今回は本当に久々の旅行ネタです。
ハワイもアメリカ本土もかなり規制が緩和されてきたので、先週末、カリフォルニアのテメキュラで毎年恒例のファミリー・ギャザリングをしてきました。
テメキュラは日本の方にはあまり馴染みがない街かもしれませんね。私も今回、初めてテメキュラを訪れました。
テメキュラはカリフォルニアの南の内陸。サンディエゴから車で1時間の所にある人口10万人くらいの小さな町です。
実はこの4月に娘がサンフランシスコからアーバインに引っ越し、また8月に子供が生まれることになったので、「今回は娘の家の近くで集まろう」ということになり、テメキュラを選びました。
では何故テメキュラかと言うと、ここは南カリフォルニアのワインの名所。しかもHGVのタイムシェアがあるカールスバッドから1時間弱で行けちゃうからなんです。
テメキュラではこのように「ランチョ・カリフォルニア・ロード」という道沿いに20か所以上のワイナリーが並んでいます。「カリフォルニア・ワイン」と言えば「ナパ・バレー」や「ソノマ」ですよね。400以上のワイナリーが集うナパやソノマに比べるとテメキュラは本当にこじんまり。でもその分、簡単にワイナリー巡りが出来ちゃいます。今回はその中で4か所ほどワイナリーを周ってみました。
まずはテメキュラのワイナリーと言えばWilson Creek。アーモンド風味のスパークリングワインが有名だそうです。
行ってびっくり!車を停めるところがない!広大な駐車場が行けども行けども車でいっぱい。
ようやっと端っこの端っこにスペースを見つけましたが、ワイナリーまでは遠いので、こんな送迎の車が回っていました。今までナパやソノマ、ニュージーランドやイタリアのワイナリーなんかも行きましたが、こんなに混んでいるワイナリーは初めてです。
何やら奥のガーデンは凄く賑やかな様子。入ってみましょう。
入口を入るとドカンとボトルのオブジェが。
大きな庭でみなさんピクニック感覚でワインを楽しんでいます。
Wilson Creek Winery 06 2021
南カリフォルニアのテメキュラにあるウイルソン・クリーク・ワイナリーに行きました。世界的にはパンデミック中ですが、物凄い人出でした。
youtube#video
ウイルソン・クリーク・ワイナリーの庭の賑やかな様子はこちらのビデオでどうぞ。
テイスティングの申し込みはこちらのフロント。でもなんか皆さん凄くカジュアル~。ナパのちょっとスノッブな雰囲気のワイナリーとはだいぶ感じが違うなあ~
女性のグループも沢山見かけました。我々はこちらのカウンタ―に通されて
フレンドリーなお姉さんが色々テイスティングさせてくれました。
テイスティングは一人$25で赤、白、スパークリングと好きなものを6種類飲ませてくれます。気前のいいお姉さんが「これは私のお勧めよ♪」と言ってもう2種類くらい飲ませてくれたので、かなりお得感がありました。
これなんか犬好きのお友達のお土産に良さそう!
色々飲んですっかり上機嫌のおじさんです。(初日は息子と息子の彼女と3人で行きました)
次に行ったのが"Doffo Winery"。ウイルソン・クリークのソムリエのお姉さんに「この近くでどこかお勧めのワイナリーはありますか?」と聞いて教えてもらいました。
小高い丘の上にあって気持ちの良さそうなテラス席がありましたが、残念ながら40分~50分待ちとのこと。そこで予約だけして
向かいの"Chapin Family Winery"に行ってみました。こちらは凄く綺麗なエントランス。絵になりますね~。
時期が良かったのか花が本当に綺麗でした。
受付に行くとすぐにテイスティングできるとのこと。
テイスティングはぶどう畑の前の気持ちの良い風が吹くテラス。
ああ~
この景色を見ながら飲めれば、他に何も要りませんね。
こちらもお手頃価格。18ドルで6種類テイスティングできます。
みんなで「あーだ、こーだ」言いながら散々飲み倒し
最後はデザートワインまで頂きました。もうかなりお腹一杯。結局この日は2つワイナリーを回っただけで終了。(結局予約したDoffoワイナリーは行かずじまい)
沢山ワイナリーを周るには適当に残しながら飲まないとだめですね(貧乏性の私には無理?)
あと、こちらはMiramonte winery
ここには初日と2日目と2回訪れたのですが。。。
2回とも一杯でテイスティングできず。ちゃんと予約しないとダメみたいです。
フロントのすぐ隣にタンクがあり
外にはこれまた気持ちの良さそうな、眺めのいいレストランがありました。次回はちゃんと予約して来たいと思います。
Miramonteがいっぱいだったので、そのすぐ近くのEuropeワイナリーに行ってみました。入り口で聞いたらテイスティングOKとのこと。また犬も連れて入っていいそうです。(先月、娘の家で犬を飼い始めたので、今回は犬もファミリーギャザリングに参加)
こちらも中庭の花が美しいワイナリーでした。
屋内はお土産やボトルの販売だけで
テイスティングはぶどう畑の前のテラスで行います。こちらもリラックスした本当にカジュアルな雰囲気です。
見渡す限りのぶどう畑
隣の庭で犬を遊ばせながらテイスティングの順番を待ちました。(こちらは娘の旦那)
花の綺麗な庭ではケニーG風のおじさんがサックスのライブをやっていました。これがなかなか上手で何曲か聴き惚れて
しまい、テイスティングの順番待ちも楽しく過ごせました。
Temecula EUROPE Winery 06.2021
youtube#video
サックスのライブとヨーロッパ・ワイナリーの庭に様子はこちらのビデオでどうぞ。
ぶどう畑の眺めがきれいな席に案内されました
テイスティングはこちらも25ドルで6種類
飲めない娘はスプライトと水で参加
犬はテーブルの下でじっと我慢。お店のお姉さんがお皿に水を入れて持ってきてくれました。犬連れの方は他にも沢山いて、「この犬は幾つ?」とか話かけに来る人が何人かいました。犬は友を呼ぶ?
とりあえず赤・白・スパークリングと色々飲んでみました
このお店のおじさん、ワインだけじゃなくて、このワイナリーの開発計画を色々説明してくれたり、自分の空手の写真を見せたり結構話好き。
こちらもカジュアルな気持ちのいいワイナリーでした。
今回訪れたテメキュラのワイナリーはどこれ格式張ったところがなく、ワインにあまり詳しくない方でも気軽に入れる感じでした。私はワイナリーに行くことをすっかり忘れて、短パン・Tシャツ・ビーサンで行ってしまったのですが、結果的には全く問題ありませんでした。
あとワイナリー以外の見どころとしては、ワイナリーから車で少し走ったところに、テメキュラのオールドタウンがあります。
1KMほどの道沿いにはアメリカの昔風の建物が並んでいいて、レストランやショップが沢山あります。
ストリートパーキングの他、無料の駐車場もありますので、車を停めて歩いて散策しましょう
メインとなるのが、このフロントストリート。
通り沿いの建物は皆こんな感じで西部劇に出てきそう。町の雰囲気どおり、アンティークショップなんかも沢山ありました。
そしてこの通りにはアメリカの古い車が沢山集まってきています。
町の雰囲気にぴったりですね。こんな車を眺めながらぶらぶら歩いたり、食事をしたりしても楽しそうです。
昔のアメ車は本当にデカかった~
小物や雑貨のショップも沢山
でも男の子は車に興味しんしん。このマスタングのマッハ1。小学生の頃よくプラモデルで作りました。懐かしい~。
こちらの車も凝ってます。
そしてパブの前にはハーレーが沢山停まっていました。しばし古き良きアメリカの気分に浸れる町でした。
以上、テメキュラのワイナリーとオールドタウンをご紹介しました。
HGVのカールスバッドにはマーブ・リサなど3つのタイムシェアがありますが、どこからもテメキュラには1時間以内に行けますので、お時間のある方は是非行ってみてください。