さて今日からボルゴ アッレ ビーニュでの楽しみ方を御紹介します。
と言いながら、私は怠けて全く事前勉強せずに行ったので、まずはフロントのマネージャーに何がお勧めか聞いてみました。
そのマネージャーが勧めてくれたのがこの「ペッチョリ(Peccioli)」のウオーキングツアーです。
お勧めはされたものの「ペッチョリ(Peccioli)」って何?という状態。「変な名前だなあ?」くらいの印象しかありませんでした。でも「近いし、1時間半くらいで終るのでとりあえず行ってみよう」と思って行ってみたらすごく良かったです。落ち着いた雰囲気のあるいい街でした。タイムシェアから車で15分もあれば行けますので是非お勧めです。
Peccioli(ペッチョリ)は"Best Small Towns in Italy"(http://www.bestsmalltownsitaly.com/)というウエブサイトでも取り上げられている小さな街。日本では「ペッチョリ」で検索しても「人口4,831人のイタリア共和国トスカーナ州ピサ県のコムーネの一つである」しか出てこないくらい馴染みのない所。(グーグルすると「べっちょり」とか「ペッコリお腹」とかが出てきてしまいます)
そこで英語のペッチョリのサイトを探しましたので以下をご参照下さい。
http://www.comune.peccioli.gov.it/
歴史の好きな方はいろいろ研究されてから見に行かれると楽しいと思いますが、歴史にそれほど興味のない私のような人間でも12世紀頃に形成された中世の建物、町並みを見るだけで価値がありました。それに「こんな現代でもこんなところで日々暮している人がいるんだ」と思うと「世界は広いなあ」と感じます。タイムトリップした感じを味わえますよ。
ペッチョリへはこんなぶどう畑の中を走って行きます
のどかないい景色。これを見ているだけでも癒されますね
途中、タイムシェアから一番近い街、"La Rosa"を抜けて行きます。ボルゴアッレビーニュから一番近いスーパーはここにありますので食材の買出しはここまで来ることになります。
車はペッチョリの有料パーキングに停めました。ここが観光案内所(ツーリストインフォメーション)には一番近いです。
ここが集合場所のツーリストインフォメーション。
隣のお店で水を買って10時までぶらぶら。イタリアは炭酸入りの水が安いので嬉しいですね。量もたっぷり。ボトルもユニーク。
彼がこのツアーのガイドさん。「シンガポールから来た」という中国人のグループと一緒に12-3人で回りました。彼はゆっくりした英語で話してくれるので説明はわかり易いです。
ツアーは全部歩きです。こんな細い路地を歩いて回ります。
こんな車の入れない道も沢山
街の周りには城壁の様に建物が立っています。
小高い丘の上にあるので坂や階段が多いです
こんな感じで車は通行止めのところも多く、歩いて回るのに丁度いいです
花を飾っている家が多いですね
こんな歴史的な街で子供たちが普通に暮しているのにびっくり。
こんな古い建物に実際に人が住んでいるなんて。。。よくタイムシェアの説明をしていてお客様から「このビルが古くなったらどうするんですか?」と聞かれますが、これを見ると建物の耐用年数って何なんだろうと思っちゃいますね。
こんな建物の下の通り抜けが多いです
建物ウオッチングだけでも楽しめます
いい感じのカップル。こんなところで人生を過ごすのもありかなあ
なんか映画のワンシーンのようです。
見晴台に上がってみました。見晴台はパノラミコって言うんですね。覚え易い。。。
トスカーナらしい景色です。
遠くにボルゴアッレビーニュが見えるじゃないですか!ナイス
街の中心で開催されているマーケットへ行ってみましょう
マーケットは教会の周りで開催されています
なんとトラックの魚屋さん
意外に種類が多くて新鮮そう。ツアーはこのマーケットで解散です。
ちょっと小腹が空いたのでカフェでお茶することにしました
看板にはエノテカと書いてありますが
スイーツも沢山ありました。
気のいいおばちゃんはイタリア語しか話せませんがカタコトのイタリア語でなんとかなります。
エノテカだけに奥にちゃんとワインが飲めるスペースもありました
美味しそうです。
量もありますが値段はリーズナブルでお得感がありました
オープンエアのテーブルで食べれば気持いいことこの上ないです
こんな感じで楽しんだペッチョリのウオーキングツアー。僅か2時間の短いツアーでしたが面白かったです。
ローマやミラノ、フィレンツェ、ベネチアなどイタリアには魅力的な大都市が沢山ありますが、こんなこじんまりした中世の街をのんびり散歩して、カフェでお茶して、美味しいもの食べてワイン飲んで帰って来るだけでも楽しいです。こんなかわいい小さな街を巡る事ができるのもタイムシェアオーナーならではなのかもしれません。