タイムシェアのある人生

このブログでは私が実際に訪れたタイムシェアや現地で経験したいろいろな情報をシェアしていきます。

Pride of America 各島のアクティビティ ハワイ島&カウアイ島

2022-08-18 09:37:43 | プライド・オブ・アメリカ

ハワイ4島巡りクルーズ「プライド・オブ・アメリカ」のご紹介。最終回はハワイ島とカウアイ島のアクティビティを

ご紹介します。まずはお馴染み、ハワイ島のキラウエア火山から

ハワイ島に行ったら必ず行くのがキラウエア火山ですよね。パンデミック中、かなり噴火が活発になった時期もありましたが、今はかなり落ち着いています。

ただ以前、キラウエア火山のカルデラを眺める一番のポイントだったジャガーミュージアムが2018年に噴火に関連する地震が1万回以上も発生した事からひどい損傷を受け、ずっとクローズになっています。

そこで現在はこんな感じで回りから見るので、イマイチカルデラ内の溶岩の見えが悪いです。

特に昼間はもくもくと上がる煙が見える程度

色々と歩いて見えやすいスポットを探してみたのですが

頑張ってこんなくらいでした。ただ夜にいくと空の雲に赤い溶岩の光が反射してなかなかロマンチックです。

ズームで寄るとちょっと赤い溶岩が見えますね。

あとこちらがキラウエア観光ツアー必ず立ち寄る「スチームベント」。硫黄臭い水蒸気がもくもくと湧き上がるところを見るのですが、日本の人には全く珍しくないので、身近に火山のないアメリカ人向けのスポットです。

いつも私はビジターセンターに寄って、カルデラを眺め、サーストン・ラバチューブに寄って帰るパターンなのですが、今回、初めて観光ツアーでキラウエアに来て、初めてボルケーノハウスに寄りました。ビジターセンターの前の道を渡って、この小道を進むと

こちらがボルケーノハウスです。このホテルはキラウエア火山に一番近いロケーションにあるホテルなので、火山が活発になると観光客ですぐに満室になります。

ホテルの中はこんなクラシックな感じ

至ってシンプルですが、一度くらい泊まってみてもいいかもしれませんね。

以前の噴火の際にはホテルからもこんな煙や溶岩が見えたんですね。今は噴火も溶岩も見れず、すこぶる穏やかなリゾートホテルって感じでした。雰囲気のいいレストランやバーもあるので、キラウエア観光の際にちょっと立ち寄るのもいいかな?と思います。

次はハワイ島の反対側。コナの観光です。お天気が安定しているコナはマリンスポーツのツアーが人気があります。

その中で私が参加したのは一番地味なグラスボート。船の底がガラスになっていて、魚やサンゴ礁が見れるのが売りです。クルーズ船はお年寄りが多く、歩けない人もかなりいるので、こういう歩かなくて済むツアーも人気があります。

船に乗るまでは船底がガラスになっているんだろうと思っていましたが、実際は。。。。なんか生け簀みたいなものがあって

この中だけがガラスになっていて、そこをのぞき込む形でした。

コナの桟橋周辺を1時間くらい周るのですが、意外にも魚影は濃かったです。

そして最後はカウアイ島。カウアイ島は「ガーデンアイランド」と呼ばれるだけあって、ハイキングのツアーが人気です。船はこのNawiliwili harborに停泊

ここからツアーバスでハイキングに向かいます。私が参加したのはジャングル・フォールズというツアーで2時間半くらいの短いツアーですが、ハイキングと滝を楽しめるツアーです。

スタート地点はハーバーから車で10分くらい山に上がったところ

普通のハイキングコースではなく、私有地の中にこんな施設が作られていました。

ツアー会社が杖を用意してくれています。また滝に入ったり川を渡ったりするので、マリンブーツもレンタルできます。

ガイドさんを先頭にゆっくりと階段を下りて行きます。

結構急な道で両側にロープが張ってあるところもありました。

ところどころで止まってガイドさんが植物や鳥の説明をしてくれます

川沿いの道を進みます。

この川の上流が目的地の滝です。

おっ!滝が見えてきました。

距離的には3kmもない感じなので、健脚ではない方でも参加できます。

ハイキングと滝で泳ぐのが売りのツアーなんですが、水はこんな感じで濁っており、ハワイのきれいな海に慣れてしまっている私にはちょっと入る気がしません。

それでもガイドさんは果敢に滝の中に入っていってお手本を見せてくれます。

これに続いてみなさん滝の横のロープをつたって滝登りをしたり、滝行をしたりして楽しんでいました。(おじいちゃん二人が並んで滝に打たれているのがカワイイ)

アクティブな方はこのように上の滝まで行って滝を楽しんでいましたよ

滝遊びを終えたら出発地点までまたハイキングで戻ります

途中、こんな川を幾つか渡ります。お子様からお年寄りまで楽しめそうなツアーでした。

このツアーのビデオも撮りましたので、ご興味のある方はどうぞ。

さて、クルーズ船のアクティビティ、最後はカウアイ島のアクティビティで一番人気のあるルアウショーです。

プライド・オブ・アメリカが提携しているルアウショーはハーバーから車で10分くらいのところにある、キロハナ・プランテーションで開催されているルアウです。キロハナ・プランテーションは広大な敷地を持つプランテーションで、中にはプランテーション観光用の列車も走っているので、お子様連れのファミリーにおすすめできるルアウショーです。

ルアウショーの会場の周りにはいろんな出店が出てお土産を売っていました

緑の芝生の中を進むと

こちらがルアウの会場。ヒルトンのスターライトルアウに慣れているので、もっと豪華な施設を想像していましたが、テントがちょっと立派になった程度のオープンエアーの施設です。

 

中は1000人くらいが入れる大きなスペースです。ルアウの食事は。。。。まあお世辞で「美味しい」と言えるくらいのレベルでした。行かれる方は食事には期待しないでください。

でもショーはなかなか見ごたえがありました。フラダンスから始まって、ルアウの定番、ファイヤーダンスもあるのですが

ここの「ルアウ・カラマク」という名前のショーはストーリー仕立てになっており

ポリネシアからハワイに渡ってくる人たちの物語がショーになっています。

ヒルトンのルアウとはまた違ったタイプのショーで、カウアイ島のガーデンインにお泊りの際にはに行って見られてもいいかもしれません。(食事は期待せずに)

以上、長くなりましたがハワイ島4島巡りのクルーズ船、「プライド・オブ・アメリカ」のご紹介でした。

仕事中心の生活だったので実際のクルーズの様子をブログでご紹介できないのは残念ですが、もしハワイ4島めぐりにご興味のあるオーナー様がいらっしゃいましたら、コメントをいただければできるだけご質問にお答えしていきたいと思っています。

次回からまたヒルトンネタに戻ります。

 


Pride of America  各島のアクティビティ マウイ島編

2022-08-18 08:54:43 | プライド・オブ・アメリカ

ハワイ4島巡りの最後は今週と来週の2回に渡って、ハワイの島でのアクティビティをご紹介します。

私はプライド・オブ・アメリカで「ショア・エクスカーション・スタッフ」という船の中でお客様に各島でのアクティビティを販売する仕事をしていました。その関係で時間の空いた時に「ツアーインスペクション」と言ってエクスカーションの調査という名目で無料でツアーに参加することができました。

まず今回はマウイ島のアクティビティをご紹介します。

まずはモロキニ島のシュノーケリングツアーから。モロキニ島と言えばハワイの代表的なシュノーケリングスポットですね。マウイ島から4km離れたところにある三日月型の島。

ボートが出るハーバーまではHGVのマウイのタイムシェアからも車で10分ちょっとなので簡単に行けます。

我々はカフルイの港からバスでボートのあるマアラエア・ハーバーまで行きました。

ハーバーまでは20分くらいのドライブ。ハレアカラを眺めながらのリラックスタイムです。

ハーバーに着くとすでにボートが待っていました。今回のシュノーケリングツアーはパシフィック・ホエール・ファウンデーションというNPOが運営するエコツアー。元気な若いスタッフがテキパキと応対してくれたのが気持ちよかったです。(※ハワイのツアーはどちらかというとやる気なーい感じのいい加減なおっちゃんが多いのです)

ボートはかなり大きくて1階はこんな感じ。ロッカーがないので、皆さんここに荷物を置いてシュノーケリングをしますから貴重品は持っていけません

日焼けをしたい人、景色を眺めたい方は2階のデッキへ

幸いなことに素晴らしい天気に恵まれました。絵葉書に出来そうな風景ですね。マウイは風が強い日が多いので、こんなに穏やかな天気は相当ラッキーです。

船はどんどんマウイ島を離れていきます

マウイ島の風車が見えますね~。このあたりまではほとんど揺れはありませんでした。

出航するとすぐにスタッフが朝食を用意してくれます

わざわざ席まで持ってきてくれるという至れり尽くせりのサービス

朝食の内容はペストリーとフルーツとコーヒー。まあ朝はこんなもんで十分ですよね。アメリカンなペストリーなのでかなりあまーいです。

朝食を食べて素晴らしい景色を眺めていると

1時間弱くらいでモロキニ島に到着します。モロキニ島に着く前は少し揺れましたが、湾に入るとこの通りフラットです。

朝一のツアーだったにもかかわらず、すでに何艘か他のボートが来ていました。さすがシュノーケリングのメッカ。

スタッフがフィンやマスクを全部用意してくれます。ウエットスーツはオプションで10ドルです。

水の’透明度はかなり高い。まさにクリスタル・クリアー

安全にはすごく気を使っていて、ロープもしっかりあるし、監視のスタッフがたくさんいて安心です。

こんなマットもあって、泳ぎ疲れたらここで一服

しばしのシュノーケリングタイム。でも正直言うと魚の量はオアフのシャークスコーブの方が遥かに多かったです。ただここは透明度が高いので、魚の量よりもきれいな水の中でシュノーケリングしたい方には良いと思います。

モロキニ島でシュノーケリングをした後、ボートはマウイ島の沿岸に向かいます

シュノーケリングスポットは2か所あって、こちらは比較的、亀を見れることが多いそうです。

(ただ必ず亀が見られるというわけではありませんのでご注意ください。「亀がいなかったのでお金を返せー」とクレームするお客様もいて、対応に苦慮しました。)

2か所目のシュノーケリングスポットではランチも出ます。スタッフは船上のグリルでBBQをしてくれました。

いっぱい泳いで

おなかが空いたらランチです

こんなアメリカ―ンなランチですがお腹が減っているのですごくおいしく感じます。何度もお代わりをしている人もいました。モロキニ島のシュノーケリング。魚影の少なさや亀の保証がない点では物足りなさはありますが、素晴らしい景色を眺めながらのクルーズはいい思い出になりましたし、水もきれい。スタッフも親切なので個人的にはおすすめできるツアーでした。

次はお勧めできないツアーをご紹介しましょう。ツアー名は"Maui Exclusive Beach Day"といういかにもいいビーチで過ごせそうなツアーです。カフルイ港からバスでヒルトンのグランドワイレアホテルまで移動します。

グランドワイレアのロビーで降りて、お客様はガイドさんについてグランドワイレアの中に入っていきます。グランドワイレアはヒルトン最高クラスのホテル、ウオルドルフ・アストリア・コレクションのホテルです。ハリウッドスターもよく泊まっていますし、映画の撮影も行われるほどのホテルです。さすが"Exclusive Beach Day"と言うツアー名を付けるだけありますね。

お客様はガイドさんにつれられてホテルの中を散策しながらビーチに向かいます。

みなさんこのホテルの施設の大きさと美しさにため息。写真を撮りまくっていました。

そしてガイドさんが連れていってくれたところはこちら。グランド・ワイレアホテルの前のビーチです。ハワイにはプライベートビーチを持てない法律があり、どんな高級ホテルの前だろうが、だれでもビーチに入れます。

ここでホテルに入っているアクティビティ会社のスタッフがツアー内容を説明。この時にお客様はホテルの施設が使えないこと

着替えはビーチのきちゃないトイレでしなければならないこと。またアクティビティグッズは有料で、無料で貸してもらえるのはコストコで売っているちゃちなビーチチェアだけであることを知らされます。

ということで、皆さんビーチで遊ぶものの、そうそうに切り上げてグランド・ワイレアのレストランで食事をしている人なんかもいらっしゃいました。このレストランは眺めがすごく良くて快適でした(でもツアーのお客様にはなんの割引もありません)これで150ドルはないですよね~、UBERで船からグランドワイレアまでくれば片道50ドルですから。このように、観光客をカモにしているツアーもありますので、ツアーを選ぶときは必ずレビューを確認しましょう。

最後はハレアカラのサンライズツアーです。こちらはなんと港を朝の3時半に出発します。みなさんよく起きれますね~

週に1度、このツアーのディスパッチの仕事があるので、我々スタッフもこの日は早起きしなければなりません。

真っ暗な中をバスで1時間半。途中のトイレ休憩以外はほとんどみなさん寝てました。こちらがハレアカラ山頂の駐車場です。こんな朝早い時間なのにパーキングはツアーバスと観光客の車でいっぱいでした。

港は夏の気候ですが、ハレアカラの山頂は3000m超なのでかなり寒いです。とりあえず持っている物を全部着込んでいったものの、動かないでじっとご来光を待つのですごく寒く感じました。

夜明けまでの雲海。映画のような美しい景色が広がります。

じょじょに空が白んでいきます。ご覧の通りこの時間にはもう人がいっぱいです。

かなり明るくなってきました!

みんな静かにご来光を待ちます。私は寒いので足踏みしたり軽くランニングをしながらご来光を待ちました。

なんとも言えないグラデーションですね

おお!!

出たー!

美しい~!

いやー、一生、思い出に残る景色でした。

明るくなるとダイナミックなカルデラを眺めることができます。暗い時から刻一刻と空の色、景色が変わっていくのを見ることができるのがこのツアーの醍醐味です。

日が完全にあがるとバスに戻って下山です。

ハレアカラからの雄大なマウイ島の景色を眺めながらバスはどんどん降りて行きます。船までは1時間くらいでした。

途中、看板のところでドライバーさんがバスを停めて記念写真を撮ってくれます。

今回のツアーは朝食が付いていなかったのですが、他の会社のツアーではこちらのクラ・ロッジで朝食を食べるコースもあるようで、ドライバーさんはこのレストランを凄くお勧めしていました。景色もロケーションも良さそうなので、次回マウイ島に行ったら寄ってみようと思います。

来週はプライド・オブ・アメリカの最終回、ハワイ島とカウアイ島のアクティビティをご紹介します。