サンフランシスコについて2日目、いよいよワイナリー巡りの開始です。
季節はまさにベストシーズン。紅葉が本当に綺麗でした。
気候も天気が良ければ日中はシャツ1枚でOK。
太陽に輝く葡萄畑の景色が見事です。
ナパのワイナリ―を巡る時、途中セントヘレナの町を通ります。
大変落ち着いたおしゃれな街で私はすごく気に入りました。
今回はヒルトンのエンバシ―ホテルに泊まりましたが
特に決まったホテルのない方はセントヘレナに泊まる人が多いようです。
次回はこのあたりにとまっておしゃれなレストランで食事したいものです。
(その時は娘とではなく、パートナーと来たいですね。早く見つけないと(汗))
ますはスパークリングワインで有名なDomaine Chandon
ここは米国初のフランス人経営のスパークリングワイン会社だそうです。
庭園も建物の素晴らしく綺麗でおしゃれ。ちょっとした美術館顔負けの施設です。
緑が一杯でどこを撮っても絵になります。
(真ん中のオヤジが邪魔?)
庭園にはリスも沢山います。
建物に入るとボトルの壁が!
ロビーも雰囲気があってお土産屋さんもあります。
私は3種類のテイスティングのコースを頼みました。
$17だったかな?
どれもさっぱりし過ぎててちょっと物足りない気がしました。
次は有名なRobert Mondaviです。
カリフォリニアワインの父と呼ばれるRobert Mondaviについては
メルシャンの以下のサイトが詳しく日本語で書いています。
http://www.mercian.co.jp/rmw/robert/index.html
庭園も広くて立派です。
目の前には葡萄畑が広がります。
見学コースに参加してみました。
ロビーは花とおしゃれなインテリアが調和していい雰囲気。
醸造工程も全部案内してくれます。
このあたりはまだ新しいワインの匂いがプーンとします。
小樽で熟成させるのがおいしさの秘訣なんですね。
ここも美術館のように落ちいつた建物で、ここにいるだけでも癒されます。
コースでいくつかテイスティングさせてもらいました。
ワイン好きの方は更に別途お金を払ってもっといいワインを試飲していました。
そして今回のワイナリー巡りのメイン。Opus Oneです。
1979年、ロバート・モンダヴィ家とシャトー・ムートンのロートシルト家が
最高級のワインを造るという公約をもとに提携。
オーパスワン(Opus One)とは音楽用語で「作品番号1番」の意味で、
『一本のワインは交響曲、一杯のグラスワインはメロディのようなものだ』
という考えからロスチャイルド男爵が命名したものだそうです。
最高のワインを目指すだけあってワイナリーも堂々としたものです。
ワイナリ―の入り口からワイナリーに通ずる道。ここはどこ?って感じですね。
ワイナリ―の入り口の前には広い芝生の広場があります。
この建物を見に来るだけでも楽しそうです。
連れて来てくれた娘には悪いですが、こんな綺麗な所なら彼女を作って
今度は彼女と来たいもんだと思いました。
ではワイナリーに入ります。
ここの見学は予約制になっていて私は事前に電話で予約しましたが
実際、受付に行ってみると別に予約なしでも行けそうでした。
早速テイスティング。
2005年と2006年とどっちにするか?と聞かれました。
とりあえず勧められるがままに2005年を飲んでみます。
テイスティング1杯30ドルです。
他のワイナリーはその半分で何倍の飲めたのに。。。
ここではグラスを持って館内を自由に見まわりながらテイスティングできます。
2階のテラスに上がってきました。
葡萄畑の景色が綺麗です。
まずは香りから。
「うっ これはやられた!」
若い人がよく使う言葉で言うと「ヤバイ」に近い印象で、やっぱり高いだけありました。
香りだけでもう十分値段の価値があるくらい違います。
味も奥行きが深いと言うかなんというかたまりません。
ワインのド素人の私がわかる位ですから。
一本買うと160ドルでしたが、40ドル位でこの位おいしいワインないかな?なんて
ケチなことを考えてしまいました。
近くでテイスティングをしていた新婚らしきカップルが私と娘を新婚と勘違いした
のか「写真をとってやる」というので撮ってもらいました。
ティーンエイジャーの女の子ならお父さんと二人で旅行をしたり写真を撮った
するのは嫌がる娘も多いと思いますが、
娘も20歳になり、反抗期を過ぎてだいぶ親に気を使ってくれるようになりました。
ありがたいことです。
次は29号線沿いにあるV.Sattui Wineryです。
ここは全く予定に入っていなかったのですが、人が沢山集まっていて庭や建物も
綺麗だったので寄ってみました。
何度もカリフォリニア州のWinery of the yearになったことがあるワイナリーだそうです。
オーパスワンの美術館のようなワイナリーとは対照的なカントリーサイドのカジュアルなワイナリー。
花と緑が綺麗です。
実はここを通り過ぎた時、沢山の人がこの庭でワインを飲みながらサンドイッチを食べており、
気持ち良さそうだったので寄ってみました。
見学コースもあって施設も立派。
つたがからまって趣があります。
建物から中庭を見降ろします。
この日は本当に天気がよくて、この庭でワインを飲みながらゆっくりしたい気持ちでした。
見学コースではこのように樽がみれたり
昔ながらのワインの製造工程の説明も見れます。
中にはレストランはありませんがこのようにショップがあり
デリカもあります。
沢山のハムやチーズ、サンドイッチがあってどれもワインに合いそうです。
チーズの試食も沢山あって、娘は試食しまくり。
どうやらお気に入りのチーズを見つけたようです。
それではテイスティングカウンターへ。
ここはかなり沢山人が来ているのでカウンターも沢山あります。
ワイン自体は手ごろな物が多く、味は普通でした。
というかオーパスを飲んだ後に寄ってしまったので特に何も感動がなかったのだと思います。
5軒目はSterling Wineyard。ナパの一番北のCalistogaという地域にあります。
ここもモンダビやオーパスに負けず劣らず敷地が広く、ワイナリーまでの道は広々として紅葉がすばらしかったです。
ここは駐車場からワイナリ―までなんとロープウエイで上がります。
ロープウエーからは庭(というよりはもう山ですね。)の景色が綺麗です。
向かいにはなんとお城が見えます。
これはCastello di Amorosaというワイナリーのワイン城。
14年かけて造られたお城はヨーロッパから85万個の石を持ってきて造られたそうです。
http://www.castellodiamorosa.com/
今回はもう既に時間もなく、また相当酔い気分で行けませんでしたが、次回はワイン好きの
彼女を見つけて行ってみたいと心に誓いました(誓ってばっかりで全然実現してませんが。。。)
もちろんここも素晴らしく立派な見学コースがあります。
ワインの製造工程をひとつひとつゆっくり見れるようになっています。
建物の中は瀟洒な美術館のよう。
静かです。
コースの最後にはショップもあってオリジナル商品もあります。
いよいよテイスティングに向かいます。
テイスティングは屋外のテラス。緑がいっぱいで気持ちいい。
私もここで1枚。かなりきてます。
このスターリングがテイスティングは一番お得でした。
(沢山飲めるという点だけですが)
5種類飲んで大満足。
最後に娘と記念撮影。
いい思い出ができました。
3泊の短い旅でしたが、一生の思い出に残る旅となりました。
付き合ってくれた娘に感謝感謝です。
次回は是非パートナーと二人で来たいと思います。