日本でもだいぶ風邪が流行っているようですが、私も先週風邪をひいてしまい、咳もひどく声も出ないので今週は2日お休みをいただいて療養中です。ただ咳と喉以外はピンピンしているので、この機会にセッセと溜まったブログをアップすることにしました。
そこで今回は「ベタなオアフ島ツアー」をご紹介します。
来月オアフ島観光される予定のオーナー様からお問い合わせを受けましたので、この前の休日に一人で下見に行ってきました。(「暇ですね~」、「他にすることないんかい!」「誰か一緒に行く人はおらんのか?」と言う声が聞こえてきそうですが。。。)
まずはツアーのイメージで、スタート地点はカラカウア通りのクヒオビーチの石の前にしました。
これはワイキキビーチに来たら必ず通る交番の横にある石。普段何気なく通過していると思いますが、これは治癒力と癒しのパワーが吹き込まれた魔法の石なんだそうです。なんとなくご利益がありそうですね。レイも沢山かかっていました。
ここをスタートしてカパフル通りを通ってH1へ入ります。
でもそこには早速誘惑の魔の手が待ち構えています。
そうです。御約束のレナーズのマラサダ。ちょうどハイウエイの入口までの途中にあるのでついつい寄ってしまいます。
ご覧ください。この行列!日曜日だからでしょうか。。。
値段も若干あがり、でも種類も増えていました。リーヒン味のマラサダなんていつから?
とりあえずいつものオリジナルとリーヒンと2つ買いました。でも食べてみたらやっぱりオリジナルが美味しかったです。
軽く腹ごしらえをして最初のスポット、「この木なんの木」があるモアナルアガーデンへ。ここのハイウエイの出口は早めに右に寄っていないと降りそびれるので要注意。
ここに来ると空気が澄んでいる気がします。この清涼感が元気をくれそうです。
敷地は結構広くて、この木なんの木と同じモンキーポッドの木が沢山あります。
入口には日立さんが作った看板。ちゃんと日本語の説明もあります。
こんな日本語のパンフレットも置いてありましたよ。
多分、日立のCMがなかったら日本人は殆ど訪づれることのない公園だったでしょう。日曜日なのでローカルがポトラックパーティーをしていました。ハワイの爽やかな風を感じながら木陰でゆっくり。ハワイらしい日曜日の過ごし方です。
これがあの有名な「この木なんの木」です。
この木を見ると日本人はどうしてもあの歌を口ずさんでしまいすね。
日立さんではこんなウエブサイトも作っていて、「この木なんの木」に関するいろいろな情報があります。
http://www.hitachinoki.net/index.html
歴代CMも観れちゃいますよ。今はInspiというアカペラグループが歌っているんですね。
ではしばし「この木なんの木」の歌をお楽しみください。
http://www.hitachinoki.net/tvcm/movie/chronology_cm.html?cmNum=9
この木なんの木を見た後はノースショアに行く手前にある「バースストーン」を見にいきます。
こんな看板しかないのでよーく事前に調べておかないと通り過ぎてしまいます。
Whitmore Ave.の交差点が目印です。
車を置くスペースは僅かですがあります
入口からは赤土の道が続きます。かなり土が付きますので汚れてもいい靴で行きましょう。
このバースストーンのあるサイトは正式名称はクカニロコと言います。入り口に看板があって、これはハワイアンの聖地であること
がしっかり書かれています。ここは昔、王族のお産の場所だったところで神聖な場所ですから敬意を持って訪ねましょう。ここで生まれた子は偉大なる力を得るとされていたそうです。
入口から赤土の上を歩いていくとこんな石が!
これは父と母を示す岩だそうです。大きい方が父
この沢山の石は出産のたびに王族の男性が集められ監査役として立ち会ったそうで、その男性方が座った石だそうです。(でもこんなに沢山の人に見られたら落ち着いて出産できないよねえ)
これがバースストーン
これも
結構ありますね。バースストーンに触れると子宝祈願にご利益があると書いている人もいますが、どうなんでしょう?
霊感のある人はここあたりでは相当びりびりくるそうです。私は何も感じませんでした。。。。
石以外は特に見るものもないので、赤土の道ととぼとぼと帰ります。まあ子宝祈願の石を男一人で見に来ても何もすることないですよねえ。。。
次はノースショアの定番スポット。ドールプランテーションです。
ハワイに来たら一度は訪れるドールプランテーション
オアフの中ではかなり高台にあって、木の種類も違います。なんとなくユーカリみたいな香りがしました。
ドールプランテーションの目玉は主に3つ。世界一の巨大迷路、パイナップルエクスプレスに乗って3.2キロのコースを1周、あとはプランテーションガーデンツアーです。
あとは小さなファーマーズマーケットがあったり
御土産屋が沢山
この巨大迷路は子供達が小さかった頃に行きました。子供たちは結構喜んでくれましたが、おじさんが一人で迷路に入っても怪しいだけなので今回は差し控えました。
これがパイナップルエクスプレス
チケットはさほど高くはありません。小さなお子様は喜びそうですね。これも親父一人ではかなり怪しいので止めました。孫でも出来たら連れてくることにしましょう。
お土産だけではなく、食べ物は意外に豊富でこんな外で食べられるスペースもあります
そこでドールでは御約束のパイナップルソフトクリームを注文
早く食べないとどんどん溶けて来ます。50近い親父がカメラ片手に一人でパイナップルソフトクリームをなめている姿を想像すると、かなり危ない感じです。
こんな感じでレンタカーがひっきりなしに入ってきます。ドールプランテーションはファミリーやグループで行くには愉しそう。特にお子様にはいいかもです。私はもう一人では二度と行きません。
ドールからハレイワの街を抜けて、次はハレイワの街のはずれにあるアリイビーチパークに行ってみました。
以前訪れた時はこんな感じでウミガメがピースフルに昼寝をしていました。
海の中にもいて、一緒に泳いだりもできました
ところが。。。
おらん。。。
まあ、こんな波でしたから。。。。
ということで気を取り直して今度は亀ビーチとして有名なラニアケアビーチへ向います。
ラニアケアビーチは海亀遭遇率100%と噂されるだけあって、毎日相当な数の観光客が訪づれます。そのため、道路を横切る人が増え渋滞の原因にもなっていたそうです。
そこでハワイ州の交通省が道路の反対側に車を停められないようブロックを置いてしまいました。ちょうど去年のクリスマス前の話です。これについては地元住民からの反対も強く、今後どうなるか注目されています。
とは言ってもブロックの先には結構停まってますねえ
今回の規制によって商用車は駐車できなくなっています。乗用車は沢山停まっていますが。。。
それでもビーチには人がいっぱい
いました、いました。ちゃんとロープで囲われて近づけないようになっています
アップで見てみましょう。これだけ人に見られていても我関せずのスタイルがいいですね。
そして念願の亀を見た後は、ノースショアランチの御約束、ガーリックシュリンプです。
私はこの8年間の間に何度もノースショアに来て何度もガーリックシュリンプを食べていますが、いまだにどこが一番美味しいのかわかりません。
そこで今回もまたRomy’sに行きました。
この赤いお店が目印。相変わらず沢山並んでいます
ここに「これはファーストフードじゃないのよ!」と言い訳が書かれていますが、ここはとにかく待ちます。今回は注文の列に並んでからガーリックシュリンプを入手するまで40分待ちました。しかもキャッシュオンリー。強気です。
ここの特徴はお店の裏に自分の養殖池があること。ここで釣りもできるそうです。なので海老は正真正銘のカフク産なのでしょう。他のお店はカフク産ではないという噂もたまに聞きます。
大きなテントが2つもあって食べるスペースは十分
ガーリックシュリンプは皮を剥くのに手がべたべたになるので、ちゃんと手洗いがあって石鹸まで置いてあるのは嬉しい配慮
トイレも完備。
じゃじゃーん!
これがRomy’sのガーリックシュリンプです!正式にはGarlic Prawnです。
この海老の大きさが他のお店との違いです。なんと頭も手もついています。
例えば
ワイキキにも出ているブルーウオーターシュリンプ
有名なジョバンニ
そしてベストシュリンプワゴンに選ばれたこともあるハレイワのマッキーズ
みんな頭がなくて海老が小さいのです。
頭もあって
みそも食べられます。更に卵がついているのもありましたので、明らかに他のお店と海老が違います。
Romy’sは相当な海老好きの方に向いていると言えますね。「頭やみそは苦手」という方は他のお店がいいかもしれません。今度名古屋の人たちを連れてきて感想を伺ってみたいところです。
とりあえずこんなところで「ベタなオアフの一人旅」は終わりました。
何度訪れても新たな発見があるオアフ島。たまにはベタな名所を回ってみるのもいいものです。(でも一人はこれが最後にしたいです。。。)