どんぴんからりん

昔話、絵本、創作は主に短編の内容を紹介しています。やればやるほど森に迷い込む感じです。(2012.10から)

ぽっつん とととは あめの おと

2014年02月14日 | 絵本(日本)
ぽっつんとととはあめのおと  

   ぽっつんとととは あめのおと/戸田和代・作 おかだちあき・絵/PHP研究所/2012年初版

 

 今日は朝から雪が降り続いていて、大分積もりそうな様子。
 1週間前に子どもたちが作った雪だるまがまだ残っていて、その上に雪が降り積もります。

 雪が降り続いている間は、子どもたちも家の中。なにをして過ごしているのかな。

 こんな日に、「ぽっつん とととは」と楽しいリズム感のあるこの絵本を読んあげるのもいいのかも。

 雨がふり続いて、つまらないあーちゃん。そんなところへ、かえるがやってきて「つまらなかったら、ぼくんちに いらっしゃい」とかえるさんがお誘いにきます。

 あーちゃん、ネコ、さる、うさぎ、きりん、ぞう、トラックの人形たちも傘をさして、かえるのパーテイにでかけます。
 「ぽっつん とととは あめの おと、
  げこげこ げーっこ
  げこげこ げーっこ
 演奏会がはじまると、かたつむりが はっぱをゆーらり ゆーらり
 ことりたちも えだで ぴちぴち ぴーっち
 はなも くるくる くるりんと すてきな ダンスをはじめます

 雨の日、寝ている小さな弟を、おこさないように、おかあさんから怒られた、あーちゃんが、かえるの家で大きなテーブルをかこんで、ケーキやクッキーを食べた、すてきな日になったのがうれしい。