新米ペアレントの営業日誌・営業中

2005年3月1日に秋田県大仙市にオープンした大曲ユースホステルのペアレント(経営者)が日々の出来事を送ります。

湯沢、ほほえみの郷・観音湯(旧やまの湯っこ)

2019-03-15 23:58:15 | 温泉(秋田)



今日は昼か近場の温泉巡り。湯沢まで車を飛ばし、最近名前が変わったとの話の旧「やまの湯っこ」に。新しい名前は「ほほえみの郷・観音湯」。入浴料500円。内湯が2つだけのシンプルな浴室ですが、ここの売りはお湯。前回(6年前)はお湯の良さはわかりましたが、温泉分析表の掲示がありませんでした。

お湯は薄白濁、硫黄臭+温泉臭、無味。最初に小さいほうの浴槽に。あち!44℃ほどで、最初だけ我慢して入れば、すぐにご機嫌な温度。浴槽脇で蛇口から水が注がれ、これでも加水で温度を下げていました。隣の大浴槽は、湯口近くでは激熱!48℃ほど?浴槽の端で46度ほどと、どうにか入れる状態。少しして小浴槽に戻りました。



お湯はトロトロ!水垢状の湯の華?本当の湯垢?どちらかかは、わかりませんでしたが、硫黄臭とも温泉臭とも云えないいい匂いとトロトロのお湯でご機嫌でした。肌はつるつる!出てから分析表を見てみると、トロトロの原因はpH9.4という高いアルカリ性とメタケイ酸514mg/kgかと。メタケイ酸は美肌の元で、100mg/kgを越えると「美人の湯」と名乗れるとも云われ、国内で500mg/kgを越えるのは、九州の別府や湯布院などごく一部で。県内では玉川温泉の448mg/kgが最高でした(当YH調べ)。



全般的に火山地帯の温泉に多く含まれるようで、ここはすぐ山の向こうに地熱発電所がある場所。ここの源泉温度は96℃と半端ない状態です。風呂上がりに、こちらのばあちゃんと少し話したところ、数年前に競売にかかっていたものを買ったとのこと。湯沢の人で、昔ここに来たことがあり、お湯も気に入っていたし、夢枕に観音様が何度も立ち、調べたらここにある観音様だったとのこと。春になれば、素泊まりで宿泊業も始めるとのこと。お湯はいいのですが、県道から細い道を10分ほど入った一軒宿とアクセスが少しやっかい。でも長続きしてほしいものです。

時々


コメント (3)
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