タイムシェアのある人生

このブログでは私が実際に訪れたタイムシェアや現地で経験したいろいろな情報をシェアしていきます。

カリフォルニア ナパバレーのワイナリー巡り Part3

2013-08-13 14:43:52 | カリフォルニア ナパ  エンバシ―ホテル

ナパバレーのワイナリー巡り。最終回はちょっと話題のワイナリーをご紹介します。
まずはChateau Montelena Winery(シャトー・モンテレーナ・ワイナリー)

このワイナリー。ワインについては全然知識がなかったのですが、写真の城を見て「行ってみよう」と決めました。このシャトーは1882年にカリフォルニア州最初の上院議員のひとり、Alfred L. Tubbs氏がこの土地、
254エーカーを購入。ヴィンヤードとシャトーを造ったのだそうです。
シャトーだけではなくワインの方も1976年に行われた「パリ・テイスティング」でシャルドネが一位を獲得するなど有名みたいです。(私は建物だけで決めたのでよく知りませんでした。。。。)


敷地は広くて駐車場の横にはこんな大きな池が。


そして小高い丘の上にシャトーがあります。


階段で登っていきましょう。


ジャーン!これがシャトー・モンテレーナです。でもなんか「意外と小さいやん」。場所間違えてないかもう一度確認してしまった位、写真と違います。こんなんだったかなあ。。


とりあえず中に入ってみましょう。


テイスティングルームはこちら


テイスティングルームも意外とこじんまり。カウンターで飲めるものはお値段も手頃ですごくカジュアルな感じです。


テイスティングツアーもあって、その場合はこんな部屋で飲めるみたいですが、もうここに来る前に散々飲んでしまっていたので、今回はツアーは止めてカウンターで飲みました。


ちょっと期待はずれのシャトー・モンテレーナを後にして、その近くにあるクロペガス(Clos Pegase)ワイナリーに行きました。ここは比較的新しく1984年に設立され、今最も勢いのあるワイナリーのひとつで数多くの賞を受賞しているそうです。


日本では石田純一さんと東尾理子さんの挙式が行われ話題となったそうですね。(これも全く知りませんでした。。。)


ここのワイナリーでは世界中から集められた美術品も見る事ができて美術館のような趣があります。


オーナーのジャン・シュレムさんは出版業界で成功を収め、日本人の妻・ミツコさんと共にワインに魅せられワインの世界に入ったそうです。ミツコズ・ヴィンヤードと名付けられた畑のワインもあって、そこのワインをお土産にしました。


2006年の夏、小泉元首相がアメリカを訪れ、ブッシュ大統領とホワイトハウスにて会談を行った際、その後の公式歓迎晩餐会で乾杯のワインとして用意されていたのがここのミツコズ・ヴィンヤードのシャルドネだったそうです。結構有名なワイナリーだったということもハワイに帰って来てから知りました。

尚、このクロスペガスという名前は「ペガサスがひづめで大地を蹴ると、女神ミューズの神聖な泉が湧き出た。これがワインの誕生である。」というギリシア神話から来てるそうですね。

次に訪れたのがベリンジャー(Beringer)

1876年創立のナパ・ヴァレー最古のワイナリーだそうです。ハワイでも近所のスーパーでよく見かけるワインです。


ここも駐車場から階段を上がった上に建物があります。もうここに来た時点で相当飲んでいたのでテイスティングはせず、建物を見て帰りました。ワイン専門誌「ワイン・アンド・スピリッツ」において「ワイナリー・オブ・ザ・イヤー」を11回も受賞したことがあるそうです。でも気軽に寄れる感じのワイナリーでお値段も安かったです。


飲みすぎたのでちょっと休憩がてらセントへレナでランチ。この町は本当にきれいで品がよく、おしゃれな感じです。
時間があればここでもっとゆっくりしたかったところです。

そして最後に向かったのがルビコンエステート(Rubicon Estate )

1880年に設立されたワイナリー「イングルヌック」の畑の一部を、『ゴッドファーザー』などの名作で知られる映画監督、フランシス・コッポラが1975年に購入してワイン造りを始めたものだそうです。「ルビコン」は英語で「背水の陣」を表す「The crossing of the Rubicon」(ルビコン川を渡る)」にちなんで名づけられたものだそうです。
そうなると私も今月は「ルビコン川だよなあ」などとつまらないことを考えてしまいました。


コッポラはナパとソノマのそれぞれワイナリーを持っていて、ソノマのワイナリーが「フランシス フォード コッポラ ワイナリー」。 そしてナパのワイナリーがこのルビコン エステートだそうです。


庭の緑がきれいなワイナリーでした。


葡萄棚


葡萄畑。気持ちのいい景色です。


ワイナリーに向かう並木道がいい感じです。


ここでランチなんかも良さそう。


イングルノックワイナリーのシャトーをデザインした建築家は先ほどご紹介したシャトーモンテリーナーのシャトーをデザインした建築家と一緒で、


ちょうど前の晩に食事に行ったCIA(カルナリーインスティテュトオブアメリカ)のグレイストーンレストランのデザインもしているそうです。(どうりで似てると思いました)


シャトーの入り口からこんな階段を上がって行くと。。。。


ワイナリーやコッポラの歴史の展示があって映画博物館みたいです


ワインに関係のない展示物もいっぱい


何故か車も!


そしてカメラも!


シャトーの中も歴史を感じさせます。


このように最終回はシャトーや展示の面白いものをご紹介しました。ワイン通の方から見れば邪道なナパバレーのワイナリー巡りかもしれませんが、建物や美しい庭園を楽しみ、気持ちの良い気候の中でワインを飲みながらのんびり過ごすワイナリー巡りもあっていいのではないか?と思います。

ちなみにナパバレー巡りの拠点にはナパバレーのエンバシーホテルの他に、


ソノマのヒルトンホテル


またこの写真のようにRCIのネットワークを通して使える施設が幾つかありますのでオーナーサービスにご相談下さい。

年に一度、大切な人と、また気心の知れた友人とワイナリーを訪れる。そんな人生もあっていいですよね。
ヒルトンのタイムシェアのオーナーになると人生の楽しみがいろいろ広がりますね!






カリフォルニア ナパバレーのワイナリー巡り Part2

2013-08-06 14:35:11 | カリフォルニア ナパ  エンバシ―ホテル
さて、今回は有名どころワイナリーのテイスティングツアーの様子をご紹介します。

まずは定番、ロバートモンダビです。ここは前回、2009年にテイスティングツアーに参加しまして、ブログにもアップしてありますので詳細は以前のブログをご覧下さい。


広々として綺麗に整備されたぶどう畑が広がります。


カメラで寄ってみましょう。


ツアーではここからぶどう畑に入って実際になっているぶどうをま近で見せてくれます。


建物の前の広場にはちょっと銅像なんかが置いてあってアートを感じさせます。


どこを撮っても絵になりますね。


すごく天気が良かったので6月と言えども炎天下では結構な暑さでした。


敷地の構成はこんな感じ。すごく広いです。


ここがエントランス。名前が売れているワイナリーだけあって、リムジンやバスで乗り付けた中国人の団体が目に付きました。

次はお向かいにあるオーパスワン(Opus One)です。

ここも前回訪問しテイスティングだけしたのですが、値段が前回より10ドルアップして1杯のテイスティングで40ドルにもなっていました。「それじゃあもったいない!」(せこい!)ということで今回はツアーに参加。こちらは係の方から詳細な説明が聞け、なかなか見れない製造過程まで見れ、更にオーパスが二杯飲めて60ドルですから絶対お得です。


相変わらず立派な建物です。美術館のようですね。


入り口の前に立って振り返るとこの景色。絵になるようによーく考えて設計されたのでしょうね。
  

展望台のようになっている屋上に上がって下を見下ろすと


さっきとは違った工場の景色。そう、忘れてましたがワイナリーは工場であり


また農園でもあるわけです。ワインにはおしゃれーなイメージがありますが、畑で実際にぶどうの世話をしているのはメキシコから来たような感じのまさに農民です。ぶどうの栽培は農業ですもんね。


さてツアーの時間になりました。ツアーは完全予約制。事前にネットか電話で予約しましょう。ツアーの待合室はこんなに豪華。


高級感が漂います。ツアーの参加者も心なしかお金持ちっぽい感じで私は分不相応?


ここで一杯飲んでからスタートです。Opusは本当に香りがいいですね。


案内役のケリーさん。まず最初にぶどう畑に連れていってくれました。


まだ小粒で緑色。でもこれから暑くて乾燥した夏を迎えると秋には見違えるようになっているのでしょう。


工場の中に入ります。Opusで目に付いたのが二階建てになっていて上の階の床にタンクの受け口があること。よく考えられてるなあ。


下の階に降りるとタンクの配置図が。


全部ステンレスのタンクです。Opusの特徴は工場も建物もとにかく綺麗。整然としていて見事な美しさです。


そして今度は樽の貯蔵庫へ降りて行きます。その階段もまあ綺麗なこと。美術館のようですね。


そして極めつけがこの貯蔵庫でした。まさにアート。


こんなに美しく樽を並べてあるワイナリーは見たことがありません。


樽も一つ一つが新しくて綺麗。見事としかいいようがありませんでした。


そしてその貯蔵庫の前の部屋でテイスティング。素晴らしい演出です。


今回いただいたのは2009年のものでした。


ツアーが終わると各自自分のグラスを持っていって好きなところで飲んでいいようになっています。


中庭を望む一階の回廊にはソファがおいてあって落ち着いて飲めます。バックに流れるのはバロック音楽。本当によーく考えられてます。


もちろんここでボトルを買って帰ることもできます。値段は随分上がっていました。一本225ドル也。でもこのワイナリーを見るとあまりの完璧な造りにその値段に納得してしまうのでした。

さて最後のツアーはHarlan Estate。

実は恥ずかしながら私は今回の旅の準備をするまでこの「ハーラン」というワインを全く知りませんでした。今回日本から合流した友人が「ナパに行くなら是非行ってみたい」というのでネットで調べて初めて知った次第。
なんと全米で唯一、ロバートパーカーの100点を5度も取ったワインなんだそうです。ロバートパーカーに「完璧なるワイン」と言わしめた元祖カリフォルニアのカルトワインがこのハーランエステートなんですね。

そこで早速ツアーに申込もうとしましたが、ウエブサイトを見てもガイドブックを見ても何も書いてありません。仕方がないのでワイナリー宛にメールをして聞いてみたらものすごい丁寧な返事が。なんとプライベートでツアーをしてくれることになりました。あんまりにも親切なメールをくれるので「我々は業者じゃないんですがそれでもいいですか?」と念を押したくらい丁寧なメールでした。


今回説明をしてくれたのはナパバレーのメインストリートから山の方に入ったMeadowood Laneにある"The Founders Room"というところ。


森の中の隠れ家みたいなところで、これまで見てきたワイナリーとは様相が違います。


中はこんな感じ。本当に我々だけのツアーだったのでワインの知識のない私は「アホな質問して無知がばれたらどうしよう」と最初はかなり緊張しました。


でも説明を担当してくれたジュリアは本当に気さくで感じのいい女性。こんなすごいワイナリーなのに気取った感じもなく、まさにメールで感じた通りの人柄で私の緊張をほぐしてくれました。


最初にKrugのシャンパンで出迎えてきただき、農園とワイナリーの場所を説明してもらいました。ナパの中でも色々なところにぶどう畑を持ち、各々の畑で異なる土を活かしたワインを作っているとのこと。


今回テイスティングさせていただいたのは「ボンド」という新しいブランドのワイン。土の違いによって5種類もあります。


実際に各々のワインのぶどうを作っている畑の土を見せてくれました。


5酒類も飲み比べていると何がなんだかわからなくなってきました。やっぱり私には安いワインが合っているのかも。


その後、工場へ。なんとタンクがコンクリートではないですか!


向かいにはステンレスのタンクもあります。いろいろ試行錯誤しているようです。


樽はこんな感じ。Opusの整然と並ぶ樽を見た後なので普通な感じです。


すっかり緊張も解けて上機嫌なおじさん。でも全然ワインに詳しくないのにツアーをお願いしてしまい、担当してくれたジュリアには申し訳なかったなあと思いました。気の利いた質問もできないまま、こちらの下手くそな英語に付き合ってもらい、仕事とは言えやりがいなかったかも。。。。
でも私にとっては大変いい経験になりました。
ちなみにハワイからハーランを訪問したのは私が初めてだそうです。やっぱりハワイはビールかマイタイですよね。

次回はちょっと話題のワイナリーをご紹介します。





カリフォルニア ナパバレーのワイナリー巡り Part1

2013-08-01 14:26:21 | カリフォルニア ナパ  エンバシ―ホテル

さて、今日から3回に渡って先日行ったカリフォルニア ナパバレーのワイナリー巡りの記事をアップします。
ナパのワイナリー巡りは2009年に行って以来4年ぶり。今回は娘の卒業式でサンディエゴに行くので「どうせカリフォルニアに行くのなら」と2日間、ナパのワイナリーにも寄ることにしました。


こうやって書くと私がすごく「ワイン通」とか「ワイン好き」に思われるかもしれませんが、いつも飲んでるのは1000円もしないテーブルワイン。パドリングの練習の後で喉が渇いていたりすると赤ワインに氷を入れたりオレンジジュースを入れたりしている下衆野郎ですから正直言ってワインは全然わかりません。

ただ一つ自信を持って言えるのは「ナパでブドウ畑を眺めながら飲むのはものすごーく気持ちがいい!」ということ。カリフォルニアの乾いた空気と本当に快適な気候の中、絵画のように素晴らしい景色を眺めながら飲むワインは最高です。これは先日ご紹介したカナダのウイスラーと同様、年中行事にしたい位です。

さて、今回は2日間という限られた時間の中でしたが以下の9つのワイナリーを回りました。
Domaine Carneros
Domaine Chandon

Robert Mondavi Winery
Opus One
Harlan Estate

Chateau Montelena Winery
Rubicon Estate
Clos Pegase Winery  
Beringer Vineyards

ネットを見ながら適当に決めたので「スーパーで売ってる安いワイン」から「カルトワイン」と呼ばれる超高級ワインまでいろいろです。でもワイナリーは各々趣向を凝らしていてお城のような所や美術館みたいなところ、ワインに関係のないものまで展示してある博物館みたいなものまでいろいろありますから飲まない人が行っても楽しいですよ。ナパ・ソノマ地区だけでワイナリーが400近くあるそうですので、毎年来ても死ぬまでに回りきれませんね。

さて、ナパワイナリー巡り、第1回目は「スパークリングワイン」から行きます。

サンフランシスコからナパに向かう道の途中にあるのがこの"Domaine Carneros"です。ナパのエンバシーに行くまでにちょっと寄れますので便利です。


建物が立派ですねえ。お城のようです。


この階段を上がっていくと


不思議な形をした木が。形について深く考えるのは止めましょう。


上に上がるとこんな素晴らしい景色が待っています。ナパのこの時期は本当に素晴らしい景色が望めます。それに寒いのかと思っていたら日中はクーラーがいるほど暑いんです。でも夜は暖炉を点けるほど気温が下がりますから、これが葡萄にいいんでしょうね。


建物の前のテラスで皆さんテイスティング中。


私も早速、4種類のスパークリングワインが飲めるテイスティングのセットを注文しました。


おつまみにチーズとナッツ、ドライフルーツのセットも注文。なんかワインとこれでお腹が一杯になり晩御飯は食べられませんでした。


でもこんな景色を眺めながら


テラスでキリッと冷えたスパークリングワインを飲んだら他に何も要りませんよね。



その日はワイナリー巡りはここだけにしてナパのエンバシーにチェックイン。中庭は相変わらず緑が豊かで気持ちのいいスペースです。


花と緑がいっぱいで散歩にも最高。


客室はこの中庭を囲む形で並んでいます。


水車小屋なんかもあって


落ち着いたいい雰囲気です。


噴水があってスワンもいます。ハワイアンビレッジのペンギンにも負けません。


パラソルの下にテーブルと椅子があって、ここで夕方のカクテルタイムにはワイン、ビール、カクテルが飲み放題。朝食もここで取れます。


目の前には綺麗な池と噴水。外で食べる食事ってどうしてこんなに美味しいんでしょうね。


夕方のカクテルタイムのフリーのおつまみです。りんごとチーズ


ナッツ


スティックサラダ


サルサにチップス。


テーブルに並べてみるとなかなかいい感じ。これだけあれば酔っ払うまで飲めそうです。


皆さん暗くなるまでよく飲みよく話してました。


日が暮れると急に寒くなるので暖炉もあります。周りにソファが置いてあってここで飲むのも気持ち良さそうです。

朝ごはんも外で食べました。

どこのエンバシーも暖かい朝食が無料で付きますので嬉しいですね。ここでオムレツを頼みました。


エンバシーにはプールが2箇所、屋外と屋内とあります。6月はまだプールには寒いかな?と思っていたら大間違い。日中はプールが気持ちいいくらいの暑さ。でも晩は暖炉が欲しいくらいの涼しさです。

翌日は朝から精力的に(?)ワイナリーを回ります。

まずはDomaine Chandonから。ここはエンバシーから近いです。



中は広々としていて公園みたいです。


入り口へ向かう道


蔦がなかなかの雰囲気


ボトルが壁一面に並べられています。


緑が綺麗でよく整備されていてまるで公園のようです。


テイスティングはこのカウンターで申し込みます。


どこで飲んでもいいシステムになっているので、綺麗な中庭を散歩しながら飲んだり外のテーブルで気持ち良い風を感じながらゆっくりとワインを楽しむことができます。


テラスで飲むキリッと冷えたスパークリングワインは最高ですね


ここのワイナリーにはレストランも併設されていますので食事もできますしパーティーもできるみたいです。

シャンドンを訪れたのは今回で2回目。相変わらずモダンでおしゃれな造り。でもカジュアルに楽しめて緑が美しいこのワイナリーは私は大好きです。

次回はモンダビ、オーパスワン、そしてハーランのテイスティングツアーをご紹介します。






娘とナパのワイナリ―巡り Part1 (SF to Napa)

2009-10-29 14:40:24 | カリフォルニア ナパ  エンバシ―ホテル

今回はサンフランシスコに住んでいる娘を訪ねてナパのワイナリー巡りに出かけました。
娘の住んでいるサンラファエルはサンフランシスコの北に位置し、ナパまで車
で1時間位。まだお酒の飲めない年齢の娘に運転手をお願いし、私は心おきなくワインを楽しませてもらうことにしました。これはナパの葡萄畑。10月末のナパは紅葉まっさかり。うっとりするような素晴らしい景色で
日本を出て以来、久々の紅葉を思う存分楽しめました。


ハワイアン航空でサンフランシスコ空港に到着。娘に空港まで迎えに来てもらい空港近くのエンバシ―ホテルにチェックイン。やっぱりメインランドは寒い。すっかいハワイの暖かい気候に慣れていたので、すごく寒さが厳しく感じました。


エンバシ―の部屋からのベイの景色。穏やかです。


ここのエンバシーは空港近くということでビジネスユース向け。お部屋はスイートで普通のホテルよりは大きいですが
必要にして十分という内装でゴージャス感はあまりありません。


緑が一杯の大きな中庭があって、ここで朝は暖かい朝食。夕方はビールやワイン、簡単なおつまみが無料で提供されます。これがエンバシ―の一番好きなところです。


娘と朝食。オムレツも頼めばオーダーメイドで焼いてくれます。お腹一杯食べていざ、ナパへ向かって出発。


空港からはサンフランシスコ市街を抜け、ゴールデンブリッジを通って北へ向かいます。


人生初のゴールデンブリッジです。娘もサンフランシスコに来てから1年以上が経ち、かなり街の運転に慣れて
いる様子。ハワイと比べると車のペースが速いのでこっちはひやひや。


橋を渡って有名なサウサリートを観光しに行きます。


天気が良くて素晴らしい景色。


サウサリートにはおしゃれなレストランやショップが立ち並びちょっとスノッブな感じさえします。同じ海の前でもハワイとは違うなあ。


今度は娘の通うコミュニティカレッジに向かいます。どんな学校に通っているのか楽しみ。


こじんまりしたいいカレッジでした。学校が高級住宅街にあるせいか安全な雰囲気で安心。
娘はここで頑張っているらしくHonor Student Societyにも入っているとのこと。ステップファーザ―ともなんとかやっているようだし本当に頑張ってるなあと感心。


娘は家の近くのコルテマデロという高級ショッピングセンターのアバクロでバイトしています。今回は娘のバイト先にもお邪魔して、日本にいる息子へ送ってあげる衣料品を買い、また今回付き合ってくれた娘にも御礼にいくつか服をプレゼント。娘の社員割引を使って激安で購入。


このコルテマデロというショッピングセンター、なかなか洗練されていて高級感もありなかなかグッド。


ランチはボウディンのサワードゥ&クラブチャウダーにトライ。サンフランシスコの定番ですね。満腹満腹。


夕方にやっとナパのエンバシ―ホテルに到着。こちらはサンフランシスコ空港近くのエンバシ―と違ってビジネスライクな感じがせず、緑と花が一杯。


イメージはヨーロッパのカントリーサイドのよう。


夕方のカクテルタイムに間に合ったので、とにかくとりあえずワインをかけつけ一杯。夕暮れ時になってだいぶ冷えてきましたが、みんな気にせず楽しそうに飲んでいます。


何度もワインをおかわり。


娘は飲めない年齢なのでジュースでお付き合いしてもらいました。


夕暮れ時の中庭は本当にロマンチック。
早くお酒の飲める彼女を作って一緒に来たいものです。


娘とナパのワイナリ―巡り Part2 (Napa winery)

2009-10-29 13:00:31 | カリフォルニア ナパ  エンバシ―ホテル

サンフランシスコについて2日目、いよいよワイナリー巡りの開始です。
季節はまさにベストシーズン。紅葉が本当に綺麗でした。
気候も天気が良ければ日中はシャツ1枚でOK。


太陽に輝く葡萄畑の景色が見事です。


ナパのワイナリ―を巡る時、途中セントヘレナの町を通ります。
大変落ち着いたおしゃれな街で私はすごく気に入りました。
今回はヒルトンのエンバシ―ホテルに泊まりましたが
特に決まったホテルのない方はセントヘレナに泊まる人が多いようです。
次回はこのあたりにとまっておしゃれなレストランで食事したいものです。
(その時は娘とではなく、パートナーと来たいですね。早く見つけないと(汗))


ますはスパークリングワインで有名なDomaine Chandon
ここは米国初のフランス人経営のスパークリングワイン会社だそうです。
庭園も建物の素晴らしく綺麗でおしゃれ。ちょっとした美術館顔負けの施設です。


緑が一杯でどこを撮っても絵になります。
(真ん中のオヤジが邪魔?)


庭園にはリスも沢山います。


建物に入るとボトルの壁が!


ロビーも雰囲気があってお土産屋さんもあります。


私は3種類のテイスティングのコースを頼みました。
$17だったかな?
どれもさっぱりし過ぎててちょっと物足りない気がしました。


次は有名なRobert Mondaviです。
カリフォリニアワインの父と呼ばれるRobert Mondaviについては
メルシャンの以下のサイトが詳しく日本語で書いています。
http://www.mercian.co.jp/rmw/robert/index.html
庭園も広くて立派です。


目の前には葡萄畑が広がります。


見学コースに参加してみました。
ロビーは花とおしゃれなインテリアが調和していい雰囲気。


醸造工程も全部案内してくれます。


このあたりはまだ新しいワインの匂いがプーンとします。


小樽で熟成させるのがおいしさの秘訣なんですね。


ここも美術館のように落ちいつた建物で、ここにいるだけでも癒されます。


コースでいくつかテイスティングさせてもらいました。
ワイン好きの方は更に別途お金を払ってもっといいワインを試飲していました。


そして今回のワイナリー巡りのメイン。Opus Oneです。
1979年、ロバート・モンダヴィ家とシャトー・ムートンのロートシルト家が
最高級のワインを造るという公約をもとに提携。
オーパスワン(Opus One)とは音楽用語で「作品番号1番」の意味で、
『一本のワインは交響曲、一杯のグラスワインはメロディのようなものだ』
という考えからロスチャイルド男爵が命名したものだそうです。
最高のワインを目指すだけあってワイナリーも堂々としたものです。


ワイナリ―の入り口からワイナリーに通ずる道。ここはどこ?って感じですね。


ワイナリ―の入り口の前には広い芝生の広場があります。


この建物を見に来るだけでも楽しそうです。


連れて来てくれた娘には悪いですが、こんな綺麗な所なら彼女を作って
今度は彼女と来たいもんだと思いました。


ではワイナリーに入ります。


ここの見学は予約制になっていて私は事前に電話で予約しましたが
実際、受付に行ってみると別に予約なしでも行けそうでした。


早速テイスティング。
2005年と2006年とどっちにするか?と聞かれました。
とりあえず勧められるがままに2005年を飲んでみます。
テイスティング1杯30ドルです。
他のワイナリーはその半分で何倍の飲めたのに。。。


ここではグラスを持って館内を自由に見まわりながらテイスティングできます。
2階のテラスに上がってきました。
葡萄畑の景色が綺麗です。


まずは香りから。
「うっ これはやられた!」
若い人がよく使う言葉で言うと「ヤバイ」に近い印象で、やっぱり高いだけありました。
香りだけでもう十分値段の価値があるくらい違います。


味も奥行きが深いと言うかなんというかたまりません。
ワインのド素人の私がわかる位ですから。
一本買うと160ドルでしたが、40ドル位でこの位おいしいワインないかな?なんて
ケチなことを考えてしまいました。


近くでテイスティングをしていた新婚らしきカップルが私と娘を新婚と勘違いした
のか「写真をとってやる」というので撮ってもらいました。
ティーンエイジャーの女の子ならお父さんと二人で旅行をしたり写真を撮った
するのは嫌がる娘も多いと思いますが、
娘も20歳になり、反抗期を過ぎてだいぶ親に気を使ってくれるようになりました。
ありがたいことです。


次は29号線沿いにあるV.Sattui Wineryです。
ここは全く予定に入っていなかったのですが、人が沢山集まっていて庭や建物も
綺麗だったので寄ってみました。
何度もカリフォリニア州のWinery of the yearになったことがあるワイナリーだそうです。


オーパスワンの美術館のようなワイナリーとは対照的なカントリーサイドのカジュアルなワイナリー。
花と緑が綺麗です。

実はここを通り過ぎた時、沢山の人がこの庭でワインを飲みながらサンドイッチを食べており、
気持ち良さそうだったので寄ってみました。


見学コースもあって施設も立派。
つたがからまって趣があります。


建物から中庭を見降ろします。
この日は本当に天気がよくて、この庭でワインを飲みながらゆっくりしたい気持ちでした。


見学コースではこのように樽がみれたり


昔ながらのワインの製造工程の説明も見れます。


中にはレストランはありませんがこのようにショップがあり
デリカもあります。
沢山のハムやチーズ、サンドイッチがあってどれもワインに合いそうです。


チーズの試食も沢山あって、娘は試食しまくり。
どうやらお気に入りのチーズを見つけたようです。


それではテイスティングカウンターへ。
ここはかなり沢山人が来ているのでカウンターも沢山あります。


ワイン自体は手ごろな物が多く、味は普通でした。
というかオーパスを飲んだ後に寄ってしまったので特に何も感動がなかったのだと思います。


5軒目はSterling Wineyard。ナパの一番北のCalistogaという地域にあります。
ここもモンダビやオーパスに負けず劣らず敷地が広く、ワイナリーまでの道は広々として紅葉がすばらしかったです。


ここは駐車場からワイナリ―までなんとロープウエイで上がります。


ロープウエーからは庭(というよりはもう山ですね。)の景色が綺麗です。


向かいにはなんとお城が見えます。
これはCastello di Amorosaというワイナリーのワイン城。
14年かけて造られたお城はヨーロッパから85万個の石を持ってきて造られたそうです。
http://www.castellodiamorosa.com/


今回はもう既に時間もなく、また相当酔い気分で行けませんでしたが、次回はワイン好きの
彼女を見つけて行ってみたいと心に誓いました(誓ってばっかりで全然実現してませんが。。。)


もちろんここも素晴らしく立派な見学コースがあります。
ワインの製造工程をひとつひとつゆっくり見れるようになっています。


建物の中は瀟洒な美術館のよう。
静かです。


コースの最後にはショップもあってオリジナル商品もあります。


いよいよテイスティングに向かいます。
テイスティングは屋外のテラス。緑がいっぱいで気持ちいい。


私もここで1枚。かなりきてます。


このスターリングがテイスティングは一番お得でした。
(沢山飲めるという点だけですが)
5種類飲んで大満足。


最後に娘と記念撮影。
いい思い出ができました。
3泊の短い旅でしたが、一生の思い出に残る旅となりました。
付き合ってくれた娘に感謝感謝です。
次回は是非パートナーと二人で来たいと思います。