長野への旅より続く・・・。
前日の昼から雨が降り続き、マラソン晴れ男の僕としては、当日の朝に天気予報が外れて雨がやむことを期待していたが、宿から見た当日の朝5時の景色は雨ではなく雪でした。
宿で朝食をとり、着替えをして宿を出たのが5時45分頃だった。宿の送迎で道の駅まで行き、道の駅からシャトルバスに乗りスタート地点へ向かった。スタート地点へ向かう道中も雪が降り続いていたが、桜の花に雪が降り積もる景色なども見られて、これもアリかなと思いつつ、6時30分頃にスタート地点に到着した。到着後、足の裏に絆創膏を貼る(足のマメがレース中に悪影響を及ぼすのを防ぐため)など、レース前の最終準備をした。
僕の場合、あまり寒さ対策に気を使わないため、ランニングシャツ+アームウォーマー+ランニングパンツという軽装で挑んだが、スタートまでの時間も雪が降り続き、あまりにも寒すぎたので、スタート地点にいた大会ボランティアの方から荷物用のビニール袋をもらい、首の部分と腕の部分に穴をあけ、ランニングシャツの上からかぶり寒さをしのいだ。
荷物をギリギリの時間に預け、トイレに行き、8時15分にスタート地点に並んだ。
8時30分にスタートが切られたが、前方の動きがいつもよりも鈍く、6分ぐらい経過したところで、ようやくスタートできた。道路のあちこちに水たまりができ、大多数の選手が水たまりを避けて走るため、残りの場所に選手が殺到し、渋滞してスピードが上がらないという感じで、最初の1キロは7分以上かかった。
その後少しづつスピードが上がり、5キロを32分前後で通過したところで、最初の給水ポイントへ、汗はかかないものの手がカサカサだったり、汗ではない形で水分を体内から出しているため、「給水ポイントでの給水は忘れずに・・・」でした。
スタートからとりあえず快調に走っていたが、7キロ過ぎにトイレに行きたくなった。今回は記録を目指せる状況ではないので、適度に休憩を入れようということで、トイレ休憩をした。今回は寒さの影響か、トイレに並ぶ選手が多く、1回のトイレ休憩で2~3分のロスになってしまった。
10キロを1時間3分位で通過し、キロ6分を切るペースにあげて走ったが、再び尿意が起こり、15キロ過ぎで再度トイレ休憩、エムウエーブ近くの給水所で水分補給と給食(塩あめとまんじゅう)をとり、前半の最大の難所五輪大橋へ向かった。五輪大橋は問題なく通過し、ハーフは2時間12分位で通過した。
スタートから2時間を経過した時点で、雪はほぼやんでいたが、26キロを過ぎて千曲川の河川敷についた時点で急激に風が強くなり、雪との戦いから風との戦いに変わった。その後3度目のトイレ休憩をして、31キロを3時間20分前後で通過した。
終盤は、多少ペースが落ちたものの何とか持ちこたえ、ゴールを目指した。31キロ地点でのタイムを考えると4時間40分以内にゴールできれば・・・という感じだったが、それをわずかに上回る4時間38分29秒でゴールした。ゴールしてから、完走者に渡されるバスタオルとスポーツ飲料とおにぎりをもらい、一旦休憩をした。休憩後、手荷物を受け取り、宿で同室になった方と少々話をし、着替えをした。
シャトルバスで長野駅に戻り、長野駅近くの銭湯で汗を流し、夕方5時発の特急しなので我が家へ向かった。長野県内は木曽福島までのあたりまでは雪が積もっていた(その後は記憶にない)が、岐阜県に入ると雪は全く積もっていなかった。9時頃、我が家に無事帰宅した。
今回は、大会1か月前位から左膝に痛みが走り、思ったほど練習が積めなかったので、4時間30分から4時間40分の間位の想定でレースに臨んだが、レース当日の雪と風による寒さという悪コンディションを考えると、個人的には満足のいく結果でした。レース前に荷物用のビニール袋を配布していた大会スタッフの方々や沿道の方々のサポートのおかげで、今回は完走することができました。この場を借りて、関係者の方々にお礼を述べたいと思います。
最後に長野マラソンのコースの一部を撮影してきたので、紹介します(写真はレース前日に撮影)。