どんぴんからりん

昔話、絵本、創作は主に短編の内容を紹介しています。やればやるほど森に迷い込む感じです。(2012.10から)

ぶたたぬききつねねこ

2022年05月10日 | 絵本(日本)

     ぶたたぬききつねねこ/馬場のぼる/こぐま社/1978年

 

題名から想像されるように、しりとりあそびの絵本です。

馬場さんのほのぼのした絵で、「おひさま」からはじまり、「くりすます」まで41回つながっていきます。

絵のストリー性も。「こっく」さんのあと「くし」がでてきて、くしの肉をみて「しちめんちょう」がびっくり。

「りんご」のあとは「ごりら」ですが、ごりらは、りんごのなかから登場です。

ちょっと時間があるとき、簡単に楽しめるのが、しりとり遊び。かけあいながら脱線するのもOKでしょう。

ものの名前の認識で、楽しみ方がちがいます。長く続けば続くほど、認識の幅がどれほど広がっているのかも確認できそう。

 


もじあそび

2022年05月10日 | 絵本(日本)

     もじあそび/安野光雅/福音館書店/1993年新装版

 

 絵から名前をあてたり、五十音表を、たて、よこ、ななめ、さかさま に読んで物の名前をさがし、さらには 文字の組み合わせの数から、クロスワードパズルまで。

 絵から名前をあてるところでは、文字数の表示に工夫があります。

 クロスワードパズルでは、絵から升目を埋めていきます。

 二つのもじでは、二つの言葉、三つのもじでは6とおり、4つの文字では、96とおり、5つのもじでは120とおりと、増え方にびっくり。

 楽しめながら見て行けますが、ちょっと 対象年齢が高いかも。親の方が 引き込まれそう。