アールデコ地区＆マイアミビーチ

さて今回はフロリダの南、マイアミビーチにありますヒルトンのタイムシェアをご紹介します。



このマイアミビーチのタイムシェアは恐らく世界中に50以上あるヒルトンのタイムシェアの中で最もユニークなタイムシェアかもしれません。では何故そんなユニークな作りになっているかというと、その理由はこのタイムシェアのある場所にあります。このタイムシェアはマイアミビーチの「アールデコ地区」と呼ばれるエリアにあるのです。このアールデコ地区はマイアミ観光の中心地として昼も夜も大変賑わっています。

「アールデコ」とは、1910～1930年代にパリを中心に流行した、建築、デザインなどの装飾様式。

18世紀、アメリカのいたるところにこのアールデコがフランスから入ってきましたが、このサウスビーチのアールデコ地区は、マイアミデザイン保存連盟という政府機構のもとに保護を受けており、築100年近い貴重なアールデコ様式の建物がカフェやレストラン、ホテルとして立ち並び、不思議な空間になっています。


このアールデコ地区の目抜き通り、オーシャンドライブに立つヒルトン・グランド・バケーション・スイーツ・サウスビーチの建物は、なんと世界でも最大規模のアールデコ・リゾート建築で、サウスビーチ市内で史跡登録されているそうなんです。これは泊ってみないわけにはいきませんね。

　

海沿いのオーシャンドライブの中心にアールデコウエルカムセンターがあります。色々な歴史的な建物を見て歩くウオーキングツアーもあるそうなのですが、今回は時間がないので諦めました。


朝、散歩がてらに建物を見て歩きましたが、本当に面白い建物が沢山あります。


いい雰囲気ですね。


色はパステルカラーに限定されているそうです。


しばし街の雰囲気をお楽しみ下さい。















街を眺めながら散歩していたらお腹がすいてきたので、アールデコ様式の建物のホテルで朝食を食べてみました。やしの木の向こうはビーチです。


この道を抜けて行くと有名なマイアミビーチが広がります。


夜明けのマイアミビーチ。


ハワイの素晴らしいビーチを見慣れている贅沢者には残念ながらあまり感動はありません。むしろこんなところで一人で海を見ていると哀愁が漂います。


やっぱり海に行くならマイアミじゃなくてハワイかな。


街を眺めながら散歩するのも楽しいですが、実はこのオーシャンドライブはマイアミのナイトライフの中心地でもあります。


アール・デコ地区は暗くなると建物にネオンライトが灯され昼間とはまた違った雰囲気になってすごくエキサイティングです。


オーシャンドライブ沿いには洒落たオープンカフェスタイルのレストランが並びます。


こんな感じで完全に道路をテーブルが占領しています。


お客さんがあんまり入っていない店もあり、結構激しい客引きがいます。


その中で最も強引にディスカウントを提示してきた客引きの店に入ってみました。


音楽と

フラメンコが見事でなかなかいい雰囲気でした。が結局はディスカウントしてやっと普通の値段になる位、値段設定が異常に高く、ぼったくりでした。皆さん、強引な客引きのお店には気をつけましょう。世の中うまい話はありません。


次回はマイアミのタイムシェアのお部屋をご紹介します。レトロですよ～。