ハリウッドスターも訪れるメキシコ西海岸のリゾート、ロスカボスのウオルドルフ・アストリア・ロスカボスの最終回はレストランをご紹介します。
今回ご紹介したウオルドルフ・アストリア・ロスカボスは、アメリカの経済誌"Forbes"のTravel Guideでベストホテルに選ばれたことのあるホテルですが、その理由の一つには素晴らしいレストランがあるようです。
最初にご紹介するのはオールデイ・ダイニングのドン・マニュエルズ。
ドン・マニュエルズはプールと大海原を楽しみながら食事ができるレストラン。メニューはメキシカン中心です。
レストラン入口のバー。美しい!
私はここで朝食を食べました。
リラックスしたバケーションの朝を過ごすには最高のロケーション
朝食ビュッフェにはメキシカン料理も並びます。
マッシュルームのケサディーヤなんて初めて。
お味は、、、んんんー私の好みではなかったです。
これ、なんだろう。。ちょっと踏み切れず
辛そうなソースが並びます。メキシコらしいですよね~
メキシカンの朝食も色々あったのですが、ちょっと自分の好みではなかったので、メキシカン・ブレックファストへのチャレンジは諦めて、普通のメニューをいただきました。ジュース・ステーションには沢山のスムージーがあって、全部飲んでみたくなります。
チーズもヨーグルトもサーモンもこの通り。お腹が幾つあっても足りません
このあたりも美味しそうだったのですが、食べきれないのでスルー
パンも色々種類がありました。あまりハワイでは見かけないタイプです。
クロワッサンやデニッシュ、スコーンもほんと沢山。全部食べてみたくなりますよね。
シロップにジャム。付けて食べてみたいが、、、お腹に入らない
おじさんになると、色々食べたくても、結局こんなフルーツを少々食べて終わっちゃったりするんですよね。
シリアルもふんだんに
もちろん卵料理もオーダーできますよ
オムレツもこんなきれいに焼いてくれました(味はメキシカンのオムレツです)
お味が合う、が合わないはありますが、ロケーション、雰囲気が最高のドン・マニュエルズ。
夕方からライブ演奏もやってますよ。(私が撮ったショート動画を以下に添付しました)
https://youtu.be/s97Hd1jZW9w?feature=shared
さて、お次は今回の滞在のハイライト。ウオルドルフ・アストリア・ロスカボスの看板レストラン。「エル・ファラロン」のディナーです。場所はこんな断崖絶壁にあってオープンエア―。「雨が降ったらどうしよう?」と心配になっちゃうロケーションですが、ロスカボスの晴天率はなんと95%。だからこんなレストランが作れるんですね。
予約は必須。コンシェルジュにテキストでお願いしました。
エル・ファラロンはリゾートの西の端にあります。そのレストランの手前にはこんなテラスが!
「ザ・シャンパン・テラス」 そうです!「エル・ファラロン」のウエイティング・バーなんですね。ここでサンセットを眺めながらシャンパンで乾杯をして、それからディナーに向かうという、なんともロマンティックな設定です。
シャンパンはいろんな種類があって迷います
シャンパン・テラスにはこんなソファーの席もありますが、
特別な日のディナーの前には、やっぱり海の前の席を取りましょう。
だいぶ陽が落ちてきて
周りの照明やファイヤーピットに灯が灯り、いい雰囲気になってきました。
ちょっと待っていると、ちょうど海の前の席が空きました。
ここで飲むシャンパンは格別です。今回は誕生日のディナーだったので、まずはここで乾杯。
いい感じに暗くなってきて
夕暮れ時の景色を楽しみながら、ちょっと飲み始めたところで、係のお姉さんがテーブルができましたと案内してくれました。
エル・ファラロンの入口には新鮮な魚が並びます。メニューは黒板に手書き。エイの絵がカワイイ♪
沢山のスタッフがキビキビと働いています。
席はやはり山側と(星の照明がカワイイ)
海側があります。私は当日、到着してから予約したので、まあこのあたりで。それでも景色は悪くなかったです。
特別な日のディナーの方が多いのでしょうか?みなさん、ちょっとドレスアップ。大人の雰囲気
ファミリーも見かけましたがカップルが大半です。ライブ演奏もあってロマンティックなディナーにはぴったり
運んでもらったシャンパンを飲んでいると
温かいパンが出てきました。
バター(ソース?)もパンも凄く美味しいです。
パンをつまんでいると、サーバーの方がメニューを持ってきてくれました。手書きながらsimpleですごくわかりやすい!上に書かれたメインを選び、そして下のサイドを選びます。$95でワインペアリングもできるんですね。
メインとサイドを選んだら、あとはコースで前菜が出てきます。最初に出てきたのがこれ!「これなに?おつまみ?このまま食べるの?」と思ったら、そんな訳ないですよね。
お椀に濃厚なスープが注がれました。
これなんのスープか説明を受けたのに忘れてしまったのですが、美味しかった~
そしてスープを飲み終わった頃に海の前の席が空きました。変えてもらおうかな?と思っていたら、お次の方がいらっしゃいまして。。
遅い時間でもまだまだお客様が入って来ます。
みなさん、こんな感じでロマンティックなディナーを楽しんでいました(盗撮?)
さてスープの次は前菜です。メキシコのお約束。ワカモレにチップス。そしてこのカナッペみたいなのが、手が込んでいて
ベースはスイカでした。美味し!
そして前菜をつまんでいると、急に「ドッカーン」と花火が上がりました。
毎週金曜日のヒルトン花火で、海辺の花火には慣れているとは言え。。。
これは嬉しいサプライズ
しかもヒルトン花火よりちょっと繊細。思いがけない花火がバースデーディナーに花を添えてくれました。
エル・ファラロンで見た花火の動画は以下をご覧ください。
https://youtu.be/Akq_0ayVrmg?feature=shared
後でマネージャーに聞いたら、今回の花火は定期的なものではなく、たまたま泊まっていた企業さんのスポンサーで上げたものだったそうです。
本当にラッキーでした。
花火に感動しているとメインディッシュが運ばれてきました。こちらはシーバス。身がぷりぷり
そしてこちらはロブスター。かなりガッツリです。量は少ないようにも見えるかもしれませんが、スープも前菜も食べているので、お腹いっぱい
更にバースデーと言ったら、こんなケーキをサービスしてくれて、スタッフがみんなでハッピーバースデーを歌ってくれました。歌も花火もサプライズで、本当に思い出に残るバースデーディナーをすることができました。
ライブ演奏はプレイヤーが変わって今度はギターとフルート。ロマンティックな夜にピッタリでした。
ディナーを終えて、お店を出るころにはだいぶ時間も遅かったのですが、お店はまだまだ賑わっていました。
静かになったシャンパンテラスを通り、お部屋まで夜の散歩を楽しみます。
昼間見たお店の前の亀さんたち、夜はライトアップされてました。
ライトアップされた帰り道
なんかワクワクしますね。
先ほど通ったドン・マニュエルズではまだライブ演奏が行われていました。
ショップのAlm Alteもライトアップされて、ちょっと寄りたくなっちゃいますね
そしてなんとロビーはファイヤーピットでライトアップ。この海沿いの輝いているのは電気じゃなくて全部「火」なんです。これはゴージャス!
明々と燃える火を眺めながら、ここで大切な方とこれまでの人生を振り返り、ゆっくり語らうのもいいですね。
昼間みたフロントや
トンネルからの道もキレイにライトアップされていてロマンティックな雰囲気を盛り上げてくれます。
そしてロビーからは先ほどディナーをしたエル・ファラロンが遠くに見えます。
そしてお部屋まで、またぶらぶらとナイトウオークを楽しみましょう。
プールもライトアップされてキレイ!
夢のようなひと時を過ごすことができました
ロマンティックなディナーの後の、ロマンティックな夜の散歩。
新婚の頃に戻って手をつないで歩きたくなるところです。
ウオルドルフ・アストリア・ロスカボス。大切な人との特別な日に絶対お勧めです。