に友人と勝川駅で待ち合わせをして(実際は双方の勘違いで30分程ずれる)、ナゴヤドームに向かった。ナゴヤドーム近くのイオンショッピングセンターのフードコートで軽く食事をとり、5時30分頃ナゴヤドームに入った。
ドームでは、中日の守備練習、巨人の守備練習を見た。巨人の守備練習は中日の守備練習の後に見ると緊張感が少し欠けているように見えた。先発投手が発表され、中日がマルチネス、巨人がグローバーと中日スポーツの予想通りだった。試合の概要は以下の通りである(一部 敬称略)。
(2回表 巨人) 李・アリアスのヒット、矢野のデッドボールで0アウト満塁のピンチとなるが、仁志のライトフライ(アウトカウント・3塁ランナーの走力・ライトが福留という事を考えるとタッチアップしなかったのは仕方なかったかもしれないが、この1プレイが勝敗を大きく左右した)、実松 三振、グローバー ショートゴロで、何とか0点できりぬけた。
(2回裏 中日) 森野のヒット、谷繁のピッチャーゴロをグローバーの悪送球で1アウト1・2塁、英智のヒットで難なく1点を先取、首位を走るドラゴンズと優勝争いから完全に脱落した巨人との勢いの差を感じる。
(3回裏 中日) 井端・福留・ウッズの3連打で、巨人先発のグローバーを2回3分の0でノックアウト、替わったルーキーの栂野も、中日打線の勢いを止めることが出来ず。ドラゴンズ打者11人の猛攻で6点を追加。3回で早くも左うちわ状態。
(4回表 巨人) 李の31号ホームランで、1点を返す。李のホームランが勝利に結びつかない所が現在の巨人を象徴している。
(4回裏 中日) ウッズ・アレックスの連続ホームランで2点を追加。完全にとどめを刺す。
(6回裏 中日) アレックスのタイムリーで1点を追加。
少々ブレイク。写真は、7回表終了後のチアドラゴンズのダンス。
試合もドラゴンズが一方的にリードしているので、試合以外の興味を探し始める。巨人ファンの一部はこのあたりで帰り始めた。
(7回裏) 好投マルチネスに代打、残念ながら先発全員安打・マルチネスの今季初ヒットを見る事は出来なかった。7回裏終了後のドアラのバック転ショーは、見事に成功。
(8回裏) 井端のタイムリーヒットでさらに1点を追加。
(9回表) 8回から登場した長峰がランナーを出しながらも巨人打線を0点に押さえ、11対1でドラゴンズが見事に勝利。
試合後のヒーローインタビューは、マルチネス・ウッズ・アレックスの3選手(写真はアレックス選手)
ドラゴンズは今季初の6連勝で、2位阪神タイガースが敗れたため、ゲーム差も5.5となり独走態勢になりつつあります。今日も勝利し大型連勝を続けてもらいたいものです(当然リーグ優勝・日本一も期待しています)。
試合を見ての感想は、中日と巨人の守備力の差はかなりあり、昨日の試合は完全にそれが出た試合でした。巨人の選手も打撃の方は李選手など目を引く選手はいましたが、守備に対する意識が全体的に薄いような気がしました。また、3回裏に2番手でルーキーの栂野投手が打たれたときにコーチ(?)が出てくるまで、栂野投手に声をかける選手(李・アリアス・実松は今季から巨人に加入した選手なので仕方が無いかも知れないが、仁志・二岡は何をやっているのだろう)が1人もいなかったのは見てて残念だったのと、現在の巨人にチームリーダーと呼ばれる選手が1人もいないということが見えてしまった試合でした。
ドラゴンズファンの僕としては、相手に少し物足りなさを感じましたが、十分満足して家に帰ることが出来ました。“ドラゴンズの選手の皆様、昨日はどうもありがとうございました”。