シンガポール旅行 2日目(後半)より続く
シンガポール旅行の3日目(最終日)は、シンガポールから少し足を伸ばしてお隣の国マレーシアに行きました。マレーシアには、ジョホール水道にかかる橋(橋は1本のみ)を渡れば行く事ができます。今回は現地のガイド付きバスツアーに参加しました。ツアーの写真を紹介する前に、マレーシアへの入出国手続を説明します。
入出国に必要な書類は、パスポート・マレーシアへの出入国カード(これは、現地のガイドさんが必要事項をほとんど記入したので、僕は自分の名前をサインしただけである)・シンガポールの出国カード(これは必要だったのかよくわからない)の3つです。
シンガポールを出国する際は、ツアーバスを一旦降りて、出国審査を行います。ここでパスポートを提示します。出国審査完了後、ツアーバスに乗り、ジョホール水道にかかる橋を渡り、マレーシアに入ります。マレーシア側でもツアーバスを降りて、入国審査を行います。ここでパスポートにスタンプを押してもらい、マレーシアの入国カードはここで回収されます(出国カードが残る)。入国審査完了後、パスポートに入国した日付のスタンプが押されているかどうかをしっかり確認してください。パスポートにマレーシア入国のスタンプがないとシンガポールへ戻る時にトラブルの原因となるようです。
マレーシアからシンガポールへ再入国する時は、行きと同様ツアーバスを降りて、マレーシア側で出国審査を行います。ここで、パスポートとマレーシアの出国カードを提示します。出国審査完了後、ツアーバスに乗り込み、国境を渡り、シンガポール側で入国手続を行います。ここでは、パスポートのチェックと手荷物検査が行われます。シンガポールは荷物の持ち込みに厳しい国で、銃器・火薬・麻薬類の持ち込みは完全にダメ(持ち込むと死刑だそうです)、酒・タバコは持ち込むとかなりの関税をかけられるようです。手荷物の検査は、飛行機の機内持ち込みの手荷物検査と近い感じでした。手荷物の検査が終わると、ようやくシンガポールに入国する事ができます。
これが、シンガポール⇔マレーシアの出入国手続の大体の流れですが、ガイド付きツアーを利用してマレーシアに行かれる場合は、現地のガイドに確認してから行動した方が賢明だと思います。
シンガポール・マレーシア間のカメラの持ち込みはOKですが、国境付近の写真撮影は一切禁止されているため、シンガポール⇔マレーシアの入出国手続に関する写真はありませんので、ご了承下さい。
それでは、ツアーの写真を紹介します。

ツアーは朝9時ごろ出発し、最初の目的地マンダイ蘭園につきました(ここは、まだシンガポールです)。
マンダイ蘭園は、輸出用のランを栽培している場所で、個人の蘭園だそうです。
写真の蘭の他にも色々な種類の蘭が咲いていました。

ここからがマレーシアの写真。
マレーシア入国後、最初に立ち寄ったのがマレーカンポン村というマレー人の住居を公開している場所で、写真はマレーカンポン村の方の歓迎のダンスでした。
この村では、蚊に手を数箇所刺された。シンガポールは蚊がいなかったので、安心していたがここはマレーシアだということを忘れていた。ちなみに、僕が世界で一番嫌いな虫は蚊である。

次に訪れたのが、アブバカールモスクという場所で、イスラム教の寺院である。
写真ではわかりにくいが、屋根の青い部分は実は瓦で、愛知県の三州瓦が使われているそうです。日本とマレーシアの結びつきが意外なところであることに驚きました。

次に回ったのが、サルタン王宮博物館です。
王宮の内部は、黄色のカーペットなど色々な場所で黄色が使われていました。シンガポールでは、黄色は高貴な色のため、一般庶民は結婚式など特別な場所でないと使用することが出来ない色だそうです。建物の西側に黄色の調度品を集めると金運が良くなるのだろうか?
その後は、ろうけつ染めの工場(?)、ホテルでビュッフェ形式の食事などを楽しみ、シンガポールには午後2時30分頃に着きました。
シンガポールの中心部から、今回のツアーで行ったジョホールバルの町までは、入出国の手続を除くと40分位で行ける場所でした。マレーシアも思っていたほど田舎ではなかったものの、良し悪しは別として、シンガポールに比べると発展度に差があることは感じました。
ツアーは、土産物店めぐりの時間がやたらに多く、買い物に興味のない僕にとってはイマイチでした。マレーシアに行く事ができたという点のみが評価できるツアーだったので、次に行く時は多分利用しないでしょう。
シンガポール旅行 3日目(後半)に続く