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先月の石巻弾丸温泉ツアーの最終日、帰路の途中で立ち寄った道の駅三本木には、主屋から離れたところに三本木亜炭記念館というのがありました。休憩を兼ねてついつい見学。なんと入館無料です。
亜炭とは、植物が腐敗せずに堆積し、圧力や地熱により変質した石炭の一種で、石炭はその石炭化の度合から泥炭→褐炭→瀝青炭→無煙炭と変っていくが、亜炭はこのうち褐炭に属する。亜炭は炭素濃度が低く、不純物も多い(煙が出る)ため、産業用というよりは家庭用が中心だったもの。
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入口すぐには日本最大と云われる亜炭塊が展示してあり、内部には坑道を再現した実物大模型などもあり、興味があればの話ですが、無料でこれだけのものを見られるのは、お得感があるかと。
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石炭と云えば夕張炭鉱や常磐炭鉱、三池炭鉱、筑豊炭田などが知られていて、仙台の北で石炭が採掘されていたというのは、ほとんど知られていないかと思いますが、その理由の一つは、大資本家が手を付けず、明治はもっぱら個人操業、昭和でもほとんどが地元企業による操業だったこともあるようです。昭和40年代に閉山。今回のツアーで立ち寄った三本木温泉や豆坂温泉などはこの亜炭鉱の影響を少なからず受けているようでした。
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