新米ペアレントの営業日誌・営業中

2005年3月1日に秋田県大仙市にオープンした大曲ユースホステルのペアレント(経営者)が日々の出来事を送ります。

ばっけ味噌作り、1回目

2019-03-27 23:59:01 | 食文化


今朝は白くはならなかったものの、午後から雨、夕方からまた雪となりました。相変わらず暖房は必需品。そうした中、午前中のまだ雨の降らない時間に畑の端に出始めたバッケ(ふきのとう)の1回目の収穫を行いました。

まだ寒いからと油断していたら、かなり開花まで進んでしまったものも出ており、考えていたより着実に春が進んでいるようです。15分ほどウロウロして、小さなバケツ一杯分。少し花が開いたものは、調理の際に花の部分を除去して、ガクの部分だけ使えます。山菜など自然にあるものは、原価はタダで、収穫も比較的容易ですが、食べられるように加工処理するのに時間と手間がかかります。

採ってきたバッケを洗いながら、だべられる部分だけに処理すること30分、200グラムほどになりました。これをあく抜きして、さっと茹でたあと、水を切って、超細切れに刻み、準備OK。ばっけ1に対して、当YHでは、味噌2、砂糖1を加え、フライパンで10分ほど炒めて馴染ませたら「ばっけ味噌」の完成です。



これから来られるお客様の朝食に提供する予定ですが、今回の分量ではまだ足りません。数日後、また同じ作業をあと1~2度する必要が今年はありそうです。実は畑を少しずつ広げた結果、バッケの生える場所がかなり減ってしまい、一気に大量収穫というのが厳しくなってしまいました。それでも、観光地に行くと、道端でフキを取っている都会ナンバーの車を見るたびに、家でフキが採れるのは贅沢なこと?と思ってしまいます。

のち
コメント
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