16日の野球観戦後、同行の友人とドラゴンズに関する話題を3時間以上していた時に、ドラゴンズに在籍したことのある選手の中でベスト9を決めるとしたら誰を選ぶという話になった。
この話は、終電の為時間切れになって途中で終わったが、家に帰ってから「ああでもないこうでもないと」検討し、ドラゴンズに在籍していた選手の中から、僕の独断と偏見で決めたベスト9は以下の通りです(僕が実際に見たことのない1980年以前に在籍していた選手は入っておりません。また、打順は考慮に入れておりません)。
★ ピッチャー 岩瀬 仁紀
この手の企画をすると、川上・今中といった先発投手の名前が挙げる人が多そうですが、僕がこれまでに見たドラゴンズで一番の投手は岩瀬です。
入団当時の1999年に消化試合とはいえ、先発で7回1失点で、勝ち投手になったこともあるので、先発投手だったとしても、かなりの勝ち星を挙げていたような気がします。
★ キャッチャー 中尾 孝義
本来であれば、中村・谷繁あたりでしょうが、中村はそれほど好みでは無い、谷繁はベスト9に入れるとなると何となく違うかな?ということで中尾にしました。
★ ファースト タイロン・ウッズ
谷沢・山崎・大豊といった選手も候補でしたが、ナゴヤドームを本拠地としたならば、シーズンで40本ホームランを打てるのはウッズだけでしょう。守備は度外視です。
このポジションは数年後にはブランコに変わっている可能性もあります。
★ セカンド 立浪 和義
ミスタードラゴンズ立浪はベスト9には欠かすことのできない存在です。
立浪の場合、複数のポジションを守っていたので、どこに入れるかで迷いましたが、セカンドにしました。
★ ショート 井端 弘和
ミスタードラゴンズは立浪ですが、井端もドラゴンズに欠かせない存在です。
ドラゴンズのショートといえば、当然井端でしょう。
★ サード 森野 将彦
本来であれば、モッカ・ゴメス・落合のいずれかにしたいところですが、モッカ・ゴメスは外国人枠(?)のため除外、落合は別の所で選ぶので、今回は割愛します。
仁村徹でも良いのですが、現役時代の記憶が薄れかけているので、ここは現役の森野に決めました。
実績的にはベスト9に入れるには、やや足りないものの、もう少し頑張れという激励をこめて選びました。
★ レフト アレックス・オチョア
個人的に思い入れのある選手なので、モッカ・ゴメス・バンスロー・パウエルを差し置いて、外国人枠の2枠のうちの1枠はアレックスを選びました。
アレックスの場合、センターのイメージですが、レフトを守っていたこともあったので、レフトで選びました。
★ センター 田尾 安志
ドラゴンズのベスト9を選ぶ場合、内野手は問題なく名前が挙がるのだが、外野手となると燃えよドラゴンズの過去の歌詞を引っ張り出さないと意外に出てこない。
燃えよドラゴンズの歌詞を引っ張り出した結果、1番田尾が塁に出て♪の田尾に決定ました。
★ ライト 平野 謙
本来であれば、福留とするべきでしょうが、残念ながら僕の趣味ではありません。
福留に関しては、サヨナラ落球事件(※下記参照)のマイナスをドラゴンズ在籍時に取り返すことが出来なかったので、ベスト9には絶対入れません。ドラゴンズの選手でない現在は、別にどうでも良い存在です。
福留以外で選ぶとなると、1番田尾が塁に出て♪とくれば、2番平野が送りバント♪となります。
※ちなみにサヨナラ落球事件とは
1999年9月、我がドラゴンズは11年ぶりのリーグ優勝へ向けて一直線でした。この年の9月某日に広島市民球場で事件は起きた。その事件の瞬間、僕は広島市民球場のレフトスタンドにいた。
ドラゴンズ(山本昌)-カープ(佐々岡)の両者譲らずの投手戦で、9回表を終了した段階で両チーム得点なし、9回裏も2アウトランナー3塁?の場面で平凡なレフトフライ、試合を見ていた観客の全員が延長戦と思った瞬間、福留の草野球以下のプレイ(グラブの土手に当てて落としたようだが、プロであれば絶対に取らなければいけないイージーフライなので言い訳は許されない)でサヨナラ負け、広島球場のレフトスタンドの一角が凍りついたことは言うまでもありません。一歩間違えればペナントレースの流れを変えかねない凡プレーに怒り心頭で、広島市民球場を後にしました。
後にも先にも、「チケット代+交通費を返せ」と思った試合は、この試合だけです(チケット代返せは時々ありますが・・・)。
★ 監督 落合 博満
5年間で、日本一1回、日本シリーズ進出3回、Bクラスなしという、他の監督でなしえなかった成績を収めているだけに当然の選出です。
贔屓のチームの選手の中から、ベスト9を選ぶという行為は、その人の野球観や選手の好き嫌いが確実に反映します。ドラゴンズファンの方で暇がある方は、一度自分の中のベスト9を選んで見るのも良いと思います。試してみた方は、僕のブログにコメントかトラックバックをいただけると幸いです。 (文中 敬称略)