タイムシェアのある人生

このブログでは私が実際に訪れたタイムシェアや現地で経験したいろいろな情報をシェアしていきます。

Bolgo Alle Vigne Part6 (レストラン編)

2014-09-11 08:23:42 | イタリア トスカーナ ボルゴ アッレ ビーニュ
 
さてボルゴ アッレ ビーニュ最終回はレストラン編です。

いつも私はタイムシェアでバケーションを過ごす時は部屋で食事を作ることが多いのですが、「今回はせっかくイタリアに来たのだから美味しいイタリアンを食べ倒そう!」という事で全部外食にしました。
ところが普段カレーを10日間位食べ続けるような貧しい食生活をしているので、いきなりグルメにはなれません。そこでフロントのマネージャーに「カジュアルなレストランを」とお願いして勧めてもらったお店に行ってみました。


まず最初に行ったのが "da carlo" Ristorante Pizzeriaです。


ここはボルゴ アッレ ビーニュから一番近いレストランだと思います。車で10分くらい。お店が綺麗で広々しているだけでなく駐車場も広くて停めやすいのでイタリア運転初心者にはすごく楽です。

 
お店は中と外と席があり、迷うことなく外の席を選びました。グリーンとイエローの綺麗なインテリアで周りの緑や花ともマッチしています。


テーブルセッティングも綺麗ですね~


さわやかな夏の夕暮れにここでムール貝でもつまみながら白ワインを飲めばまさに極楽です。


我々二人なのでそんなに沢山頼めません。そこでムール貝とあさり、そしてモッツアレラチーズのサラダ


それに生ハムとメロンをワインのつまみに頼み


娘とワインをちびちび飲りながら


パスタと


ステーキで締めました。お肉の上にはルッコラが山ほど載っています。味付けは塩コショウのみ。ものすごーくシンプルです。


ここは雰囲気もいいし綺麗だし、英語のメニューもあるのに値段は本当にリーズナブルでした。気に入ってワインテイスティングの後にもパスタだけ食べにきました。ワインも色々ありますよ。


娘も気に入ってくれたようで良かったです。


次は「ランチに」と勧められた”La Locanda"です。場所はペッチョリに行く途中のラ・ローザの近くです


テラス席もあるようですがこの日は40度位の暑さだったので中で食べました。


入口にはジェラートや


スイーツがありますが、、、


誘惑を振り切って中に入ります


中はこんな感じ。天井が高くて気持いいです。昼間から皆さん飲んでいるので私も遠慮なくワインをいただきました。まあバケーションですから。


プレーンなピザと


パスタ。質素ですが二人なのであまり沢山頼めません。パスタは固かった~。日本ではアルデンテが好きな私でしたが、こちらの固さは私の限界ぎりぎりです。でもイタリアでもお店によってだいぶ違うことが後でわかりました。


せっかくラ・ローザに来たのでスーパーも覗いてみました。スーパーと言ってもCOOPです。


果物や


野菜が新鮮そうで気持いい!


それになんと言ってもトマト缶やソース


パスタの種類の多さにはなんとなくイタリアを感じました


ボルゴ アッレ ビーニュ最終日にはマネージャーから紹介してもらったテリッチオラのレストランにディナーに行ってみました。


テリッチオラへはタイムシェアの前の道をまっすぐ。20分くらいで着きます


こんな感じで街が古く道が細いせいでしょうか。


小さな車ばかりです


駐車場の前の展望台からの景色


ナイス!


ワイナリーもいろいろあるようです。今回は時間がないので1ヶ所で我慢しました。今度来るときはいろいろ巡ってみたいものです



ここが紹介してもらったEnoteca I Locandieriです。


人の気配の少ないしずか~な街のレストランでした。


入口は狭いですが中は広くてお洒落です


ワインも沢山並べてあります


この方がお店のおばちゃんです。英語は話せないのですが日本人が珍しいのか、すごく親切にしてくれました。


エノテカらしくワインが沢山並んでいて、ここから選んでオーダーできます


懐に優しい安いワインもいろいろありました。でもよくわからないのでリーズナブルなものを選んでもらいました。


グラスも一杯並んでいます

この後、フィレンツェやローマ、ベネチアなど大都市を回って気がつきましたが、このあたりのレストランは大都市と比べるとだいぶ安かったです。


まずは一杯。写真を撮るときに「娘が笑顔で!」というので笑顔を作ってみましたが、自分で見ると気持悪いです

パスタと

お肉と

サラダ。素朴な味わいです。このボリュームですからもちろん食べきれないので御部屋に持って帰って翌日食べました。

私たちが食べ終わる頃にはお客様もだいぶ増えてきました


陽が長いので帰る頃にようやっと暗くなりました


すっかり馴染んだフィアット500で帰宅です。


真正面に月が!古い街並みを通り抜け、ぶどう畑に輝く月を見ながらドライブ。ロマンチックなトスカーナ最後の夜でした。

あっという間の3日間でしたが、本当に楽しいトスカーナの滞在でした。
でもこの滞在がいかに素晴らしかったかは実はこの後、フィレンツェやベニス、ローマを回ってわかりました。
タイムシェアの「暮すような旅」は大都市では体験できません。
テリッチオラは「アグリツーリズモ」も盛んなようなので、今度来た時はタイムシェアに泊まったあと何日かは「アグリツーリズモ」で農家に泊まってみてもいいかな?なんて思っています。

さて、6回に渡って御紹介したイタリア トスカーナのタイムシェア。ヒルトンらしい魅力に溢れるタイムシェアでした。このあとはベネチアとローマの素晴らしいヒルトンホテルを御紹介します。




Bolgo Alle Vigne Part5 (世界遺産を巡る ピサの斜塔&Chinque Terre)

2014-09-11 07:58:56 | イタリア トスカーナ ボルゴ アッレ ビーニュ


さて、せっかくトスカーナに行ったのですから、「近場の世界遺産でも見てみよう!」と言う事で「ピサの斜塔」と「チンクエ・テッレ」を見に行きました。

「ピサの斜塔」はボルゴ アッレ ビーニュから車で1時間もかかりません。手軽に見にいけます。

車はすぐ近くの路上に停めました。


イタリア初の路上パーキング体験です


クレジットカードで払ってチケットをダッシュボードに置いておくタイプ。やり方はハワイと同じです。


じゃーん!初ピサの斜塔です。思ったより傾いてました。


でも斜塔だけかと思ったら隣に美術館などいろんな施設もあるんですね。今回は時間もなかったので


娘と記念写真を撮り、近くのカフェで軽くカプチーノとペストリーを食べて次の世界遺産へ出発です。


ピサの斜塔の周りにはこんな気持良さそうなカフェが沢山ありますのでお時間のある方はゆっくりして下さい。

さて次に目指すは世界遺産"Cinque Terre(チンクエ・テッレ)"です。

チンクエ・テッレとはイタリア北西部のリグーリア海岸にある5つの村のこと。険しい海岸に色とりどりの家屋が並ぶ文化的景観が世界遺産に登録されているのだそうです。詳しく知りたい方はインターネットで調べると日本語でも沢山情報が出てきますよ。

今回、何気なくイタリアのガイドブックを見ていて、この村の写真の美しさにやられました。本当はもっとワイナリー巡りをしたかったのですが、どーしてもチンクエ・テッレを見てみたくて一日かけて行って来ましたが◎でした。是非行くべしです。


これがチンクエテッレの地図です。手前から


リオマッジョーレ (Riomaggiore)


マナローラ (Manarola)


コルニリア (Corniglia)


ヴェルナッツァ(Vernazza)


モンテロッソ(Monterosso)
の順に海岸線に5つの街が並んでいます。以前は海からしかアクセスできなかったようですが、今では車でも行けますし、


なんと後で電車でも行けたことを知りました(ガーン!)狭い道を苦労して運転して行ったのに。。。
これはピサからラ・スペッツィアを経てジェノヴァまで行くそうです。ラ・スペッツィア駅からは約30分前後で到着するそうなので電車で行けば良かった。。。。と後悔しました。


また船で海から見る方法もあるようです。


チンクエ・テッレに行くにはまずピサから高速道路(アウトストラーダ)を走りLa Spezia(ラ・スぺッツィア)の街を目指します。イタリアは道が狭くて運転は緊張しますが、アウトストラーダは広くて快適でした。


なんかカリフォルニアとかフロリダみたいな雰囲気のラ・スぺッツィアの街。電車やフェリーで行く方はここで乗り換えです。我々は何も知らずに車でどんどん進みました。


街を抜け、山に上がっていくとラ・スぺッツィアの街が見下ろせます。ビューティフォー!


でもだんだん道が怪しくなっていきます。


狭い!かなりやばくなって来ました。対向車とのすれ違いのときはお尻の穴が締まる思いです


道は狭いですが景色は最高


遠くにコル二リアの街が見えてきました


しかしまあ、車も電車もない時代にこんな断崖絶壁によく造りましたねえ。


街は本当にカラフルで見ているだけでウキウキ


まずは人の流れについて展望台に行ってみることにしました。展望台へはこんな細い道を上がっていきます


結構観光客が沢山いました


周りにはこ洒落た小物のお店やアイスクリーム屋、カフェやレストランなどが並んでいてついつい寄り道してしまいます。


なんか絵になりますねえ


細い路地が多いです。なんたって街が作られたのは11世紀ですから。日本じゃ平安時代です。


ここで暮している人たちはどんな暮らしをしているのでしょう。。。。こんな何世紀も前に造られた建物で暮らすってどんな生活なんでしょうね。


暑いのでちょっとカフェで一休みして


こんな細い道を降りていくと


海が見えてきました


じゃーん!ビューティフォー!


遠くに隣の街も見えます


展望台から崖の下にビーチが見えたので降りてみることにしました


このビーチ、水の透き通り方が半端じゃありません。ハワイ以上です。


ほら。この通り。海の水だけじゃなく崖からの岩清水が流れ込んでいて綺麗になっているみたいです


これは泳がないわけにはいきません


おじさん、大の字になって浮かんでみました。極楽極楽


ひと泳ぎしてランチはここのテラスで食べました。イタリアは外で食べるのが気持いいですね


毎度おなじみポモドーロ。今回の旅ではこのシンプルなパスタを毎日食べ続けました。


サラダ。まあ自分でも作れそうな感じ。観光地ですからこんなもんでしょう。それよりもこんなところに食材を運んで来ているだけでも驚きです。


時間があれば全部の村を回ってみたかったのですが、泳いだりのんびり食事をしたので時間がなくなってしまいました。そこでチンクエ・テッレの玄関とも言えるリオマッジョーレ (Riomaggiore)だけ見て帰ることにしました。


コル二リアに比べるとここは遥かに都会です。有料駐車場も完備。観光地って感じです。


海に向かう道沿いにはホテル、御土産屋やレストラン、カフェが並んでいます。観光客の数もコル二リアの比ではありません。


こんな素敵な道をぶらぶらと下っていくと


そう。鉄道の駅です。最初からこれを知っていればお尻の穴が縮まる思いをしながら運転しなくても良かったのですが後の祭りです。


ここでも展望台に上がってみましょう


綺麗な海


そして振り返ればカラフルな建物


海の青さと鮮やかな建物の色とのコントラストが素晴らしいですね


一通り景色を堪能した後は、誘惑に負けてイタリアンアイスクリームを食べ、一服してから、この道を上がって帰路につきました。


尚、リオマッジョーレと隣町のマナローラと間には「愛の小道 (Via dell'Amore)」という約1キロ強の遊歩道(有料)があるそうです。


今回は娘と一緒ですので行きませんでしたが、こんな素晴らしい道だそうなのでカップルの方は是非行ってみて下さい。私は次回の楽しみにしました。

こんな感じで足早に巡った世界遺産。
イタリアには山ほど世界遺産がありますが、このチンクエ・テッレはお勧めです。特に海好きの方は是非。
私も今度はゆっくり時間をとって他の村も巡ってみたいと思っています。

次回はボルゴ アッレ ビーニュ最終回 レストラン編です。





Bolgo Alle Bigne Part4(情熱のワイナリー!La Spinetta)

2014-09-08 11:15:54 | イタリア トスカーナ ボルゴ アッレ ビーニュ

さて、今日は今回のイタリアの滞在で一番楽しみにしていたワインテイスティングツアーです。
ボルゴ アッレ ビーニュのあるTerricciola(テリッチオラ)は"City of Wine"と言われるだけあってワイナリーが沢山あります。その中でもタイムシェアから一番近いのが"La Spinetta"(ラ スピネッタ)です。


恥ずかしながらLa Spinettaについては何も知らずにテイスティングツアーに参加したのですが、後で調べてみてびっくり。イタリアでは結構有名なワイナリーで日本でも販売されているんですね。
ラ スピネッタについては以下のウエブサイトを参照下さい。
http://www.la-spinetta.com/

またラ スピネッタのワインにご興味のある方は以下のウエブサイトで販売されてますのでご参照下さい。
モンテ物産 http://www.montebussan.co.jp/wine/spinetta.html
トスカニー http://www.rakuten.ne.jp/gold/toscana/winery/toscana/285.html
このトスカニーというお店のウエブサイト、オーナーへの突撃インタビューの記事もあって面白いですよ。


Rivetti ファミリーによって1977年に創設されたLa Spinettaはイタリア内に4つのエステートを持っており、ボルゴ アッレ ビーニュの近くにあるワイナリーは3番目にできた"LA SPINETTA Casanova in Tuscany"です。


こんな素晴らしい建物です


このワイナリーまでボルゴ アッレ ビーニュから歩いて15分。田園地帯の小道をぶどう畑を眺めながら歩きますのでいい散歩になります。が、車で行くこともできます。


場所はフロントのマネージャーに確認していったので間違いなかったはずですが、なんとこんな小さな看板しか出ていません。また誰も迎えに来ないので入口を探して随分迷いました。


やっと見つけて建物の入口へ


建物に向かう途中は一面、ぶどう畑の景色!


このデッキから見たら最高です


こんな広大なぶどう畑からワインが産まれるんですね


畑まで降りてみることもできました


娘とぶどう畑をパチリ。娘にはいい記念になることでしょう。


建物の入口まできたら今日の案内役のMirko Bessiさんが迎えに来てくれました。


今回のハイライトはなんと言ってもこの人です。この親父が熱い!私はワイン初心者でまだナパで10ヶ所くらいしかワイナリーを訪れたことはありませんが、こんな熱い語りをする男は初めてです。
ワイン造りに対する情熱がビンビン伝わってきます。先ほど紹介したウエブサイトに"La Spinetta, Making wines with passion"と書かれていましたが、まさにその通りの男でした。


まずはワインの製造工程の見学です。今回のツアーはボルゴ アッレ ビーニュにお泊りのオーナーさん、総勢12名。我々以外はアメリカ本土からの方でした。皆さんオーナーさんなのですぐに打ち解けて和やかなテイスティングツアーとなりました。こんな友達同士のようにワインテイスティングを楽しめるのもタイムシェアオーナーならではですよね。


工場に入りました。ステンレスのタンクが並んでいます


整然として綺麗です


熱い男 Mirkoの説明にはワインへの想いが感じられます。このエステートでは22名の従業員中、20名が畑にいるのだ!と言ってましたが、それだけぶどう作りに力を入れているのですね。。「ワイン造りの90%は畑にある」という信念なのだそうです。


タンクの前でも熱い男が語ります。


オーパスもそうでしたが、樽を寝かせてある部屋はムードがありますねえ。美術館のようです。


瓶詰めの機械


ここでは瓶に詰めた後も寝かせるのだそうです。瓶内二次発酵なんですね。


さてお待ちかねのテイスティングの時間がやってきました。


テイスティングをする部屋はこのガラス張りのスペース。ワインも景色も最高でした。


既に綺麗にテーブルセッティングされています。


まずは最初の一本


ここでも熱いMirkoは語ります


イタリア人らしく大きな身振り手振りで熱く語ってくれました


次々とワインを開けてくれます。気前いいなあ。。


参加したオーナーさんは皆さん、シニアのカップルでした。ご夫婦でワインテイスティングできるなんていいですね。


テイスティングのアテは生ハムにサラミにチーズにオリーブオイル。


これが美味しくて娘は食べてばかりいました。


オーナーさん同士で色々感想を言いながら和気藹々とテイスティングが進んでいきます。


そんな中、Mirkoはどんどんボトルを開けていきます。


ボトルが空くにしたがって彼の語りもヒートアップ!


語る!


語る!


そしてまた一本。熱いなあ。


これで10本以上空いてます


最後にはグラッパまでテイスティングさせてくれました。


アルコールも回って皆さんすっかり酔い気分


テイスティングの後はワインの購入の時間です。皆さん、気に入ったワインを結構買ってました。


どれにしようか迷いますねえ


スパークリングもいいなあ


ラ スピネッタではオリーブオイルも作っています。先ほどパンと一緒に出てきた奴です。


テイスティングを終える頃には外はいい感じの夕焼けになっていました。


素晴らしいサンセット。と言っても夜の8時半過ぎです。


夕陽に映える建物が美しい。


トスカーナという感じの風景ですね。


絵画のようです。


ぶどう畑に輝く夕陽。ナイス!

ツアーが終った後、一緒に参加したオーナーさんから「お部屋で一緒に飲みませんか?」と御誘いいただきました。こんな家族みたいなお付き合いができるのもヒルトンのタイムシェアのオーナーならではですよね?

こんなワイナリーに歩いて行けるタイムシェアって世界でここだけじゃないでしょうか?
ヒルトンがここにイタリア初のタイムシェアを作った意味がわかった気がしました。
こんな情熱に溢れ、気前のいいワインテイスティングツアーなんて初めてです。
これで20ドルは安い!安過ぎる!。ボルゴ アッレビーニュに泊まったら絶対行くべしです。






Bolgo Alle Vigne Part3 (Peccioli(ペッチョリ)の街を歩く)

2014-09-05 10:56:40 | イタリア トスカーナ ボルゴ アッレ ビーニュ

さて今日からボルゴ アッレ ビーニュでの楽しみ方を御紹介します。
と言いながら、私は怠けて全く事前勉強せずに行ったので、まずはフロントのマネージャーに何がお勧めか聞いてみました。


そのマネージャーが勧めてくれたのがこの「ペッチョリ(Peccioli)」のウオーキングツアーです。


お勧めはされたものの「ペッチョリ(Peccioli)」って何?という状態。「変な名前だなあ?」くらいの印象しかありませんでした。でも「近いし、1時間半くらいで終るのでとりあえず行ってみよう」と思って行ってみたらすごく良かったです。落ち着いた雰囲気のあるいい街でした。タイムシェアから車で15分もあれば行けますので是非お勧めです。


Peccioli(ペッチョリ)は"Best Small Towns in Italy"(http://www.bestsmalltownsitaly.com/)というウエブサイトでも取り上げられている小さな街。日本では「ペッチョリ」で検索しても「人口4,831人のイタリア共和国トスカーナ州ピサ県のコムーネの一つである」しか出てこないくらい馴染みのない所。(グーグルすると「べっちょり」とか「ペッコリお腹」とかが出てきてしまいます)


そこで英語のペッチョリのサイトを探しましたので以下をご参照下さい。
http://www.comune.peccioli.gov.it/

歴史の好きな方はいろいろ研究されてから見に行かれると楽しいと思いますが、歴史にそれほど興味のない私のような人間でも12世紀頃に形成された中世の建物、町並みを見るだけで価値がありました。それに「こんな現代でもこんなところで日々暮している人がいるんだ」と思うと「世界は広いなあ」と感じます。タイムトリップした感じを味わえますよ。


ペッチョリへはこんなぶどう畑の中を走って行きます


のどかないい景色。これを見ているだけでも癒されますね


途中、タイムシェアから一番近い街、"La Rosa"を抜けて行きます。ボルゴアッレビーニュから一番近いスーパーはここにありますので食材の買出しはここまで来ることになります。


車はペッチョリの有料パーキングに停めました。ここが観光案内所(ツーリストインフォメーション)には一番近いです。


ここが集合場所のツーリストインフォメーション。


隣のお店で水を買って10時までぶらぶら。イタリアは炭酸入りの水が安いので嬉しいですね。量もたっぷり。ボトルもユニーク。


彼がこのツアーのガイドさん。「シンガポールから来た」という中国人のグループと一緒に12-3人で回りました。彼はゆっくりした英語で話してくれるので説明はわかり易いです。


ツアーは全部歩きです。こんな細い路地を歩いて回ります。


こんな車の入れない道も沢山


街の周りには城壁の様に建物が立っています。


小高い丘の上にあるので坂や階段が多いです


こんな感じで車は通行止めのところも多く、歩いて回るのに丁度いいです


花を飾っている家が多いですね


こんな歴史的な街で子供たちが普通に暮しているのにびっくり。


こんな古い建物に実際に人が住んでいるなんて。。。よくタイムシェアの説明をしていてお客様から「このビルが古くなったらどうするんですか?」と聞かれますが、これを見ると建物の耐用年数って何なんだろうと思っちゃいますね。


こんな建物の下の通り抜けが多いです


建物ウオッチングだけでも楽しめます


いい感じのカップル。こんなところで人生を過ごすのもありかなあ


なんか映画のワンシーンのようです。


見晴台に上がってみました。見晴台はパノラミコって言うんですね。覚え易い。。。


トスカーナらしい景色です。


遠くにボルゴアッレビーニュが見えるじゃないですか!ナイス


街の中心で開催されているマーケットへ行ってみましょう


マーケットは教会の周りで開催されています


なんとトラックの魚屋さん


意外に種類が多くて新鮮そう。ツアーはこのマーケットで解散です。


ちょっと小腹が空いたのでカフェでお茶することにしました


看板にはエノテカと書いてありますが


スイーツも沢山ありました。


気のいいおばちゃんはイタリア語しか話せませんがカタコトのイタリア語でなんとかなります。


エノテカだけに奥にちゃんとワインが飲めるスペースもありました


美味しそうです。


量もありますが値段はリーズナブルでお得感がありました


オープンエアのテーブルで食べれば気持いいことこの上ないです


こんな感じで楽しんだペッチョリのウオーキングツアー。僅か2時間の短いツアーでしたが面白かったです。
ローマやミラノ、フィレンツェ、ベネチアなどイタリアには魅力的な大都市が沢山ありますが、こんなこじんまりした中世の街をのんびり散歩して、カフェでお茶して、美味しいもの食べてワイン飲んで帰って来るだけでも楽しいです。こんなかわいい小さな街を巡る事ができるのもタイムシェアオーナーならではなのかもしれません。





Bolgo Alle Vigne Part2 (お部屋編)

2014-09-03 10:47:40 | イタリア トスカーナ ボルゴ アッレ ビーニュ

さて、今回はボルゴ アッレ ビーニュの御部屋の紹介です。

今回の旅は娘と二人ということで1ベッドルームのお部屋を取りました。1泊平日480ポイントです。

お部屋のインテリアはモダンでシンプル。グランドワイキキアンやキングスランドの重厚なインテリアを見慣れた我々にはシンプル過ぎる感じもしますが、細かいところにイタリアらしいお洒落なデザインが見られます。


室内はベージュ系のインテリア。最近リノベーションされたカリアタワーのインテリアに近いかな。


ベッドはキングベッドで広々。でもここは娘用。お父さんはいつもソファベッドです。


バスルームは1ベッドルームはシャワーのみでバスタブはありませんでした。


でもなんと天井から


横から3ヶ所


そしてハンドシャワーといろんなところから水が出てきます。これは楽しい!


トイレ周りは意外と地味。でもビデがあります。日本のウオッシュレットの様にヨーロッパでは当たり前なのかもしれませんが、使うには勇気がいるなあ。


1ベッドルームなのにバスルームが2ヶ所ありました。トイレと洗面台が2つあるので父娘の旅行では大変助かりました。


御部屋の中に全自動の洗濯機があります。アメリカとは違って乾燥機と一体型。説明書を読みながら格闘しましたが、使いこなすには想像力が要求されました。わからない時は早めにゲストサービスを呼んで聞きましょう。


これはなんだかわかりますか?御部屋についていた洗濯石鹸。これを洗濯機の中に放り込みます。色も形もお菓子みたいで食べたくなりますねえ。


今回の部屋で残念だったのがこのベランダ。んー、椅子に座ったら景色が見えない!タイムシェアに泊まったらベランダでゆっくりするのが私の楽しみだったのですが、これは残念。次回は絶対1階の部屋をリクエストして庭でワインを飲まないと!


ベランダからの景色です。のどかな田園風景。下の棟の向こうにはペッチョリの街が見えます。


居心地はイマイチでしたがベランダからの朝焼けは綺麗でした。


残念だったベランダに対してキッチンは今までのタイムシェアにはないデザインですごく気に入りました。


ホワイトでまとめられたキッチンにはコンロやオーブンも完備。右端はなんと冷蔵庫。戸棚のように見えますね。


イタリアはこういうデザインがイケてるなあ。


この戸棚みたいな冷蔵庫はイタリアのキッチンブランド"SCAVOLINI"。初めて見ました。"SCAVOLINI"は最近ファッションブランドの"DIESEL"とコラボでホームファッションを提供しているそうです。


冷蔵庫は十分な大きさなだけでなく、なんと水とミルクが入っていました!。


どおりでコーヒーの粉が置いてあるのにミルクがないわけです。


電子レンジもカッコイイー!


食器洗浄機も最新式


でも食器用の洗剤やスポンジもちゃんと置いてありますよ


グラスやお皿は豊富に揃っていてこれがあるだけで料理したくなります。


カップもグラスも沢山。


レンジの横の戸棚にはコーヒー関係の食器や器具が。さすがイタリア!ちゃんと御部屋にエスプレッソマシンもあるではないですか!これはナイス。


これがエスプレッソマシーン。コーヒーの粉は自分で用意するみたいです。


ちゃんとエスプレッソにあった小さなスプーンも用意されてるし。このあたりはワイキキのタイムシェアは見習って欲しいなあ。


それにこのかわいいトースター。トーストをはさむクリップがお洒落。こういう遊び心がニクイですねえ。


流しはやや小さめですが湯沸しポットがありました。御部屋にはインスタントコーヒーが用意されていました。


缶切りやチーズおろし器のデザインもこ洒落てます。


食器を拭くタオルなどは引き出しの中。その為キッチンがすごくすっきりして見えました。


器具の説明書は英語です。まだまだ手作り感いっぱいのガイドブックでした。


御部屋にはなんと救急セットがありました。


こんなものが揃っているのは意外と助かります。安心ですね。

このように今まで泊まったタイムシェアの御部屋とはまた一味も二味も違ったイタリアらしいデザイン。いろんなデザインの御部屋を体験できるのもタイムシェアの醍醐味ですね!

ちなみに今回は1ベッドルームでしたが、もっと大きな2ベッドや3ベッドの御部屋の様子はこんな風らしいです。


ダイニングも大きいですし


キッチンはアイランド式。これいいなああ


リビングもだいぶ大きいですねー


メゾネット形式の御部屋にはこんな室内階段が。


窓も高くて大きくて家みたいです。次に来た時は是非こんな大きな御部屋に泊まりたいですね。
このボルゴアッレビーニュは意外とポイントが少なくて泊まれて、ハイシーズンに3ベッドルームがなんと平日1泊840ポイントで泊まれます。グランドワイキキアンのパーシャルオーシャンビューと同じ位のポイントで泊まれちゃうんですからお得です!

次回からタイムシェアの周辺にある見どころを御紹介していきます。