このところの新型コロナ感染の沈静化から、週明けには首都圏で行われている飲食店の時間制限が解除になるとのことで、ニュースでは飲食店で対応に追われている姿が流されています。物品の仕入れに関しては、問屋などに無理を言えば、何とかなるかもしれませんが、最大の問題は従業員の手配のようです。既に新型コロナ感染が始まり1年半。その間に飲食店で従業員を維持し続けられたところは少ないようで、多くのアルバイトは職を失った状態。その方たちは、食うために新たな仕事を探し、既に時間がたっていることから、すぐに以前の飲食店に戻ってくるかどうか難しいところです。
新型コロナ前は、多くの外国人が首都圏のコンビニなどで見られたようですが、そうした外国人も、新たに日本に入って来られる状況ではありません、
アメリカでも新型コロナの流行が落ち着き、マスク制限の解除などの後、失業率が急速に低下し、一方でそれまでの仕事より政府からの支援金の方が額が大きく、働くこと自体をためらう人が増えたとの話もあるようです。
大企業などでは、人手不足解消のためロボットの導入などを進めており、大手ホテルチェーンでも無人フロントなどが見られるようになっているようですが、中小や当YHのような零細ではそんなことは夢のような話。ただ、当YHは開所時に「一人でも切り回しできる大きさ」ということで現在の規模を選びましたので、繁忙期にはお客様に少しご迷惑をおかけすることもありますが、人手不足もあまり関係なく、どうにか営業を続けられています。
時々